剣淵町の“アルパカ牧場”(2013.04.22)

稚内から国道を車で南下して旭川、更に旭岳を目指した道程の途中でのことだった…名寄を越えて、旭川に向かう道筋の剣淵に差し掛かった…

車中で「あの“アルパカ牧場”って何?」という話しになった…“アルパカ”という動物が居て、車で数分の直ぐ近くにそれが在るということが判った…

↓“アルパカ”とはこういう動物だ…何か『スターウォーズ』の世界にでも居そうな、やや不思議な外観である…
8674147415_e1deb41249[1].jpg
↑「ラクダの仲間」であるという。南米のアンデス山脈の高地に居る動物だ。彼の地では毛を刈って利用したり、荷役に使うらしい…

この剣淵の“アルパカ牧場”では、南米のペルーからアルパカを入れたという。一部、この剣淵で産まれたアルパカも居る…

高山の寒い土地の動物なので、肌寒い4月の状態では元気だった。剣淵は、冬季には氷点下10℃以下の気温も珍しくない「寒い内陸」なのだが、アルパカはそういう寒さを意に介さないらしい…逆に少し温かくなって以降、夏季は「暑いよぉー」とばかりに何かの陰でじっとしていることが殆どだそうだ…

「存外大きい…」と思ったが、ここに居るアルパカは体重が50kg台で、それ程大きい訳でもないらしい。毛が伸びていて、身体が膨らんで見えたので大きいと思えた訳だ。

アルパカは人に懐いていて、人の手からでも餌を食むが、本来は臆病な動物で、人間には余り馴れ馴れしく近寄らないものなのだそうだ…

↓牧場の休憩室では、可愛らしいグッズも色々と売られている…
8674147579_35539af05a[1].jpg

稚内辺りでは「旭川方面に行く」という場合、列車を利用しないのであれば車での移動が一般的である。そうした意味で、この剣淵を通過している人は多いが、“アルパカ牧場”は存外に「そう言えば行ったことがない」とか「知らなかった」という人が目立つ…

>>“アルパカ牧場”のウェブサイトを視付けた…

これから、旭川・稚内間の国道40号をドライブするという方が多くなるかもしれない時季を迎えるが…休憩を兼ねた寄り道に、“アルパカ牧場”は一寸お奨めだ…意外に愉しい!!

美瑛:『マイルドセブンの丘』と『セブンスターの木』(2013.04.23)

旭川と富良野の間に在る美瑛は、小さな町だが、丘陵の織り成す景観がよく知られている。「フォトジェニックな景観」を誇る町ということになる。

美瑛が「フォトジェニックな景観」を有するということに関しては、1970年代から知られるようになり、1970年代には様々な広告に美瑛で撮影した写真や映像が用いられるようになった。

美瑛の“案内”を視ると、その「フォトジェニックな景観」に関する情報が掲載されているのだが、そんな中に“マイルドセブン”、“セブンスター”という文字が見える。これらは、愛煙家でもない人でさえ知っている「煙草の銘柄」である。

車で美瑛に立ち寄った…旭岳から富良野を経て占冠(しむかっぷ)に至り、高速道路で千歳に向かって寄り道し、札幌に至るという行程の途上だった…「フォトジェニックな景観」を誇る美瑛なので、見栄えがするようになる時季には早いのだが、それでも「1箇所か2箇所、佳い場所を訪ねてみよう」と同行者間で相談が纏まった…

そうした中、「“マイルドセブン”や“セブンスター”とは?」という話しになり、「その“マイルドセブン”と“セブンスター”というのに寄ろう!!」ということになった…

↓これが「マイルドセブンの丘」である…
8675258620_451ff93670[1].jpg
↑積雪が消え、芝生が緑になり始めた丘の上に防風林が見える…

↓これが「セブンスターの木」である…
8674155721_c8feb94447[1].jpg
↑柏の木である…

何れも、1970年代に“マイルドセブン”や“セブンスター”のテレビCMの撮影で使用された場所だそうだ…それに因む命名ということだ…

残念ながら「1970年代の“マイルドセブン”や“セブンスター”のテレビCM」など記憶していない…故に「マイルドセブンの丘」や「セブンスターの木」というのは「便宜的に与えられた呼称」という位に受け止めている…こうした「フォトジェニックな景観」というようなものは…「佳い景色!!」と眼が向いて、気持ちが動く場合も在るということが肝要であって、“呼称”は「便宜的なモノ」であって一向に構わないように思う…

「見栄えがする」と思われるような時季ではなかったかもしれないが、「フォトジェニックな景観」を誇る美瑛の名所に寄ってみて、「何時かゆっくりと…」という想いが湧き上がった…実は昨年も同じような時季に寄ってそう思い、7月に寄ってみたが…雨だったので動き回らず、そのまま足が向くままに遠くに行ってしまったので「ゆっくり」が果たせないままなのだ…美瑛に関しては、足繁く通って写真を撮る人や、近隣に住んで写真を撮っている作家も在ると聞くが…なかなかに興味深い…

稚内西海岸から望む利尻富士(2013.04.24)

稚内の日本海側を南下または北上する際、利尻富士の姿が見えることがある。

「ことがある」としたのは、雲の関係等で見えない場合も存外に多いからだ…

↓今日は、稚内の市街へ「北海道道106号」を北上した際に、利尻富士を視ることが出来た!!
8677634146_1216c9860b[1].jpg

「真冬のような世界」が「4月22日」でも視られた旭岳だったが、あそこのロープウェーで上がることが出来る辺りで標高1,600メートルということだった…利尻富士の山頂付近は1,721メートルと聞く…旭岳より多少低いが、標高は高めで、マダマダ雪は「たっぷり」残っている…

今日、利尻富士が見えた時には「淡い色を帯びた“天空のキャンパス”に、雪を表現する白系の絵具を大胆に“貼り付ける”ように塗り込んだ絵画」のように見えた…

今日は、雲が帯状に色々な濃度で広がっていて、やや濃度が高めな高い空と低めな空の間に、濃度が薄い箇所が在るらしく、何か光が漏れていたのが面白かった…

この時季…海岸部に何やら漂着物や、冬の間に何処かから飛んで来たモノ等々が若干目立つ場合も在るのだが…“早春”風な海岸と、未だ冷たそうな海の向こうに「冬山!!」が浮かぶ様を眺めるのはなかなかに好い…

「北海道道106号線」の様子(2013.04.24)

2泊3日の期間で「殆ど千キロメートル」という距離を車で走破したが、それでも北海道内には「“地の果て”のように遠い所」の街が沢山在る…“稚内”もまた、色々な地点から視て「“地の果て”のように遠い所」の典型のような場所かもしれないが…

「札幌から稚内」を車で移動するなら、「都市間バスの経路」が理に適っているのかもしれない…今日は概ねそのコースを辿ったが、一部は違うコースに入った…

↓こんな場所を通った…稚内の領域の西側の海岸部の道路である…
8676529831_f6cdefb556[1].jpg

普段は“道道”(どうどう)と呼び習わしている。他地域の“県道”に相当する「北海道道」である。北海道庁の部局が管理業務を行っている道路だ…

この<106号線>は、稚内市から天塩町までの区間である。日本海岸に延びる道路は、北上するなら左手の海の景観が素晴らしい…

それにしても…この路線に差し掛かると、散々動き回った後には「眼に馴染んだ光景…稚内市内に還って来た!!」と思う面も在るのだが…何時も「この先…“街”が在るのか?」という問いが浮かんでしまう…そういう複雑な想いで望む荒涼とした光景だが…この“荒涼感”に妙な愛着も沸く…

殊更に珈琲が美味いと思った…

慌しく動き回った状態から帰宅である…

珈琲を淹れ、ゆっくりと味わいながら振り返る…

第1日目:稚内→剣淵→旭川→旭岳

第2日目:旭岳→美瑛→富良野→占冠→千歳→札幌

第3日目:札幌→砂川→羽幌→稚内


これを車で移動…殆どの時間、車に乗りっ放しのような感じで、正直、黙っていても少し揺れる感じがしないでもない…車の“距離メーター”によれば、走行距離は「もう直ぐ千キロメートル」という按配だった…

初日は「真冬風な世界」の旭岳へ…旭岳の後は「好天で幸い」が同行者間で何回と無く連呼されていた中、開通から日が浅い“道東自動車道路”を目指した…“道東自動車道路”は、長大なトンネルと、トンネルとトンネルとを結ぶ細い橋のような道路が続く区間で驚いた…そして札幌に出て、札幌から戻る際には「概ね都市間バスのコース」だった…

こんなことをして戻ると…気に入っている珈琲が、殊更に美味く感じられる…

明日、明後日は“平日”だ…やや気が重い…

早起き?!?

「気になる」状態で眠ってしまうと、何か安眠を妨げてしまうかもしれないので、夜に休む前に夕刻の路面電車の動画―“M101”のモノ「コカコーラ」塗装のモノ―を整理した。その後…何か驚く程に深く眠ったような気がする…スッキリと起き出した!!

12月の九州旅行で出くわして以来、スッカリ気に入っている“ローソン珈琲”を宿の直ぐ近所で視付けてあった…早速買いに出てみる…今日はやや雲が多い感じで、風は昨日より冷たい…多少慎重に宿へ持ち帰り、早速に頂く…これが好い!!

昨日は「天候が好くて幸い」が同行者の間で連呼されるような状況だったが…今日はどうであろうか?

今日、朝食後に稚内へ引揚げる…

大雪山・旭岳(旭岳温泉)(2013.04.22-23)

稚内からどんどん車で南下し、旭川の市街を越えて、東川に向かって行く…よく整備が行き届いた…他方でなかなか深い山に分け入る道路を進むと、やがて次第に上りになり、旭岳温泉に通じる…

旭岳温泉は、標高2,291メートルと「北海道最高峰」の旭岳の麓に在る温泉地だ…この温泉地を抜ける…「4月22日」なのだが…“冬道”である…

麓にロープウェー乗場が在る…これで標高1,600メートル相当の場所まで上がる…マダマダここではスキーやスノーボードが愉しめるので、スノーボードをやる人達がロープウェーに沢山乗っていた…

1,600メートルまでのロープウェー…10分弱の道程…多少揺れるロープウェーで望む下界は、雪に覆われている部分がかなり広い…雪が少なくなっている街はかなり遠い感じだ…旭川の都心部から50km程度離れている…

↓ロープウェーが到着する高い場所…“真冬”だ…「4月22日」なのだが…
8674148859_0d1d14e95b[1].jpg
↑スノーボードの皆さんは、ロープウェー乗場の辺りまで、10分から20分程度で下って行ったようだが…私自身を含む一行は、ロープウェーで直ぐに下りた…

↓「ゲレンデ整備」のこういう車輌がマダマダ元気に活動している…ここ「旭岳スキーコース」は「日本で最も遅くまで滑降出来るスキー場」として知られているそうだ…
8675253132_d71cd861e0[1].jpg
↑この日は好天の午後であったが…午前中は雪模様だったそうだ…

↓この日は旭岳温泉の老舗の宿に一泊…
8674149917_20a66dd00a[1].jpg

「旭岳温泉」は大正時代に温泉が発見され、「勇駒別温泉」と称していたそうだが、1982年から「旭岳温泉」としたそうだ…1954年に車道が通り、1965年からロープウェーが運行を始めたそうだ…

↓これは宿で一夜明かした後…「4月23日」の朝である…
8675256066_d8082e8baa[1].jpg

今季は…3月21日から3月23日に鹿児島で桜を視たのだが…4月22日から4月23日は雪の旭岳で過ごした…妙な経験だ…