小樽駅…

↓小樽駅の4番ホームから、駅舎の中が見える場所が在る…
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これを視ると、何時も「かの松本静張の『点と線』―容疑者の社長が“札幌出張”のアリバイを主張する辺りの記述に、列車が小樽に停車してというのが出て来る…―が書かれたような時代の前から、大きく変わっていないのだろう…」等と考えてしまう…確か小樽駅の建築は、上野駅を嚆矢とする一頃大変流行った様式だった筈だ…

小樽駅は、何か“レトロ”という演出に配意しているらしく、ランプ風の照明を多用している…悪くない…

最近、「改装しました!!」という話しが在ったが…中のレイアウトを整理し、古くからの建物はそのままで、外観を少し綺麗にしたという感じだった…こういうのが好い!!

小樽駅に立ち寄ったのは「余市へ行こう!!」と思い立ったからに他ならないのだが…ここから蒸気機関車C11が牽引する列車に乗って出掛けた…思い出深い駅ということになった…

↓小樽の画…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - Otaru on OCT 07, 2012' set on Flickriver

↓小樽・余市間で乗車した<SLニセコ号>の画…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix -

御無沙汰している<スーパー宗谷>を音威子府で見送る…

「稚内から旭川や札幌へ…」ということになると…ポピュラーな移動手段は特急<スーパー宗谷>ということになるであろうか?朝出る列車と、夕方出る列車とが在る…私はそれに背を向けることが多いが…

↓音威子府まで南下して来た朝の列車である…
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↑これを見送り、更に北上する列車を見送り、漸く名寄へ向けて発つというのが、普通列車での旅のよく在るパターンだが…

この<スーパー宗谷>の車輌が登場したのは2000年だった…何時の間にか同型の車輌が札幌・帯広でも活躍するようになっているが…

考えてみると…2月以来、この<スーパー宗谷>は御無沙汰だ…何度も音威子府でこの列車を見送っているのだが…

↓10月の旅の画…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - A trip between 06 and 08 OCT, 2012' set on Flickriver

ニッカ余市蒸留所の「石炭直火蒸留」…

1934年以来の伝統を誇るニッカの余市蒸留所…現在となっては少々珍しい道具や技術が受け継がれている…

↓その一つがこれである…
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↑大きなポットスチルの下で、石炭を燃やしている…

ウィスキーを蒸留するポットスチルを、“石炭直火焚き”にする方式…現在ではスコットランドでも、この方式でウィスキーを蒸留している場所は稀になってしまったらしいが、ここでは1934年以来受け継がれている…

それにしても…ポットスチルに神棚風な飾りが…日本酒を造っている場所にはよく在る飾りだが…ウィスキー造りの現場では?既にこの余市でのウィスキー蒸留は「日本の文化」の一部のようになっているのか…

↓定期的に石炭を入れて、火を調整している…少し驚く…
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↑これも、ここで仕事をしている歴代の人達の間で、何代にも亘って受け継がれてきたノウハウが在るのであろう…

それにしても…「石炭を焚いて走る」蒸気機関車が牽引する列車で余市を訪ね、「石炭を焚いて蒸留」のウィスキー作りに触れる…なかなか好い経験をした!!

音威子府駅の跨線橋…

「朝の列車で名寄を目指し、音威子府駅で長時間の停車」というのは、稚内駅を起点に“三連休おでかけパス(普通列車)”、“青春18きっぷ”、“北海道&東日本パス”というようなものを持って旅をする場合の定番だ…

名寄へ向かう列車が音威子府に到着し、稚内へ向かう列車―この旭川駅を早朝に出る列車も私にとっては“定番”だ…―が到着し、札幌へ向かう特急列車が着いて素早く発つ…やがて稚内へ向かう列車が発ち、そのうち蕎麦のスタンドが開店し、蕎麦を一杯頂いてから自販機で飲み物などを買い込み、「よっこいしょ…」と列車に乗り込んで一息付くと漸く発車だ…

この「1時間以上」の間…のんびりと煙草を蒸かしてみたり、土産の蕎麦を仕入れてみたり、列車を眺めたりする訳だが…

↓跨線橋からの眺めが好きだ!!
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↑奥左が南下する列車…手前右が北上する列車…何れもキハ54である…

ここの眺めだが、季節によって見え方が異なる…

↓2012年7月15日撮影…夏の光線…青空だ…
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↓2012年3月20日撮影…
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↑「少々雪が在る」という按配である…

↓2011年12月30日撮影…
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↑酷く雪が多い日の様子だ…音威子府は雪が多く、地元高校の距離スキーのチームが結構活躍していて、道北では意外に有名なスキー場も在る…

何れも、“定番”の音威子府駅での待ち時間に撮影しているもので、殆ど同じような時間帯だ…稀に、ここで視られる「並んでいるキハ54」を撮影している、鉄道好きな方に出くわす…

こうして季節が変わっても同じ時間帯に、可能な限り走り続ける列車の姿を視ると、何か愛おしくなる…

ところでこの音威子府駅…今年で「開設100年」なのだそうだ…

ニッカの余市蒸留所限定販売のウィスキー…

蒸留所も酒造会社の施設で、“広報”の意味合いも在って見学者を受け入れている訳だ…当然、施設内で製品や関係グッズを売っていたりするのだが…

↓こういう代物が蒸留所内に設けられているショップに在る…
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↑40度のブレンデッドウィスキー…有り触れたモノのようだが…「余市蒸留所限定」である!!

↓「余市蒸留所限定」で売られているが…試飲は現地でやっている訳でもなさそうなので、稚内で試飲…
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↑これは呑み易い!!

余市を訪ねた思い出を胸に、こういうモノを頂くと…直ぐに無くなってしまう…

「三連休おでかけパス」!!!

↓例によって、旅で使用した切符を写真に収めてみた…
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↑撮影場所は…よく寄る近所の喫茶店…木製のテーブルが好い…

「三連休おでかけパス(普通列車用)」…何か私の中で“定番”的な存在になってきた…

↓これまでの、この「三連休おでかけパス(普通列車用)」を利用した経過を挙げておく…

>2011年5月
↑この時は増毛を訪ねた…

>2012年5月
↑札幌・函館往復+札幌・稚内という旅だった…

>2012年10月
↑結果的に稚内・余市を往復した…

北海道内の場合、列車本数が限られていたり、それに伴って接続が悪いなど“制約”も多いが…この種の切符を手に、方々を巡るのはなかなかに愉しい…

>>三連休おでかけパス=JR北海道

また、これを手に何処かを巡ってみたいものだ…

音威子府駅の田舎蕎麦…

↓音威子府駅で頂くことが出来る蕎麦…
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↑所謂“田舎蕎麦”で、「真っ黒な麺」が特徴である…

↓駅の建物の中に在る、こんなスタンドで売っている…
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↑このスタンド…9時30分に開いて、16時台に閉店しているようだ…

このスタンドで蕎麦を頂くとすれば…稚内駅を早朝6時台に発つ列車で名寄に向かい、あの「1時間10分程度の停車」の終盤で頂くか…旭川駅を11時台に発つ列車で名寄に出て、待機の列車に直ぐ乗ってここでの停車時間に頂くか…であろう…特急では無理だ…音威子府駅に1分停車するかしないかなのだから…「普通列車の旅」ならではの“お楽しみ”だ…もっとも、車で移動するなら営業中の随意の時間に頂くことは叶うが…

この音威子府駅の蕎麦…駅の店以外でも頂くことが出来る「御当地名物」である。“お土産用”も在る…何か「旅と言えば音威子府の蕎麦」、「音威子府の蕎麦と言えば旅」という感じがする…

旭川駅の「新しいアングル」…

旭川駅は“高架駅”として新たにスタートしてから存外に時間が経っているように思うのだが…駅周辺の整備等が続いていて、未だ「完成!!」の状況が判らない…しかし…それでも徐々に「立ち入り可能なエリア」が増えている…

今般、旭川駅に立ち寄り、何時の間にか「少し以前には使えなかった?」ような気がする出口が使えるようになっていた…

↓今までは視られなかった角度だ…
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旭川駅は「巨大な硝子張りの箱」を思わせるものが在るのだが…何か「空と建物が溶け合う」ように見える…

札幌で一番高い(?)トイレ…

「余市から小樽を経て札幌に出て、岩見沢で乗り換えて旭川へ」という経路で移動していたのだが…素晴らしい好天だったので、「きっと高い所からの眺望が素敵であろう…」というような考えが頭を過ぎった…

ただそれだけのことで、札幌駅の<JRタワー>の展望室へ上がってみた…

想像したとおり、眺望が素晴らしかったのだが…

↓更に驚いたのがこれ…
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↑“38階”に設置された硝子張りのトイレ…

妙な気分になる場所だ…

稚内駅―雨上がりの早朝

「三連休おでかけパス」を手に出掛けようとした朝…少し雨が降ったような気がしたのだったが…

↓雨が上がり、濡れた路面が輝いた…
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↓“最近風”なガラス張りの壁面には…朝の光と海側の建築群が綺麗に映り込んだ…
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何か「出発!!」というイメージの光景だ…

最終区間へ…

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早起きは強いられるが…軽くサンドイッチ等を頂き、ウィスキーまで飲み、居眠りの間にどんどん北上…長めな停車で身体を伸ばして一服…実に好い旅だ!

いよいよキハ54は幌延を発ち、稚内へ…

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温度計が表示される場所に「5℃」と在った…流石に空気が冷たい感じだ…若干の川霧か?遠景が霞んでいる…

とにかくも旭川駅に入って、待機している列車に乗り込んだ…列車番号は替わるが、このまま乗っていれば稚内まで連れて行ってくれる訳だ…

何か…安堵感が広がる…連休なので、乗客は少ない…

旭川駅で待機中の<旭山動物園号>…

何度も視掛ける少し変わった仕様の列車…

↓漸く綺麗に写真を撮った…
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これは183系の特急型汽動車(ディーゼルカー)を改装したもので、<旭山動物園号>という臨時列車だ…

この列車は札幌・旭川間を往復している…朝8時30分に札幌を発ち、10時7分に旭川に着く…旭川からは16時5分に発ち、17時46分に札幌に着く…往復共に岩見沢と滝川にも停車する…

↓間近で観ると、183系特急型汽動車(ディーゼルカー)を「塗り替え」たもので、それ程特殊なモノでもないことに気付くが…一寸視ると「何だったの?今の車輌は?」という雰囲気にもなる…
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この列車は2007年4月以来「大好評運行中」らしい。かの“旭山動物園”へのアクセスを前面に押し立てたものだ…動物園が開園している時季の休日に運行されている。全席指定である…

“改装”としては、多分軽微なものになるのだろうが…こうやって、全面的に塗装を変更して「完全に専用編成」として車輌を運用「出来る」ということは…「人気が高い」ことの証左でもある…

毎度、旭川に到着した場面、車輌基地で待機している場面等を視掛けるのだが…「間もなく発車」と駅で待機中の場面は初めてゆっくり視た…

因みに…乗車した経験は無い…

ニッカの“シングルカスク”(原酒)が美味い!!

ニッカの創業者は、スコットランドでウィスキーづくりを学んだという人物であったが、彼は「ウィスキーの故郷」であるスコットランドに似ている環境を求め、余市に蒸留所を興した…1934年の出来事で、それ以来この余市蒸留所の歴史は現在に至るまで続いている…

ウィスキーは製造に永い年月を要するものであることから、ウィスキーを世に送り出すことが叶うまでの間はアップルジュース―余市辺りは、日本で最初に林檎が持ち込まれて栽培が始まったという地域である…―を製造販売することを主要業務にすることにした…そこで「大日本果汁株式会社」を社名にした。後に“日果”という略称を“ニッカ”とカタカナにしてウィスキーを送り出す際のメーカー名にしたという訳だ…

↓蒸留したウィスキーは、こういう具合に樽に入れて熟成し、やがて色々なウィスキーとなって世に送り出される…
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ウィスキーには大別して“モルト”(大麦麦芽)を原料としたものと、“グレーン”(とうもろこし等の穀類)を原料にしたものとが在る。

この“モルト”や“グレーン”というような、色々なウィスキーを混ぜ合わせたものが「ブレンデッドウィスキー」で、一般的なウィスキーがこれである…

複数の蒸留所で出来た“モルト”を混ぜ合わせたものが「ピュアモルトウィスキー」…これも広く売られているのを視掛けるタイプだ…

単独の蒸留所の“モルト”を混ぜ合わせたものが「シングルモルトウィスキー」である…この「シングルモルトウィスキー」は、“通”と言うのか、「かなりウィスキーの好きな人」が好んで呑むモノになるかもしれない…

更に…混ぜ合わせる以前の、1つの樽から取り出したままのウィスキーも在る…これが「樽=カスク」からの命名で「シングルカスクウィスキー」という。言わば…「樽で熟成したまま、一切の調整が行われていない代物」ということで、“原酒”というモノだ!!

↓余市蒸留所の見学者は、この「シングルカスクウィスキー」各種を有料で試飲出来る…
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「有料で試飲」と言うが…施設内のショップで売られている“土産用ボトル”の価格を思えば、かなり良心的な値段である…更にこれは「何処にも売っていない」代物で、「普通は金を出しても呑めない」モノなのである…

私は“各種”の中から「25年熟成原酒」を試した…「59度」という度数になっている原酒だが…市販品の「51度」である<フロム・ザ・バレル>辺りと、口当たりに大差は無い…「静かに浸透する」ような「良質(!!)なウィスキーそのもの」である…正しく「時が紡ぎ出す味」であった!!

↓ニッカの余市蒸留所の画…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - NIKKA at Yoichi on OCT 07, 2012' set on Flickriver

この種の酒造関係の施設見学…公共交通利用、徒歩で訪ねるに限る!!試飲はしなければなるない…

「25年熟成原酒」…余りに美味かったので…奮発して小瓶を密かに求めてしまった…「密かに」と言いながら、これと出逢ったことが嬉しく、思わずここに綴ってしまったが…静かに一人で楽しみたい逸品だ…

沿線に「幸せ」、「喜び」をもたらすように走る<SL ニセコ号>…

実は今般の「余りに多忙だった9月が過ぎ、何か“充電”を…」と思い立った際、偶々<SL ニセコ号>のことを知った…「三連休おでかけパス」の“普通列車用”を駆使して小樽方面を訪ねてみれば、「函館・森間で乗車したC11 171に再会出来る」と思っていた…

朝、新札幌から小樽への列車に乗車し、苗穂を通過した辺りで<SL ニセコ号>を視掛けた…「ディーゼル機関車+C11+客車」という編成だ…聞けば、札幌・小樽は「ディーゼル機関車が先頭」という型らしい…何処かの方のブログで、ディーゼル機関車を先頭にした列車が札幌市内の高架線を通過している写真も拝見したような気もする…

恐らく…色々な規制や、事情もあるのであろうが…少なくとも「ディーゼル機関車が先頭」では…一生懸命やって下さっている関係者の皆さんに申し訳ないが、「車輌の搬入のための輸送」という趣になってしまう…ということで…「蒸気機関車を先頭に持って来る小樽駅で列車を視よう」と思い立ち、小樽へ向かった…

小樽では…余市を往復する思惑を持っていた…知人が訪ねて「好かった!!」と言っていた、ニッカウィスキーを見学したかったのだ。ウィスキーは好きだが、最近は俄かにニッカを贔屓にしているのである…珍しい酒を試飲してみたり、1930年代以来の画になる旧い建物を観るのが愉しそうだ…

そんなことを思いながら時刻表を確認する…<SL ニセコ号>を観て、それが出発する前に余市へ向かうことも出来るが…<SL ニセコ号>で余市に向かうことも出来る…

<SL ニセコ号>…「全席指定」である…「三連休おでかけパス」の他に指定券が要る…“みどりの窓口”で訊ねた…「機関車に近い4号車?小樽・余市ですか?最後の一枚が…」と窓口の女性…「お願いします!!稚内から遠路遥々来たのです!!是非乗りたい!!」と半ば昂奮して“最後の一枚”を求めた…

小樽で多少の列車待ち合わせ時間…好天であれば、その辺を散策すれば、直ぐに時間が潰れる…一寸歩き、駅構内で軽くハンバーガーを頂き、ホームに出てみた…

↓C11が元気にホームで待機していた!!
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凄い人出だ…“静かな街”から紛れ込んだ私は、それだけで圧倒されてしまう…小樽駅の駅舎寄りに設けられている4番ホーム…新旧様々な電車が行き交い、何時も忙しい小樽駅に在って、C11が先頭に据えられた列車が待機するそこだけが、異様な世界だった…ほぼ満席の乗客達、写真好き、鉄道好き、偶々居合わせた旅行者や駅の利用者…とにかく賑わっていた…

↓機関車の運転台には、電車の運転台に在るような、「停車駅の駅名・到着予定時刻・発車予定時刻」の一覧を書き込んだモノが確り挟まっている…
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↓小柄な割りには力持ちであるというC11の動輪にも若干の蒸気が…
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この<SL ニセコ号>が走る区間は、“山線”という通称が在る、勾配のキツい区間も在る路線で、往年には長大な編成の列車を牽引するために大型の蒸気機関車を重連していたような区間だ…何か、「難しい道程に挑む冒険者」のような風情がC11から漂う…

やがて…発車の案内が在り、熱く燃えるボイラーから煙が上がり、蒸気が漏れ、「危険ですから近付き過ぎないでください!!」と、集まっている人達に向かって連呼するかのように、盛大に汽笛が連発してC11は進み始めた…

余市までの30分程度の乗車だったが…時折遠くに海が見える山間の線路に向かって住宅街を抜け、C11が元気に走った…沿線では、その勇姿を写真やビデオに収めようとする人達も大勢居たが…笑顔で手を振る人が多く見受けられた…子どもや孫を抱き抱えて、挙句には愛犬を抱えて「観てごらん!!汽車が来たよ!!」と夢中で見詰めている人達も多く視掛けた…何か、C11は沿線に「幸せ」や「喜び」をもたらしながら、健気に走っているような気がした…

余り触れたくないような気もするが…C11が元気に走った路線…「新幹線の並行在来線」というのになるとかで、「将来」に関する議論が始まっているそうだ…子どもや孫を抱き抱えて、挙句には愛犬を抱えて「観てごらん!!汽車が来たよ!!」と夢中で見詰めている人達や笑顔で手を振っていた人達…どうするのだろう…

↓余市に着き、出口に向かうために跨線橋に上った…後尾にディーゼル機関車を据えた編成が見える…これは函館と同じ方式だ…
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↓反対のホームに行くと、<SL ニセコ号>の様子が好く見えた!!
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↓HDRによる「SL ニセコ号」の画…
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↓HDR以外の「SL ニセコ号」の画…
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「SL列車でニッカウィスキーの見学に出掛ける」という体験…贅沢だった!!胸が一杯である!!

↓C11は山間の線路へ去って行った…
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(※少し“動き”の大きな画を、HDRではないもので幾分用意した…)

西陽…

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茶志内で少々…滝川で少々…長めな停車が在った…順調に列車は旭川へ進む…

考えてみると、7月に同じ時間の列車を利用していた…「違い」は、「日の傾き方」だ。現在は、かなり強い斜光が車内に射し込んでいる…7月はもっと日が高かった…

移ろう季節の中で、毎日同じ時間に走り続けるという、列車の「働きぶり」に思いが至る…

札幌・旭川間…私程度の「時々」という次元の利用なら…普通列車の移動も、<パス>のように安価なら、悪くないものだと思う…

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岩見沢では、直ぐに旭川行きの711系がやって来た…先程のロングシートの車両に比べると…長閑かな感じがする車内だ…

非常に充実した一日を過ごしたと思う…後は、無事に旭川へ向かうだけだ…

3922M

小樽で乗車したのは、新千歳空港へ向かう快速だ…「札幌駅到着」に関しては、やや先行する列車より速い…停車が少ないからなのだが…

録音の男性の声が車内に流れているが、札幌までは女性の車掌が乗務している…

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深く眠ってのんびりしたが…“親父殿”の車で新札幌駅まで運んでもらった…“秋晴れ”という趣の朝だ…小樽行きの普通列車に乗り込んだ…座席がほぼ埋まる程度…札幌市内の尺度では、普通な感じの車内の様子だ…

早朝…7月の状況を思い出し…旭川のホテルをネットで予約した…今日の細かい計画は定かでもないが…とりあえず「夜までに旭川」だけは決めた…

次々と色々な列車と擦れ違っているが…もう直ぐ苗穂駅だ…

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岩見沢から札幌方面へ向かう列車…735系…最新の733系に先駆けて試作され、そのまま実際に運用されるようになったという車両だ…車内は“ロングシート”だ…

新しい電車だけに…静かに走り始めた…

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<スーパーカムイ>、<旭山動物園号>と特急を2本見送り、やって来た711系電車に乗車…ホーム上の売店で“大雪地ビール”を求めてしまった…これを頂きながら進む…

“指定休憩所”(旭川)にて…

三連休ということを余り意識出来ずに居たのだが…何か水曜日辺りから気になり始めていた…かの“三連休おでかけパス”も発売される…「前日まで発売」なので金曜日には求めなければならない…そう思った時、色々と考えた…私が好む“普通列車用”は、列車本数に制約が在り、やや動き難い代物だが…それでも…第1日は4月末以来御無沙汰の“親父殿”を訪ねて、第2日は適当に動いて旭川まで来て、第3日の早朝からで稚内へ引揚げる…こういうことは出来る…

9月は…色々と在り過ぎた…そういう状況の後であれば、「何もしない、正しい(!!)休日」という過ごし方をするのも好いが…気持ちがシャキッとしない…或いは何となく沈滞してしまうかもしれない…であれば…多少のお出掛けも悪くはない…

そんな訳で…稚内駅の顔馴染な駅員さんに「何時もありがとうございます…」と言って頂きながら“三連休おでかけパス”を求めてしまい…とにかくも列車へ!!何も考えずに、ゆったりと乗車し、読書に興じてみたり、音楽を聴いてみたり、時に居眠りもして、車窓を眺めて、文字どおり「何となく」流れる時間…好い!!

今回は…「名寄で、やや速足で乗り継ぎ」というのではなく、かの“キマロキ”を眺めた。名寄で50年も働いた蒸気機関車“59601”を先頭に、豪雪地帯で除雪・排雪の作業に勤しんだ編成が、廃止された線路が在ったという辺りに展示されている。この種のモノを観るのは、無条件に好い!!

そんなことをしていると、旭川での接続がやや悪くなるが…そんな時のために“指定休憩所”と呼んでいるネットカフェのような場所も在るというものだ…

次に予定している列車で岩見沢に至ってしまえば、札幌は直ぐだ…“親父殿”向けには…確りと音威子府の蕎麦も土産に仕入れた…あれが大好評で…今回の「居候の料金」には充分であろう…

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3324D…快速なよろ6号…名寄から旭川へ向かう…名寄・旭川間は込み合う場合も見受けられるが…今日は然程でもない…

何か、規模の小さな雨雲がふらふらと流れているかのようで、時々パラパラと雨が降っている…名寄駅前の温度計によれば…16℃程度…酷く寒いという程でもない…

旭川から先だが…やや接続が悪い…旭川で多少待つ分には、然程問題は無いが…

発車まで若干時間が…こういう場面で頂く缶コーヒーが、妙に美味かったりする…