ホテルの朝食会場で従業員同士が話している声が聞こえたが、彼らによれば今日の予報は好くなかったという話しだった。しかし、朝から好天に恵まれた。午後には若干雲が多くなったのだが…酷く暑い訳でもなく、寒くもない。歩き回る分には半袖Tシャツで大きな問題は無い…それでも、早朝は12℃程度だったことから、色々な服装の人と擦違うような感じだ…
朝食前は“夜明け”な感じの街を散策した…博物館の辺りから、ロシア正教の聖堂の辺りまで行き、ホテルに引き揚げて朝食を摂った…聖堂は、朝の光でより美しく見えた…
朝食後に一息入れた後、路線バス利用で、コルサコフを往復した…
鉄道駅脇のバス乗り場…「5名以上乗車したら動く」というような感じの、15人乗りの車が待機していて乗車した。ユジノサハリンスク・コルサコフ間のバスには“115”というナンバーが振られている…
実際、バスは5人乗車の時点で動き始めたが、途中からどんどん乗車して、結局満員になった。そして途中でもどんどん下車する乗客が在った…
ユジノサハリンスク駅前からコルサコフ市内までは120ルーブルである。15人乗りの車では、乗務員は運転士1人である。彼に料金を渡す。私は発車前に「コルサコフまで…幾ら?」と訊ねて「120」という答えを得てから支払いをして釣銭を貰ったが…車内では乗ってくる客が行き先を告げて、各々の料金を払って、必要な場合は釣銭を受け取っていた。いよいよ満席になると、行き先を運転士の直ぐ後ろの客に伝言して、その人に料金を渡し、必要な場合はその人を経由して釣銭が本人に戻る…という「驚異のシステム」が発動した…
15人乗りの車はコルサコフ市内に入ると、大型のバスが発着する辺りを通り越し、市内をグングン進む…港の近くの、税関庁舎が見える辺りまで乗車して、下車後は市内を歩いた…
コルサコフに着いた辺りでは青空が広がり、何処を歩いてもなかなかに気持ちが好かった。
コルサコフ市内では、何やら道路の改修工事を行っている箇所が妙に目に付いた…土曜日ながら好天なので、作業員が出て重機も動いていた…
何やら、今日は「街の日」という催事なのだそうだが…とりあえず“準備中”という雰囲気だった…
高台と言うのか、階段状と言うのか、やや複雑に拡がるコルサコフ市街を歩き回り、やや迷いそうになりながら、ユジノサハリンスクへ向かう大型バスの発着する辺りに辿り着き、既に乗客を乗せて待機していたバスに乗車した。韓国製の車輌だ…
35人や40人は乗れそうな車輌であるが、運転士の他に女性の乗務員が乗務していた。「シティモールまで…」と紙幣を彼女に出し、釣銭を貰った…100ルーブルである。
途中から“立ち席”も見受けられる程度に車内は混雑していた。コルサコフでは、車輌の真ん中辺り、或いは後ろの扉から乗客を乗せていたが…路線に出ると「運転士脇の前側から乗車し、後ろ側から下車」が基本のようだ…
何やら運転士の携帯電話が鳴り、彼が一旦出て(走行中!?)、それが女性乗務員に渡された。女性乗務員は、何やら電話で話しながら仕事をしていた…電話の話しの合間に、乗って来た客に「何処?」と行先を尋ね、料金のやり取りに手を動かしながら電話で話している…不思議な光景だ…私が“シティモール”で下車した時点で…彼女の電話の話しは続いていた…
ユジノサハリンスク・コルサコフ間を路線バスで往復した型だが、「車内での携帯電話による通話」について、驚く程に寛容だ…「何が起こった?!」と思う程の、かなり派手な着信音(音楽)が鳴る人も見受けられた…復路でも多少聞こえたが…往路の15人乗りの車では、狭い車内で切れ間無しに「誰かが通話中」という時間が20分間位在った…ユジノサハリンスク・コルサコフ間は小一時間である…コルサコフから“シティモール”は30分強だが…
何か「“ローカル線”の旅」のような、「大都市近郊の旅」のような、微妙な風情でコルサコフを往復してから“シティモール”を覗いた。煙草とミネラルウォーターを求めた…
“シティモール”から市内へは2系統の無料送迎バスが在る。私が滞在するホテルは、行先表示に鉄道の略称である“Ж/Д”の文字が見える「駅前行」に乗り、駅に着く前の停留所で下車すると好い…停留所はホテルの目の前である…
ホテルに戻って、また一息である…
↓今月2回目のサハリン訪問の画…(順次、写真を追加中…)

↓“シティモール”のウェブサイト(ロシア語)
ТРК Сити Молл. Покупки и развлечения для всей семьи. Южно-Сахалинск