2012年12月に「2回目の鹿児島上陸」ということになった時、鹿児島中央駅近隣の“屋台村”に出会った…
鹿児島に至る以前の道程であった大阪、熊本で酷い雨に降られ、雨に湿った上着を翻して、新幹線で到着し、雨上がり風だった鹿児島中央駅周辺を歩き回り、宿に荷物を置いてからふらふらと着いたのが“屋台村”だった。
2011年に全く初めて鹿児島に辿り着いてしまった時、「何か居心地が好い」と引っ掛るものが在り、「鎮西入」と称する“九州巡り”を画した2012年12月、その年に登場している路面電車の<かごでん>に乗車してみたいと思ったことも在るのだが、「何か居心地が好い」と引っ掛る鹿児島には、行程の中で滞在してみようとは思っていた。
結局、「寄る先々で雨じゃないか…」とぼやきながら、何となく思い描いていたよりも早めに鹿児島に至ったのだったが…雨上がり風だった中で立寄った“屋台村”は愉しかった。居合わせた人達と気軽に言葉が交わせる雰囲気が好い。地元の常連も、私のような来訪者も、一定の頻度で地元と鹿児島を往来しているような方も、「各々のが各々に愉しく集っている」という按配が好い。2012年12月には、雨をぼやいていれば、「明日の予報は晴れ!」という話題になり、本当に好天に恵まれた…
そういうことも在って…とにかく“屋台村”が記憶に残ったが、路面電車<でんでん>を視たい、乗車してみたいと2013年3月に鹿児島を訪ねた際にも“屋台村”には立寄った。あの時は…稚内在勤経験が在るという札幌の方と知り合って驚くという場面まで在ったが…
更に…「鎮西入」と称する“九州巡り”が、何となく「=休暇」という按配になり、2013年12月、2014年12月にも鹿児島に入って“屋台村”に立寄っている…
何か“鹿児島”と“屋台村”は私の中で「セット」のようになり、同時に“鹿児島の屋台村”というのが「愉しい休暇で寄るべき」とか「目指すべき」という感になって来た…結果的に…合計5回行っている。鹿児島滞在の期間で「第1日も第2日も寄る」ということもしているので、細かく回数を数えれば、もう少々多くなるが…
「鹿児島の“屋台村”」と勝手に呼び習わしているが、<かごっまふるさと屋台村>というのが正式な名称だ。ウェブサイトによれば、「鹿児島の食・焼酎文化の発展へ貢献」、「中心市街地活性化に寄与」、「鹿児島市の玄関口におけるおもてなしの場」、「若手企業家育成」というような目標を持っているのだそうだ。
鹿児島というのは、肉類や海産物、野菜や果物等、豊かな産物に恵まれた地方で、酒(焼酎)造りも盛んであり、古くからの様々な伝統が活きる個性的な地域が集まっている。そうしたことから、<かごっまふるさと屋台村>では、県内各地の銘酒や、県内の方々から集まった食材を提供することを軸に、それぞれに趣向を凝らした店が多く出店していた…そんな具合で、立寄る店毎に色々と愉しい!!海産物も好いのだが、私は“鹿児島”と聞くと「美味い肉」を思い浮かべるので、何となく肉料理を供する店に足が向く確率が高い…他に…「枕崎の鰹節を出汁に…」と謳うおでんの店も好かった…更に、文字どおり「ピンからキリまで」ながら、「少し…安い?」という按配で、手軽に焼酎のお湯割りが頂けるのが好い!!序に…<かごっまふるさと屋台村>のロゴが入った「お湯割りグラス」が在り、販売もされているようだが、「屋台村内で5軒寄ってスタンプを集めると貰える景品」になっていて、それを頂いたモノが拙宅にも在る。拙宅で焼酎を頂く場面では、頻繁に利用している…
2014年12月に聞いていたが…2012年4月にオープンした際、「3ヶ年契約」ということで各店が入り、2015年時点の状況で全店が入れ替わるか、希望の強い店は残るのかというようなことが決まるということだったそうだ…2015年1月後半の時点で、2015年4月以降の店が確定し、2015年3月29日から改装工事が入り、2015年4月23日から新しい店が始まるそうだ…様子を伺うと、“屋台村”では新規にあそこでお店を始めた例も在れば、鹿児島市内・近郊や他地区で飲食店や他の事業を営んでいた方達が出店している例も在ったようだ…2015年以降に関してはそれぞれの御判断、また新たな出店希望者との調整等、色々な事情が在ったと想像する…
新しく始まる店の中には、5回の“屋台村”訪問の中で“皆勤”した店も在った!そういう場所に関しては、「年に1回位、北海道の果てから流れ着く…」とお店の方に御記憶頂いている例も在るので…「退く場合も…」という話しだったそれらの店に、「また来ました…」と立寄るのも、一寸楽しみな気がする…
今年は「鎮西入」と称する“九州巡り”の休暇を設けることが叶うのか否か、よく判らないが…<かごっまふるさと屋台村>に関しては、「かなり遠方」で在りながら、「身近に感じる」ので、“リニューアル”の件が少々気になった…
>>かごっまふるさと屋台村
↓2014年12月に立寄った“屋台村”の写真…
>>Photomatrix - "YATAI-MURA", kagoshima on DEC 17-18, 2014 - an album on Flickr
<かごっまふるさと屋台村>(鹿児島):呑兵衛焼き(2013.12.17)
「鹿児島の日が落ちた…今日は日が上ったのが判らないような雨模様だった…鹿児島まで来て、雨で桜島が見えなかった…私は残念だが、これは珍しいぞ!雨の中で知覧まで出掛けて歩き廻った…なかなかに感動するモノも在ったが、酷く濡れてしまった…とりあえず着替えて夜の部の始まり…鹿児島の夜と言えば“屋台村”だ…」という具合に、勝手に少し気分を盛り上げて、雨がなかなか上がらない感じの中で“屋台村”に出掛けた…
鹿児島の屋台村は26店集まっているという…訪ねたことが無い場所を“開拓”というのも愉しいが…想い出に残る場所に「また来てしまった…」と立ち寄り、想い出に残る味や「最近登場しました…」というようなメニューを頂いてみるというのも好い…
前日に屋台村に寄った時…「ここでは初めて“鶏刺”というモノを頂いたのだった…」と思い出し、宿へ引揚げる前に慌しく“鶏刺”を頂いた…そして「明日ここに来て、席が空いていたらゆっくり寄ろう…」と「初めての“鶏刺”」という想い出が在る店を後にした…
雨の中でふらりと現れてみると、件の店に空席が在った…
↓そこで頂いてみたのがこれである…
![11978333613_892e5b66c1[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/11978333613_892e5b66c15B15D-thumbnail2.jpg)
↑名付けて“呑兵衛焼き”というメニューである…
これは鶏刺と、“酒盗”と呼ばれる「鰹塩辛」を合わせて炙るという代物である。鶏刺に塩味が着く…そして“酒盗”の独特な味わい…なかなかに魅力的な組合せだった!!
名付けて“呑兵衛焼き”というメニューであるが…実際、非常に酒が進む…ここで“酒”と言えば…本格焼酎(芋)のお湯割り…或いは水割りにして、暫らく置いたモノを温める“燗付け”である…
“酒盗”は国内の何処に居ても手軽に取り寄せられそうだが…鶏刺はそういうことにはなり悪いであろう…故に、“呑兵衛焼き”を頂くとすれば…またここを訪ねなければならないであろう…
「この雨にやられているが、鹿児島の夜は始まったばかりだ…明日の朝の空の色は何色だ?明日は色が判るようになる前に、直ぐそこの中央駅から出発だ…」と少し呑み、小雨の中でコンビニの珈琲を求めて宿に引揚げ、深く眠った…
鹿児島の屋台村は26店集まっているという…訪ねたことが無い場所を“開拓”というのも愉しいが…想い出に残る場所に「また来てしまった…」と立ち寄り、想い出に残る味や「最近登場しました…」というようなメニューを頂いてみるというのも好い…
前日に屋台村に寄った時…「ここでは初めて“鶏刺”というモノを頂いたのだった…」と思い出し、宿へ引揚げる前に慌しく“鶏刺”を頂いた…そして「明日ここに来て、席が空いていたらゆっくり寄ろう…」と「初めての“鶏刺”」という想い出が在る店を後にした…
雨の中でふらりと現れてみると、件の店に空席が在った…
↓そこで頂いてみたのがこれである…
↑名付けて“呑兵衛焼き”というメニューである…
これは鶏刺と、“酒盗”と呼ばれる「鰹塩辛」を合わせて炙るという代物である。鶏刺に塩味が着く…そして“酒盗”の独特な味わい…なかなかに魅力的な組合せだった!!
名付けて“呑兵衛焼き”というメニューであるが…実際、非常に酒が進む…ここで“酒”と言えば…本格焼酎(芋)のお湯割り…或いは水割りにして、暫らく置いたモノを温める“燗付け”である…
“酒盗”は国内の何処に居ても手軽に取り寄せられそうだが…鶏刺はそういうことにはなり悪いであろう…故に、“呑兵衛焼き”を頂くとすれば…またここを訪ねなければならないであろう…
「この雨にやられているが、鹿児島の夜は始まったばかりだ…明日の朝の空の色は何色だ?明日は色が判るようになる前に、直ぐそこの中央駅から出発だ…」と少し呑み、小雨の中でコンビニの珈琲を求めて宿に引揚げ、深く眠った…
<かごっまふるさと屋台村>(鹿児島):豚丼(2013.12.16)
鹿児島中央駅の近く…聞けば、嘗てはホテルのビルが在ったという遊休地になってしまっていた一画なのだそうだが…そこに<かごっまふるさと屋台村>が在る…2012年4月に始まったそうだが、2012年12月に初めて立ち寄り、2013年3月にも立寄った…そして2013年12月にも寄った…
↓私をあそこに引き付ける要因の一つがこれだ…
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↑この「鹿児島の豚丼!!!」―私は勝手にそう呼んでいる…―がとにかく好い!!
誰かが“番台”と言っていたが…人が一人入れるスペースが在って、その前に鉄板を据え、鉄板の周りに小さなカウンターが設えられた店だ…所謂“屋台村”の小さなお店なのだが、「豚丼をお願いします!!」と頼むと、眼前の鉄板で玉葱を刻んだモノと一緒に豚肉―鹿児島県は豚肉の生産では、他県を圧倒する「シェア1割以上」の“日本一”なのだ!!―の塊が出て来て、店主氏がヘラで肉を切りながら玉葱と一緒に焼き上げてくれる…そして甘味が加わった、独特な美味さが在る「鹿児島の醤油」をベースに造ったタレが塗され、奥から出て来た丼の御飯に盛り付けられる…「お待たせ!!」等とこれが供される瞬間は、正しく“至福の一瞬”なのである!!
<かごっまふるさと屋台村>は「鹿児島県の美味いモノ」への拘りを大切にしているというが…“畜産王国”の彼の地では肉料理が好い…ということでフラフラと寄ったのが最初であった店で、この「鹿児島の豚丼!!!」に出くわした訳だ…鹿児島に関しては「3000kmの距離も、この味に再会出来るのであれば…」と思っていると言っても過言ではないかもしれない…
「鹿児島の豚肉」と言えば…幕末期、後に15代将軍となる京都に在った一橋慶喜が偶々口にした薩摩の豚肉を酷く気に入り、非常に強く欲しがるので、薩摩島津家の京屋敷で活動していた小松帯刀が国元から苦心して豚肉を取り寄せていたという話しが在るらしい…この話しのために、一橋慶喜は「豚を召し上がる一橋様」ということで、密かに“豚一”と渾名されたそうだが…
「鹿児島の豚丼!!!」を強く推奨する私自身も…言わば“豚一”なのか?焼いた豚肉にタレを付けて、米飯と合わせる豚丼は北海道でもポピュラーだが…鹿児島の屋台村のモノは、また格別だ!!頂いてから丁度1ヶ月経ってしまったが、その間に何度思い出したことか!!
↓私をあそこに引き付ける要因の一つがこれだ…
↑この「鹿児島の豚丼!!!」―私は勝手にそう呼んでいる…―がとにかく好い!!
誰かが“番台”と言っていたが…人が一人入れるスペースが在って、その前に鉄板を据え、鉄板の周りに小さなカウンターが設えられた店だ…所謂“屋台村”の小さなお店なのだが、「豚丼をお願いします!!」と頼むと、眼前の鉄板で玉葱を刻んだモノと一緒に豚肉―鹿児島県は豚肉の生産では、他県を圧倒する「シェア1割以上」の“日本一”なのだ!!―の塊が出て来て、店主氏がヘラで肉を切りながら玉葱と一緒に焼き上げてくれる…そして甘味が加わった、独特な美味さが在る「鹿児島の醤油」をベースに造ったタレが塗され、奥から出て来た丼の御飯に盛り付けられる…「お待たせ!!」等とこれが供される瞬間は、正しく“至福の一瞬”なのである!!
<かごっまふるさと屋台村>は「鹿児島県の美味いモノ」への拘りを大切にしているというが…“畜産王国”の彼の地では肉料理が好い…ということでフラフラと寄ったのが最初であった店で、この「鹿児島の豚丼!!!」に出くわした訳だ…鹿児島に関しては「3000kmの距離も、この味に再会出来るのであれば…」と思っていると言っても過言ではないかもしれない…
「鹿児島の豚肉」と言えば…幕末期、後に15代将軍となる京都に在った一橋慶喜が偶々口にした薩摩の豚肉を酷く気に入り、非常に強く欲しがるので、薩摩島津家の京屋敷で活動していた小松帯刀が国元から苦心して豚肉を取り寄せていたという話しが在るらしい…この話しのために、一橋慶喜は「豚を召し上がる一橋様」ということで、密かに“豚一”と渾名されたそうだが…
「鹿児島の豚丼!!!」を強く推奨する私自身も…言わば“豚一”なのか?焼いた豚肉にタレを付けて、米飯と合わせる豚丼は北海道でもポピュラーだが…鹿児島の屋台村のモノは、また格別だ!!頂いてから丁度1ヶ月経ってしまったが、その間に何度思い出したことか!!
『かごっまふるさと屋台村』―鹿児島の酒造会社に縁のウィスキー?!
屋台村には、和洋の様々な料理を出す店が軒を連ねている。どちらかと言えば和風なモノが多いが、洋風なモノにも眼が向いた…
↓ピザやサラダ等がメニューに目立った店で、ウィスキーのロックを頂いた…
![8610021326_21e6431aea[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8610021326_21e6431aea5B15D-thumbnail2.jpg)
最近は「焼酎のお湯割り」がかなり気に入っているのだが…私の“飲酒歴”を振り返れば…最も多く呑んでいるのは、多分ウィスキーであろう…写真のウィスキー…一見、何の変哲も無いウィスキーで、実際、なかなか美味いのだが…これが「鹿児島県縁のウィスキー」なのである!!
鹿児島県で「酒造関係の会社」と言えば…「イコール焼酎」―日本中、殆ど何処にでも日本酒の蔵は在るのだが、鹿児島県内では焼酎一辺倒で、永く日本酒の醸造も行われておらず、極最近になって或る会社が「数十年ぶり?」と日本酒を製造して売り出したという話しを聞いた…鹿児島で売られているのを視掛けた覚えも在る…―と言っても間違いでは無い程だが…ウィスキーを手掛ける会社が在ったのだ!!知らなかったので、屋台村でそれを聞いて一寸驚いた…以前は鹿児島県内で蒸留もしていたらしいが、現在は長野県内に蒸留所を設けて製造しているという。一部商品の瓶詰めは鹿児島県内でも行っているようだ…
↓商品の詳細等はこちらに…
>>ウイスキー・ブランデー:本坊酒造 公式通販

近年は、「“日本のウィスキー”というモノ!!佳いじゃないか!!」と国際的な声望が高まっているとも聞くが、この鹿児島県縁のウィスキーも、最近ではなかなかに高い評価を得ているらしい…
どんな種類であれ、“酒造”というのは「なかなかに文化的な営み」だと思う。何時の間にか確立された製造技法が大切に受け継がれると同時に、絶え間なく関係者の工夫が積み重ねられる…充分に材料が確保されるという「社会の“豊かさ”」の裏付けも、酒造を続ける上では必要なことである…
日本国内では、永い伝統を誇る日本酒や焼酎の製造を手掛ける会社―現在の“会社”という概念が興ったり、現在の酒造に纏わるルールが確立する以前に在った「何らかの集団」が、現在の組織に近い形態になって行ったというような例も多いのであろう…―は多々在るが、ウィスキーを手掛ける会社は然程多くないように思う。実は昨年、「スコットランドと似た環境」を求めて北海道に興されたウィスキーの蒸留所を見学し、志を持ってウィスキー造りに取組んだ人達の“物語”に触れる機会が在った。鹿児島にもそうした“物語”が在るのだと思う…機会が在れば、そんなものにも触れてみたい…
それにしても…「焼酎と和風の肴」を主にして何軒かを梯子する“屋台村タイム”を過ごす中で、「ウィスキーと洋風の肴」という場所が在るのは、なかなかに好い…
↓ピザやサラダ等がメニューに目立った店で、ウィスキーのロックを頂いた…
最近は「焼酎のお湯割り」がかなり気に入っているのだが…私の“飲酒歴”を振り返れば…最も多く呑んでいるのは、多分ウィスキーであろう…写真のウィスキー…一見、何の変哲も無いウィスキーで、実際、なかなか美味いのだが…これが「鹿児島県縁のウィスキー」なのである!!
鹿児島県で「酒造関係の会社」と言えば…「イコール焼酎」―日本中、殆ど何処にでも日本酒の蔵は在るのだが、鹿児島県内では焼酎一辺倒で、永く日本酒の醸造も行われておらず、極最近になって或る会社が「数十年ぶり?」と日本酒を製造して売り出したという話しを聞いた…鹿児島で売られているのを視掛けた覚えも在る…―と言っても間違いでは無い程だが…ウィスキーを手掛ける会社が在ったのだ!!知らなかったので、屋台村でそれを聞いて一寸驚いた…以前は鹿児島県内で蒸留もしていたらしいが、現在は長野県内に蒸留所を設けて製造しているという。一部商品の瓶詰めは鹿児島県内でも行っているようだ…
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近年は、「“日本のウィスキー”というモノ!!佳いじゃないか!!」と国際的な声望が高まっているとも聞くが、この鹿児島県縁のウィスキーも、最近ではなかなかに高い評価を得ているらしい…
どんな種類であれ、“酒造”というのは「なかなかに文化的な営み」だと思う。何時の間にか確立された製造技法が大切に受け継がれると同時に、絶え間なく関係者の工夫が積み重ねられる…充分に材料が確保されるという「社会の“豊かさ”」の裏付けも、酒造を続ける上では必要なことである…
日本国内では、永い伝統を誇る日本酒や焼酎の製造を手掛ける会社―現在の“会社”という概念が興ったり、現在の酒造に纏わるルールが確立する以前に在った「何らかの集団」が、現在の組織に近い形態になって行ったというような例も多いのであろう…―は多々在るが、ウィスキーを手掛ける会社は然程多くないように思う。実は昨年、「スコットランドと似た環境」を求めて北海道に興されたウィスキーの蒸留所を見学し、志を持ってウィスキー造りに取組んだ人達の“物語”に触れる機会が在った。鹿児島にもそうした“物語”が在るのだと思う…機会が在れば、そんなものにも触れてみたい…
それにしても…「焼酎と和風の肴」を主にして何軒かを梯子する“屋台村タイム”を過ごす中で、「ウィスキーと洋風の肴」という場所が在るのは、なかなかに好い…
『かごっまふるさと屋台村』―“豚丼”が凄まじく懐かしい!!
3月に立ち寄った鹿児島の“屋台村”は「2回目」だった…昨年の12月にも寄っていた…昨年の12月に寄って、なかなか愉しかったので3月には最初から「屋台村に是非再訪!!」と決めていた…
↓12月に頂いて大変に気に入り、3月21日に頂いてしまったモノがこれである…
![8609997722_45087e8e8c[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/8609997722_45087e8e8c5B15D-thumbnail2.jpg)
↑豚丼だ!!肉と玉葱に“特製タレ”(甘味が混じった「鹿児島の醤油」をベースにしているらしい…)を塗しながら鉄板で焼き、焼きあがったものを丼の御飯に載せる…これが美味い!!
鹿児島県は「畜産王国」で、農業の中で「肉用家畜の肥育」が占めている部分が大きいようだ…こうした事項は統計で容易く確認出来る…
平成24年のデータで「豚の飼育頭数」という項目を見る…日本全国で9,735,000頭の豚が飼われているそうだが、鹿児島県には1,360,000頭が居るという…13.97%…47都道府県の中で、1県でこれだけの比率を占めるというのは凄い!当然ながら「日本一!!」である…
豚肉がポピュラーな食材になったのは明治時代以降だが…鹿児島県では少なくとも幕末期辺りには一部で食用にしていたようである…幕末期の話しが色々と綴られたものに、「陰で“豚一”という渾名で呼ばれることもあった」という人物が登場する…
「陰で“豚一”という渾名で呼ばれることもあった」という幕末期の人物?これは“最後の将軍”、徳川慶喜である…彼は徳川宗家と将軍職を受け継ぐ以前は一橋姓を名乗っていた。“豚一”なる渾名は「豚肉を召し上がるとかいう一橋様」という意味だ。当時は、豚肉は「珍しい食材」、或いは「普通は食べない食材」だった。が、これを一橋慶喜は喜んで食べた…
一橋慶喜は、幕末の京都で“幕府全権代表”のようになって、京都に集まってきた各地の大名や、その家臣達と接しながら活動していた…薩摩の島津家は、若き家老の小松帯刀を“支店長”のような按配で京都の屋敷に送り込んでいて、小松帯刀が一橋慶喜や他の大名やその家臣達と接触していた…そんな中で、薩摩屋敷で珍重された、国元から送らせた豚肉が一橋慶喜の口に入る機会が在ったらしい。それを気に入った一橋慶喜は、小松帯刀に「あれが…」と豚肉を所望し、小松帯刀は国元に「あの一橋侯が所望するので…何とか…」と送るように要請していたという…
少し話しが逸れたが、鹿児島では豚肉が伝統的食材で、各地で色々と利用されていた訳だが…この豚丼も、屋台村で工夫されて登場したということなのだろう…
実はこの豚丼は「2種類」在る…
↓“タレ”に対して“塩味”というモノだ…3月21日に一度に頂くのは流石にキツかったので、3月22日に頂いた…
![8608928365_23c97b3cdb[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/8608928365_23c97b3cdb5B15D-thumbnail2.jpg)
↑こちらは、“特製タレ”ではなく、塩とガーリックを混ぜた“特製塩”を振る…これも美味い!!
「畜産王国」が育んだ美味い豚肉を愉しく頂いた訳だが…鹿児島県では「“かごしま地産地消推進店”の登録」ということに取組んでいる。「飲食店等における地産地消の取組拡大や県産農林水産物の消費者への理解促進と消費拡大につなげるため,県産農林水産物を積極的に活用している飲食店等を“かごしま地産地消推進店”として登録するもの」とのことだ…豚丼を頂いた店を含め、屋台村にもこれに登録している店が幾つも在る…
美味かった豚丼を思い出すと饒舌になってしまうが…これにも再会したいものだ…
↓12月に頂いて大変に気に入り、3月21日に頂いてしまったモノがこれである…
↑豚丼だ!!肉と玉葱に“特製タレ”(甘味が混じった「鹿児島の醤油」をベースにしているらしい…)を塗しながら鉄板で焼き、焼きあがったものを丼の御飯に載せる…これが美味い!!
鹿児島県は「畜産王国」で、農業の中で「肉用家畜の肥育」が占めている部分が大きいようだ…こうした事項は統計で容易く確認出来る…
平成24年のデータで「豚の飼育頭数」という項目を見る…日本全国で9,735,000頭の豚が飼われているそうだが、鹿児島県には1,360,000頭が居るという…13.97%…47都道府県の中で、1県でこれだけの比率を占めるというのは凄い!当然ながら「日本一!!」である…
豚肉がポピュラーな食材になったのは明治時代以降だが…鹿児島県では少なくとも幕末期辺りには一部で食用にしていたようである…幕末期の話しが色々と綴られたものに、「陰で“豚一”という渾名で呼ばれることもあった」という人物が登場する…
「陰で“豚一”という渾名で呼ばれることもあった」という幕末期の人物?これは“最後の将軍”、徳川慶喜である…彼は徳川宗家と将軍職を受け継ぐ以前は一橋姓を名乗っていた。“豚一”なる渾名は「豚肉を召し上がるとかいう一橋様」という意味だ。当時は、豚肉は「珍しい食材」、或いは「普通は食べない食材」だった。が、これを一橋慶喜は喜んで食べた…
一橋慶喜は、幕末の京都で“幕府全権代表”のようになって、京都に集まってきた各地の大名や、その家臣達と接しながら活動していた…薩摩の島津家は、若き家老の小松帯刀を“支店長”のような按配で京都の屋敷に送り込んでいて、小松帯刀が一橋慶喜や他の大名やその家臣達と接触していた…そんな中で、薩摩屋敷で珍重された、国元から送らせた豚肉が一橋慶喜の口に入る機会が在ったらしい。それを気に入った一橋慶喜は、小松帯刀に「あれが…」と豚肉を所望し、小松帯刀は国元に「あの一橋侯が所望するので…何とか…」と送るように要請していたという…
少し話しが逸れたが、鹿児島では豚肉が伝統的食材で、各地で色々と利用されていた訳だが…この豚丼も、屋台村で工夫されて登場したということなのだろう…
実はこの豚丼は「2種類」在る…
↓“タレ”に対して“塩味”というモノだ…3月21日に一度に頂くのは流石にキツかったので、3月22日に頂いた…
↑こちらは、“特製タレ”ではなく、塩とガーリックを混ぜた“特製塩”を振る…これも美味い!!
「畜産王国」が育んだ美味い豚肉を愉しく頂いた訳だが…鹿児島県では「“かごしま地産地消推進店”の登録」ということに取組んでいる。「飲食店等における地産地消の取組拡大や県産農林水産物の消費者への理解促進と消費拡大につなげるため,県産農林水産物を積極的に活用している飲食店等を“かごしま地産地消推進店”として登録するもの」とのことだ…豚丼を頂いた店を含め、屋台村にもこれに登録している店が幾つも在る…
美味かった豚丼を思い出すと饒舌になってしまうが…これにも再会したいものだ…
『かごっまふるさと屋台村』―“キビナゴ”?!
「積もる」という事態は免れているのだが、「雪が降り出しそう!!」な稚内に居ると、喩え地元の人達が“寒い”という話しをしていようと、実に温暖で快適に感じられた「3月の鹿児島訪問」のことが妙に思い出される…
↓屋台村で頂いた魚だ…
![8608910699_f1c4a91b88[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/8608910699_f1c4a91b885B15D-thumbnail2.jpg)
↑3月22日の夕刻、ふらりと入った店で、前日に出くわした「札幌から出張中」の方と再会し、再会を祝していた時に頼んでみた。“キビナゴ”と言う…
“キビナゴ”?何となく記憶に残っている呼称ではあるが…“黍女子”、“黍魚子”、“吉備女子”、“吉備奈仔”というような漢字を当てるらしい…鰊や鰯に近い仲間の小魚だという…小魚で傷みが早いこともあり、漁獲地以外に流通することは少ないらしい…
正直、「水産王国」である北海道に、とりわけ漁港を擁する街に住んでいて、魚介類は珍しくもないので、他所へ行った際には余り気に掛けない…が、「漁獲地以外に流通することは少ないらしい」代物ということで、「初めてかな?」と思いながら頼んでみたのだった…
揚げたモノだったが…軽く塩を点けて頂くようになっていた…これが何とも言えず美味かった!!“キビナゴ”も「停まり難い」状態で直ぐに残さずに頂いてしまったが…焼酎のお湯割りに「抜群の相性」だった!!
“キビナゴ”は、鹿児島県を含む九州方面で纏まった漁獲が在るようだ…焼酎の肴に頼んだ際も手軽な価格帯だったが、「安価で美味い」という「地元の人気モノ」と見受けられる…3月の鹿児島の屋台村では、「店舗前のテーブルで夜風に当たって、一寸した肴を突いて軽く1杯」ということをしている人達も見受けられた…そんな様子を思い出すが…稚内では未だ「無理!!」だと思う…
そんなことを思いながら、“キビナゴ”との再会を願う昨今である…
↓屋台村で頂いた魚だ…
↑3月22日の夕刻、ふらりと入った店で、前日に出くわした「札幌から出張中」の方と再会し、再会を祝していた時に頼んでみた。“キビナゴ”と言う…
“キビナゴ”?何となく記憶に残っている呼称ではあるが…“黍女子”、“黍魚子”、“吉備女子”、“吉備奈仔”というような漢字を当てるらしい…鰊や鰯に近い仲間の小魚だという…小魚で傷みが早いこともあり、漁獲地以外に流通することは少ないらしい…
正直、「水産王国」である北海道に、とりわけ漁港を擁する街に住んでいて、魚介類は珍しくもないので、他所へ行った際には余り気に掛けない…が、「漁獲地以外に流通することは少ないらしい」代物ということで、「初めてかな?」と思いながら頼んでみたのだった…
揚げたモノだったが…軽く塩を点けて頂くようになっていた…これが何とも言えず美味かった!!“キビナゴ”も「停まり難い」状態で直ぐに残さずに頂いてしまったが…焼酎のお湯割りに「抜群の相性」だった!!
“キビナゴ”は、鹿児島県を含む九州方面で纏まった漁獲が在るようだ…焼酎の肴に頼んだ際も手軽な価格帯だったが、「安価で美味い」という「地元の人気モノ」と見受けられる…3月の鹿児島の屋台村では、「店舗前のテーブルで夜風に当たって、一寸した肴を突いて軽く1杯」ということをしている人達も見受けられた…そんな様子を思い出すが…稚内では未だ「無理!!」だと思う…
そんなことを思いながら、“キビナゴ”との再会を願う昨今である…
『かごっまふるさと屋台村』―ランチの定食に在った「鰹の焼魚」…
鹿児島に到着した3月21日の昼食で屋台村に寄り、立ち寄った店で“スタンプカード”―26軒の店名が書かれていて、寄った店でカードを出すとスタンプを押してくれる…5つ集まると…『かごっまふるさと屋台村』のロゴが入ったグラスを頂くことが出来る…―を頂いたことから、滞在中に連続して訪ねることになったのだったが…
最初に立ち寄った店で眼に留めたのは“きまぐれ定食”と名付けられたメニューだった…非常に手頃な値段であったが、“きまぐれ定食”という名から察すると…日替わりか週替わりか、或いはそうした決め事は無いのかもしれないが、その時々の材料で提供して頂ける定食なのであろう…或いは、そういう方式であるが故に「佳いモノを安価に」ということも出来るのだと想像した…
↓鰹の焼魚が登場した…
![8608868665_af003e7725[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8608868665_af003e77255B15D-thumbnail2.jpg)
記憶を辿ってみるが…「鰹の焼魚」というイメージが沸かない…“鰹”と聞けば、思い浮かぶのはスーパーで売っていたり、回転寿司のネタに在る“たたき”であり、普通に「焼魚にしてご飯と一緒に」というイメージが…私自身には乏しい、或いは無い…
“鰹”…温暖な海流の海域を元気に行き交う魚で、鹿児島県辺りではポピュラーな、色々な食べ方をする魚なのであろう。鰹節を造って出汁を取る程の、“旨味”がギッシリ詰まった赤身の魚だけに、焼いたモノもなかなかに美味い!!脂も適度で、くどくない…「美味しいモノは素早く無くなる…」と何時も嘆くのだが、空腹とも相俟って、素早く頂いてしまった…
↓鹿児島は醤油にこだわりが在るらしい…刺身等の魚料理を看板にする店だったが、色々なモノが並んでいた…
![8609974316_da224af7fb[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8609974316_da224af7fb5B15D-thumbnail2.jpg)
↑鹿児島では伝統的なモノらしい、「若干の甘味」が入った醤油を使ってみた…「肉に合う」と思っていたが、魚との相性も悪くはない…
縁が薄い地域を訪ねて出くわす、こういうような「普通の定食」…意外に好いものである…
最初に立ち寄った店で眼に留めたのは“きまぐれ定食”と名付けられたメニューだった…非常に手頃な値段であったが、“きまぐれ定食”という名から察すると…日替わりか週替わりか、或いはそうした決め事は無いのかもしれないが、その時々の材料で提供して頂ける定食なのであろう…或いは、そういう方式であるが故に「佳いモノを安価に」ということも出来るのだと想像した…
↓鰹の焼魚が登場した…
記憶を辿ってみるが…「鰹の焼魚」というイメージが沸かない…“鰹”と聞けば、思い浮かぶのはスーパーで売っていたり、回転寿司のネタに在る“たたき”であり、普通に「焼魚にしてご飯と一緒に」というイメージが…私自身には乏しい、或いは無い…
“鰹”…温暖な海流の海域を元気に行き交う魚で、鹿児島県辺りではポピュラーな、色々な食べ方をする魚なのであろう。鰹節を造って出汁を取る程の、“旨味”がギッシリ詰まった赤身の魚だけに、焼いたモノもなかなかに美味い!!脂も適度で、くどくない…「美味しいモノは素早く無くなる…」と何時も嘆くのだが、空腹とも相俟って、素早く頂いてしまった…
↓鹿児島は醤油にこだわりが在るらしい…刺身等の魚料理を看板にする店だったが、色々なモノが並んでいた…
↑鹿児島では伝統的なモノらしい、「若干の甘味」が入った醤油を使ってみた…「肉に合う」と思っていたが、魚との相性も悪くはない…
縁が薄い地域を訪ねて出くわす、こういうような「普通の定食」…意外に好いものである…
『かごっまふるさと屋台村』―枕崎の鰹節の出汁が秀逸なおでん…
鹿児島県は島嶼部まで在って、色々な産物が在る地域なのだが、『かごっまふるさと屋台村』も「県内各地の美味いモノを提供」というようなことを目標の一つとしているように見受けられる。ここに立ち寄れば、随分多用なモノを手軽に愉しむことが出来る…
↓ある店に掲げられていたポスター…
![8610029504_d0a8f63e1b[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8610029504_d0a8f63e1b5B15D-thumbnail2.jpg)
↑枕崎の鰹節だ!!
枕崎の鰹節…初めて鹿児島に足を踏み入れたのは2011年のことで、あの時は思い付いて、稚内・旭川・小樽・会津若松・新潟・大阪・博多を経て「全行程を各種の列車」という方法で、稚内を発って“5日目”の早朝に枕崎に至った…枕崎は「鰹漁の街」で、静かな漁港で「釣上げた状態のままに急速冷凍」の大きな鰹を賑やかに水揚げしている様を視て驚いた…鰹は大きなトラックに積んで各地に出荷していたが、地元でも鰹節を造っている…
>>枕崎と鰹(2011.12.19)
そんな枕崎の鰹節のポスターを掲げている店のメインコンテンツは…
↓おでんだった!!
![8610032130_755e7243fb[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8610032130_755e7243fb5B15D-thumbnail2.jpg)
↑お任せの盛り合わせが在り、手頃である…
“燗付け”と呼び習わされている、安価で提供されている焼酎のお湯割りを少々頂きながらおでんを摘む…素晴らしいのだが…そのおでんが秀逸だ!!おでんの出汁に、枕崎の鰹節を使っているというのだ!!
枕崎の鰹節の出汁が確り沁み込んだ具材を頂き、「出汁が美味い!!」とおでん種を全て頂いた後、出汁を文字どおり“スープ”として「美味い!!」を連呼しながら頂いてしまった…私が陣取った辺りの反対側に居たおじさんが「おでんの出汁を肴に酒というのが…なかなかに好いもの…“通”が好む呑み方だ…」と言っていたが…おじさんの説に大賛成!!素晴らしかった!!
私が…鰹節の故郷、枕崎と友好都市である稚内から来たという話しになり…
↓店主氏が出汁に使っている種類の鰹節を一口試食させて下さった…
![8610033448_d64cb91571[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8610033448_d64cb915715B15D-thumbnail2.jpg)
↑出汁を作る際には、もっと大きめで厚いモノを使うということだが、実に素晴らしい鰹節だった…
「鰹節が素晴らしい!!おでんも美味い!!」と嬉々としてここを後にしたが…この鰹節を作っている枕崎について、「何時か再訪!!」という想いが沸き起こった…
↓ある店に掲げられていたポスター…
↑枕崎の鰹節だ!!
枕崎の鰹節…初めて鹿児島に足を踏み入れたのは2011年のことで、あの時は思い付いて、稚内・旭川・小樽・会津若松・新潟・大阪・博多を経て「全行程を各種の列車」という方法で、稚内を発って“5日目”の早朝に枕崎に至った…枕崎は「鰹漁の街」で、静かな漁港で「釣上げた状態のままに急速冷凍」の大きな鰹を賑やかに水揚げしている様を視て驚いた…鰹は大きなトラックに積んで各地に出荷していたが、地元でも鰹節を造っている…
>>枕崎と鰹(2011.12.19)
そんな枕崎の鰹節のポスターを掲げている店のメインコンテンツは…
↓おでんだった!!
↑お任せの盛り合わせが在り、手頃である…
“燗付け”と呼び習わされている、安価で提供されている焼酎のお湯割りを少々頂きながらおでんを摘む…素晴らしいのだが…そのおでんが秀逸だ!!おでんの出汁に、枕崎の鰹節を使っているというのだ!!
枕崎の鰹節の出汁が確り沁み込んだ具材を頂き、「出汁が美味い!!」とおでん種を全て頂いた後、出汁を文字どおり“スープ”として「美味い!!」を連呼しながら頂いてしまった…私が陣取った辺りの反対側に居たおじさんが「おでんの出汁を肴に酒というのが…なかなかに好いもの…“通”が好む呑み方だ…」と言っていたが…おじさんの説に大賛成!!素晴らしかった!!
私が…鰹節の故郷、枕崎と友好都市である稚内から来たという話しになり…
↓店主氏が出汁に使っている種類の鰹節を一口試食させて下さった…
↑出汁を作る際には、もっと大きめで厚いモノを使うということだが、実に素晴らしい鰹節だった…
「鰹節が素晴らしい!!おでんも美味い!!」と嬉々としてここを後にしたが…この鰹節を作っている枕崎について、「何時か再訪!!」という想いが沸き起こった…
『かごっまふるさと屋台村』―“博多”を凌駕するような「とんこつラーメン」…
私は「積極的にラーメンを頂く」という訳でもないと思う。“○○丼”、“○○定食”というようなもの、ハンバーガーやホットドッグというようなものを寧ろ好むように思う。偶々ラーメンを頂くと「前回は何時?何処だったか?」というように考えてしまう場合も少なくない…
3月22日…早朝から動き回っていて、やや雲が多めになってきた辺りで『かごっまふるさと屋台村』に至り、ランチ営業をやっている店を見回した…そして気になったのが“とんこつラーメン”である…
鹿児島も伝統在るラーメン店が色々と在るが、“とんこつラーメン”と言えば、博多や九州の他地域でポピュラーなモノのようなイメージを持っている…これを頂いてみることにした…
↓こういうモノが…
![8608898855_4d7c3da4ce[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8608898855_4d7c3da4ce5B15D-thumbnail2.jpg)
↑全般的にシチューか何かのようだ…スープは豆乳か何かを思わせるものが…
どんな感じなのか、ワクワクしながら頂いてみる…
麺は…“アルデンテ”な極細パスタのように、適度な「噛み応え」が在る真っ直ぐな麺だ…これは「博多の流儀」だと思った…実際、後で聞けば博多の麺を使っているという…
その博多の流儀の細麺が絡むスープ!!この「濃厚であってくどくない」という味は、良質な黒豚を使っている故だ!!更に具材のチャーシューが秀逸だった!!
聞けば、この“とんこつラーメン”を出していた店は、黒豚を肥育して肉製品を製造販売している会社が運営しているらしい…「なるほど!!」という感で、「“とんこつラーメン”とは贅沢なモノ」とまで思わせてくれた…
近所にこの店が在ったら…もしかすると“週一”かそれ以上の頻度で、この“とんこつラーメン”を頂くようになってしまうかもしれない…
3月22日…早朝から動き回っていて、やや雲が多めになってきた辺りで『かごっまふるさと屋台村』に至り、ランチ営業をやっている店を見回した…そして気になったのが“とんこつラーメン”である…
鹿児島も伝統在るラーメン店が色々と在るが、“とんこつラーメン”と言えば、博多や九州の他地域でポピュラーなモノのようなイメージを持っている…これを頂いてみることにした…
↓こういうモノが…
↑全般的にシチューか何かのようだ…スープは豆乳か何かを思わせるものが…
どんな感じなのか、ワクワクしながら頂いてみる…
麺は…“アルデンテ”な極細パスタのように、適度な「噛み応え」が在る真っ直ぐな麺だ…これは「博多の流儀」だと思った…実際、後で聞けば博多の麺を使っているという…
その博多の流儀の細麺が絡むスープ!!この「濃厚であってくどくない」という味は、良質な黒豚を使っている故だ!!更に具材のチャーシューが秀逸だった!!
聞けば、この“とんこつラーメン”を出していた店は、黒豚を肥育して肉製品を製造販売している会社が運営しているらしい…「なるほど!!」という感で、「“とんこつラーメン”とは贅沢なモノ」とまで思わせてくれた…
近所にこの店が在ったら…もしかすると“週一”かそれ以上の頻度で、この“とんこつラーメン”を頂くようになってしまうかもしれない…
想い出の『かごっまふるさと屋台村』
短い滞在の場所であっても「想い出の場所」というものは出来る…鹿児島の『かごっまふるさと屋台村』は、私にとってのそういう場所だ…
『かごっまふるさと屋台村』は2012年の春にオープンしたのだという。鹿児島中央駅から歩いて行ける場所だが、路面電車の高見橋停留所の眼の前に在る。8席程度の店舗と、店舗前にもテーブルが設えられていたりする。26店舗在るそうだ…『かごっまふるさと屋台村』というオリジナル焼酎が安価で提供される他、色々なモノが呑めて、鹿児島県下各地の美味いモノ、鹿児島でポピュラーなモノが集合している感じの場所だ。“屋台村”…私が他所で経験している範囲では、帯広のモノや八戸のモノに一寸似ている…
2012年12月…結果的に「九州7県巡り」を果たした際、九州で最初に宿泊したのは鹿児島だった…
あの時は…途中の大阪や熊本で酷く雨に濡れて、やや草臥れた身体を引き摺って、生乾きのタオルのようになった上着を引っ掛け、とりあえずホテルに荷物を置いて向かったのがこの屋台村だった…小さな空間の中で、居合わせた人達が直ぐに打ち解けて、色々と愉しいお話しが出来るという“屋台効果”とでもいうようなものの恩恵で、「明日はきっと晴れて、朝陽が視られますよ!!」と御常連に声を掛けて頂いたのが嬉しかった…
その翌日…早朝に宮崎方面へ移動する前夜には別な店に…そこでは、稚内の友好都市である枕崎生まれであるという店主氏に出会い、何度も「アレが美味かった…」と思い出すことになる、“畜産王国”の鹿児島県産の豚肉を使った豚丼を頂いた…
2013年3月…通産3回目の鹿児島だった…早朝に雪が舞っていた中で新千歳空港へ出発し、羽田空港で乗り継いで空路鹿児島に辿り着き、空港辺りで空腹を覚えながら、物凄く混んでいたバスでとりあえず鹿児島中央駅に着いた…「白くま黒豚電車」こと<でんでん>を到着直後に目撃し、「<でんでん>が私を歓迎してくれた!!」と勝手に嬉しく思い、やがて鹿児島市内を動き回る、路面電車やバスを利用出来る“1日乗車券”を仕入れるなどし、何となく歩き始めた…
そして『かごっまふるさと屋台村』に至ったのだが…一部店舗で“ランチ”をやっていることに気付いた…丁度空腹だったのでランチを頂いたが…そこで“スタンプカード”なるものを頂いた…
“スタンプカード”…26軒の店名が書かれていて、寄った店でカードを出すとスタンプを押してくれる…5つ集まると…『かごっまふるさと屋台村』のロゴが入ったグラスを頂くことが出来る…「これは善い!!」と、鹿児島に滞在した3月21日から3月22日でそれをクリアすることにした…
という些細な切っ掛けで『かごっまふるさと屋台村』に親しむことになった…結局、鹿児島を発つ日に至るまで3回出くわした札幌の方と知り合ったり、九州の他県から1人で来ていて「1店1品1杯」というようなことをしている方を視掛けて、「私もその流儀で…」というようなことが在った…幾つもの店を梯子したが、各店の皆さんや居合わせた地元の皆さんや他所から来ている皆さんと話しも弾んだ…
こうした『かごっまふるさと屋台村』の愉しい想い出を記憶に留めようと、一寸写真を撮ったが…存外な枚数になった…
↓そこで『かごっまふるさと屋台村』関係の写真を“セット”としてみた…

追って、各写真の話題を記事に起こしたい…写真を何となく視て…「他愛のない…」と切り捨てたくなるようなモノも在るのだが、何れも「珠玉の想い出」に連なる写真である…
『かごっまふるさと屋台村』は2012年の春にオープンしたのだという。鹿児島中央駅から歩いて行ける場所だが、路面電車の高見橋停留所の眼の前に在る。8席程度の店舗と、店舗前にもテーブルが設えられていたりする。26店舗在るそうだ…『かごっまふるさと屋台村』というオリジナル焼酎が安価で提供される他、色々なモノが呑めて、鹿児島県下各地の美味いモノ、鹿児島でポピュラーなモノが集合している感じの場所だ。“屋台村”…私が他所で経験している範囲では、帯広のモノや八戸のモノに一寸似ている…
2012年12月…結果的に「九州7県巡り」を果たした際、九州で最初に宿泊したのは鹿児島だった…
あの時は…途中の大阪や熊本で酷く雨に濡れて、やや草臥れた身体を引き摺って、生乾きのタオルのようになった上着を引っ掛け、とりあえずホテルに荷物を置いて向かったのがこの屋台村だった…小さな空間の中で、居合わせた人達が直ぐに打ち解けて、色々と愉しいお話しが出来るという“屋台効果”とでもいうようなものの恩恵で、「明日はきっと晴れて、朝陽が視られますよ!!」と御常連に声を掛けて頂いたのが嬉しかった…
その翌日…早朝に宮崎方面へ移動する前夜には別な店に…そこでは、稚内の友好都市である枕崎生まれであるという店主氏に出会い、何度も「アレが美味かった…」と思い出すことになる、“畜産王国”の鹿児島県産の豚肉を使った豚丼を頂いた…
2013年3月…通産3回目の鹿児島だった…早朝に雪が舞っていた中で新千歳空港へ出発し、羽田空港で乗り継いで空路鹿児島に辿り着き、空港辺りで空腹を覚えながら、物凄く混んでいたバスでとりあえず鹿児島中央駅に着いた…「白くま黒豚電車」こと<でんでん>を到着直後に目撃し、「<でんでん>が私を歓迎してくれた!!」と勝手に嬉しく思い、やがて鹿児島市内を動き回る、路面電車やバスを利用出来る“1日乗車券”を仕入れるなどし、何となく歩き始めた…
そして『かごっまふるさと屋台村』に至ったのだが…一部店舗で“ランチ”をやっていることに気付いた…丁度空腹だったのでランチを頂いたが…そこで“スタンプカード”なるものを頂いた…
“スタンプカード”…26軒の店名が書かれていて、寄った店でカードを出すとスタンプを押してくれる…5つ集まると…『かごっまふるさと屋台村』のロゴが入ったグラスを頂くことが出来る…「これは善い!!」と、鹿児島に滞在した3月21日から3月22日でそれをクリアすることにした…
という些細な切っ掛けで『かごっまふるさと屋台村』に親しむことになった…結局、鹿児島を発つ日に至るまで3回出くわした札幌の方と知り合ったり、九州の他県から1人で来ていて「1店1品1杯」というようなことをしている方を視掛けて、「私もその流儀で…」というようなことが在った…幾つもの店を梯子したが、各店の皆さんや居合わせた地元の皆さんや他所から来ている皆さんと話しも弾んだ…
こうした『かごっまふるさと屋台村』の愉しい想い出を記憶に留めようと、一寸写真を撮ったが…存外な枚数になった…
↓そこで『かごっまふるさと屋台村』関係の写真を“セット”としてみた…

追って、各写真の話題を記事に起こしたい…写真を何となく視て…「他愛のない…」と切り捨てたくなるようなモノも在るのだが、何れも「珠玉の想い出」に連なる写真である…
かごっまふるさと屋台村―<うっしっし~>にて…(2012.12.16)
鹿児島中央駅周辺の「かごっまふるさと屋台村」が気に入ってしまい、再び訪ねてみた…
日曜日は相対的に人出が少なめであると聞いたが、それでも席が埋まっていた店も多かった。鹿児島県は“畜産王国”であり、「肉料理が好い…」と思いながら様子を視ていた…昨日の店が定休日だったので、色々と視ていたが、何か美味い肉を出してくれそうな店が見付かり、丁度客が入れ替わり、空席が在った。入ってみた…
↓かごっまふるさと屋台村での「とりあえず…」はこの焼酎のお湯割りだと、私は勝手に決めた…
![8281102690_c897397197[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8281102690_c8973971975B15D-thumbnail2.jpg)
様子を視ていると、8席在る小さなカウンターのど真ん中に大きな鉄板が設えられている。店主氏が非常に手際よく、鉄板を利用して色々なメニューを用意する…「メニューは下の方に…」と言うので、ごそごそ探ると、カウンターの下にポケットが設けられていて、メニューが入っていた…
↓最初にお願いしたのは“黒牛”のハーフ…
![8281102950_b750291e27[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8281102950_b750291e275B15D-thumbnail2.jpg)
↑アルミ箔の上に、「焼き立て!!」が出て来て、これを冷めてしまわない間に摘むのが、ここの流儀らしい…こういうの!!好きだ!!
焼き加減等の好みを伝えるのだが、私は「ポピュラーな、普段やっているような感じで」と店主氏にお願いした。鉄板に肉を載せ、火を通しながら手際よく切り、食べ易い感じにして出してくれる…多分、標準的な焼き加減だと思うが、素材が好いので美味い。塩・コショウを振ってある肉だが、多少岩塩を点けると美味い。
↓これが“温たま豚丼”である…
![8280046879_3628f778da[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8280046879_3628f778da5B15D-thumbnail2.jpg)
↑「2軒目以降でアッサリしたものを希望なら“塩”、オーソドックスなのは“タレ”」というお話しで、私は“タレ”にした。
これはカウンターの真ん中の鉄板に肉と玉葱を載せ、豪快かつ手際よく焼き、最後に味付けをして、それを丼のご飯の上に載せて出してくれる。こういうやり方で、目の前で作ってくれる豚丼…初めてである。
ここの店主氏は、枕崎の御出身なのだそうだ。私が稚内から来たということで、そういう話題になった。稚内と枕崎は友好都市提携をしたところで、何か不思議な縁を感じた…
豚丼のタレは“濃い口”と呼び習わされている、鹿児島でポピュラーな醤油をベースにしている。鹿児島で気付いたが、ここでは“濃い口”、“薄口”と当地で伝わるやや甘い感じの醤油を呼び、他地域で普通な醤油は“辛口”と言っているようだ。「醤油の区別」など、私は考えたこともなかった…ここの店主氏は、魚の刺身を頂く際には、馴染んだ“濃い口”の醤油が好みで、“辛口”は「ややしっくりしない?」と思うことが在るのだそうだ。他地域への出張が多い人達の中には、馴染んだ鹿児島の醤油を小さな容器に入れて持って行くという例も在るそうだ…
豚丼だが、タレと肉汁が混ざり合い、なかなか絶妙だ。肉は「歯応えと柔らかさ」が絶妙なバランスで同居している。鹿児島では、豚肉は伝統食材なのだそうだが、流石に好いモノが在る…
牛肉を摘んで焼酎を頂き、豚丼も美味しく頂いたが…もう少し食べたかった…
↓これが“黒ホルモンカレー”
![8280047171_0f85ff199c[1].jpg](http://mirage-hdr.up.269g.net/image/8280047171_0f85ff199c5B15D-thumbnail2.jpg)
流石にこれは鉄板で用意ではなく、奥から出て来たが、なかなか手が込んでいる。ホルモンと牛肉の小さな肉片が具になっていて、ピリッとした軽い辛さのルーが載ったカレーライスだ…
この日は天候に恵まれた。10℃近かったと思う。そういう話題に及び、「稚内を出た時は氷点下2℃程度」と話すと店主氏は「ヒョーテンカって何ですか?」と来た…「マイナス気温」のことなのだが…
こういう具合な、地元の皆さんに迎えられ、地元の食材を頂いた…鹿児島滞在中の夕食…なかなかに好かった!!
日曜日は相対的に人出が少なめであると聞いたが、それでも席が埋まっていた店も多かった。鹿児島県は“畜産王国”であり、「肉料理が好い…」と思いながら様子を視ていた…昨日の店が定休日だったので、色々と視ていたが、何か美味い肉を出してくれそうな店が見付かり、丁度客が入れ替わり、空席が在った。入ってみた…
↓かごっまふるさと屋台村での「とりあえず…」はこの焼酎のお湯割りだと、私は勝手に決めた…
様子を視ていると、8席在る小さなカウンターのど真ん中に大きな鉄板が設えられている。店主氏が非常に手際よく、鉄板を利用して色々なメニューを用意する…「メニューは下の方に…」と言うので、ごそごそ探ると、カウンターの下にポケットが設けられていて、メニューが入っていた…
↓最初にお願いしたのは“黒牛”のハーフ…
↑アルミ箔の上に、「焼き立て!!」が出て来て、これを冷めてしまわない間に摘むのが、ここの流儀らしい…こういうの!!好きだ!!
焼き加減等の好みを伝えるのだが、私は「ポピュラーな、普段やっているような感じで」と店主氏にお願いした。鉄板に肉を載せ、火を通しながら手際よく切り、食べ易い感じにして出してくれる…多分、標準的な焼き加減だと思うが、素材が好いので美味い。塩・コショウを振ってある肉だが、多少岩塩を点けると美味い。
↓これが“温たま豚丼”である…
↑「2軒目以降でアッサリしたものを希望なら“塩”、オーソドックスなのは“タレ”」というお話しで、私は“タレ”にした。
これはカウンターの真ん中の鉄板に肉と玉葱を載せ、豪快かつ手際よく焼き、最後に味付けをして、それを丼のご飯の上に載せて出してくれる。こういうやり方で、目の前で作ってくれる豚丼…初めてである。
ここの店主氏は、枕崎の御出身なのだそうだ。私が稚内から来たということで、そういう話題になった。稚内と枕崎は友好都市提携をしたところで、何か不思議な縁を感じた…
豚丼のタレは“濃い口”と呼び習わされている、鹿児島でポピュラーな醤油をベースにしている。鹿児島で気付いたが、ここでは“濃い口”、“薄口”と当地で伝わるやや甘い感じの醤油を呼び、他地域で普通な醤油は“辛口”と言っているようだ。「醤油の区別」など、私は考えたこともなかった…ここの店主氏は、魚の刺身を頂く際には、馴染んだ“濃い口”の醤油が好みで、“辛口”は「ややしっくりしない?」と思うことが在るのだそうだ。他地域への出張が多い人達の中には、馴染んだ鹿児島の醤油を小さな容器に入れて持って行くという例も在るそうだ…
豚丼だが、タレと肉汁が混ざり合い、なかなか絶妙だ。肉は「歯応えと柔らかさ」が絶妙なバランスで同居している。鹿児島では、豚肉は伝統食材なのだそうだが、流石に好いモノが在る…
牛肉を摘んで焼酎を頂き、豚丼も美味しく頂いたが…もう少し食べたかった…
↓これが“黒ホルモンカレー”
流石にこれは鉄板で用意ではなく、奥から出て来たが、なかなか手が込んでいる。ホルモンと牛肉の小さな肉片が具になっていて、ピリッとした軽い辛さのルーが載ったカレーライスだ…
この日は天候に恵まれた。10℃近かったと思う。そういう話題に及び、「稚内を出た時は氷点下2℃程度」と話すと店主氏は「ヒョーテンカって何ですか?」と来た…「マイナス気温」のことなのだが…
こういう具合な、地元の皆さんに迎えられ、地元の食材を頂いた…鹿児島滞在中の夕食…なかなかに好かった!!
かごっまふるさと屋台村―<カゴシマエンジン>にて…(2012.12.15)
「かごっまふるさと屋台村」なるものが、鹿児島中央駅近隣に登場していたこと…どういう切っ掛けだったのかが思い出せないが、少し前から気付いていて、「鹿児島を再訪?」という中で訪ねる意図を有していた…
この種の“屋台村”だが…帯広のものや八戸のものを訪ねたことが在る。20店舗前後が固まっていて、各店に寄ると地場産品や、地元でポピュラーなもの、更に各店で色々と工夫したものが気軽に味わえる。地元の人も来訪者も集まり、気軽に言葉を交わす。ある種“文化的”な“場”でさえある…そういう頭で「鹿児島ではどうか?」と考えていたのだ…
こうした理屈は…今日の場合はどうでも良かった…「この雨にやられて♪」とライブの時の忌野清志郎風に絶叫したくなるような…大阪で雨に濡れ、熊本で雨に濡れ、ベタベタの状態で、加えて新大阪駅で朝に求めた弁当を午前中の列車で頂いただけという状況下、手軽に美味いモノを愉しく頂いてみたかったのだ…
「かごっまふるさと屋台村」の「夕方・夜の営業」が始まったばかりのような時間帯に潜り込んだ…未だ空いていた…
「どういう店が在る?」と冷やかしていた…鹿児島県を含む南九州は肉用家畜の肥育が盛んで、豚、牛、鶏と何でも在る…また、各々に個性が在る多様な地域が在り、恐らく出身の関係者が居るのだろうが、郷土料理風なモノも多い。店頭に掲げられたメニューを見ても「普段の外食」という範囲で充分に楽しめそうな気配であった…
店の前に元気そうなスタッフが居て、「出水の鶏」を出している店だと言う…入ってみた…出水(いずみ)?新幹線で通り過ぎた場所である…「如何にも“屋台村”」という店内…御常連の記念写真が溢れている壁…
「とりあえず…」と焼酎のお湯割りを頼んだ…
↓品代と大差の無い送料を掛けて取り寄せたこともあるグラスに入っている…
![8274909384_166fefe613[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/8274909384_166fefe6135B15D-thumbnail2.jpg)
↑オーソドックスな感じの焼酎だが、かごっまふるさと屋台村の“オリジナルラベル”の代物で、屋台各店で提供しているものである…
この「お湯割り」を「燗つけ」と呼び習わしている…予め水割りした焼酎を置いておき、注文が入ると「日本酒を熱燗にする錫の容器」にそれを開け、熱湯で湯煎する…これが美味い!!
何を食べるのか?よく判らなかったが、食事に立ち寄ったという御常連が居合わせて、その奨めに従って「鶏飯+豚汁」としたが、「炊いている最中で少々お時間…」というお話し…そこで、これも御常連の奨めで「鶏刺身」という代物を試す…
↓こういう代物が出て来た…
![8274909794_b744c24787[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/8274909794_b744c247875B15D-thumbnail2.jpg)
↑鹿児島辺りにやや独特な、若干の甘味が在る味が濃い醤油を薬味と一緒に点けて頂く…
鰹や鮪のような「赤みの魚?」という感じと、“ローストビーフ”のような、表面を炙っていて、中身が半生という感じ…これらを想起したが、その何れでもない!!飽くまでも「独自な!!」味である…
↓これが刺身でも頂けてしまうという、出水の鶏である…
![8274910812_21403e72c3[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/8274910812_21403e72c35B15D-thumbnail2.jpg)
↑所謂“地鶏”方式で、放し飼いのようなスタイルで肥育する。大量生産のケージに入れたモノとは違う!!
↓そしてスタッフが鐘を鳴らして「炊き上がり!!」と大声で…思わず居合わせた人達で拍手喝采してしまった「鶏飯」と「豚汁」である…
![8274910430_9cb09a4c19[1].jpg](https://planeta097.up.seesaa.net/image/8274910430_9cb09a4c195B15D-thumbnail2.jpg)
「鶏飯」は、「良質の鶏の出汁」が良く判り、入っている野菜類も好い…「豚汁」は「昔ながらの地方の家庭料理」という風情で、具材がよく煮込まれている感じだった…
この店は、各メニューが安価で量も多くない…気軽に立ち寄り、色々と試す…或いは何かの帰り道や出掛ける前に「お気に入り!!」を頂く…というような感じなのだそうだ…
土曜日の夜ということで…何時の間にか屋台村は騒然となっていた…各屋台の周辺の戸外にもテーブルと椅子が据えられ、そこでワイワイとやっている人達も目立つ…「比較的温暖な地域の故か?」とも思ったが、その雰囲気を好み、それを専らとする人達も居るのだそうだ…
「出水の鶏」と「オーソドックスな焼酎のお湯割り」の美味さと、お奨めメニューを教えて下さった御常連や居合わせた皆さんとの愉しかった一時に気持ちが弾み、ホテルにゆったりと引揚げた…この鹿児島辺りでは、こういうものを「だれやめ」(愉しい晩酌)と呼ぶのかもしれない…そんなことを思った…
また鹿児島滞在中に覗いてみたい気がする…
この種の“屋台村”だが…帯広のものや八戸のものを訪ねたことが在る。20店舗前後が固まっていて、各店に寄ると地場産品や、地元でポピュラーなもの、更に各店で色々と工夫したものが気軽に味わえる。地元の人も来訪者も集まり、気軽に言葉を交わす。ある種“文化的”な“場”でさえある…そういう頭で「鹿児島ではどうか?」と考えていたのだ…
こうした理屈は…今日の場合はどうでも良かった…「この雨にやられて♪」とライブの時の忌野清志郎風に絶叫したくなるような…大阪で雨に濡れ、熊本で雨に濡れ、ベタベタの状態で、加えて新大阪駅で朝に求めた弁当を午前中の列車で頂いただけという状況下、手軽に美味いモノを愉しく頂いてみたかったのだ…
「かごっまふるさと屋台村」の「夕方・夜の営業」が始まったばかりのような時間帯に潜り込んだ…未だ空いていた…
「どういう店が在る?」と冷やかしていた…鹿児島県を含む南九州は肉用家畜の肥育が盛んで、豚、牛、鶏と何でも在る…また、各々に個性が在る多様な地域が在り、恐らく出身の関係者が居るのだろうが、郷土料理風なモノも多い。店頭に掲げられたメニューを見ても「普段の外食」という範囲で充分に楽しめそうな気配であった…
店の前に元気そうなスタッフが居て、「出水の鶏」を出している店だと言う…入ってみた…出水(いずみ)?新幹線で通り過ぎた場所である…「如何にも“屋台村”」という店内…御常連の記念写真が溢れている壁…
「とりあえず…」と焼酎のお湯割りを頼んだ…
↓品代と大差の無い送料を掛けて取り寄せたこともあるグラスに入っている…
↑オーソドックスな感じの焼酎だが、かごっまふるさと屋台村の“オリジナルラベル”の代物で、屋台各店で提供しているものである…
この「お湯割り」を「燗つけ」と呼び習わしている…予め水割りした焼酎を置いておき、注文が入ると「日本酒を熱燗にする錫の容器」にそれを開け、熱湯で湯煎する…これが美味い!!
何を食べるのか?よく判らなかったが、食事に立ち寄ったという御常連が居合わせて、その奨めに従って「鶏飯+豚汁」としたが、「炊いている最中で少々お時間…」というお話し…そこで、これも御常連の奨めで「鶏刺身」という代物を試す…
↓こういう代物が出て来た…
↑鹿児島辺りにやや独特な、若干の甘味が在る味が濃い醤油を薬味と一緒に点けて頂く…
鰹や鮪のような「赤みの魚?」という感じと、“ローストビーフ”のような、表面を炙っていて、中身が半生という感じ…これらを想起したが、その何れでもない!!飽くまでも「独自な!!」味である…
↓これが刺身でも頂けてしまうという、出水の鶏である…
↑所謂“地鶏”方式で、放し飼いのようなスタイルで肥育する。大量生産のケージに入れたモノとは違う!!
↓そしてスタッフが鐘を鳴らして「炊き上がり!!」と大声で…思わず居合わせた人達で拍手喝采してしまった「鶏飯」と「豚汁」である…
「鶏飯」は、「良質の鶏の出汁」が良く判り、入っている野菜類も好い…「豚汁」は「昔ながらの地方の家庭料理」という風情で、具材がよく煮込まれている感じだった…
この店は、各メニューが安価で量も多くない…気軽に立ち寄り、色々と試す…或いは何かの帰り道や出掛ける前に「お気に入り!!」を頂く…というような感じなのだそうだ…
土曜日の夜ということで…何時の間にか屋台村は騒然となっていた…各屋台の周辺の戸外にもテーブルと椅子が据えられ、そこでワイワイとやっている人達も目立つ…「比較的温暖な地域の故か?」とも思ったが、その雰囲気を好み、それを専らとする人達も居るのだそうだ…
「出水の鶏」と「オーソドックスな焼酎のお湯割り」の美味さと、お奨めメニューを教えて下さった御常連や居合わせた皆さんとの愉しかった一時に気持ちが弾み、ホテルにゆったりと引揚げた…この鹿児島辺りでは、こういうものを「だれやめ」(愉しい晩酌)と呼ぶのかもしれない…そんなことを思った…
また鹿児島滞在中に覗いてみたい気がする…