コルサコフ港の犬…

サハリンの街では…何故か犬達を視掛ける…

好天に恵まれた3月23日、コルサコフ港を訪ねた…

↓犬達はこういう具合だ…大きな顔で昼寝だ…
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↑日向で昼寝…犬が(或いは人間でも!?)こういうのが嫌いでもないという事例…国境は関係ないのかもしれない…

↓それにしても平和そうに日向で昼寝をしている…
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↑半歩踏み込んで写真を撮ったが、犬はぴくりとも動かなかった…

この犬達…何処かの飼い犬なのか、野犬なのか?よく判らない…

サハリンのランチ…

サハリンでの昼食…「スタローヴァヤ」と呼ばれる、カフェテリア方式の店が好い…

サラダ、スープ、おかず等を取ってトレーに乗せ、レジで精算する。200ルーブルでお釣りが繰る位から、400ルーブル前後で食事が出来る。

何となく「500円から1200円程度」と理解している。私にとっては、普段の外で摂る昼食の範囲だ…サハリンへ出掛ける前には、滞在期間や現地の食事の手配状況にもよるが、2,000ルーブルや3,000ルーブルの現金が在れば、煙草や飲み物や、珈琲やこの種の食事をするのには充分だ…稚内市内の銀行の支店で、1,000ルーブル紙幣のみながらルーブル現金は旅行前に入手可能だ…ただ、土産を色々と買おう等と思えば…その程度ではやや心許無いが…

↓これはユジノサハリンスクの北西、トロイツコエの店のランチ…
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↑“サリャンカ”というスープが好かった!!鶏肉の付け合せにしたのは、マカロニ…

↓これはコルサコフの店のランチ…
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↑「珈琲!!」と最後に頼むと、何やらエスプレッソを着けてくれた…この店は、ランチタイム以外は“カフェ”であり、珈琲はなかなか好い!!

“プロフ”と呼ばれる肉が入ったピラフに、スープは“ボルシチ”が…何やら美味そうだったので鶏肉を2つもらってしまった…

この種のランチ!!私は意外に好きだ!!巷には、食べ物にやや神経質な方や、自身で気付かない中に「日頃、口にしている極限られた範囲のモノ以外は、何時の間にか受け付けなくなっている?」と見受けられる方も在るようだが…

私にも在った幼少の頃…「食い物の好き嫌いだけは絶対に許さん!!」と“親父殿”が厳しかったことも在るが…私はとにかく何でも愉しく美味しく頂く性分である…国内のみならず、サハリン辺りでも、何でも愉しく美味しく頂く…時には、この写真のような「サハリンのランチ」が不意に懐かしくなる場合さえ在る…

サハリンの…或いはロシアは何処でもそうかもしれないが、一般的な昼食休憩は「13時~14時」である。「12時~13時」が一般的な日本とはややずれる…写真に紹介したようなものが頂ける店が混みあうのは、午後1時過ぎだ…だから…12時30分頃にこの種の店を訪ねると、「とりあえず開店しています」という按配で人が少ないケースが多い…

高さが…

何処へ行こうと、御手洗は不可欠な存在だが…

↓用が在る場合には、不慣れな場所でもこんなマークを探す…
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国や地域、或いは場所によって違いは在るのだが、“御手洗”は大概の国でこういうようなマークを使って場所を示していると思う。経験上、欧州諸国、米国がこんな感じで、日本国内でも北海道から九州まで変わりは無い…ゴチャゴチャと書いていなくとも、このマークが在れば用は足りる…

ユジノサハリンスク空港で国際線に乗る場所は、やや判り難い端の入口から入るようになっている。入口にX線装置が在って建物に入り、「搭乗手続きが始まっている」となると税関吏が居る辺りを通る。そこでも荷物をX線装置を通す。その後に予約票とパスポートを見せて荷物を預ける場所が在る。そこから建物の階上に上ると入管で、そこで出国手続をする。その後、待合室の前で保安検査が在るのだが…これが「だから飛行機は嫌いだ!!」と叫びたくなるような代物だ…新千歳空港の「ライターの袋」というような馬鹿げた話しは無いが、更に馬鹿げた「必ず靴を脱がされ、靴をX線装置に通す」というのが在る…ズボンのベルトの金具が金属探知機に反応して、触って確認だの、外してくれだのというのが在るのは日本国内と似ている…

こういう煩雑な思いをして待合室に入り、「後は搭乗案内を待つだけ!!」と室内を歩き回ったり、小さなカフェコーナーで、ポケットに残ったルーブルを集めて飲み物を飲んだりしながらリラックスしている…そういう状況下、御手洗に用事が出来る…

ユジノサハリンスク空港の御手洗…当然ロシア語で「ТУАЛЕТЫ」(トゥアリェートィ)と文字が在るが、下に「TOILETS」と英語が…確かフランス語も綴りが同じだった…そう言えば、ロシア語にはフランス語から入った単語が色々と在り、「ТУАЛЕТЫ」(トゥアリェートィ)は「TOILETS」のフランス語読み「トワレ」が転訛してロシア語化したものであった筈だ…

↓そんな余計なことを考えながら入った内側はこういう具合だ…
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何の変哲も無いのだが…小用を足すと「日本との違い」に気付く…何か微妙な違和感が在る…便器の位置が、日本よりやや高いのだ…

結局のところ、この種のモノのデザインは「現地の人達の平均的な体格」に依拠して考えられる…ロシアの男性…日本の男性よりも大柄な人が多い…故に「日本よりやや高い」位置が“適切”ということになるのであろう…

実はこういう現象…初めて気付いたのは随分以前のことだった…あれはデンマークのコペンハーゲンだった。2010年のサッカーW杯で日本チームがデンマークチームと対戦した場面を想い起すと、紅いユニフォームのデンマーク選手には大柄な人が多かった…デンマークでは長身の男性が目立ち、この種の御手洗でも便器の位置が高めであった…

他所の土地へ足を踏み入れると、この種の妙なことに出くわすものだ…

↓ユジノサハリンスク空港のウェブサイト…
>>Южно-Сахалинский аэропорт

四角い…

↓奇妙な感じがした…
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↑四角い…

ユジノサハリンスク市内のカフェである…何度も立ち寄っている場所なのだが…今回は何となく気になって、暫し眺めて、カメラをぶら下げていたので写真まで撮ってしまった…

この四角い蓋を開けると…丸みを帯びて座り易くなった便座が出て来るのだが…他所では視たことがない…

用が済むと…細かいタイルを貼った壁に埋め込まれた金属板を手で押すと水が流れる…

吹曝しの公衆電話…

近年は携帯電話の普及が目覚しいことから、公衆電話というものが少なくなっているように思う。

それはサハリンで在っても事情は然程変わらないようで、サハリンを訪ねた際にも「公衆電話を視掛け…」という印象が非常に希薄である場合が殆どだ…

↓今般、その「珍しい存在になっている?」と思える公衆電話を、ユジノサハリンスクのレーニン通で見掛けた!!
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↑思わず写真まで撮ってしまった…

所謂“ボックス”ではなく、壁に据え付けられていて屋根が在るという公衆電話だ…「吹雪の日に、雪が吹き付いて電話機が傷んでしまうのでは?」と余計な心配もしてしまうような状態だ…

吹雪…稚内では雪が多少勢いよく降れば「吹いている」と表現する人も多く居る程で、風に雪が舞う状況が余りにも御馴染なのだが…ユジノサハリンスクは盆地地形で然程風も強くはなく、ガンガン雪は降っても、壁に吹き付けるような激しい吹雪は少なめなのかもしれない…

3月下旬になっても、ユジノサハリンスクの朝は氷点下7℃や氷点下8℃であるという話しであったが…風が微弱であるため、戸外に出ても「同じような気温の場合の稚内」に比べて“キツさ”が緩かった…但し、厳冬期には氷点下15℃クラスが頻発するらしいが…

こんな公衆電話を視掛けると、英国のスパイ小説を思い出す。モスクワ辺りで情報部員が活動する場面で、彼らが所在を判り難くする意図で、公衆電話を使って連絡を取る描写が在るのだ。こういう公衆電話を視て、そうした場面を想い起してしまった…

カウントダウン…

昨日の夜、南稚内駅の近くから近所の稚内郵便局の近くまでタクシーに乗車した。10分掛かるか掛からないかの距離に過ぎないのだが…

夜の静か過ぎる街を快調に車が走るのだが…通称“バス通”という道路には存外に信号機が多く、誰も横断しない横断歩道の前で存外多く停車した…「誰も居ないじゃないか!?と言って、信号を無視する訳にも…」という状況だった…

「どの位停車したのだろう?」とぼんやり考えていて思い出した…

↓ユジノサハリンスク市内の横断歩道に据えられた信号機…
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赤信号になると、待ち時間の秒数が表示され、カウントダウンが始まる。“0”になると青信号に切り替わる…

↓青信号はこういう具合になる…
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“歩行中”のアイコンが、何となく点滅して見えたが、写真では足が欠けてしまっている…実際には足が見える…これも横断可能な秒数が出て「9、8、7、6、5…」とカウントダウンされ、“0”になると赤信号に切り替わる…

こういう方式なら、歩行者は「妙に長い!?」と苛立つことなく横断を待てる…車の側でも、横断中の信号を一瞥すると「あと○秒位でスタート」と判る訳だ…

横断歩道の信号機の脇に“ゲージ”のようなランプが灯る方式のモノを日本国内の大きな都市で視掛けた記憶は在るのだが…ここまでハッキリ「カウントダウン」する横断歩道の信号機は、ユジノサハリンスクの例しか知らない…

1990年代前半…サハリンでは信号機は少ない印象だったが、次第に車が増えて信号機も増えた…少々御無沙汰して2007年にサハリンを訪ねた際、こんな信号機を随所に視掛け、少々驚いた…

信号機の左側、下の方の壁に貼られているのは「ул.Ленина」(ウーリッツァ・レーニナ)という通の名を示す表示である。「レーニン通」である。この通はユジノサハリンスク市内を南北に貫く幹線ということになる。

“カンバラ”…

ユジノサハリンスクのスーパーマーケットには色々なモノが売られていてなかなか重宝なのだが…

「ビールのつまみ」というようなものにも事欠かない…

↓こういうものを視付けた!!
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↑これの存外な美味さに魅せられた…

御覧のとおり、これは鰈(カレイ)である。ロシア語では“カンバラ”(камбала)と言うそうだ…

結局これは、袋に貼られたラベルの右側、真ん中辺りの□(四角)で囲われた箇所、「СУММА」の欄に書かれた77ルーブル91コペイカ(77.91)で求められるのだが、何か価格表示が不思議だ…

ラベルの上の欄には「魚 カレイ デリカテッセン 1kg売り」というような表示が在る。「УПАК」が包装した日で「20.03.12」となっている。ロシアでは「日/月/年」の順で日付を示すので、この場合は「2012年3月20日」だ。「ВЕС」という欄に「0.105」と在る。これは「1kg売り」としているのだから、「0.105kg」=「105g」のことであろう。それらの下に価格を意味する「ЦЕНА」が在り、「742.00」となっている。「742ルーブル」だ。

ということは…「742ルーブル/1kg×0.105kg=77.91ルーブル」という訳だ…

こんなような理屈など考えずとも、真ん中辺りの□(四角)で囲われた箇所を視れば値段は判り、後からレシートでも確認出来るので、何ら問題は無いのだが…

この“カンバラ”…シンプルな塩味で、「余計なもの」が加えられていない感じがする。存外に柔らかく、「魚を肴に頂いた!!」という強い印象を与えてくれる。釣りが好きな人なら釣上げて苦笑いするような、小ぶりなカレイが使われているが、それが殊更に美味かった…

ユジノサハリンスクのスーパーマーケットでは、この種の水産加工品もなかなか色々な種類を揃えている。機会が在れば、他にも色々と試してみたい…

「集めれば10個は在る筈なのです…」

ユジノサハリンスクの宿泊は、24時間営業のスーパーマーケットの傍に在るホテルを希望し、そこを利用することが多い。ホテルのスタッフの中には、こちらを覚えてくれていて「またお会い出来ました!!」と愛想好く、嬉しそうに挨拶して下さる方まで在る…

そのホテルに着いて、とりあえず件のスーパーマーケットに出掛け、煙草でも仕入れる…

↓こういう具合に寄越された…
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↑視掛けは武骨だが、バラバラにならないように袋に入れてくれた…

<ピョートル・ピェールヴィー>という銘柄のロシアの煙草が在る。かのピョートル大帝の名を冠した煙草は、<ラーク>や<ラッキーストライク>に少し似た感じで気に入っている…

スーパーマーケットではレジに煙草が在って、求める時はレジ係に申し出る。

「<ピョートル・ピェールヴィー>は在るか?」とレジ係に尋ねた。買い物客で多少賑わう時間帯で、レジを打つ係と、客が求めた品物をレジ袋に詰める係と2人体制で仕事をしていた。レジを打つ係の方が「勿論、在りますよ」と応じてくれた。

そして「どれですか?」(Какой?)(カコイ?)と問う。<ピョートル・ピェールヴィー>には“クラシック”、“ミディアム”、“ライト”という具合に幾つか種類が在るが、パッケージの色に因んで“黒”、“蒼”、“赤”というように呼び習わされている。私は“黒”(クラシック)を所望した。

「幾つですか?」(Сколько?)(スコリカ?)と問いが続く。「10個」と応じた。「少々お待ちを…」とレジを打つ係が探し始めるが、レジ袋に物を詰める係に「集めて!」と言い、その係が周辺の別なレジから「<ピョートル・ピェールヴィー>の“黒”」を掻き集めて来る…「1、2、3…」と数える…

8個程集まった…「それで在るだけなら、8個でも構わないが…」と言えば「カートンをばらして各レジに置いていますから、集めれば10個は在る筈なのです」とレジを打つ係は応じる。やがて10個集まった…そして写真のような状態で私は代金を払って持ち帰った訳である…

こういう場合…ロシア(サハリン)の店では「無い…」の一言で希望の買い物が出来ないというようなイメージも在る…が、最近はこういうような“客本位”な対応、フレンドリーな応対の店が眼に留まるようになってきたと思う。大変結構なことだ。

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<ピョートル・ピェールヴィー>の“黒”…これがなかなかに好い!!

乳母車…

サハリン滞在時には好天に恵まれ、融雪も進んでいた。6月から9月に稚内からのフェリーが着くコルサコフも穏やかな早春の天候だった…

↓コルサコフ地区行政府庁舎前の広場に乳母車が沢山在った…
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↑「乳母車駐車場」か??というような按配である…

原則車輌進入禁止の広場は、散策している人達や歩いて通り抜ける人達の姿が何時でも視掛けられる場所だ。広場の一部は雪が堆くなっていたが、それでも好天に誘われてか、人の姿は少なくなかった…

↓乳母車を押して、子どもを連れて外に出ている母親達が、この広場で乳母車を停めて一息入れているようだ…
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↓「歩き始めた」ような子どもを一寸乳母車から下ろしてみたりもしている…
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↑“ママ友達”ということになるのか、母親達の話しに花が咲いていた…

地元の方によると、コルサコフでは例年、国際女性デー(3月8日)の休日辺りには、道路の舗装が見えている箇所が多くなっているそうだが、今年は残雪が多めだ…コルサコフ港にも流氷が入るが、今年は多かったそうだ…稚内にまで来た位なので納得だが…

それにしても…何か非常に長閑な光景だ…

「移ろう季節」を実感する…

「1泊2日」という次元の「短い」旅行でもないが、「長い」という程でもない旅行から戻った訳である。今般は“国外”が絡んだ関係上、実際よりも「長い」感じもしているのかもしれない。

しかし、その“国外”が絡んだ以上に旅行が「長い」感じなのは、「移ろう季節」を実感させられた面があったからのように思う。

↓3月20日に旭川から岩見沢へ移動する際に乗車した711系電車である…
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↑走行中に撥ね上げた粉雪が付着している…

3月20日は、稚内で朝に戸外へ出た時点で雪が降っていて、やや風も強かった。旭川までの沿線は雪模様の箇所も多く、吹き抜ける風で地吹雪のようなものも発生していた。名寄から旭川へ向かう際には、吹雪による視界不良で、危険回避のために駅で何分間か予定より長く停車していた場面さえ在ったのだ…

↓3月24日、岩見沢から乗車した711系電車が旭川に着いたところである…
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↑粉雪が殆ど付着していない…

この日は、沿線の様子を視ていると曇天の箇所が多かったように思う。一部に雪も降った…が、列車の運転士の視界を妨げることも在るような、粒子の細かい雪で真っ白になる状況は見受けられなかった。線路の脇や駅の周辺の用地に、やや多めな残雪が眼に留まったが、列車は淡々と走行していた…列車が走行して跳ね上がるような雪は無くなっているようだ…文字どおりの“残雪”が在るばかりだ…

雪解けが始まる時季…時々、季節が逆回転するかのように寒くなる日も交えて、日々状況が大きく変わるものである…秋から冬に突入し、「或る時雪が積もり始めて白くなる」というような劇的な感じの変化とはやや質が異なるのだが…

↓稚内・札幌・新千歳空港、新千歳空港・旭川・稚内の様子はこちらに…
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“雪下ろし”…

「早春の趣?」という場面も在る3月後半のユジノサハリンスクだが、それでも残雪は存外に。「雪の中に佇む建物」というような光景もマダマダ見受けられる…サハリン州郷土博物館の建物も、雪の中でなかなかに趣が在る…

↓3月23日朝の様子である…
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↑1930年代に流行った、「和風の屋根を付ける」という様式の博物館の建物だが、その瓦屋根に雪がしぶとく貼り付いている…こんもりとした、固まった雪が貼り付いている感じだ…

↓3月24日朝の様子である…
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↑瓦屋根に貼り付いた雪を、作業員が落としたようだ。この屋根の下が博物館の出入口になっている。落雪による事故を避ける措置であろう。何れも、開館時間の11時より以前の様子である…

雪解けが少々加速するように見受けられるこの時季…ユジノサハリンスクでは「屋根の雪下ろし」が存外見受けられた。歩道に面した建物で、歩道に「作業中、立ち入りは御遠慮願います」とテープを張って通行を制限して作業を行っている場所も在った…場合によっては「結構大きな氷の塊が落下」ということにもなり、大変に危険だからだ…然程注目されないのかもしれないが、「時季らしい光景」という気がする…

↓3月のサハリンでのHDR画…
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“安着”…

サハリンでは、何時も何かとお世話になる方達に空港まで送って頂いた。

或る方が、私が「サハリンを訪ねると晴天が続く。きっと晴天を持って来てくれるのだ。是非また…」などと言う…些かの社交辞令も在るのだろうが…私は先方に、日本には“雨男”という表現も在るというような話しをしたのだが、私はその“逆”と先方は理解しているらしい…

昨年のサハリン訪問を想い起す…7月には、凄く晴れた…6月と8月は曇天や雨も在った…だから、今日の話しは「話し半分」だ…或いは、私以上に強力な何かを持った“雨男”が一緒だったのかもしれない…

という話しはどうでもいいのだが、何か未だ「周辺の人がロシア語を話し始める」ような、妙な気がしている…列車に乗っていて、少し長く停車するのでホームに出たが、車掌さんと眼が合った…「発車は何分ですよね?」と言い出そうとするのだが、思わず「Отход нашего поезда...」云々と言い出しそうになり、口ごもる…車掌さんは察したように「23分発車ですよ」などと言ってくれる。車掌さんの眼には、少し長い停車の都度にホームで外の空気を吸って、何気なく一服したり、列車の写真を撮って喜んでいたり、自販機で飲み物を求めるというような「時々居るような人」に見えたのであろう…

列車の中でパソコンを起動させ、ネットに繋いで旭川のホテルを取った次第だが…

↓私好みの決して大きくない部屋で、安価な素泊まり(今回は3千円…)プランが在るホテルである…持込んだパソコンでネットも利用可能だ…
>>旭川ワシントンホテル
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私が「鹿児島方式」と呼んでいる、「当日の宿をネットで探して予約し、利用」というのは、混雑時には出来ないことだが…意外に使える…

このホテルで寛ぎながら、写真の整理をしていた…

↓サハリンでの写真でHDRを創った…
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↑短い訪問期間なので、然程写真は撮っていないような気がしていたが…とりあえず95点在る…

記事件名を“安着”としてみた。「旭川」は新千歳空港・稚内の道程の「三分の一」程度の地点である。しかし、飛行機はオンタイム―「あの飛行機が定時に離陸した例に出くわしたことがない!!」と嘆く人にも出会うので驚いている…―で、列車も順調に動き、円滑な乗継で思っていた以上に速く旭川入りを果たした…そういう意味で“安着”と言うべきであろう。

そういうことで、「“安着”祝い」もしたい。「旭川」と言えば、昨年10月に初めて寄って以来気に入っている<ア・エヴァンス>が在る。今日は通常営業であるようだ…立ち寄ってみたい…

サハリンの様子の画(HDR)…

昨日の夕方は、前日に睡眠時間が少なかったために非常に眠かったのだが…今日は用事でエネルギーを使ったために、現在非常に眠い…加えて、僅かながら夕食会でビールとワインも頂いた…眠さの度合いは、或る意味では昨日以上である…

この時季のサハリンのホテルの部屋だが、暖房が非常に良く効いている。「半袖Tシャツ+短パン」というような状態で過せる程度だ…快適だが、乾燥して水を飲む量がやや増える…

稚内で「サハリンを訪ねる」と言えば、半ば「フェリーで渡航」と同義語―ハッキリ言って、フェリーの方が好い!!―で、「夏季のこと」という感じになる。従って、冬季の様子を視た人は少数派に止まるかもしれない…

↓という訳で、「冬季―実際には早春の感も在るが…―のサハリン」ということで、何となく写真を公開してみた…
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↑写真はこれから増えていく予定だが…

“日本時間”では「早寝」という雰囲気も在る時間帯だが…サハリンでは「プラス2時間」である…かなり眠くなってきた…間もなく寝るが…早寝には非ず…

“早春”の趣…サハリンの道路…

早朝からネベリスクへ向かい、用事を足して直ぐに折り返し、ユジノサハリンスクの手前で昼食を愉しみ、昼からまた用事を足し続け…という一日を過した…

ネベリスクはサハリンの南西部、日本海岸の街である。ユジノサハリンスク市内からは北西へ延びる道を行き、途中の分岐点から山間を抜けて到達出来る場所である。片道の走行距離は90kmから100km程度であろう…片道約2時間の道程だ…

↓ユジノサハリンスク中心部の道路と、市街北西部、更に日本海岸とを結ぶ道路が交差する辺り…
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↑左側の車列はユジノサハリンスク中心部へ向かっている…因みにロシアの自動車道路は右側通行である…

↓サハリンは「積雪が多目」と考えられている地域だが、今季は「平年並み」に終始した地域と、「多い!!」感じの地域とが混在していたようだ…
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↑交通量が或る程度多目な箇所は、かなり雪が少なくなっている…

↓ユジノサハリンスク・ネベリスク間には、若干の未舗装区間が残る…この時季の場合、「積雪が固まって、若干削られたり融けたりして、更に固まって…」ということを繰り返して出来てしまった「冬に特有な路面状況」が続いているような感じがしないでもない…
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↑サハリンで「街と街とを結ぶ公共交通」と言えばバスが主流である。朝、ユジノサハリンスクから離れる車線を進むと、各地からサハリン最大の都市―人口18万人前後―であるユジノサハリンスク方面を目指すバスと擦れ違う…

↓少しばかり標高が上る山間部の道は、マダマダ“冬”な趣である…
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↑地形の関係もあるが、サハリン南部では寒暖差が大きめな箇所が目立つ。「最高気温がプラス2℃で、夜中の最低気温がマイナス12℃」というのが3月20日を過ぎていても見受けられる…

↓以前、「ユジノサハリンスク・ネベリスク間の道路」と言えば、「延々と未舗装区間が続き、しかもガタガタ」という状況で、そこを移動することは「苦行…」のようなイメージであったが、現在はそれ程でもない。「車の走行距離100km弱。途中に山間が在る」状況で「2時間程度」の道程なら“普通”だ。
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↑舗装が完了した辺りは、「北海道内某所」と言っても判らない位だ…

ネベリスク辺りだが、日本海を北上する暖流の御蔭で、夏は“南”の稚内よりも気温が高めになる場合さえ在る地域だ。海水温もオホーツク海のように冷たくはない…「夏に海岸で過す」ということをするには好適であると言われている。

ネベリスクは「道路が悪く、訪ね悪い」というイメージが強めだが、近年は舗装整備も進んでいる。目下「3カ年計画」で取組んでいるそうだが、道路が好くなれば「サハリンの海浜リゾート」という趣になって発展するかもしれない…

↓「稚内市」と大書されたロータリー車が仕事をしていた!!ネベリスクの市街に入る辺りである…
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↑ネベリスク市は稚内市の友好都市で、ソ連時代の1972年以来の交流が在る。ロータリー車は、昨年、稚内市がネベリスク市に寄贈したものだ。「頑張れ“稚内号”!!」と声援を贈ってみたくなる…

ネベリスク辺りは、稚内の西海岸(日本海側)と地形や自然が非常に似ている…ロータリー車の様子を視ていると、何か「稚内で撮影?」という感じもしてしまうが、これはネベリスク市街に入る辺りに在る踏み切りの傍だ…

↓好天に恵まれたため、凍結箇所や積雪が昼間には融けてしまう…雪解け水が道路を多い、「青空の下で雨の日の道?」というような状態になってしまう…
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この時季のサハリン…積雪寒冷地で在れば何処でも見受けられる「雪解け時の汚い様子」が在るのだが…街中等では「側溝はどうなっている?!」と思えるような、“川”状態の水溜りも出来てしまっていたりする…

サハリンの道路…想像以上に“雪対策”に努力している様が窺えた。今季の場合…稚内の方が残雪が多そうな感じがする…

↓ユジノサハリンスク―ネベリスク―ユジノサハリンスクの道路の様子…
wakkanai097 - View my 'Run on Sakhalin on MAR 22 2012' set on Flickriver

「BUBO」?!

「プラス2時間」という時差のサハリンである。日本で、ロシアで各々に“時間帯”を決めているので発生してしまう時差である。稚内を基準に考えると…「最短距離43km」の場所で「2時間時差」なので、少々妙だが…「世界中の時間帯の決め方」に鑑みると…もしかすると稚内で採用されている“日本時間”は、“サハリン時間”にした方がベターなのかもしれない…時間帯は“経度”で決める訳だから…

「プラス2時間」の時差は、「渡航初日・2日目」がやや厄介だ…初日は「普段休む時間帯周辺に眠くなる」場合が多いのだが…「その時間帯プラス2時間」は「酷く遅い時間帯」になってしまっているのである。そして朝は…「酷く早い時間帯」に起き出して活動しなければならない…そういうことをすると草臥れるので、3日目以降は然程問題は無い…という例が殆どだ…

ということで、直ぐに休めそうもない中で写真を整理した…その中から御紹介する…

↓ユジノサハリンスク駅傍のハンバーガー店である…
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↑若者を中心に、なかなか客が途切れない様子だ…「24時間営業」ということである…

実は21日は…“朝マック”の後は確りしたものを食べていない状態だった…昼食時に飛行機に乗る関係のことが在り、中途半端な時間帯まで食事を摂らなかったのである…そんな訳で、「とにかく何か!!」と陣取ったホテルに近い辺りなのでハンバーガー店に足を運んだ…

店でハンバーガー等を頂くことも出来るが、持ち帰りも可能である。私は店で頂いた…

↓カウンターで注文をすると、こんなものを寄越される…
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↑注文したものが出来上がると、これが軽く振動して、店のロゴマーク―「BUBO」は「ふくろう」という意味だそうだ…―の周囲にランプが灯る…ぼんやりとこれをテーブルに置いて待っていると、「ブルルッ!!」と震える時に「カタカタ!!」と鳴って、多少驚く…これは韓国製の代物らしい…

↓とりあえず注文したもの…
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今回は、「一番手が掛かるメニュー」を注文してしまったので、15分弱も待ったが、通常はもっと短い…

↓80ルーブル(※最近のレートで1ルーブル=3円程)の、基本的なハンバーガー…
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↑柔らかめなミートに、やや多目のケチャップ…少しクラシカルな感じの味であると思った…

↓かなり空腹だったので、「ボリューム!!」と奮発した「一番手が掛かるメニュー」…「ダブル・ビート」と言うそうだ…340ルーブルもした…
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↑単純に揚げるのではない、「多目の油を掛けながら焼く」という趣の“カツレツ”が2枚も入る…クリーミーなドレッシングのようなソースと野菜、ピクルス、加えてチーズまで入っている…人によっては「余す…」ような大ボリュームだ…

サハリン到着後間もなく、とりあえず充分過ぎる栄養を摂った次第である…そして…なかなか眠れない夜を過ごしている…

「ドミートリー・ゴンチャル」??

↓新千歳空港・ユジノサハリンスク空港間を結んでいるサハリン航空のB737…
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↑新千歳空港で搭乗前に撮影出来た…

飛行機を視て…「紅い!!」と一寸愕いた…普段はもっと小さなレシプロ機なのだが、旅客が多めであると、サハリン航空はB737を投入する…今日はそれに当った訳である。サハリン航空は白いB737も使用していたが…この紅い機体は余り視掛けない…

B737は世界中で運用されていて、色々な塗装の機体が在るのだろうが…紅いものは初めて視た…

↓コックピットの辺り…
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この機体には「ドミートリー・ゴンチャル」(Дмитрий Гончар)なる愛称が付けられているようだ…

“ドミートリー・ゴンチャル”?何の名前か?一寸思い当たらないし、見当たらない…“ゴンチャル”という姓のスポーツ選手、俳優等が多少知られているようだが、“ドミートリー”という名の人物は居ない…“ドミートリー”は男性の名前だ。愛称は“ディーマ”ということになる…

外見は紅いのだが、中は普通だ。僅かばかりのビジネスクラス席も在ったが、殆どエコノミークラスだった。臨席の人が目敏く視付けたのだが…安全設備デモンストレーションの際、客室乗務員が持っていたベスト(救命胴衣)の胸辺りに「DELTA AIRLINE」と在った…アメリカの航空会社から仕入れたのだろうか?

機内のアナウンスはロシア語と英語だ…今日は偶々日本人乗客が目立つ状況だったが…

少し愕いたのは、着陸態勢に入った辺りでのアナウンスである。到着するユジノサハリンスクの観光案内が始まった…17万9千を擁する都市で、来訪者にもお奨めな場所は、冬はスキー場になっている「山の空気」(ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ)で、市街が一望出来ること、120年前に著名な作家チェーホフが足跡を遺していて、『サハリン島』という世界中で知られている一冊を著していることなどが紹介されていた…

こういうのは「好み」の問題だが…私は「濃い目の色が塗装された乗物」が好きだ。ということで、この「ドミートリー・ゴンチャル」のように「紅い!!」というようなのは好いと思う…

わざわざ新千歳空港まで行って、この「ドミートリー・ゴンチャル」で稚内上空を通過した訳だ…

稚内上空を抜けて…

「東京から茨城県の北に向かうために、名古屋まで行って飛行機に乗る」という人は居ないと思う…「北へ直線で150km程度」の移動に「南西へ370km」も行く必然性は無い…

この時季に「稚内からユジノサハリンスクへ向かう」ためには、新千歳空港まで360km以上を南下して飛行機に乗らなければならない…このコースに関しては…上記のような理屈が頭の中を占めるので、ハッキリ言って愉しくない…

とは言え…“用事”である…キャンセルする訳にもいかない…

そう思っていると、保安検査場で些か気分を害する話しである。普段使っている道具を持っていて、普段身に着けているものを着ているだけのことで、何ら不審なことはないのだが、何度も検査をされる…飛行機は定刻で順調に動いたのだが、乗ってみれば、受付で「窓側!!」と念を押していて、3割弱の空席さえ見受けられるのに通路側の席である…

離陸するまで、かなり機嫌を損ねていたのだが、明るい空の中、雲の隙間に覗く北海道や海を多少愉しみ、若干気分も好転した…

↓これが稚内である!!図面で散々視ている稚内港と、突端部がノシャップ岬である型がよく判る…
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↑市街は細長い海岸に貼り付くように拡がっている…

この稚内の上を通過し、ユジノサハリンスクに着いた…実際着いてみると、記事冒頭に挙げたような理屈が思い浮かび、何処となく“徒労感”が漂う…

ユジノサハリンスクは氷点下1℃程度…酷く寒いという程でもない…雪は稚内などよりも少ない感じだ…雪解けで、やや戸外が歩き難そうだ…

札幌の「世界の山ちゃん」…

札幌都心の安価なホテル…意外に在る…

↓地下鉄東豊線“豊水すすきの駅”の「2番出口目の前」という立地と、素泊まりの安さ―今回は3,500円…―が好く、部屋も快適なホテルで明日に備えてゆっくりしている…何回目かの利用だ…
>>ホテル ラッソすすきの
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このホテル…食事は、近所に幾らでも食べる場所が在るので、非常に好いのだが…

↓ホテルの眼の前の通に在る看板が妙に目立つ…
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↑名古屋で起こった、全国展開しているという人気チェーン店である…

>>「世界の山ちゃん」のウェブサイト

↓この店では、何と言っても“手羽先”だ!!
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↑胡椒が凄く利いていて、酒に合う…

↓“黒手羽先”と称する、ソース味の新しいモノも在った…
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↑こちらはしっとりした感じだ…

↓「世界の山ちゃん」推奨の「手羽先の正しい食べ方」なるものが、箸袋に描かれていた…
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有名な“手羽先”以外にも、色々な料理が在り、各々は決して高くはない価格のように見受けられる…メニューを眺めていると、あれもこれも試してみたくなる…

↓これが意外に美味かった!!“どて飯”なるものである…
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↑ホルモンとコンニャクの味噌煮込みを飯に乗せたものだ…こういうのは好きだ!!

定番の飲み物も色々と在るようだが…メニューの“東北応援”というコーナーに眼が向いた…

↓贔屓の“会津ほまれ”が在った!!!
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↑各料理と意外に相性が好かったように思う…

実は、この「世界の山ちゃん」発祥の名古屋で店を見掛けたような記憶も在るが…入ったことはない…「札幌で名古屋の流儀」というのも妙だが…私は札幌の店にしか寄ったことがない…しかし…気に入った料理は何処で頂いても美味いのだ…