鹿児島市交通局電車資料室(2013.03.22)

↓一寸古めかしい看板…
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↓こんなことが書かれている…
「電車は乗降手軽に志て 発車度数頻繁なれば時間の節約大なり 電車は清楚軽快にして煤煙なく音響なく不快の動揺絶無にして其上腰掛には特に意を用ひたれば至極心地よし 最も安全に最も愉快に旅行せんとする陣しは盛に電車を利用せられよ 毎日朝六時前より夜十時迄 両終端より絶えず発車す」

鹿児島の路面電車の車輌基地内に在る“電車資料室”で視掛けた、開業から日が浅い時代の案内看板が上記のモノである…1912年から運行している鹿児島の路面電車は、既に100年を超えて運行中であるが…上記の案内看板に掲げられている事項…殆ど今日でも変わっていないように思う。そしてそれは鹿児島に限らず、各地の路面電車でも同様だ。街中で“煤煙”(現在なら排気ガスとかCO2という話しか?)が出るでもなく、早朝から夜までそれなりの頻度で運行されているものである。“超低床”というような車輌に至っては乗降の手軽さは格別である。こういうモノを視ると、路面電車は「旧くてもそれなりに佳い」という“普遍性”を一定程度備えている存在であるというようなことを考える…

3月に撮影した多数の写真を順次整理公開していたが…この“電車資料室”のモノ―数は決して多くない…―は未公開に終始していた…気付いて公開したところである…

“電車資料室”は、鹿児島市交通局の路面電車の車輌基地構内に在る。構内の建物の2階に設けられているのだが、場所柄、職員の先導・案内が必須なので見学には「事前の電話申込」が欠かせない。鹿児島へ発つ少し前に、電話して申し込んでおいた…

↓奥が“菱形”、手前が“Z形”のパンタグラフだ…
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↑電車の天井に乗っていて、架線から電気を取り入れるためのモノだ。外で視ると、少し高い電車の天井に乗っているので大きさが少々感じ悪いが、こうやって室内で目の前に在ると、大きさに少々驚く。概ね2メートル程度も在る…

↓決して広くない場所に、旧い方向幕や機器や道具や写真等が多数展示されている…
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鹿児島の路面電車も、モータリゼーションの影響等で一部路線の廃止を経験している。市内を移動した際に通った場所に関して「嘗ては路面電車」ということを知る場面も在って興味深かった…

また路面電車の車輌は“長命”だが…「幼少の頃に視ていた」ような「かなり懐かしい自動車」と、「昨日視掛けた」とか「今日乗車した」という路面電車と同型のモノとが写っている写真等は面白いと思った…

この“電車資料室”の見学の際には、お願いすると構内の車輌も見せて頂ける…多数の写真を撮ってしまったが…

100年近くも前の開業から日が浅いような頃に、既に或る程度「完成された型」でサービスを提供していた路面電車…鹿児島でも新規路線を設ける計画が持ち上がっているそうだが、近年になって「やっぱり佳いモノ」という認識が拡がっているのかもしれない…

事の序でなので、鹿児島の路面電車の画へのリンクを…

↓3月撮影の鹿児島の路面電車…
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↓3月登場で話題の<でんでん>はこちら…
wakkanai097 - View my 'Tramcar 'Den-Den' at Kagoshima on MAR 21&22, 2013' set on Flickriver

この“電車資料室”の見学の際には「のこのこと訪ねて行ったモノ好き約1名」のために、係の方がわざわざ時間を割いて御案内して頂いたのだが、大感謝である!!なかなかに勉強になった…そして、「鹿児島の路面電車との再会」を強く期すようになった…

2013年3月の旅(3月20-24日)の写真コレクション:Voyage:MAR 2013(Kagoshima, Sapporo)(incl. Photomatrix)

↓整理を続けていた3月20日から3月24日に撮影の写真を“コレクション”として纏めてみた…
>>Voyage:MAR 2013(Kagoshima, Sapporo)(incl. Photomatrix)
↑上記をクリックすると、各セットの扉が並んでいるので、扉をクリックすると各々の写真へ入って行けるようになる…

今回は「想い出の多い街になった鹿児島特集+札幌+一寸色々…」ということで、普通の画とHDR画を一括して“コレクション”とした…

実は未整理のモノも未だ幾分残ってはいるのだが…

ビデオ 鹿児島駅前「電車が接近します。横断しないでください」再び…(<かごでん>を含む)(2013.03.23)

↓過日公開済みの「<かごでん>到着」を含めて、3月23日に鹿児島駅前で撮影した動画を纏めてみた…


「休日の日中」に相当する時間帯なので、「平日の朝」のような「古い車輌も登場」というのは無いが…それでもカラフルな路面電車が次々に現れ、独特な外観の<かごでん>もやって来る様はなかなかに好い!!

鹿児島駅前で、ミニ三脚を立てて動画を撮影していた…こういうことが出来たのは好天の御蔭だ…

また何時か、こんな様子を視に行きたい…

鹿児島・天文館の<LIME LIGHT>と土産にした“ノワール・ブレンド”(2013.03.22-23)

3月22日の鹿児島は早朝から好天に恵まれ、午前中はかなり歩いた…やがて雲行きが怪しくなってきて、雨がパラパラと…昼食を愉しんだ後、繁華街の天文館に至った辺りで、雨は少し強まった…

いい加減な時間を歩き回り、「何処かで一息…」と思い始めた辺りで雨…何気なく喫茶店を探した…

↓程無く、アーケードの隙間の雨で湿り始めた路地に、「喫茶店然」としたオレンジの看板を視付けた…
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↑「LIME LIGHT」(ライムライト)…ステージ用の照明のことだ…何か「渋い!!」名前だ…

店構えは…何か「老舗のバー」を想起させる雰囲気であった…一瞬「夕方から開店?」と想わないでもなかったが、朝から夜まで営業している喫茶店で間違い無いようだった…営業中であったから、路地にオレンジの看板も出ていたのだ…

扉を開けて入ってみる…ダークブラウンな内装…カウンターで、店員さんがハンドドリップで珈琲を淹れていて、テーブルが幾つか在る…「適当な広さ」とも「適当な狭さ」とも表現出来そうな、なかなか居心地が良さそうな落ち着いた空間が拡がっていた…

店内の真ん中辺りに、2人または1人で陣取るのに良さそうな小さな円卓が在った…そこを使わせて頂いた…

↓白いユニフォームの店員さんがメニューを持って登場し、グラスの水も置いていった…
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メニューを視ると…各種の珈琲とケーキ、珈琲とケーキのセットというようなモノばかりが眼に留まる…正しく「喫茶店!!」である…

各種の珈琲の中…眼に留めたのは“ノワール・ブレンド”である。この“ノワール・ブレンド”だけは、「普通の量」の他に「少量」を提供するようにもなっている…かなり濃厚なモノを想像した…多少長く歩いた身体を休め、少しの間雨を凌ぐことを考えていたので、この“ノワール・ブレンド”の「普通の量」と想われる方を頼んだ…

店員さんは丁寧に珈琲を淹れてくれている様子だった…陣取った円卓には、小さなスタンドが在って、卓上をスポットライトのように照らしている。何となく好い雰囲気だ…奥のテーブルに居た他の客が飲物を愉しみながら煙草を燻らせていた…確りと私が陣取った円卓にも灰皿が…正しく「旧き善き日本の喫茶店!!」である…

↓やがて出てきた“ノワール・ブレンド”をゆったりと頂いた…
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“ノワール・ブレンド”…「黒のブレンド」ということであろうか?所謂“フレンチ”や“イタリアン”というような、きつめの焙煎なのであろう。好い意味で「力一杯に珈琲らしい」感じの“苦味”が心地好く、その“苦味”の奥に「凝縮された珈琲の芳香」のようなものが感じられ、味が強い印象を与えてくれる…或いは、“エスプレッソ”等で供するような珈琲豆を、普通にハンドドリップで淹れるようにしているのかもしれない…

悠然と“苦味”が際立つ「らしい!!」感じの珈琲を愉しんでいたのだが…雨脚は弱まらない…傘でも求めようかと、店員さんに話し掛けて近所のコンビニについて教えてもらった…

鹿児島を発つことになっていた3月23日…天文館辺りを少し歩き回り…「今一度!!」とこの<ライムライト>に寄ってみた…

再び小さな円卓に陣取ると、前日の店員さんが迎えてくれたのだが…「昨日、傘は手に入れられたのですか?」と声を掛けてくれた。私は無事に折畳傘を入手し、モノは持っていたバッグに確り入っていると応えた。きっと、一見の旅行者と見受けられる客が、最初から「傘!?」ではなく「コンビニ?!」と妙な尋ね方をしたので、先方も覚えていたのかもしれない…

たまたま出くわして大変に気に入った“ノワール・ブレンド”を再び頂いた…そして気付いた…この<ライムライト>では、自家焙煎の珈琲豆を100g単位で販売していた…

実は…「豆から挽いて愉しむ珈琲」というものに嵌り掛かっていた中、既に出くわした珈琲豆を入手していたが…ここでも「想い出の味」になっていた“ノワール・ブレンド”を求めてしまった…

↓これが土産に求めた“ノワール・ブレンド”だ…
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↑慎重に測った豆を袋に入れ、それを店名スタンプを押した紙袋に入れ、更にビニールで包んでくれる…こうして、鹿児島・天文館の喫茶店の珈琲は、桜が咲いていた鹿児島から約3,000kmも北の、未だ残雪の見受けられる稚内へやって来ることとなったのだ…

100gの珈琲豆…私のようにガブガブと珈琲を頂く者であれば直ぐに消費してしまうような量だが…防湿を意図したジップ付の袋に入れて大切に保存し、大事に使うようにしている…

実際…“ノワール・ブレンド”は“エスプレッソ”に使うモノのように見える豆であった…使う分だけ小さな電動ミルで挽き、専用ポットの湯でハンドドリップ…鹿児島・天文館の喫茶店の味が、稚内の拙宅で見事に甦った!!

↓<ライムライト>の円卓に載った“ノワール・ブレンド”…敢えてモノクロ写真を撮ってみたくなるムードが在った…
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何か…「鹿児島の粋人の密かな愉しみ」のような喫茶店を、こうして紹介するのもやや躊躇ったのだが…“ノワール・ブレンド”の苦味を噛み締めながら、何時の間にか「想い出多き街」になった鹿児島を振り返り、「何時か4度目の…」を目指す“道標”にでもしようと、記事を起こしてみた…

それにしても…こうした「渋い感じの旧き善き日本の喫茶店」は素晴らしい!!そして、そういう場所には“ノワール・ブレンド”のようなモノが似合う…

駅弁・“石狩鮭めし”(2013.03.24)

3月20日から3月24日の旅で…“駅弁”を求めたのは1回に止まった…しかも「どちらにするか迷ったら…2つ位買ってしまえ!!」という流儀の私が「今日は…迷わない!!これ!!」と狙いを定めて求めた…

↓稚内へ北上する<スーパー宗谷>に乗車する前、札幌駅構内で求めた…
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↑こういうモノ…非常に好い!!

↓焼いた鮭の解し身を散らし、更にイクラである!!
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↑「大正時代からのロングセラー」を謳うモノだが…「鮭の解し身を散らした米飯」というモノは「何物にも代え難い」魅力が在ると思う…幼少期から現在に至るまで、一貫して「好きな食べ物」に入っていると思う…或いは…「“最期の晩餐”に何を召し上がる?」とでも問われれば、「鮭の解し身を散らした米飯」を所望してしまうかもしれない…

この時は“期間限定”となっていたが、米飯に「鮭節」が使用されていた…「鮭節」??これは標津(しべつ)で造っているそうだが、鮭を加工して“鰹節”のようにするというモノらしい…これも悪くなかった…

3月20日から3月24日の旅の最終盤に出くわした駅弁…素晴らしかった!!この時は…この駅弁で大満足し、かなり居眠りをして稚内への北上をしたのだった…

札幌・北海道庁旧庁舎(赤レンガ)(2013.03.20)

「雪の時季」というものが長く続いていたが、何となく“過去形”になりつつあるような気がする…今日は各地が荒天で、交通の乱れが相次いだニュースを聞いたが…そうした事象が発生する事由が“風雪”ではなく“風雨”となっている…

稚内も含め、北海道内のかなり広範な地域で積雪は然程気にならなくなっているとは言うものの、未だに風はやや冷たく、桜の開花は未だ遠く、公園の花壇も未だ雪ノ下である箇所も目立って花は無い…そういう状態であるからこそ、3月21日から3月23日で訪ねた鹿児島は鮮烈だった…

余りにも鮮烈だった鹿児島の画を整理し続けていたが、少しゆとりが出来て、「南下の途次」の画も整理した…

↓「3月20日」に撮影した画である…
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↑こうして画で振り返ると、「画面に降雪が写る」という状態だから、「存外に激しく雪が降っていた」ことがハッキリする…

この時は、札幌駅前に都市間バスで到着し、周辺で買物をして、大通方面へゆっくり歩き始めたところだった…「札幌駅前から大通」へ南下する道程の、真ん中より少し北に寄った辺りに北海道庁の本庁舎敷地が在り、その一隅にこの“文化財”が佇んでいる…

考えてみれば「祝日の昼間」に相当する時間帯だが…札幌を訪れる人達には人気が高い場所ながら…来訪者の姿も殆ど見えない…私自身も、やや強くなった雪の中、思い付いて写真を少々撮ってみて、また足早に歩き始めたのだったが…

↓札幌の路面電車関係の画や、鹿児島での画を除くモノ…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - A trip in MAR 2013 (beside trams and something at Kagoshima)' set on Flickriver

「3月下旬」にしてこんな状況…毎年「氷雪に倦む」感じがしないでもない…こういう様子を振り返り、この翌日に飛んだ鹿児島を思い出し、早くも「来年の3月下旬も氷雪と縁が薄そうな場所へ…」等と不埒な考えを起こしている…

上空から望んだ桜島(2013.03.21)

3月20日から3月24日…実質的には3月21日から3月23日だったが…鹿児島へ行って戻ってから、何時の間にか概ね2週間である…

この間、何となくパタパタとしたが…多少強引に時間を設けて善かったと思っている…

最近、「この辺りの春は、随分とゆっくりとした足取りで訪れる…」等と感じているのだが、そういう状況に馴染んだ感覚では、鹿児島辺りの3月下旬の様子は「初夏!?」とさえ思える風で、何もかもが眩しかった…

遅々として進まない―急ぐものでもないので、ゆったりとやれば善いと思っているが…―写真の整理なのだが…

↓未公開分の中に佳い画を視付けた!!
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早朝に、雪の千歳を発ち、空港に着く辺りから晴れ始め、列車の乗り換えのような感覚で羽田で飛行機を乗り継ぎ、次第に高度を下げ始めた鹿児島空港周辺で桜島が見えた…極短い時間だったと思うが…蒼い海と蒼い空に、青味を帯びた山が浮かんでいた…

この辺りを上空から望んだのは全く初めてだったが…「忘れ難い光景」というものになった…

鹿児島中央駅東口(2013.03.21)

「滅多に行かない場所」であっても、その限られた訪問機会の中で複数回立ち寄っているような場所は、その様子を眼にしたり、その場所に至った時に大きな安堵感を抱くものであると思う。例えば、「滅多に訪ねないものの、何度か降り立った駅辺りの佇まい」というようなものが、そうしたものに該当するように思う。

私にとって、鹿児島中央駅東口は、限られた鹿児島訪問の機会の中で複数回立ち寄っている場所で、「その様子を眼にしたり、その場所に至った時に大きな安堵感を抱く」場所になっていると思う…2011年12月に「なるほど…こういう感じか…」と初めて視て、2012年12月には「変わっていない…ここだ!!」という具合に再会し、2013年3月には「ここだ!!着いたぁ!!」と少し嬉しくなった…

鹿児島中央駅は新幹線を含む多くの列車が発着している他、辺りは市内や各地とを結ぶバスの発着場所も近く、また眼前に路面電車の停留所も在り、「鹿児島の玄関」という役目を担っていると思う…

↓駅舎への出入りだが、この駅ビル寄りのエスカレーターを利用するのがポピュラーなように思う…
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↓だが…どうもこちらが正式な正面入口のように見える…
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↑それでも、この階段を上り下りしている人達の姿は余り視掛けない…専ら、駅ビル寄りのエスカレーターが利用されている…私自身、何となくこの階段に寄ってみたが…3回目の鹿児島にして初めてのことであったことに思い至った…だからどうしたということでもないのだが…

鹿児島中央駅は、新幹線開通で改名する前の時期に現在の建物になっていて、改名時に改装を施している。かの水戸岡鋭治氏がデザインしたもので、当初は赤い建物であったものを、黒い建物に改めているのだという…

鹿児島空港からのバスで鹿児島中央駅辺りに着き、とりあえず駅舎内の案内所に寄るなどした際に何となく足を止めて建物を眺めていたのだった…

↓なかなかの好天だったのだが…私の眼には「夏の光線!?」のように映じた…
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鹿児島・甲突川河川敷の桜(2013.03.21)

何時の間にか4月4日になってしまった。稚内では昨年の4月4日に真冬のような荒天に見舞われたことが記憶に残るが、今日はとりあえず穏やかだ…

「雪と氷」の中を抜け出して鹿児島を訪ねてみたことが非常に愉しかったので、最近は連日のように写真を整理しながら眺めているのだが…最も好かったのは「桜に歓迎して頂いた」ということである。

恐らく、「今年の桜」は鹿児島では既に“過去形”になってしまっているのかもしれないが、私の中では「地元ではマダマダなので“未来形”」であるし、「鮮烈な強い印象が残った」という意味では“現在形”だ…

↓鹿児島中央駅にも近い高見橋辺りでは、遊歩道として整備された河川敷が見えるのだが、桜の時期には花が雲のように河川敷に浮かんで見える…
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↑こういう様子を視ると…思わず引き寄せられてしまう…

↓勢い良く自転車が通り抜けたり、ジョギングをしている人が居たり、私自身のように桜を眺めてゆっくり歩く人が居た遊歩道…
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↑少し広くなった辺りのベンチで、時間帯的には「遅めなランチまたは早めな夕食」という感であったが、お弁当を頂いている人も視掛けた…

後から聞けば、この日は「数日間温かめな日が続いた後に若干気温が下がった」ということで、鹿児島の巷では「寒い」ということになっていたようだが…私の感覚では「初夏のようでさえある!!素晴らしい!!」という状況だった…

↓やや傾いた光に浮かぶ桜…非常に好かった!!
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聞けば、この河川敷の桜だが、鹿児島では「ポピュラーな花見の場所」になっているそうだ…

中間報告(?)―“鹿児島”(2013.03.21-23)

「何をしに出掛けたのか?」とでも問われれば…「写真を撮りに…」とでも応えることになるのだろうか?旅から戻って1週間を経て、未だ写真の整理が段落しない…

↓未だ全部整理した訳でもない写真の中、気に入ったモノをイラスト風にしてみた…
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↑鹿児島中央駅の西口側、丘陵の上を占める長島美術館辺りからの眺望である…

実は長島美術館には入館していない…ロシアの画家、シャガールの版画のコレクションが在ると聞いていて興味も在ったのだが…申し訳ないが、どんな美術品よりも、こうした風景の方が記憶に残る…

「休暇を取って何処か…」という想いの中、「行先は鹿児島!!」ということになったのは…

↓<でんでん>が切っ掛けだった…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - Tramcar 'Den-Den' at Kagoshima on MAR 21, 2013' set on Flickriver

「やってみたい!!」という人達が、淡々と出来ることを積み重ねて、文字どおり「まちづくりの一環」で、“白くま黒豚電車”を登場させるに至ってしまった…そんな“元気印”に出会ってみたかった…

鹿児島の路面電車は、芝生が敷き詰められた軌道を往来するという、なかなかに独特なモノなのだが…今回は<でんでん>が切っ掛けで強く興味を抱いたことから、随分積極的に利用し、写真も色々と撮った…

↓新旧様々なモノが面白い…
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今回は交通局を訪ね、「電車資料室」等も見学した。素晴らしい経験だった!!

↓路面電車に関しては、鹿児島へ向かう前日に札幌でも視ていて写真も撮っているが…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - Tramcars at Sapporo on MAR 20, 2013' set on Flickriver
↑「雪の札幌」と「緑に花の鹿児島」の対比が面白い…撮影時期の差は1日から3日である…写真だけ視ると、2ヶ月かそれ以上も差が在るように見えるが…

鹿児島に滞在中は素晴らしい好天の他方で曇天や雨も在ったのだが…例によってかなり歩き回った…

↓「未だ整理中」ながらも存外の数な写真が…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - Kagoshima on MAR 21-23, 2013' set on Flickriver

気侭な休日を過ごす中で、写真の整理は存外に進まず、昼寝をしてしまった関係で微妙に夜更かしになっている中、“中間報告”的に一寸整理してみた…追って更に色々と整理をしたい…

鹿児島:散水電車(2013.03.22)

鹿児島の路面電車は、芝生を植えたパネルで覆われた軌道を走っている…「緑の絨毯の上を行く」という独特な景観を創り出しているのだが…時々思う…「あの芝生…どうやって維持管理するのだろう?」とである…

交通局を見学させて頂いたのだが…その「あの芝生…どうやって維持管理するのだろう?」の回答が在った!!

↓奥の方にこういう車輌が在った…
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↑よく視ると“512”の文字が読める…<500型>の1輌だ…改造が施されている…

こういう具合に、旧い車輌を改造した作業専用車を造り、水を撒いて芝刈りを行っているのである…

鹿児島の路面電車のように、併用軌道の相当な部分に芝生を敷き詰めている例は、日本国内では他には無い…よって、この種の芝生メンテナンスの作業専用車も「鹿児島だけ!!」の存在である…

恐らく、営業運行の行われない深夜や早朝に、また動くのは芝生が生育し易く、暑さで乾く夏季にこうした車輌を動かして芝生のメンテナンスを行っているのだと想像するが…動いているところを視たいという好奇心も沸く…

「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」(2013.03.23)

鹿児島を発つ前に、好天に恵まれていたことから市内を散策し、鶴丸城の跡に設けられた<黎明館>の敷地に至った…敷地内に桜が咲いていて、それが素晴らしく、それだけで殆ど大満足してしまった感だったが…「館内も見学しよう!」と思い立った…

↓領主の居館で政庁を兼ねていたという往年の建物をイメージしたという、この<黎明館>の外観…なかなかに好い…
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↓こうやって蘇鉄が在るような様子…こういうものを視ただけで「温暖な土地へやって来た!!」と嬉しくなってしまう…
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ここは“歴史資料センター”で、鹿児島県の歴史が判るような展示が視られる。考古学の時代のモノ、中世、近世、近現代と“通史”が紹介されているコーナーが在り、歴史関係や工芸関係、民俗関係が紹介されているコーナーへと続いている。存外に見応えが在った…

薩摩でポピュラーだった剣術―示現流―は、所謂「鍔迫り合い」というようなことをせず、“一撃必殺”で斬り込むことを旨としていたらしく、刀の鍔は小さなものにしていて、日本刀の世界ではそれを“薩摩拵え”と呼んでいるらしい。その“薩摩拵え”という設えの刀が展示されていたコーナー…見入ってしまった…大小様々な刀というだけでも見応えが在るのだが、そうした中に「独特な設え」のものが交じると、益々凄いと思った…

鹿児島には今でも“薩摩焼”という陶芸が在るのだが、これに関しても、館内に素晴らしい作品の数々が在って、思わず見入ってしまった。

更に、展示を視て思わず「おぉ!!」と感嘆してしまったのは…

↓この銅像の西郷隆盛が着用している、当時の陸軍大将の軍服が館内に在る!!
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西郷隆盛は、180cm前後の身長で、体重が100kgを超えていたらしいが、なるほど大男の西郷隆盛が着用したと伝えられる軍服で、大きかった…

有名な所蔵品の画が入ったポストカードでも在れば、記念に求めたかったのだが…一寸視付けられず、そのまま辞去したのだが、この<黎明館>はなかなかに面白かった!!

鹿児島・長島美術館辺りの眺望(2013.03.22)

鹿児島中央駅の西口側―路面電車の停留所が在る側と逆の方―に高い丘陵が広がっていて、そこの頂上付近に美術館が在り、辺りの眺望が素晴らしいという情報を得ていた…

始発の路面電車で鹿児島駅前に出て、石橋記念公園や東郷墓地公園を訪ねた後、鹿児島中央駅前に移動して、その長島美術館辺りを目指して歩いた。そういう行動には好適な好天でもあったのだが…

鹿児島中央駅の西口側…住宅街になっている箇所が多い…東口側は大きなビルも多く、「県庁所在地!!」、「大きな街!!」というムードで忙しそうなのだが、西口側を視ると…「地方都市」という長閑な感じがする…

目印の長島美術館は丘陵の上なので、恐らく上がる路に看板でも在るのだろうときょろきょろしながら住宅街を進んだ…コンビニを視付けて、何か飲んで一息入れようと近付けば、その長島美術館の看板が眼に入った…

コンビニで求めた牛乳を飲んでから、その丘陵を上がる路を進み始めた…私の感覚では…「一寸した登山」というような感じだった…丘陵の道筋の両側には住宅が広がっていて、甲子園に出場していたこともあったような学校の関連施設と見受けられる看板や、彼岸時季なので人の出入りも見受けられた墓地や、桜が咲いている場所等、「休み休み上がる」分には退屈する暇も無かった…気温はプラスの13℃や15℃という次元だったと思う。薄らと汗が浮かんだ…

↓本当に“山頂”のような場所に長島美術館の敷地!!カッコウ良い彫刻が飾られている…
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長島美術館は、敷地を歩いて通り抜けるのみであれば、特段に入場料は要らない…この時は素晴らしい天候で、私は眺望を求めて辺りをかなり歩き回った…

↓一昨年12月、昨年12月と鹿児島入りに利用した新幹線の線路が左手前で、駅ビルの観覧車が視え、拡がる街並みの向こうに桜島…右の手前に南国風の樹木…「鹿児島!!!」と私が思うイメージである…
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この時は、好天だったので酷く歩いた…長島美術館の敷地ではベンチで休んだが…午後1時30分に“約束”も在ったことから…「美術館の展示は…次が在るか否かも判らないが…“次回”にしよう!!」とすたすたと“下山”を始めた…

“下山”は、何か「重力の導き」という感じで速かったような気がするが…往路に立ち寄ったコンビニの辺りで、非常に空の雲が多くなっていた…

この時は、好天の午前中にかなり歩いたことから、多少日焼けした…夕刻に鏡を視て…「早々と呑んでいるかのような顔色…」と苦笑してしまった…

鹿児島の中央公園(2013.03.23)

鹿児島の繁華街である天文館辺りから、少し歩くと、初詣には相当の人出が在ると言う“照国神社”へ通じる路に出て、ふと視ると公園が在る…

↓素晴らしい花壇…思わず見蕩れてしまった…小さな塔のようなモノを据えて、そこにまで花をびっしりと…なかなかに素敵だ…芝生も青々としていて、花との対比が好い!!
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↑ここは“中央公園”と言うそうだ…

何処の街でも、都心部の少し広い辺りを、街の人達や来訪者の憩いの場となる公園として整備してある例が見受けられる。別段に珍しいモノでもないのだが…地元では雪と氷の季節である中、こうした光景は眩しい…雪と氷の季節には、公園の花壇も何もかも雪の下で、往来の利便性を確保すべく除雪が多少なされているだけということが多い…だから、こういう当たり前な公園の光景が、単純に嬉しい!!

↓暑い時季には、水遊びに興じる子どもの姿も視られそうな場所だが…桜が視られるのが好い!!
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直ぐ近くには、目下工事中だが、なかなかに味わいが在る建物である公会堂が在り、かの西郷隆盛の銅像が見えて、鶴丸城跡に連なる路が在る…

鹿児島を発った日に、この辺りに立ち寄った。何か移り気な天候で、午後からは雨も交じったが、晴れた時間帯に立ち寄ることが出来て善かった…

鹿児島:車輌基地で待機中の「半世紀超」な電車達―“611”、“501”、“508”(2013.03.22)

雨が断続してどんよりとした曇天であった中、鹿児島の交通局を訪ねた…雨なので、戸外を動き回るよりも、「電車資料室」を拝見するなど、屋内での時間を過ごすことが賢明であったと思う…

交通局の路面電車の基地は、“交通局前”の停留所辺りから“武之橋”の停留所の辺りまで拡がっている。保有車輌の数を思うと、敷地は狭隘なのかもしれない。「平成27年度」に新しい場所に移転するそうだ…

その“交通局前”停留所が見える辺りから“武之橋”停留所側に歩くと、基地に待機している路面電車の姿が見える…多数の電車が居並ぶ様は、なかなかに好い…

↓歩道に近い側に、「半世紀超」の“大ベテラン”な電車が固まっていた…
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↑右側の“611”…この日の朝、“鹿児島駅前”等で視掛けた…

鹿児島でも高齢者が増えていて、路面電車も「誰にでも優しい」という“超低床”が望ましい状況になっているという…“大ベテラン”な電車は、輸送力の増強が必要な時間帯を中心に出動し、日中はこうして基地で待機しているのかもしれない…

こうした車輌基地のように「似たような色の車輌が居並ぶ」様子は好きなのだが…「鹿児島の路面電車の標準的塗装」であるという、オレンジと緑…この日のようなどんよりとした空の下で視ると、オレンジが非常に鮮烈だ!!

この「半世紀超」の電車達…“超低床”のような新しいモノの出番が増える中で登場回数は減るのかもしれないが、これからもメンテナンスを受けて永く活躍して欲しいものだ…

鹿児島の“コーヒースタンド”<coffee innovate>(2013.03.22)

多少強めな雨も交じるような状況から、やや薄暗い感じの曇天という状況になって行った中で、鹿児島市役所の周辺を歩き回った。

鹿児島市役所の本庁舎というのは、なかなか貫禄が在る建物だ。路面電車の“市役所前”という停留所は、文字どおりこの建物の真ん前に在る…庁舎の真正面辺りは海側へ伸びている“みなと大通”という、公園風な街路なのだが…今回はそちらへは向かわなかった…路面電車の軌道に沿って、少し鹿児島駅前方向に進みながら周辺を歩き回ってみた。

鹿児島市役所の本庁舎から少し進むと、国や市、或いは県立のものも在るのかもしれないが、の様々な庁舎、施設が立ち並ぶような一画に出る…大きめな建物の正面辺りが、綺麗に整備されていて、何か「県都の中心街」というムードを醸し出しているような気がしないでもない。他方、天文館の辺り程に繁華な雰囲気でもないし、鹿児島中央駅周辺程に忙しそうでもない…少し先に、敷地が色々に活用されている鶴丸城の跡も見える…国の機関等も見受けられ、古くからの城下町の中心地区になることから、恐らく辺りは明治時代や大正時代から街の中心という位置付けだったのであろう…

そう思いながら歩いていると…「何のショールームだろうか?」と思えるものが眼に入った…通に面した大きなウィンドーから、天井が高めな室内に、ゆったりと家具が据えられている様子だった…

この「何のショールーム?もしかするとギャラリー?」という雰囲気のモノを眺め、ふと眼を上げると<coffee innnovate>(コーヒーイノベート)という看板が…

↓中に入ってみた…
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↑ゆったりとして、好い空間だ!!

ここは“カフェ”ではなく“コーヒースタンド”を名乗っていて、フードやスウィートを特段に用意するでもなく、店内で、または持ち帰りでコーヒーをということに特化した店のようだ…

↓入口側の、店員さんが珈琲を淹れてくれる辺り…
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↑「朝のコーヒーは心を浮き立たせてくれる」と在る…大賛成!!更に、美味い珈琲は、朝ばかりではなく、どんな時間帯でも歓迎だ!!

この「朝のコーヒーは心を浮き立たせてくれる」…店員さんに尋ねると、鹿児島在住の書家の筆になるものらしい…「店のモットー?」と思ったが、「何かの本に在った言葉らしいのですが…」ということだった…

↓店内で珈琲を愉しんだ…何か可愛いオリジナルキャラクター―彼に名前は付いているのか??―が描かれたカップに入った珈琲が出て来た…
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↑“モカ”系統と推測したが、さっぱりとフルーティーなブレンドで、カップのイラストのように走った訳でもないが、少し歩き回った後には心地好い味だった…

ふと視ると…このオリジナルキャラクターのカップ…店で販売していた!!思わず求めてしまった…今日もこれで“エチオピア”を頂いたが、拙宅で早速に愛用している…

鹿児島:“イベント電車”(2013.03.22)

鹿児島の交通局には「電車資料室」というものが在り、事前電話申込をして見学出来るようになっている。

「事前電話申込??」と思っていたが…現場を訪ねると事情が判った…電車の整備場の少し奥にある建物の一隅に在る部屋がその「電車資料室」となっていて、色々な展示が在る。場所柄、職員の方に御案内頂かなければ、やや出入りし難い場所なのである…

その見学の際に申し出れば、構内の車輌を見せて頂くことも、現場で差支えが無ければ可能である…

ということで、「電車資料室」の他に構内も見せて頂いた。色々な車輌が在って、なかなかに面白かった…

交通局の構内の隅の方…通からよく見える辺りに渋い茶色の“605”が停車していた…少し旧い<600型>を改造してあるようだ…

↓こういう車輌である…
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聞けば…嘗てこれは“ビール電車”と称し、ビールのサーバを車内に据えて「走るビアガーデン」として親しまれた車輌だったが、近年はビールのサーバを撤去し、色々な目的に利用可能ということにして、“イベント電車”と呼んでいるのだそうだ…

構内を案内してくれた方が扉を開けてくださった…

↓中はカウンターが設えられてスツールが据えられている…席は24席だそうだ…
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機械の按配が悪くなって、廃車にするなら…そのまま何処かに置いてカフェにでも出来そうな設えだ!!こんな設えの居間で寛いでみたい、などと不埒なことも思い浮かんだ…

「利用してみませんか?」という宣伝の意味で通から見え易い辺りに停車しているのかと思ったが…これは「貸切専用車」で、通常のローテーションと切り離した型で交通局の敷地を出入りしなければならない関係上、端に置いて在った方が使い易いという次第だ…

こういう車輌…機会が在れば乗ってみたい…

鹿児島の<VOILA珈琲>で求めたエチオピアの珈琲豆(2013.03.22)

「午後1時30分頃」という“約束”が在ったので、昼頃の街を歩き回ったが…雨が降ってきた…そして存外に強めな雨脚になって来た…

とりあえず立ち寄ったカフェで珈琲を頂きながら、始発の電車が走る頃から動いて、山道のような場所を歩き回った身体を休めた…グラスに水を注ぎに現れた店員さんに近所のコンビニの場所を訪ねた…「雨!?」と足早に通り過ぎてきた辺りに在ったということがハッキリした…

カフェを出て、そのコンビニに寄った…折りたたみ式の、用が無ければバッグに簡単に収まるモノが在った…それを求めた…(確り持ち帰っていて、拙宅に在る…)

その傘を早速に使い、路面電車の停留所を目指したが…

↓こんな店を眼に留めた…
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↑街角にひっそりと建っている様子でありながら、何か少し強い“存在感”を放っている感じだ…

この店…<ヴォアラ珈琲>という、珈琲豆等を売る店だ…国分に本店を構えていて、ここは鹿児島店である…個人のみではなく、各地のカフェでもここの豆を仕入れる店が在るのだという…なかなかに評価が高いと聞く…

「珈琲好き」が高じて、拙宅で豆を挽いてドリップするということを始めた昨今だが…何かに興味を覚えると、興味の対象の方から寄ってきてくれるという訳だ…

店内での立ち飲みや、カップに入れた珈琲の持ち帰りというものも在るが、豆の販売がメインだ…何気なく眺めると…“エチオピア”というモノに眼を留めた…そしてその“エチオピア”の在庫を訊ね、在ったので求めてしまった…

“エチオピア”…残念ながら訪ねたことが無い場所だが、“エチオピア”と聞くと色々なことを思い出す…

何時の間にかかなり旧い話しになっているのだが…モスクワに10ヶ月間程度暮らしたことが在った…近くに色々な国や地域の人達が居て、色々と話したことが懐かしい…何やらの祝日とかで、酒を持ち寄って飲んでみたり、手軽に紅茶を用意して茶飲み話もしていた…思い返すと…何処の人間であろうと、人種、国籍、宗教、その他“違い”を際立たせる要素というようなものは、実は然程重要でもなく…例えば「何となく気が合うか、そうでもないか…」というような次元の“違い”に時々気付かされる場合が在るということで、何処の人であろうと「所詮は人間」…などというようなことを思うようになったのは、このモスクワでの経験を通じてであった…

そんな時にエチオピアからモスクワに出て滞在中だった青年と出くわした…

モスクワでは…私自身を含むアジア系も少数派だが、エチオピアの青年のようなアフリカ系もそれ以上に少数派だ…少数派同士の邂逅であった訳だが…彼がエチオピアからやって来たことを聞き、「エチオピア?エチオピア…」と頭の中の“事典”を検索するかのようにしていた…当時はロシア語で話したのだったが、ロシア語ではエチオピアは「エフィオーピア」と聞こえるので、一瞬何処のことなのか判らなかったのだ…

その辺の紙を引っ張り出して、多少いい加減なアフリカ大陸の図を描いてみて、「エチオピアって…この辺りのエチオピアだね?」と訊ねてみた…先方は目を見開き「素晴らしい!!そのとおり!!そこが僕の故国エチオピアだ…」と握手まで求められた…

エチオピアの青年…少数派のアフリカ系なので、出くわす色々な人に何処から来たのか訊ねられ、「遠い所から来ているのですね」と多少驚かれることには慣れっこだったというが、「エチオピアって、ここですよね?」と場所を挙げたのは、彼がモスクワで言葉を交わした中では私が最初の例だったようだ…

エチオピアと言うと…五輪で活躍するマラソン選手を輩出している国である。学生時代に訪ねた鎌倉の禅寺で、「他の選手との競走をするのではなく、自分自身と競走するのだ」という、エチオピアの選手の言葉が、“禅”の精神に通じる表現として引用されているのを視掛けた記憶も在る…そんなことも引き合いに、「日本で“アフリカの国”と言ったら、エチオピアは多少は知られているかもしれない」等と青年と話した…

そんな具合に、国名を聞いただけで色々と思い出すエチオピアなのだが、彼の国の珈琲豆…凄く惹かれるものが在った…

こういうような、店で販売中の豆を千円以上購入すると…珈琲を一杯飲ませてくれるようになっている…そんな話しを聴き…

↓本格的な感じのエスプレッソを頂いてしまった…
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↑本当に「濃縮された!!」という感じの一口で、なかなかに贅沢な感じだ…

思わずエチオピアの珈琲豆を求めてしまい、雨の中で予定どおりに路面電車の停留所に向かう途中、滞在していたホテルが見えた…珈琲豆が濡れてしまうのも嫌なので、それをホテルに置いて、そこからまた行動再開だった…

“モカ イルガチェフ”というのが、このエチオピアの珈琲豆の正しい呼称のようだが…エチオピアというのは、世界各地で栽培されて消費される珈琲の“原産地”の一つともいわれているらしい…

↓とりあえずこんな袋に詰められた状態で売られている…
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↑防湿を意図したジッパー付の袋に250gの豆…飲む分の豆を出して挽き、また確り口を閉めておけば、珈琲豆が保存し易い!!

雨の鹿児島を歩いて、不意に出くわした店で、色々と思い出すことのある未だ見ぬ国エチオピアの珈琲豆を入手した…愉しかった旅を思い出しながら淹れて飲む珈琲は、上品な苦味と酸味が混ざり合った「上質な“モカ”!!」であった…

“白くま”(2013.03.21&23)

「“鹿児島”と言えば?」とでも問われれば…もしかすると回答例の一つになりそうなものに“白くま”が在るかもしれない。

3月21日から23日で鹿児島を訪ねた。実は、鹿児島に立ち寄ったのは、私自身は3回目だった。過去2回の訪問の中で…その“白くま”の実物を視ていない…

“白くま”とは?

↓こういうものだ!!
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↑「練乳をベースにしたシロップのカキ氷にフルーツを加えたモノ」ということになる。

このカキ氷の“白くま”だが…季節限定ではない!!一年中、何時でも売られている!!だから、過去2回の鹿児島訪問は何れも12月であったが、それでも売っていた筈だ。偶々、そちらに足が向かなかっただけなのだが…何か妙に気になっていた…

鹿児島中央駅の商業施設<アミュプラザ>には、この“白くま”が食べられる店が在ると聞いた…という訳で、今回は鹿児島入りを果たしたその日の中で、その鹿児島中央駅辺りの店に寄って“白くま”を試したのだ。

「練乳をベースにしたシロップのカキ氷にフルーツを加えたモノ」ということになる“白くま”…出て来た時には「なかなかに大きい…」と思いながら眺めてしまったが…食べ始めると、思いの外に素早く量が減ってしまう…練乳ベースのシロップは、「甘い」のだが「甘過ぎない」のが佳い…フルーツに関しては、例えば「イチゴに練乳をかけて」という食べ方が在ると思うが、それに類するような感じでフルーツがなかなかに合う!!

鹿児島中央駅の商業施設<アミュプラザ>に在った店は…天文館の老舗の支店であったようだが…

↓天文館でその本店も視て来た…
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↑記念写真を撮っている人も見掛けたが、なかなかに有名な場所のようだ…

「“鹿児島”と言えば?」とでも問われれば、「“白くま”!!」という回答も在りそうな訳だが…

↓<でんでん>こと「白くま黒豚電車」も3月から街を行き交うようになった…
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「“白くま”を試食してみること」に関しては、「鹿児島での“宿題”…」のように感じていた面が在ったのだが…今回は無事に試食を果たした!!そして…「これは思っていたより好い!!」と思った…また何時か頂きたい…

「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」敷地の桜(2013.03.23)

「2つのフライト」を乗り継ぐことになった3月21日の朝、ホテルで用意する“送迎車”に遅れる訳には行かないと少し早起きをした。窓から戸外を窺うと、何やら雪模様だった…ロビーで“送迎車”を待っていると、テレビが点いていて、気象情報が流れている…氷点下4℃…

降雪こそ収まり、次第に晴れてきたが、それでも戸外は氷点下であった…「2つのフライト」で鹿児島へ飛び、やや遅めの昼食の算段を考えていた頃…上着は、鬱陶しいと思いながら抱えて「汗をかいてしまうかもしれない…」と考えながら歩いていた…プラス15℃前後であった…正しく“異郷”である…

こうした中で非常に強い印象が残るのは…

↓桜である!!
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↑これは「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」の敷地で眼に留めたモノだ…

滞在中は晴れた他方で曇や雨も在ったのだが、晴れた空の下で愛でた桜は素晴らしかった!!

鹿児島を発つのが午後ということになっていた3月23日、過去の訪問で余りゆっくり視ていなかった、嘗ての鶴丸城の辺りを歩いてみた…

鶴丸城は江戸時代初期に建てられたもので、領主であった島津家の本邸と領内の統治を行う政庁を兼ねたモノであったようだ。実際、設けられている石垣は威圧感が在るような仰々しいものでもなく、堀も深く広い感じでもない…尤も、一部は時代が下ってから改修もされているのかもしれないが…これは城山を背にし、城下町を正面に見据えた“宮殿”的な存在であったのであろう…

この鶴丸城の堀の辺りは、美しい歩道が整備されていて、図書館や歴史資料センターが敷地内に建てられている…何か“文教地区”という趣だ…嘗ては、鹿児島大学の前身である「第七高等学校造士館」―通称は七高(しちこう)―という学校が在ったのだそうだ…

午前中はよく晴れていて、青空の下が気持ち好かった…辺りを歩き回ったが、とにかくも桜が華やかに見えた…

この日、秀逸であると思ったのは「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」の敷地で視た桜だった…

「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」は県内の歴史や民族を伝える“歴史博物館”なのだが、建物は嘗て現場に建っていた館を思わせるような外観に仕上げられている。そして敷地内には、“大河ドラマ”で知名度が高まった天璋院(てんしょういん)の像や、ここに学校が在ったことを伝える七高の学生達の像も在る…

↓とにかくも素晴らしい!!
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暫し、ぼんやりと桜を眺めてしまった…眺めていると…何か「七高の学生達」は元気に歌でも歌って花見の宴を繰り広げるような感じで…「天璋院」は桜を眺めて満悦なような…ここの「天璋院」はやや表情が固い感じがしないでもないのだが、桜を眺めて少しだけ表情が柔和になっているかのように見えなくもなかった…私も大満足だった!!

桜に関しては、もっと凄いモノも多々在るのであろうが…稚内は「見事!!」という程の桜―この辺は“品種”もエゾヤマザクラだ…―には恵まれておらず…私自身も「桜が咲き誇っている様を自分の眼で視ずに終えた」ような感じの年さえ在る…それだけに、今般の鹿児島の桜を視た感動は大きかった!!

鹿児島:鹿児島駅前停留所に着いた始発の路面電車(2013.03.22)

鹿児島で滞在していたホテルは路面電車の高見馬場停留所の傍だった。鹿児島の路面電車には2つの運行系統が在るが、高見馬場は両方の系統の電車が通り、1系統の停留所と、2系統の停留所の2つが在る…鹿児島駅前方面へ向かう“始発”は、1系統の方が早い…

そんなことを事前に一寸調べてみたのは…鹿児島駅前に早朝に向かい、少し歩いて「東の空に聳える桜島」が視たかったからだ…

ホテルでは、近所の提携している食堂で朝食を頂く仕組みになっていたのだが、朝食は「朝5時から可能」ということだった…そこで…5時台に早々と朝食を頂き、停留所の様子を伺った…高見馬場の1系統の停留所に先客が居た…「くるぞ!!」と思っていると、マダマダ静かな街に走行音が聞こえて、オレンジと緑の塗装を施した路面電車が現れた…

乗客は非常に少ない…車内には停留所案内、広告放送、走行音しか聞こえない…未だ暗かったが、「12月の6時台」の夜のようだった状況を思うと、相対的に明るい…

電車が静かな早朝の市街を通り、フォーク状に軌道が敷かれた鹿児島駅前停留所の手前に差し掛かった…話し声が不意に聞こえた…

「こちら“キューゴーマルサン”…」、「“キューゴーマルサン”どうぞ…」というやり取りであった…“キューゴーマルサン”とは?“9503”という、乗っていた電車の番号だ…電車の運転士と交通局の管理部門との間での業務連絡が行われていた。始発電車が鹿児島駅前に至る位置の信号に至り、運転士がその作動状況を目視確認し、異状が無い胸を伝えていた…という状況だったようだ…安全な運行のために、こういう細かい努力が毎日重ねられている訳だ…

やがて電車は鹿児島駅前の、3本の軌道の上に屋根が設えられた辺りに滑り込んだ…

↓到着した頃にはこんな具合であった…
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↑夜明け前の薄暗さ…夕刻とは空の趣がやや異なる…特段に上着を引っ掛けるでもなく、半袖Tシャツの上に長袖のワークシャツというような格好でやって来たが、私自身には心地好い位の空気だった…

電車は程無く折り返すのだが、その折り返しの電車を待っている人達の姿が幾分見受けられた…これから、朝の通勤・通学の利用が多い時間帯を迎えることになる…

こうやって“始発”から路面電車に乗るなど、鹿児島滞在中にはあの“1日乗車券”をフル活用した…

鹿児島空港のB777-200(2013.03.23)

時々雨が交じる生憎の天候ではあったが…3月23日の鹿児島空港の発着便は、大きな乱れもなく運航されていたようだ…ただし、一部の行先に関して、到着予定地の悪天候で引き返す場合が在るというようなアナウンスが何度か流れていた…

空港内で“薩摩きんつば”を求め、食事を愉しんでから保安検査を通って搭乗待合室に入った…

↓大きなB777が待機していた…
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↑何処かから運んで来たモノを下ろしたり、補給をする作業が慌しく行われている様子だ…

このB777-200…羽田まで運んでもらった機体だった…丸みを帯びた胴体から延びる巨大な翼に、小型機の胴体のように太く大きなエンジンが2基ぶら下がっている…近年は、方々の航空会社で「大型機材の主力」のようになっていると見受けられる機種だ…

こうやって飛行機を眺めて写真を撮るのは愉しいが…「空港の搭乗待合室」では、写真を撮り易い硝子窓の際に近付き難い造りになっている場所が多いように思う…その点、鹿児島空港は遮るモノが見当たらず、写真を撮り易い感じだった…

↓巨大な胴体の正面は迫力が在ったが、側面側を見ると、何か流麗な感じがする…
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この日は出発が5分程度遅れるなどしたが…B777-200は雲や霧に霞む鹿児島県の緑の陸地を僅かな時間だけ眼下に望み、直ぐに雲を突き抜けて、雲の上を滑走するかのように太平洋上に出て、紀伊半島沖を掠めて羽田に向かって行き、暗くなった辺りで高度を下げた…

東郷元帥の像が望む鹿児島(2013.03.22)

「朝陽と桜島を背景にした“西田橋”の眺めがが好いかもしれない…」と“始発”の路面電車で出掛けて目的を達したのだが、周辺地図になっている公園の案内板を眺めていて、何気なく“東郷墓地公園”というものを視付けた…

“東郷”?かの海軍の東郷平八郎元帥のことである…日露戦争で日本の連合艦隊を指揮した司令長官だった…「確か銅像が在った筈…」と『鹿児島県の歴史散歩』で読んでいたネタを思い出し、地図で視た坂道を上がった…

新宿区内に住んでいた学生の頃、横須賀の戦艦<三笠>を何度も観に行ったものだった。卒業後に稚内に住むようになってからも何度か訪れている。近年は御無沙汰だが…

その東郷元帥は鹿児島出身である。薩英戦争も経験した彼は、戊辰戦争の時代には、既に軍艦の要員となっていて、明治期には海軍軍人となり、キャリアを積んでいった。戊辰戦争最後の戦いとなった箱館の戦いに先駆け、<開陽丸>を座礁事故で失った箱館政権側は、政府側が入手した旧幕府が買い入れていた<甲鉄>の奪取を図り宮古で襲撃を仕掛けた。この戦いの時、若き東郷平八郎は<甲鉄>の僚艦だった<春日>に乗艦していたそうだ…

そんな時期から活動していて、「躍進する日本海軍」と共に人生を歩んだ東郷平八郎は、<三笠>に連合艦隊司令長官として座乗して“日本海海戦”を闘っている…“記念艦”となっている横須賀の<三笠>は、東郷以下の将兵の奮戦を伝える博物館の様相なのだが、「後が無い…」という含意で掲げた信号旗の“Z”の挿話等が紹介されていて、訪ねた後には何処となく「“後が無い”位の気持ちで前進しよう!!」等という気分になったものだ…また、最初は横須賀市内在住の同級生に道案内がてら同行願ったが、後には自分が道案内役で色々な人と一緒に出掛けてみたり、自分一人で訪ねてみたりと、<三笠>に関しては何となく想い出が多い…

そういうことを思い出しながら、咲いていた桜を見上げて時々足を止めつつも坂道を上がり、東郷元帥の銅像の辺りに辿り着いた…

↓鹿児島の街や港と桜島とを見渡す高台に、東郷元帥は静かに佇んでいた…
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↑周囲では桜も…朝陽と相俟って、なかなかに好い景観だ!!

↓東郷元帥は、礼装で少し胸を突き出した、何かの式典に参列しているような姿で街や港を見詰めている…
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↑この場所にこの銅像が建ったのは…1957年だそうだ…既に1935年には東郷元帥の墓石が設えられて公園として整備されたそうだが、1957年に他所に在った像を移したのだそうだ…

鹿児島の街や港…西南戦争で被害が発生していて、その後は色々と新しいモノが出来て、やがて東郷元帥自身の他界後になるが、第2次大戦下で空襲被害を受けて、戦後は再建や新たな建設が行われてきて今日に至っている…威儀を正して街や港を見詰める彼は、何を想うのであろうか…

何となく、この東郷元帥の背中側から近付いたのだったが…

↓正面は、海軍軍人だった彼が長い時間を過ごしていた軍艦の内部に据えられているような、細く急峻な階段が設けられている。なかなかに独特で面白い…
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こういうような、土地が輩出した著名人の像が据えられたような場所…好い場所が多いと思う…この東郷元帥の像が据えられている一寸した高台も、間違いなく好い場所だ!!

“薩摩きんつば”…

「多少“ゆとり”は在るが…行っておこう…」と、時間がやや余分に掛かる故に少し空いていたバスで鹿児島空港に着いた。

往路は空港に着いて戸外に出て、晴天だったので青空を見上げて一息入れ、発車しようとしていた鹿児島中央駅に向かうバスに乗車し、補助椅子全てまで乗客が座る「文字どおりの“満席”」に驚いていたという状況で、空港の中は殆ど視ていない…復路は多少ゆっくりと、土産売場等を冷やかしてみたり、軽食でも頂くというのが悪くないと思った…

日本全国の何処へ行っても、色々と趣向を凝らした土産品が売られている。鹿児島空港も、個性豊かな地域が集まる九州に在って、殊更に個性的なイメージの地域のような気がするが、県内各地域の品物を中心に色々なモノが在って、眺めているだけでも愉しかった…

そうした中、硝子張りのブースで、職人さんが小さな四角の塊を弄っている様子が眼に留まった…菓子の製造実演販売をしているのだと判った…

↓ブースの横で、こんなものが売られていた…ブースで職人さんが製造しているのは“薩摩きんつば”という菓子なのだそうだ…
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愛想の好い店員さんが他の客に細かく刻んだ“試食用”を勧め、客はそれを摘んで大きく頷いて、この“薩摩きんつば”を求めていた…

“きんつば”とは「刀の鍔に形状が似ている」ということから起こった呼称らしいが、固めた甘いものに小麦粉の薄皮を貼り付け、それを加熱して型を仕上げるものだ…“甘いもの”?通常は餡なのだが、“薩摩きんつば”は中身が“芋羊羹”である。

中身の芋羊羹は“生モノ”で、“日持ち”は3日間だという…3月23日に作っているモノなので、3月25日までということになる…私は…途中で札幌か旭川で夜を明かして、3月24日に帰宅出来る予定で動いていた…となると、沢山買い込んで方々に配るということも出来ない…が、「薄皮で包んだ芋羊羹」というモノには好奇心を刺激される…

私がそう思いながら様子を伺っていると、愛想の好い店員さんは「どうぞお試しください」と“試食用”を勧めてくれる…私は試した…そして、視掛けたほかの客と同様、大きく頷いて購入してしまった…

“サツマイモ”と一口に言っても、色々な種類が在り、各々に雰囲気の違う味が在る。“薩摩きんつば”の中身は、幾つかの種類のサツマイモを使っていて、とりあえず“3色”在る…材料として砂糖のような甘味料は入っているようだが、そういう感じが薄い…非常に自然な、「サツマイモが元々持っている甘さ」というような感じに仕上がっているのだ…

方々に配るには日持ちがしないので、申し訳ないが配るのは半ば諦め、「自分で愉しむ」ことを“主用途”として求めてしまった…

↓これは新登場らしい…種子島の“安納芋”を使ったものだという…
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↑“安納芋”と聞けば、2011年12月にその焼き芋が売られていたのを視付けて、それを頂いて感心してしまったのだったが…なるほど、それを材料にした“薩摩きんつば”も美味かった!!

>>薩摩きんつば - (有)馬場製菓

“日持ち”は3日間だというから、余り沢山買い込んで持ち帰ることもし難いかもしれないが…この“薩摩きんつば”はかなり美味い!!次に鹿児島を訪れることが在れば…“土産”ということではなく、いきなり「滞在中のおやつ」に買い込んでしまうかもしれない…“印象”が鮮烈な間に、この美味かった菓子を御紹介したかった…

ビデオ 鹿児島駅前に登場した<かごでん>(2013.03.23)

鹿児島空港へ向かうのは午後からだったので、午前中は市内を歩いて桜を愛でるなどしていたが…鹿児島駅前近くに至り、コンビニで“飲物”でも頂いて、路面電車を眺めることにした…“飲物”…「直ぐ飲む」を謳う<さくらじま>の水割りだったが…

土日と祝日…1日に4回“観光電車”が運行される。料金は往復乗車に相当する320円だが、“1日乗車券”を持っていれば乗車可能である。ガイドさんが乗っていて、沿線の名所旧跡に関することや、通過している辺りの少し以前の様子等をお話ししてくれる。なかなかに愉しい!!使用されている車輌は「運行100年」を記念して、「昔懐かしい車輌」の外観―Flickrに載せた写真を視て頂いた外国の方から「凄く旧い車輌なのだろうか?」という質問コメントが寄せられた程で、本当に旧く見える…大正時代から昭和の初めに登場したような車輌を意識して、木目風の外観を採り入れている…<600型>をベースに、車体を新造したようだ…―に設えた、<かごでん>の愛称を冠した“101”である…

<かごでん>は「約70分の乗車で“発見”する鹿児島」という感じなのだが…12月にこの<かごでん>に乗車していたので、今回は乗車は見送った…しかし!!走る姿が視たい!!

↓「そう言えば…ここに現れる時間帯だ…」と鹿児島駅前で待ち受け、「電車が接近します。横断しないでください。」を聞きながら、<かごでん>の到着を見守った…


到着した<かごでん>からは、笑顔の乗客達が下車してきて、記念写真を撮影するなどしていたが…私は見覚えが在る人が居たことに気付いた…前夜、前々夜に“屋台村”で出くわした札幌の方が居た…3度目の邂逅で互いに驚き、一寸笑ってしまった…

「路面電車が走る街」では、電車は独特な存在感を示す…それに揺られながら、街を眺めて地元の方のお話しに耳を傾ける…なかなかに素敵な企画であると思う。

「運行100年記念」で登場した<かごでん>だが…未来の「150年」、「200年」、或いは更に先にも鹿児島の交通の歴史を伝え続けるモノとして走り続け、多くの人達の笑顔を運んで貰いたいものだ…

それにしても…動画に収めておけば、思い付いた時に何時でも勇姿が眺められる!!

鹿児島中央駅と桜島の眺望(2013.03.22)

「眺望を求める」というだけのことで、何やら迷子になってしまいそうになりながら、山道のような場所をうろうろと…

非常に情けない様子のようでもあるが…逆に「贅沢極まりない時間の費やし方」かもしれない…

↓そんなことで…求めた眺望がこれである…
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↑新幹線の高架の線路が繋がる鹿児島中央駅と駅ビルの大観覧車…拡がる市街と、市街を睥睨する桜島…

こんな光景…凄く「鹿児島!!!」という感じがする光景だ…一寸「16:9」というフォーマットで撮ってみたが…こういうのも時には好い…

今回、21日午後から夜は晴天、22日の午前中は晴天で午後はやや強めな雨交じり、23日の午前中は晴天で昼頃から曇天となってやがて雨交じりという鹿児島滞在中の天候だったのだが…太陽光の方向を考え合わせても、上記の光景を撮影した「3月22日午前」は「殆ど唯一の好機」であったかもしれない…この眺望を撮影して市街に下りる辺りで曇り始め、やがて雨が降ってきたのだから…

運航日誌後記:「心配事」という程でもなかったが…

今日の稚内で日中はプラス2℃程度だったようだ…土曜日まで居た鹿児島とは15℃近くも温度差が在る…とは言え、穏やかな天候で「酷く寒い」訳でもないのが幸いだった…しかし…「彼の地は桜が…当地はマダマダか…」という“極々小さな寂寥感”は否定出来ない…

こうした中、“日向”は融雪が酷く進んで湿っていたが、“日陰”は積雪面や前日までに融けて溜まった水が凍っていて、その辺を何となく歩き回ると「不意打ち」のように滑る氷に出くわすことも在った…困ったものだ…

帰宅してみると、郵便局による“不在時配達”のお報せが在った…実は、鹿児島のコンビニから送ったモノである。差出人は「本人」となっている…

コンビニでこの伝票を書いた時…当初は差出人を書かなかったが…「あっ!!」と気付いてとりあえず書いたのだった…

その伝票をコンビニのお姉さんへ…「住所…稚内市…」と伝票に書いたのだが、お姉さんが多少眉を寄せながらそれを見て「何県ですか?」と私に尋ねた…「北海道!!」と応えた…それを聞いてお姉さんは眼を少し見開いた…滅多に聞かない地名だったのであろう…

鹿児島の高見馬場電停近くのコンビニで発送したモノは私より一足先に「約3,000kmの旅」に出発し、私より若干遅れて無事に稚内に着いた…郵便局は極近所に在るので…“再配達”ではなく、「取りに行く!!」と連絡した…

多少滑る箇所も在る近所の道を早足で歩いて郵便局から拙宅に戻る…急いでモノを開けた…「無事だった…」と言葉が漏れる…

実は…ホテルで「存外にモノが嵩張る…送ってしまえ!!」と準備をしながら、箱に入れるか否かでやや迷ったモノが在った…ロックグラスとマグカップである…嵩張る羽目になったのは、梱包が存外に確りしていたからに他ならないのだが…結局、“ワレモノ”、“ビン類”等と「取扱注意」の指定を掛けて、ロックグラスもマグカップも送った…

これが…若干の時間を置いて「小さな後悔」というような按配になって来ていた…「素早く確認を!!」と思って、再配達を依頼するのではなく、自分で受取に立ち寄ったのである…

善かった!!ロックグラスもマグカップも無事だった!!「小さな後悔」になるような、余計なことをしてしまった…その分、これらの品々は大切に利用しよう…

早速…“グレート・ジンバブエ”の豆を挽いて珈琲を淹れ…鹿児島市役所近隣で視付けたカフェ…否!!“コーヒースタンド”と号している、「珈琲に特化した店」を目指しているという所の、荷物から出したばかりのオリジナルマグカップを利用して珈琲を頂く…

私の旅行は「列車で方々を動き回る」というような流儀で催行される場合が多いのだが…先日の鹿児島に関しては、「新千歳空港・羽田空港・鹿児島空港を往復し、2泊3日を過ごし、前後に稚内・新千歳空港の往復が加わる」というモノだった…これは「珍しい」ということになる…私の流儀を知る人は、これを知って多少驚いていた…

朝から列車に乗り、居眠り勝ちな移動で、好天の稚内に何時の間にか到着という3月24日の運航日誌を飛ばして“後記”を綴ってみたが…暫くは「一足以上早い“春らしさ”」の鹿児島を懐かしむことになるであろう…

思えば…稚内から“異国”であるサハリンは最短距離で43km程度…この距離は「鹿児島空港・鹿児島中央駅」間の距離と大差無いのではないだろうか?そんな「異国同然」の場所であるのだから、コンビニのお姉さんが住所を見て戸惑うような素振りを見せるのも無理からぬことだ…こちら側でも、鹿児島は「“異国”よりも遠い場所」ということになるのだが…また訪ねる機会は設けられるであろうか??

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ビデオ 鹿児島駅前「電車が接近します。横断しないでください。」(2013.03.22)

鹿児島では高見馬場停留所に近い宿に滞在した。ここには2つの運行系統の路面電車が通っているのだが、その高見馬場から鹿児島駅前までは両系統の電車が運行されている。電車は鹿児島駅前で少し待機して、また折り返しになる。

鹿児島駅前の停留所は3本の軌道がフォークのような形状で敷かれていて、運行中の色々な電車が待機するので、ここで電車を眺めるのもなかなかに愉しい…

3月22日朝、早朝からこの鹿児島駅前にやって来て、石橋記念公園方面を歩き回った後、鹿児島駅前辺りで一息入れながら電車を眺めていた。辺りは路面電車やJRの列車を利用する人達が自転車を駐輪している場所も在るのだが、ミニ三脚を立てて路面電車の画を撮ることが出来る場所は在る…

↓何本かの動画を編集してみた…


朝の通勤、通学の利用者も目立つ時間帯なので、この鹿児島駅前に続々と路面電車がやって来て、続々と出発している。そして併用軌道ならではかもしれないが、沢山の自動車も通り過ぎる…

鹿児島駅前の停留所で路面電車の発着が行われる際、遮断機のようなモノ―そういうものはJRの踏切には在るが、路面電車の軌道には無い…―が動く訳ではないが、警告灯が点灯して「電車が接近します。横断しないでください。」という音声が繰り返される…こうした中、「一寸際どいタイミングだ…」と見えるような具合で、電車と車が交差している…

鹿児島の路面電車は概ね6分、7分の間隔で運行しているようだが、朝夕の通勤・通学利用が目立つ時間帯には4分間隔程度で運行しているようだ。そのため、新旧様々な車輌が登場する。

日中の時間帯、50年を超えて運用されているような車輌は車輌基地に多数待機しているが、運行間隔を詰める時間帯になると出動しているようだ。そして、主流を占めている1990年代以降に登場の車輌や、近年増えている“超低床”に混じって働いている…今回は金曜日の朝の時間帯に撮影しているので「鹿児島で視掛ける…」殆どの型が網羅されている…

意外に面白い画になった!!

ビデオ 郡元停留所から出発する<でんでん>(鹿児島市電)(2013.03.21)

鹿児島で、少しだけデジカメの動画撮影機能を用いた…「動く鹿児島の路面電車」が何時でも視られるようにしたかったのだ!!

郡元停留所は2つの運行系統が交わるポイントである…今般の鹿児島訪問の“目的”でもある<でんでん>に乗車してこの郡元に至り、停留所辺りの歩道橋から行き交う路面電車を眺めたのだが、そんな中で<でんでん>の発車場面を撮った…

↓こういう按配である…


「変わった塗装」の電車は、“広告”が一般化している中で珍しくはないのだが…「有志の発案」で「広告ではない」モノが「地域振興の一環」というようなことで登場する例は未だ珍しいと思う…有名なカキ氷の白と、特産の黒豚の黒の2色の旧い電車…なかなかに好い!!


↓鹿児島の路面電車の写真は色々と撮ったが、<でんでん>は別箇に整理した…
wakkanai097 - View my 'Tramcar 'Den-Den' at Kagoshima on MAR 21&22, 2013' set on Flickriver

↓こちらはHDR画である…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - Tramcar 'Den-Den' at Kagoshima on MAR 21, 2013' set on Flickriver

結局<でんでん>は、3月21日は少し長く走ったが、3月22日は朝に少し登場しただけで、以降は点検整備に入って休んでいた…それでも3,000km以上をものともせずに、この<でんでん>に会いに行って善かった!!

運航日誌(2013.3.22-24)

気温が15℃程度の場所から氷点下の気温の場所へ…北海道に戻っているが、未だ先は多少長い…休憩所のブースで朝を迎えようとしている…

3月22日の夕べは屋台村で過ごした。然程高くない料金で、何軒も梯子しながら、色々な人と言葉を交わしながら、何やら楽しい時間が過ぎる場所で、スッカリと気に入ってしまった…鹿児島県内には佳い食材も多いのだが、料理の工夫も受け継がれていたり、また飲食業の皆さんも色々と工夫していて、なかなかに好い肴が出る…それらを堪能することとなった…(何れゆっくりと振り返ることになりそうだ…)

3月23日は、空港へ発つまで市内で少々ゆっくりすることにした…鹿児島は結果的に、前日同様の「晴れのち雨」という様相であったのだが、素晴らしい青空の下で動き回った…

朝から嵩張るモノを箱詰めして、自身より一足早く旅立たせた…モノは自身より少々遅れて着く型となるのだが…身軽になったが…北海道に帰国してから着る上着は終始抱える羽目である…

西郷隆盛の銅像を眺めに行った…手前の公園の様子などを視ると、何か「春!!」という雰囲気である…軍服に身を包んだ西郷隆盛は、郷土の春の青空を眩しそうに見詰ている感であった…

その銅像の辺りから鶴丸城の跡地が…堀と石垣が残り、用地は色々に利用されているが、石垣に沿って美しい歩道が整備されている。歩道上に花壇が設えられ、石垣の上には桜が…桜は咲き誇っている感で、「ハッキリ言えば、稚内のエゾヤマザクラがこんなに多く咲き揃っているのはなかなか視られない…」と感心頻りであった…

やがて城の本丸であった場所に設けられた県立資料センター<黎明館>に至った…ここがまた素晴らしい!!

鶴丸城は江戸幕府の時代に入った後に設えられたモノで、「堅固な要塞」というのではなく、文字どおりに「領主の館」で「政庁」を兼ねている代物だったようだ…その場所に、“館”をイメージした資料センターが建っているのだが、周囲は一寸した公園風に整備されている。桜が素晴らしかった!!

↓こういう具合に咲き誇っていた…
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大河ドラマで話題になった天璋院(てんしょういん)の像も敷地内に在るのだが、この“御台様”も咲き誇る桜に御満悦であるかのように見えた…

資料センターも確り見学した。鹿児島で銅像になっている西郷隆盛が着用している軍服が展示されていた!!鍔が小さい“薩摩拵え”の日本刀や薩摩焼や奄美諸島の民俗関係のモノなど、なかなかに好かった。鹿児島県の通史を紹介するコーナーに在った、大正期から昭和初期の天文館をイメージしたジオラマも好かった…細かいが…路面電車も走っていた!!

そこから、西南戦争の弾痕が残るという石垣を眺め、鹿児島駅前で路面電車の画を撮っていた…そんなことをしながら、“かごでん”がやって来ることを思い出した…

“かごでん”…鹿児島の路面電車が運行100年ということで、昔の電車を模して造ったモノで、現在は土日と祝日に「観光レトロ電車」ということで運行されている。「平日の貸切」にも使うようになったのだそうだが…

↓なかなかに素敵だ!!
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“かごでん”が鹿児島駅前にやって来て、暫く停車するので、乗客が下車して車輌を眺めて記念写真を撮るなどしている…何か見覚えの在る人が居ることに気付いた…3月21日、鹿児島に着いた日に屋台村で知り合った札幌の方が居た…稚内に在勤していた時期も在るという方だが…3月22日にも屋台村で出くわし…また3月23日にも鹿児島駅前の電停で出くわした…互いに愕いた…先方は夕方に一つ用事が在って、3月24日に飛行機を乗り継いで札幌に引き揚げるのだそうだ…

やがて“かごでん”を見送り、天文館辺りで老舗のラーメン店に老舗のカフェと梯子をしていると雲が多くなってきた…そして鹿児島中央駅辺りへ…

鹿児島中央駅では、何やら福岡・釜山の航空路を利用した旅行のキャンペーンということで、賑々しくミュージシャンが登場していた…「韓国のアーティスト」ということだったが、何か<bond>に似たような演奏を聴かせてくれた…女性3人組で、チェロ、ヴァイオリン、キーボードで知られている楽曲を巧みにアレンジしていた…作品のディスクが簡単に入手出来るのか否かは判らないが…

そんなことをしている間に雨が交じるようになり、バスターミナルへ…空港との間のバスは酷く混むイメージだが…混むのは“直行”という運行時間が40分程度の方で、“経由”と呼んでいる停留所が多い方は60分程度の運行時間で、こちらは空いていた…この空いている方でのんびりと空港へ向かった…

以降は鹿児島・東京・札幌と飛行機の乗継だ…東京の羽田空港では、「ターミナルの端から端」という感じで「建物の中」を1km弱も歩いて驚いた…

往路は札幌・東京、東京・鹿児島の双方で「B777-200」に乗った…復路も鹿児島から「B777-200」だったが、東京からは「B777-300」だった…

“200”と“300”…「違いは?」と思っていると、機内誌に説明が…

B777-200=全幅60.9m 全長63.7m 全高18.5m 405席

B777-300=全幅60.9m 全長73.9m 全高18.5m 514席

両者の違いは胴体の長さで、それ故に座席数も違うのである…大型機…見る分にも美しく、乗り心地も悪くないが…何か「3列+3列+3列」なので、「体育館のような場所に椅子を並べて座っている」ような不思議な感じがする…小ぶりな飛行機の方が、「乗物を利用している」という感じがして、個人的には好みだが…結局、大きな輸送力が求められる路線を利用して、それ故に安価な切符も在ったのであろう…

新千歳空港駅で稚内へ引き揚げる段取りをした…“最終”で旭川に出ることも出来たが…慌しい感じになるので止めた…朝から<スーパー宗谷>で引き揚げる…

そんな訳で「休憩所の夜」となった…今回は…かなり深く眠った…眠る前後に多少振り返っていたのがこの記事である…

鹿児島:天文館通停留所付近の黄昏(2013.03.21)

“鹿児島”と聞くと…

↓こういう光景を思い浮かべることがある…
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↑「南九州屈指」と云われる天文館の路面電車の停留所付近である…街の西側に相当する鹿児島中央駅方向―駅ビルの観覧車が視えるのが目印―を視ると、空が紫を帯びた色に染まる…

「芝生を敷いた軌道を行く」という姿に魅せられた鹿児島の路面電車である…鹿児島の街には新旧様々な型の路面電車が行き交っている…近年は「誰にでも優しい」のが特長の“超低床”が数を増やしている。画に在る<1000型>もその一つだ…これは「国産初の“超低床”」でもある…

こういうことの他方、「運行100年」の事業者が「50年以上稼働中」という車輌も運用し続けているというのが面白い。安全運行のために、こまめに点検整備を続けているようだ。関係者の皆さんの御努力に敬意を表したい…併用軌道の写真で自動車が写っている古い写真を視ると、自動車は「昔在ったアレだ!!酷く懐かしい車だ…」というモノだが、電車の方は「昨日もこの型が走っていたし、さっき乗ったのもこの型だった…」ということになる…何か「短い生を謳歌」しているような自動車に対し…路面電車は「不滅!!」という感じがしてしまう…勿論、電車の方も機械なので、古くなって使えなくなったり、使い難くなったりはするのだが、それでも「長寿」である…

路面電車の車輌にも物語が在るが、そんな路面電車は乗客の数だけの物語を乗せて、今日もまた街を行く…

↓2013年3月の写真を整理する作業に着手した…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - Tramcars at Kagoshima on MAR 21, 2013' set on Flickriver

鹿児島:桜島の黎明(2013.03.22)

“鹿児島”と聞けば、「街を睥睨する桜島」という光景を思い浮かべる…

桜島が在るのは、鹿児島の市街から東側に相当する。鹿児島の街には、桜島の方角から朝陽が射し込む…

2011年12月、2012年12月と「桜島と朝陽」という光景を視て、写真を撮って愛でていたが…今回も!!

↓一部が紫を帯びた、朝陽が高くなる少し前辺り…これが素敵だ!!
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2012年12月、石橋記念公園に在る天保年間の石造橋である“西田橋”の向こうに桜島が見えて、「何処かの銭湯の壁画のようだ…」等と思ったのだったが…考えてみれば、その辺りに行くと「東の空」(=桜島)が見えることになる…前日午後の晴天が継続することを願いながら、宿に最寄の停留所である高見馬場から始発の路面電車に乗って鹿児島駅前を目指した…ゆっくり歩いて10分程度で石橋記念公園のエリアに至る…

「3回目の鹿児島」だが、3回とも黎明の桜島を望んだ…今回の「鹿児島最終日」となった今朝…前日午後からの雨が混じる曇天を想い、また宿でゆったりしたかったので、敢えて視に出なかったが…「黎明の桜島」は好きな光景である!!

運航日誌(2013.03.21-22)

結局のところ…鹿児島で路面電車に乗り、歩き回って「早急に処理するのが困難」な程度に膨大な量の写真を撮り、何か「好きなことをマイペースで…」という「らしい!!」休日を過ごす型になっている。

「航空券+宿=格安」というタイプのサービスを利用し、「辿り着いた先で2泊3日」とし、その前後は稚内・札幌の往復というような型…多分初めての事例だ…何時もはもっと色々と大きな移動をする…「1箇所に連泊」という型自体稀だ…こういうのも時には悪くはない…

3月21日は「氷点下4℃」から「プラス15℃」という状態であったが、「鹿児島へ行く!!」と決めた切っ掛けでもある<でんでん>を追うことに時間を費やした。“結果論”だが…3月22日は点検整備のため、出番は朝だけだったので、これで“正解”であった訳だ…

<でんでん>の“白くま”だが…実現に向けて運動をした学生の皆さんが最初に思い付いた時には、「動物園のホッキョクグマ」を想起したらしいが、鹿児島で“白くま”と言えば有名なカキ氷だ…天文館の有名店の本店には足を運んでいないが…各地の皆さんを迎える「鹿児島の玄関」とでも言うべき鹿児島中央駅のビルに支店が在るので、そこで“白くま”を頂いてみた…色々なフルーツが、練乳ベースのカキ氷と非常に合う!!見た目は「多過ぎないか?」と思うのだが…問題は無い!!

夕刻は屋台村で…2軒を梯子…非常に愉しく過ごし、軽く焼酎を頂いたこともあって、深く眠ることが出来た…

1軒目では、隣席に現れた「札幌から出張でやって来た」という方と愉しくお話しをした。聴けば、短めな期間ながらも稚内に勤務した経験も在るとのことで、先方が稚内に居た時期の回顧等も含めて盛り上がっていた…

2軒目…ここは12月に頂いた豚丼が美味かった店である。さりげなく“鹿児島の醤油”を取り寄せて、肉を焼いて丼飯に載せる“我流”を試みる切っ掛けにもなった店である。“我流”は悪くないが…この店のモノは無限に好い!!ここでは、居合わせた皆さんは鹿児島市内や県内の方だったが、皆さんが初めてで、私はかなり遠くから寄っているにも拘らず「2回目」という不思議な状況だった…賑やかに愉しい時間が過ぎた…

3月22日…泊まっているホテルの朝食は、館内ではなく近所の食堂で「朝5時から可」ということだったので、5時台から朝食を摂り、始発の路面電車で出掛けた…

鹿児島の各所で桜を視掛ける…非常に華やいだ気分になる…これに加えて…鹿児島では是非「朝の桜島」を眺めたい…ということで、石橋記念公園の西田橋の辺りに行ってそれを愉しんだ…序でに…東郷元帥の銅像が在る丘にも上がった…

石橋記念公園から鹿児島駅前に出て路面電車を視て、鹿児島中央駅へ移動…「鹿児島中央駅の西側」を探検である…何やら「山登り気分」で“長島美術館”辺りに向かい…「新幹線の線路と列車、駅ビルの観覧車、桜島」という眺望を求めて彷徨った…

そこから鹿児島中央駅周辺に引揚げて来ると…曇天雨交じりに天候が変じた…午前中に動き回って大正解だった…

昼食、珈琲ブレイクの後は…交通局見学である!!事前に電話で申し込むと、整備場の奥に在る資料室を案内して頂ける他、構内で電車の写真を撮影可能である。大変愉しいひと時…<でんでん>も、12月に乗った<かごでん>も整備場に居て、両方とも視られた。また、「カウンター席24」を設えた<イベント電車>も好かった。

更に老舗百貨店の“山形屋”に道草し、有名な“焼きそば”を頂き、更にカフェに寄って珈琲ブレイク…やがて宿に戻ったが…顔が日焼けしているようだ…

写真は何れゆっくりと整理し、また公開する…とにかくもかなり一生懸命に動く結果となってしまっている…

↓ほぼリアルタイムの動きはこちら…
>>Mobile/旅

↓とり急いで整理した<でんでん>の画…
wakkanai097 - View my 'Tramcar 'Den-Den' at Kagoshima on MAR 21, 2013' set on Flickriver

運航日誌(2013.03.20)

今回は「運行」ではなく「運航」を用いる…主要な移動が航空路となるからである…

↓「主要な移動が航空路」なのは、こういうサービスを利用してみるからである…
楽天トラベル株式会社
旅行なら楽天トラベル
ANA楽パック
↑往復航空券+宿泊で格安になる場合が在るという旅行商品である…実を言えば、“楽天トラベル”は何度も利用しているが、これを利用するのは…初めてである…

今日は「主要な移動」の“前哨戦”ということになる…「朝7時30分のフライトで新千歳空港から出発」ということになれば…「空港の近くに前泊」と考える…今日は稚内から千歳へ移動した…

移動手段だが…出発する数日前は「普通列車を乗り継いで札幌に出て、そこから千歳へ…」と考えていたのだったが、出発前夜になって「朝のバスで札幌に出て、夕方に千歳へ…」ということにした。バスは順調に進み、予定どおり12時台には札幌駅前に到着した…善かった…途中の道路だが、雪に覆われている区間が“少数派”になっていた。高速道路では、バスの場合は感覚的に判り難い面も在るが、普通に“高速”で走行していた…

バスの中…なかなかに乗客は多かったが、直ぐ近くに小学校低学年位と見受けられる兄妹とその母親が乗っていた。札幌市内に入ると、少年は視掛ける乗り物を視て喜んでいたが…乗っていたバスは後ろ側の窓から外が視え悪かったのだが、彼は「バスはどうやってバックするのだろう?」と思ったらしい…母親に尋ねた…母親は…「バス?バックしないものなんじゃない?」と言い出した…

「一寸待ちなさい!!」と思い、母親に遠慮がちに「あの…」と切り出した…運転席の辺りに幾つかミラーが着いているが、運転士さんはそのミラーを視て運転し、バスはバックをする。車庫等では毎度バックをしている筈だ…というような話しをした…母親は得心し、子どもに言っていた…そうしていると札幌駅近くの停留所にバスが着いたが…停車しようとした際に、バスが後退し始めた…そして停止した…「到着でございます…」という声の中、母親は「バス…バックした…」とクスクス笑っていた…

そんなことの後…デジカメ用のメモリーカードを入手し、思い付いて札幌の路面電車を視て写真を撮った…

↓写真はこちら…
>>札幌:2013年3月

寒くなってきたので少々休み、やがて千歳のホテルへ移動し、ゆったりと過ごしている…

明日向かう“目的地”…日中は気温が17℃程度らしい…好天を期待したい…

例によって、旅の途次でも可能であれば、また気が向けば写真を整理する…そしてこの「運航日誌」も綴る…

↓また、“リアルタイム”な動きも時々発信してみる…
>>Mobile/旅

明日は…とりあえず早い…今日も早かったが…

スタンバイ…

多少強めな風になる時間帯も見受けられる夜だ…近所で夕食を愉しみながら読書に興じた…

明朝は、その辺に置いてある「使うモノ」を持って出掛けるというだけだが…夕食から帰宅する途中、愛用のキャップが強風に飛ばされそうになるのを手で押さえながら、不意に思い付いたことが在る…

デジカメ用のメモリーカードを仕入れようと思っていたが…手持ちの予備が無い…こういう時は、現在のメモリーカードに関して、既に入っているデータを移してしまえば、再度多数の撮影が可能となる…何時も気付いた時には、いい加減に沢山撮影した辺りで、手持ちの予備に手を伸ばすことになっている…

気付いたものはやってしまわなければ…デジカメのメモリーカードには1月から3月に撮影した画が多数残っていたが…これをパソコンに移してしまったので、現在は“空”同然である…

この“空”同然のメモリーカードを挿し込んだデジカメ…“S95”だが、2010年から使っている…既に“S100”、“S110”と「直系の後継機」が2つも登場している…切り替えも全く考えないではないが、“S95”はマダマダ元気だ…「似非八セルブラッド」と戯れに呼ぶ「正方形の画」を撮るように、また“HDR”向けにブラケット撮影の設定にして使っている…最近は動画撮影も試みる…マダマダ「“S95”を供に諸国を漫遊」ということを続けたい感じである…

何となく…「準備終了」という趣である…

↓明朝以降、「ほぼリアルタイムな動き」は下記に…
>>倶戴天:Mobile/旅

いい加減に…少し眠い…

いよいよ明日から…

晴天、雨交じり、曇天、雪交じりと目まぐるしく天候が変わる一日で、屋内もやや暗い時間帯が多い感じだった…融雪季に特有な道路状況も相俟って、何か気が重い…

しかし!!明日から一寸出掛ける…楽しみだ!!

↓こういうサービスを利用してみることにした…
楽天トラベル株式会社
旅行なら楽天トラベル
ANA楽パック
↑往復航空券+宿泊で格安になる場合が在るという旅行商品である…実を言えば、“楽天トラベル”は何度も利用しているが、これを利用するのは…初めてである…

これを利用するために、明日は千歳に向かう…

何となく“青春18きっぷ”の利用を当初はイメージしたが…「札幌でデジカメ用メモリーカードを仕入れたい」という事情と、「最近の鉄道は妙に運休が多い」と思って趣向を変えた…明日は都市間バスで移動する…先程、チケットを求めてきた…更に明後日は朝が早めなので、千歳で夜を明かすことになる…そちらの方は「何時もの要領」というものである…

出掛ける準備…デジカメの充電などをして、それを持参するばかりだ…多少の着替えはバッグに詰めたので、明早朝にその他の使うモノを持つばかりで出発可能だ…

実は今日は、昨夜の眠りが浅く、夕方に差し掛かる辺りで酷く眠くなった…しかし…何か明日からのことへの期待で、気分が高まって素早く寝付けるでもない状態に陥りそうだ…

こういう日は…気に入っている夕食でも愉しみ、夜更かしにならない程度に寛いで、のんびりとするのが好いかもしれない…

「約1ヶ月」…

来る3月に利用可能な「青春18きっぷ」の発売案内も在り、何となく安堵している。

昨年の3月は…用事を抱えて新千歳空港からサハリンへ飛ぶことになり…また稚内・新千歳空港間の移動が休日になったため、途中に何処かに寄って更に用事を足すということにもなり悪かったことから、思い付いて「青春18きっぷ」で移動をしてみた…

今年に関しては、昨年のような用事は発生しないことが確定的になった…そうなると…3月21・22日を休暇とすることで、「3月20日から3月24日」という期間を「一寸した休暇」とすることが出来る…

そんなことが頭を過り、何かソワソワとして来る…「何処かへ行きたい症候群」の“発作”だ…

「3月20日から3月24日」という期間を有効活用するには、どうするのが善いか?

↓こういうサービスを利用してみるのは如何か?
楽天トラベル株式会社
ANA航空便(全国900便)と全国の宿泊施設(約20,000軒)を自由に組み合わせてあなただけのオリジナル国内ツアー

新千歳空港を発着する空路は、北海道内では最も便数が多く、行先の選択肢も豊富だ。「3月20日から3月24日」の期間で旅をしてみるのであれば、3月20日を稚内・新千歳空港、3月24日を新千歳空港・稚内という移動に要するとして、「3月21日から3月23日の2泊3日」ということで、上記のサービスの“プラン”を視てみる…

視てみて、少々驚いた…

サイトを開けば、出発予定空港、到着予定空港を選ぶようになっている。出発予定空港を新千歳空港(札幌)とし、“直行便”が在る場所、無い場所問わず、何箇所かの例を調べてみた。“直行便”で行ける場所では4万円を切るプラン、“乗り継ぎ”で行ける場所でも5万円前後のプランが在る。

これらのプランだが、何れも「新千歳空港・目的地間の往復航空券+2泊の宿泊代」を併せたものである。今日の時点で「3月21日出発」なら…多分、所謂“早期購入割引”の航空運賃が適用されるのであろう。約1ヶ月後の「3月21日出発」で5万円前後のプランが在る地区に関して、数日後の「2月21日出発」を視てみると…11万円前後というお話しであった…

“乗り継ぎ”で行ける場所でも5万円前後のプラン…例えば乗り継ぎをする空港―羽田等―を発着するプランを視ると、4万円を切るモノも見受けられる。が…羽田等へ出るために、最安値の航空券を押さえるとしても片道で1万円前後となる…それを思うと、「“乗り継ぎ”で行ける場所でも5万円前後のプラン」はかなり魅力的だ!!

このサービス…利用するなら、所謂“早期購入割引”の航空運賃が適用と見受けられる「早めな予約」が賢明かもしれない。同じ区間の空路を利用し、似たようなクラスの宿泊施設利用で、“倍以上”の差が生じるのだから…

このサービスだが、利用航空便、宿泊等の変更は原則的に出来ない。しかし、例えば「交通がグチャグチャに乱れる荒天に見舞われてしまう」でもなければ、「利用し易い…」ということで予約をしているものを変更しなければならない必然性は生じ悪いものだと思う。

3月21日の朝の便で新千歳空港を発てば…“乗り継ぎ”の必要な目的地へ向かうとしても、「ランチは目的地で!!」という塩梅になることであろう。復路の3月23日は、目的地を夕方の5時頃にでも出るなら、夜遅くまでに新千歳空港に戻り、翌24日朝から稚内へ北上すれば善い…

「乗り物好き」でもある私は、「数日の旅」となると、その期間中でかなり移動に時間を費やすことを厭わないのだが…稚内・新千歳空港の移動が在るが、基本として「2泊3日で何処かを訪ね、多少ゆっくりする」という在り方も悪くはないかもしれない…

物事に取り組む時、「慌てる」ことは善くないが、「慌てずに急いで」という程度に、このサービスの利用を検討しよう…