FIBA2010最終日の3試合…順位は…米国、トルコ、リトアニア、セルビア、アルゼンチン、スペイン、ロシア、スロヴェニアに確定…

FIBA2010の最終日である…5位決定戦、3位決定戦、決勝と3試合が催される最終日である…

先ずは5位決定戦…

>スペインVSアルゼンチン

前半はアルゼンチンが先行した…

第1クォータで23対16、第2クォータで26対16…前半は49対32とアルゼンチン優勢だった…

後半、第3クォータでスペインが盛り返す…16対30…65対62と、スペインは僅か3点を追う展開に持ち込んだ!!

第4クォータは一進一退の攻防が繰り広げられた…

残り2分11秒でスペインのガソールが得点し、80対80の同点となった…

残り1分38秒でアルゼンチンのスコーラが得点…82対80…

残り39秒でガソールがフリースローを1本…これで82対81の1点差…

残り15秒…アルゼンチンのプリゴーニが3点シュートを鮮やかに!!これで85対81…

残り7秒…プリゴーニがフリースローを1本…85対86…程なく試合終了…

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アルゼンチンが競り勝って5位…スペインは6位ということになった…

>ハイライト

続いて3位決定戦…

>セルビアVSリトアニア

第1クォータは22対23でリトアニアが1点先行…

第2クォータでは16対25とリトアニアが少し抜け出した…38対48の10点差となった…

第3クォータ…16対24とリトアニアの勢いが止まらない…この時点で54対72…18点差でリトアニアが先行した…

18点差ともなると、第4クォータの10分間でセルビアが跳ね返すのはやや難しい…34対27とセルビアは奮戦したが、結局試合は88対99とリトアニアが制した…

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この試合…前の対米国戦で目立たなかったクレイザが33得点+7リバウンド+4アシストと目覚しい活躍でチームを牽引している…

>ハイライト

そして決勝…

>トルコVS米国

開催国トルコの決勝進出は“史上初”!!大注目である!!

第1クォータは17対22、第2クォータは15対20…終始米国が先行であった…

第3クォータに入っても16対19…ここまでで48対61で13点差となっている…

第4クォータ…16対20とトルコは点差を詰めることも叶わず、試合は64対81で決着した…

これで米国は1994年以来の優勝、金メダルである…

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大会前の予想では、ここまで勝ち上がってくるとは思われていなかったトルコの奮戦!!記憶に留めたい…

これでFIBA2010は幕である…

1位 米国
2位 トルコ
3位 リトアニア
4位 セルビア
5位 アルゼンチン
6位 スペイン
7位 ロシア
8位 スロヴェニア


ということになった…

この大会で奮戦した各チームに、各選手に拍手!!!!

1点差!!トルコがセルビアを破って決勝へ!!

FIBA2010の開催国トルコ…4強進出で沸いているらしいが…そのトルコがセルビアと対戦した…

>セルビアVSトルコ

両者はガッチリ組み合った競合いを演じている…

第1クォータは20対17でセルビア、第2クォータは22対18でセルビア、第3クォータは21対25でトルコ…ここまで63対60である…

一進一退は第4クォータも続いていたが、第3クォータ終了時点で3点リードのセルビアが“先手”であった…しかし、残り3分25秒で75対76とトルコが逆転を果たした!!

残り28秒…セルビアは80対79と逆転した…しかし直後の残り16秒にトルコが得点し、80対81…

バスケットボールは試合終了のブザーの瞬間まで得点を競うゲームである…そんなことを噛締めたくなる展開が待っていた…

残り4秒…セルビアが得点!!82対81…

が…残り1秒…トルコが得点!!82対82…そこで間もなく試合終了…トルコが1点差で勝利である…

トルコはこの大会でメダルを争うこと自体が初めてなのだが、初めての決勝進出を果たした。対戦するのは米国である…

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最後の得点を決めたトルコのトゥンチェリ(Kerem TUNÇERI)…喜びが爆発している…

セルビアは…リトアニアとの3位決定戦だ…

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セルビアの各選手は力なく会場を後に…

とにかく凄い勝負になった…

リトアニア及ばず…米国が決勝へ…

FIBA2010…4強による対戦の最初はリトアニア対米国である…

>リトアニアVS米国

試合の最初から、米国のデュラントがいきなり一人で17得点を叩き出す…23対12と米国は初めて「第1クォータで二桁のリードを奪う」という展開である…

以降、第2クォータで19対15と米国の優位は動かず、第3クォータでは23対26とリトアニアが若干差を詰めたが…第4クォータは24対21と米国はリードを易々と護る…

試合は89対74…米国は決勝へ、リトアニアは3位決定戦へ各々進む…米国としては1994年以来、16年ぶりの世界選手権での決勝進出である…

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それにしても…米国はデュラントが凄まじい…38得点である…多分、この大会での「1試合での個人得点」としては最高であろう…

ウォリアーズのカリーは2分間の出場に止まり、3得点を記録している…

リトアニアは敗れたショックを引き摺らず、3位決定戦で力を尽くすことであろう…

スロヴェニアがロシアの逆転を許してしまった…=7位ロシア 8位スロヴェニア…

FIBA2010はイスタンブールで3試合が催されたが、最初の試合はスロヴェニア対ロシアの“順位決定戦”である…

>スロヴェニアVSロシア

第1クォータは23対21とスロヴェニアが僅かに先行した。

第2クォータ…14対9というロースコアでスロヴェニアは優勢を保つ…

37対30で折り返し、第3クォータは22対22と互角だった…これで59対52である…

第4クォータ…残り8分49秒でスロヴェニアのズパンが3点シュート!!62対52とリードを拡げたのだが…残り8分36秒から残り7分1秒までのロシアによる一方的な得点で、62対62の同点となった…

残り6分19秒でロシアは62対64と逆転に成功するが、残り5分58秒でナックバーが3点シュートを決め、65対64と逆転し返した…

以降、「スロヴェニア先手、ロシア後手」という按配で互いに競り合うことになるのだが、残り1分39秒で74対74の同点となる…

残り1分22秒…ロシアのモズゴフが2本のフリースローを決めた…残り44秒…モズゴフが2得点…更にフリースロー1本…

このモズゴフの得点で、スロヴェニアは74対79と5点差を追う型になってしまった…

残り5秒…スロヴェニアはベツィロヴィチが2本のフリースローを決めて78対81とした…

直後の残り4秒…ロシアのモズゴフが確りフリースローを2本決めた…78対83…試合終了である…

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この試合…スロヴェニアではナックバーの20得点が目立つ…ラコヴィチはコートに立たなかった…

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ロシア側ではモズゴフの19点がトップだが…各選手は「第4クォータに得点を集中」という按配である…

ロシアは第4クォータで見事に逆転を果たした…スロヴェニアは勝利を掴み損ねた型である…何か…第4クォータで勝利を逃がした感でさえある…

これで、スロヴェニアとロシアの今大会の出番は終了である…スロヴェニアは次の機会で是非、今回の一寸悔しい敗戦の分を何とかして欲しいものだ…

スペイン○スロヴェニア●…アルゼンチン○ロシア●…

FIBA2010は5位から8位の順位決定戦の試合が催された。

“8強”で敗れた4チームで2試合組む…勝者は「5位6位決定戦」を、敗者は「7位8位決定戦」を戦うことになる…

↓最初の試合…
>スペインVSスロヴェニア

過去の対戦ではスペインに分が在る…が、スロヴェニアは「挑戦者の気概」で闘うチームである!!私はそんなスロヴェニアチームに2006年に出会って以来、何時も応援しているのだが…

スロヴェニアはその「挑戦者の気概」で機先を制した!!第1クォータは23対16とリードを奪った!!

そのまま第2クォータも競り続け、18対22…前半は41対38とスロヴェニアは僅かなリードで折り返すこととなった…

第3クォータ…スペインが若干優勢…21対26…62対64とスペインが逆転した…

スペインが逆転と言っても“2点差”…勝負は第4クォータに…

残り7分47秒でラコヴィチが3点シュート…67対69となった…離されないように競合いを続けていた…

が…スペインの得点場面が目立ち始め…残り3分11秒からスロヴェニアが沈黙…残り1分18秒にドラギッチが得点するまで一方的にスペインの得点を許し、この時点で77対93…やや苦しくなっていた…

第4クォータは18対33とスペイン優勢…試合は80対97…スロヴェニアは敗れてしまった…

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スロヴェニアはラコヴィチとドラギッチが各々19得点とチームを引っ張ったが…及ばなかった…残念だ…次の「7位8位決定戦」でも「挑戦者の気概」で堂々と闘い抜いて欲しい!!

>ハイライト

↓次の試合…
>ロシアVSアルゼンチン

この試合…ロシアは個人的に色々と縁が深い…アルゼンチンは…“暴動”でアルゼンチン(ブエノスアイレス)旅行を断念したことが切っ掛けで、NBAと出逢ったという奇縁が在る…ブエノスアイレスに行かなかった分、サンフランシスコで時間が出来たからNBAに出逢った訳だ…

ということで、どちらも推したいのだが、ロシアが出て来てしまうと何となく彼らに期待してしまう…“隣国”なのだから…

試合序盤の第1クォータは11対15とアルゼンチンがやや優勢…第2クォータは22対11とロシアが1点先行…結局33対36とアルゼンチンが3点リードで折り返した…

後半、第3クォータは19対18でロシアは僅かに点差を詰めたが…第4クォータは9対19…アルゼンチンが決めてきた…試合は61対73…アルゼンチンの勝利だ…

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ロシアのモズゴフ…10得点+11リバウンドの2部門二桁(ダブル・ダブル)と、この試合は暴れてくれた…

>ハイライト

という按配で、「5位6位決定戦」はスペインVSアルゼンチン…「7位8位決定戦」はスロヴェニアVSロシア…何か“ラテン系”同士、“スラブ系”同士という組み合わせだ…

FIBA2010…佳境に入ってきた!!

4強が出揃い、順位が決まる試合へ…

FIBA2010は8強によるトーナメントの2試合が行われ、4強が出揃った!!

>米国VSロシア

第1クォータは、リードが5回入れ替わり、同点場面が6回という競合いを演じた両者…互いに譲らず、25対25の同点とした…

第2クォータは19対14で米国が僅かにリード…この“5点差”で後半へ…

そして後半…第3クォータで米国が抜け出した…26対17…前半の5点差が“14点差”に広がった…

結局、ロシアはこれを第4クォータで埋め合わせることが叶わず…89対79で、米国勝利である…

米国チーム、ウォリアーズのカリーである。5分間出場で、2得点+1リバウンド+1アシストだった…

>ハイライト映像

そして続く試合…

>リトアニアVSアルゼンチン

或いは多少意外かもしれない…試合開始早々から、リトアニアが抜け出す展開だった!!

第1クォータで28対18、第2クォータで22対12…50対30でリトアニアがかなり優位に折り返した…

第3クォータ…リトアニアの勢いは止まらず、35対23として点差を拡大した…第4クォータでは19対32とアルゼンチンが頑張ったが、点差を埋めることは叶わない…

試合は104対85…リトアニアの勝利だ!!

>トーナメント表

という訳で、“4強”は出揃った。セルビア、トルコ、米国、リトアニアである…

>FIBA2010の日程

今後の日程だが、先ず“順位決定戦”が始まる…一寸チェックしておく…

9月10日
スペインVSスロヴェニア
ロシアVSアルゼンチン

9月11日
前日の順位決定戦2試合の敗者同士での7位・8位決定戦
米国VSリトアニア
セルビアVSトルコ

9月12日
10日の順位決定戦2試合の勝者同士での5位・6位決定戦
前日の4強による2試合の敗者同士での3位決定戦
前日の4強による2試合の勝者同士での決勝戦

もう暫く眼が離せない!!

スロヴェニアが…トルコに敗れてしまった…

FIBA2010の8強激突は2試合目…スロヴェニアが登場する!!

何か、戦前から「トルコ優位」というような説が多かったような気がした…「今回のトルコチームは、なかなか巧妙なゾーンディフェンスを駆使し、スロヴェニアの攻撃を止める」というような説が流布されていた気がする…

それでもスロヴェニアはやってくれると期待した…

>スロヴェニアVSトルコ

圧倒的に地元トルコのファンが多いイスタンブールの会場での試合であった…

試合開始早々には、スローペースな競り合いをしていた両チームだったが、トルコが10点を連続して奪って抜け出し、第1クォータを14対27とした…スロヴェニアは追う展開を強いられてしまった…

第2クォータは17対23…前半を通じて31対50とトルコがかなり優位になっている…

第3クォータ…スロヴェニアはトルコのディフェンスに攻め手を封じられてしまっていた…シュートを打てる選手にボールが廻らない…トルコは攻め手を緩めず、第3クォータは12対21…ここまでで71対43…やや差が開き過ぎてしまった…

第4クォータ…スロヴェニアは最後まで諦めずに戦い続けたが…第4クォータで25対24としてみたものの…試合は68対95…トルコに敗れてしまった…

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ナックバーは16得点となかなか頑張ったが…及ばなかった…

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ブレゼッツも力を尽くしたのだが…及ばなかった…

スロヴェニアを応援しているので、結果は残念だった…戦前に言われていたとおり…だが、FIBA2010でのスロヴェニアはなかなかの健闘だった。次の機会には!!

トルコは世界選手権での16強以上(トーナメント進出)が3回目ということだが、4強に残って「メダルを争う」ことになったのは史上初だという…このトルコの前に立ちはだかるのは…セルビアである!!

>トーナメント表

セルビアがスペインに競り勝った!!

FIBA2010は8強の激突に…

最初の試合はセルビアVSスペインである。

> セルビアVSスペイン

第1クォータは27対23、第2クォータは22対18とセルビアが若干優位に前半を進めた。セルビアは49対41と8点のリードで折り返した…

第3クォータに入ると、スペインが連続得点で追い上げる…18対23としてスペインは点差を詰めた…

第4クォータは25対25と互角…セルビアは僅かな点差を護った。残り25秒で、スペインはガソールの得点で89対89の同点としたのだが…残り3秒でセルビアのテドシッチが3点シュートを決めた!!

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92対89…テドシッチの3点が両チームの点差だった…セルビアが4強の座へ一番乗りである!!

>ハイライト映像(FIBA.TV)

なかなか激しい試合であった…

>トーナメント表

8強が出揃った!!

FIBA2010は16強によるトーナメントが終わった…

最後の2つの試合…

> リトアニアVS中国

この顔合わせは、リトアニアが中盤から若干抜け出し、奪った優位を保ち続け、78対67で中国に勝利した。

> ブラジルVSアルゼンチン

“南米の雄”と呼ぶべき両チームが、この時点で激突である…

両者は一進一退の競り合いを演じた…93対89と僅差でアルゼンチンが勝利した。

これにより…“8強”が揃った!!

> トーナメント表

8強の激突は、今日9月8日からだ!!時差の関係で、日本時間では日付が変わってからということになるが…

↓日程は以下のとおりだ!!

9月8日
18時:セルビアVSスペイン
21時:トルコVSスロヴェニア

9月9日
18時:米国VSロシア
21時:リトアニアVSアルゼンチン


これは眼が離せない!!

米国!!ロシア!!

FIBA2010の16強によるトーナメントは3日目である…

>米国VSアンゴラ

序盤、第1クォータで33対13と米国が大きく抜け出し…そのままの勢いで決着が…121対66…米国がアンゴラを破った…

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ウォリアーズのカリーである。この試合、17分間出場で5得点+3アシスト+2スティールだった…

>ロシアVSニュージーランド

序盤はニュージーランドが若干先行したが、直ぐにロシアが追いついて抜け出し、78対56で勝利した…

ということで、米国とロシアが勝ち残り、両者が次の顔合わせである…

>トーナメント表

米国、ロシア、双方とも比較的アッサリと勝ち抜いた感じにも見えるが…次の試合が愉しみである!!

トルコ!!スロヴェニア!!

FIBA2010は、16強によるトーナメントが続いている…

地元トルコが登場し、フランスと対戦している。

>トルコVSフランス

トルコは第2クォータで抜け出し、その勢いを保ち、第4クォータで食下がったフランスを95対77と意外に大きめな差で振り切った…

フランスは予選で想像以上に善戦していたのだが…

トルコは予選で5勝だったので、これで勝ちっ放しである…

そしてスロヴェニアも登場した!!オーストラリアとの対戦だ!!

>スロヴェニアVSオーストラリア

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スロヴェニアは、低調な得点の第1クォータで16対8と先行した。第2クォータに入って、26対13とまた先行。前半は42対21…ダブルスコアでスロヴェニアだ!!

何か後半もそのまま、食下がるオーストラリアをかわし、スロヴェニアは逃げ切った…

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それにしても、恐るべきはラコヴィチである…ラコヴィチは19得点だったのだが…その中の15得点は「5/11」と45.5%の決定率を見せた3点シュートであった…

これで次の対戦はトルコVSスロヴェニアとなった…FIBA2006の際には、これがトーナメントの1回戦の顔合わせで、あの時はトルコが勝っている…スロヴェニアの面々には「借りを返す」ということで、存分にやってもらいたい!!

セルビア!!スペイン!!

FIBA2010は、16強によるトーナメントが始まった!!

最初の試合はセルビアVSクロアチア…

>セルビアVSクロアチア

73対72…最後のフリースローの1点で勝敗が分かれる試合でセルビアが勝利である…

続く試合はスペインVSギリシア…

>スペインVSギリシア

こちらは少し激しい競り合いとなり、スペインが抜け出した…80対72だった…

>トーナメント表

この両試合の勝者…セルビアVSスペインが9月8日に…

“16強”によるトーナメントへ突入するFIBA2010…

6チームから成る4つのグループで競っていた、出場24チームによる予選が終了したFIBA2010である…

> グループリーグ成績

私が応援しているスロヴェニアはBグループの第2位だったのだが、戦績を写しておこう…

(Aグループ)
1 セルビア 4勝1敗
2 アルゼンチン 4勝1敗
3 オーストラリア 3勝2敗
4 アンゴラ 2勝3敗
5 ドイツ 2勝3敗
6 ヨルダン 0勝5敗

(Bグループ)
1 米国 5勝0敗
2 スロヴェニア 4勝1敗
3 ブラジル 3勝2敗
4 クロアチア 2勝3敗
5 イラン 1勝4敗
6 チュニジア 0勝5敗

(Cグループ)
1 トルコ 5勝0敗
2 ロシア 4勝1敗
3 ギリシア 3勝2敗
4 中国 1勝4敗
5 プエルトリコ 1勝4敗
6 コートディヴォワ―ル 1勝4敗

(Dグループ)
1 リトアニア 5勝0敗
2 スペイン 3勝2敗
3 ニュージーランド 3勝2敗
4 フランス 3勝2敗
5 レバノン 1勝4敗
6 カナダ 0勝5敗

米国、トルコ、リトアニアが5戦全勝である…

セルビア、アルゼンチン、ロシア、そしてスロヴェニアが4勝だ…

各グループの5位、6位は、残念ながら予選敗退ということになってしまった…

> 競技方式

残った16チームをトーナメント表に貼り付ける…

下記のような方式だ…

A1位 VS B4位
D2位 VS C3位

C1位 VS D4位
B2位 VS A3位

B1位 VS A4位
C2位 VS D3位

D1位 VS C4位
A2位 VS B3位

以降は各試合の勝者が次のラウンドに進み、優勝を決める訳だ…

> トーナメント表

ベスト16を貼り付けて、トーナメントの試合が始まるが、最初の対戦は以下のようになる…

9月4日
セルビアVSクロアチア
スペインVSギリシア

9月5日
スロヴェニアVSオーストラリア
トルコVSフランス

9月6日
米国VSアンゴラ
ロシアVSニュージーランド

9月7日
リトアニアVS中国
アルゼンチンVSブラジル

私が応援しているスロヴェニアは9月5日にオーストラリアと対戦する…

トーナメント1回戦の顔合わせを見ると…9月4日のセルビアVSクロアチア、ギリシアVSスペイン、9月7日のアルゼンチンVSブラジルが…なかなか激しい内容になるような予感がする…

注目の米国チームだが…アンゴラとの対戦である。アンゴラは、アフリカの国際試合でタイトルを“総なめ”にしているチームである…世界選手権や五輪では「意外にやってくれるかもしれない“ダークホース”」として時々名前が挙がるチームである。アンゴラの各選手は何れも国内でプレイしている選手ばかりで、やや知名度は低いのだが…

ということで、益々盛り上がりそうだ…

スロヴェニアがブラジルを破った!!

FIBA2010、9月1日の試合から…スロヴェニアとブラジルの激突だ!!

共に米国には敗れてしまい、1敗同士の対決ということになった…

なかなか激しいぶつかり合いになったが、スロヴェニアはブラジルに勝った!!

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> ボックススコア

試合序盤の第1クォータは、18対20とスロヴェニアが僅かに“1ゴール”の先行という競り合いとなった。どちらも「負けられない!!」という熱いものを剥き出しにしたぶつかり合いだ…

第2クォータ…スロヴェニアが抜け出した!!12対24である!!これで、前半は30対44…スロヴェニアは優位を保って折り返すことになった…

第3クォータ…ここは“逆転”という展開も在るクォータだが…21対23とスロヴェニアはリードを護った!!

第4クォータ…51対67という“スロヴェニア優位”で始まった筈だが、ブラジルの猛追が始まった。残り8分13秒から残り4分20秒に至るまで、ブラジルは一方的に得点を重ね、68対70と“17点差”を“2点(1ゴール)差”にまでしてしまった…

このブラジルの恐るべき攻撃に対し、スロヴェニアのヤカ・ラコヴィチが“勝負師”の血を滾らせた!!

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ラコヴィチは3点シュートを2本続けて決めた!!残り2分32秒で68対76と点差を奪った!!

バスケットボールは「試合終了のブザーが鳴る瞬間まで得点し続けて競う」ゲームである。ブラジルはそれでも追い付こうと攻める…残り45秒で71対76とまた点差を詰めてきた…

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ここでナックバーである!!ナックバーはゴール下に斬り込む他、距離のあるシュートも得意な選手だ。そのナックバーはラコヴィチのアシストを受けて、残り21秒で3点シュートを決めた!!

結局第4クォータは26対13とブラジルの猛追が目立ったが、試合は77対80でスロヴェニアは勝利を掴んだ!!

ラコヴィチは13本のシュートを放って7本決めたが、7本中の6本が3点シュートである。彼は20得点でスロヴェニアを牽引した!!この他、ブレゼッツが16得点、ナックバーが15得点、更にドラギッチの10得点が目立つ。

個人的にはFIBA2006の札幌で会っているラコヴィチ、ナックバー、ブレゼッツがチームを牽引する活躍で勝利を掴んでくれたことが嬉しい!!遠いトルコ、イスタンブールの地に拍手を贈りたい…

今回はスロヴェニアの主将でもあるラコヴィチは「第4クォータで少々集中力を切らしてしまったようで、ブラジルが反撃してきたが、(集中力を欠いた)ツケを支払わされる羽目にならず、勝利を得ることが出来た」とコメントしている。

“集中力”…ラコヴィチは2006年の札幌で、チームの練習の際、一人だけ黙々と「動きながらシュート」という独特な練習をしていた…多分、今でもやっているだろう…彼自身が「勝負のシュート」を放つ“集中力”を大切にしているのであろう…

あっという間に、5試合組まれている予選のグループリーグも4試合が終了してしまった…

> グループリーグ成績

スロヴェニアの居るBグループ…米国の4勝に続いて、スロヴェニアが3勝1敗、ブラジルとクロアチアが2勝2敗、イランが1勝3敗、チュニジアが4敗だ…

他グループを視ると…Aグループはアルゼンチンが4勝…Cグループはトルコが4勝…Dグループはリトアニアが4勝…これら4勝の3チームは、Bグループの米国と共にトーナメント進出を確定した…

もう暫くはお楽しみが続く…

スペインを破ったリトアニア…

FIBA2010の予選リーグでは、幾つかの注目試合というものが在る…「幾つかの」等としたが、どの試合も各々に面白いのだが…

強豪犇く欧州の各出場チームは、予選でも熾烈に競り合う…

8月31日…前回(FIBA2006)優勝のスペインとリトアニアの対戦は注目された!!

スペインは「最も著名な選手達」が出場しておらず、何か“苦戦ムード”も漂っているのだが…

> ボックススコア

スペインは第1クォータで22対11と抜け出し、優位に試合を進めるかに見受けられた。

しかし、リトアニアは第2クォータで21対24と追い上げ、第3クォータも21対18と食下がった…

第4クォータ…リトアニアの大攻勢!!残り5分25秒の段階で、試合開始直後に見られた「6対4でリトアニアがリード」以来となるリードを奪った…更に攻め手を休めないリトアニア…第4クォータは23対9(!!)と圧倒し、試合は73対76でリトアニアが勝利した!!

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この試合…リーナス・クレイザが17得点、ポチウス、マチウリスが各13得点、カルニエティスが12得点等、各主力選手が万遍無く奮戦している。

リトアニアのケストゥティス・ケムズーラ監督は「試合の前、良い感情も悪い感情も巧くコントロールすることが鍵であると選手達に伝えた。バスケットボールというゲームをやるには、熱いものを求めてやるものなのかもしれないが、(気持ちの)コントロールというものを忘れてはいけない」とコメントしている。序盤の劣勢に慌てず、粘り強く攻め手を休めない…リトアニアの力強い様子を見事に表すコメントだと思った…

リトアニアは五輪での銅メダルや、欧州選手権での優勝は経験している。が、世界選手権での上位進出は未だ無い…今回は?!何か期待出来るかもしれない…

> 参考記事(英語)

スペインVSリトアニア…リトアニアによる気合の入った逆転劇を牽引したのはリーナス・クレイザかもしれない…

リーナス・クレイザ…NBAファンの間では一寸は知られた選手である…1985年1月3日産まれの25歳で、マダマダ実績を積み重ねてくれそうな選手でもある。2m3cm、111kgのフォワードだ。

クレイザはリトアニアからアメリカの大学に進み、そこから2005年にNBA入りしている。

デンヴァーでプレイしていたクレイザだったが、起用方針が変わって出場時間を減らすこととなってしまった2008-09シーズンの後、彼はギリシアのリーグに移ってしまった…

そして2010年…彼はギリシアでの契約を棄て、トロントと契約した。NBAへの復帰である!!

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ギリシアでの契約は「2年間で1,200万ドル」と伝えられる。他方、トロントとの契約は「4年間で2,000万ドル」と伝えられる。単純な算数で“1年間”を考えると「600万ドル:500万ドル」だ…こうして見ると、「欧州と米国との差」は決して大きなものでもない…否!!欧州の方が少々高い…或いはこういう状況が、「各国のレベルアップ」の背景なのかもしれない…

今やリトアニアの才能溢れる選手が米国の大学に進み、頭角を現してNBAという事例も違和感は無い…

が、リトアニア人のNBA選手が登場したのは1989年である…存外時間が経っているが、NBAが1946年からの永い歴史を有していることに鑑みれば「急激な情勢変化」とも言える…

リトアニアでは1930年代にバスケットボールが普及して盛んになった。1930年代には欧州で国対抗の試合も在り、リトアニアチームはなかなかの活躍を見せていた…

リトアニアという国は、第1次大戦後に独立国としての歩みを始めたのだが、1940年に「ソ連に加入」している。所謂“バルト3国”の一つなのだが、これらの国々では「ソ連に加入」を「ソビエト・ロシアによる占領」等と言うことも在るようだ…リトアニアを含む“バルト3国”が独立を“回復”するのは1990年である…

リトアニアがソ連の一部であった期間、リトアニアの“国技”的様相も在ったバスケットボールは相変わらず盛んであった。ソ連チームはバスケットボールの国際試合で活躍していたが、リトアニアは優秀な選手を代表チームに送り込んで、活躍に大いに貢献していた…

「ソ連チームのリトアニア選手」が殊更に注目されたのは…1988年のソウル五輪で優勝したチームだった…このチームにシャルーナス・マルチルリョーニスが居た…

シャルーナス・マルチルリョーニスにNBAチームが注目した。注目したのはゴールデンステート・ウォリアーズである!!ウォリアーズはシャルーナス・マルチルリョーニスを1987年のドラフトで指名したが、契約が成立してシャルーナス・マルチルリョーニスがコートに登場したのは1989年からだった…

シャルーナス・マルチルリョーニスは、NBAの「欧州出身選手」の草分け的な存在になった。1992年、1993年には“シックスマン・オブ・ザ・イアー”(ベンチスタートが多い“6番目選手”として顕著な活躍が在った選手に贈られる賞)を受賞する活躍を見せている。

シャルーナス・マルチルリョーニスは、ウォリアーズの後、シアトル、サクラメント、デンヴァーと移って1997年までNBAでプレイを続けていた…

1992年…バスケットボールについて“プロ出場解禁”で話題になったバルセロナ五輪…この時、独立回復から日が浅いリトアニアも参加したのだったが、シャルーナス・マルチルリョーニスは「リトアニアチーム出場!!」を強く望み、選手としてチームに加わって活躍するのみではなく、「米国では著名人」ということでスポンサー探し等にも奔走したそうだ。リトアニアチームはバルセロナ五輪で銅メダルの活躍を見せ、当時は「色々と課題の在る新興国」という状況であった母国に人々に力を与えたのであった…

シャルーナス・マルチルリョーニス以降、何人ものリトアニア人選手がNBAで活躍しているが…リーナス・クレイザもそうした歴史を更に綴り続けることとなるであろう…

「世界選手権初勝利」を飾ったイラン…そして“初のイラン人NBA選手”…

「2010年8月30日」という日付…イランでは「“歴史”に刻まれる」日付になったかもしれない…

イランはチュニジアと対戦した。試合序盤に抜け出して優勢に試合を運んだイランは、食下がろうとするチュニジアを振り切り、第3クォータに抜け出してそのまま勝利に持ち込んだ!!71対58での勝利だ!!

> ボックススコア

イランは対ブラジル戦、対クロアチア戦と連敗したが、目下1勝2敗となった…対戦したチュニジアは3連敗となってしまっている…

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アジアでは“強豪”の位置を築いたイラン…世界選手権で初勝利を挙げた!!世界に並べる時はやって来るのか?

> 参考記事(英語)

この試合でイランを“牽引”する活躍を見せたのがハメッド・ハッダーディー(Hamed Haddadi)である。対チュニジア戦のハッダーディーは、23得点+13リバウンドと輝かしい活躍であった…

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ハッダーディーは2008年の北京五輪での活躍が注目され、NBAのメンフィス・グリズリーズに加入した。2008-09シーズン、2009-10シーズンとメンフィスに在籍している。最初のシーズンはDリーグにも出ていた…来る2010-11シーズンにもメンフィスでプレーすることになるであろう…契約期間が2013年までなのだそうだ…

因みに…ハッダーディーはNBAのメンフィスで#15だが、イランの代表チームでも#15である…

ハッダーディー…2m18cm(7フィート2インチ)の巨漢である…力強いリバウンド、そしてなかなか巧いブロックが評価されているセンターである…欧州諸国のリーグからも引き合いが在るという選手だ…

ハッダーディーは2008-09シーズン、2009-10シーズンで合計55試合の途中出場で、未だ目立つ数字は残していない…

他方、ハッダーディーはイラン系の子ども達120名を集め、カリフォルニア州でバスケットボールキャンプを催す等、「初のイラン人NBA選手」として既に存在感を高めている…

世界選手権(FIBA2010)でも少し輝いて、来るシーズンにはステップアップして欲しいものだ…期待してみたい!!

バスケットボール世界選手権の歴史から…

原則として4年に一度開催のバスケットボール世界選手権は、1950年から始まり、2010年の現在開催中のもので16回目ということになる…

歴代の開催地と、優勝、準優勝、第3位のチームを下記に書き出してみる…

1950年:アルゼンチン開催:優勝・アルゼンチン、準優勝・米国、第3位・チリ
1954年:ブラジル開催:優勝・米国、準優勝・ブラジル、第3位・フィリピン
1959年:チリ開催:優勝・ブラジル、準優勝・米国、第3位・チリ
1963年:ブラジル開催:優勝・ブラジル、準優勝・ユーゴスラヴィア、第3位・ソ連
1967年:ウルグアイ開催:優勝・ソ連、準優勝・ユーゴスラヴィア、第3位・ブラジル
1970年:ユーゴスラヴィア開催:優勝・ユーゴスラヴィア、準優勝・ブラジル、第3位・ソ連
1974年:プエルトリコ開催:優勝・ソ連、準優勝・ユーゴスラヴィア、第3位・米国
1978年:フィリピン開催:優勝・ユーゴスラヴィア、準優勝・ソ連、第3位・ブラジル
1982年:コロンビア開催:優勝・ソ連、準優勝・米国、第3位・ユーゴスラヴィア
1986年:スペイン開催:優勝・米国、準優勝・ソ連、第3位・ユーゴスラヴィア
1990年:アルゼンチン開催:優勝・ユーゴスラヴィア、準優勝・ソ連、第3位・米国
1994年:カナダ開催:優勝・米国、準優勝・ロシア、第3位・クロアチア
1998年:ギリシア開催:優勝・ユーゴスラヴィア、準優勝・ロシア、第3位・米国
2002年:米国開催:優勝・ユーゴスラヴィア、準優勝・アルゼンチン、第3位・ドイツ
2006年:日本開催:優勝・スペイン、準優勝・ギリシア、第3位・米国

こうしてざっと振り返る…「3回優勝」というのが“最多”で、米国、ユーゴスラヴィア、ソ連が各々経験している。但し…ユーゴスラヴィアは国の体制が変わって以降、2回優勝している…そういう意味では、「最多優勝」は“ユーゴスラヴィア”なのかもしれない…

1990年代以降、殊に欧州の国々で国名が変わる事態が続いた。と言っても、国名が変わる以前の伝統を受け継いでいるような国々の名前が確り出て来るのが面白い…

例えばソ連…ここは“ロシア”としても上位入賞を果たした経験を有している。準優勝が2回だ…世界選手権では未だ上位入賞を果たしていないが、五輪ではソ連から独立したリトアニアが活躍した経過も在った。リトアニアはバスケットボールが大変盛んで、名選手を多く輩出しているという。過去の“ソ連”の活躍だが、「リトアニア人選手がかなりの比率を占めていた…」という話しも耳にしないではない…

“ユーゴスラヴィア”…現在は7国になっているが…FIBA2010には“旧ユーゴスラヴィア”から3チーム(セルビア、クロアチア、スロヴェニア)が出場している。出場枠も多いが、予選出場チームは更に多く、なかなかに競争が激しい欧州予選を“旧ユーゴスラヴィア”が3チームも勝ち上がってくる…凄いことかもしれない…

バスケットボール世界選手権の各出場チームは、予選を勝ち上がって出場している訳だが…各チームとも存外に勝ち上がるのは大変なのかもしれない…ここまでの16回の大会全てに登場しているチームは…米国とブラジルの2チームだけのようだ…

1994年大会は“プロ解禁”以降として初めての世界選手権である。この頃は「NBA選手と他国の各リーグの選手」との“差”が大きかったと見える。1994年大会の決勝、米国対ロシアだが「137対91」と、なかなか凄い点差―46点差?!―になっている…存外に点差が開く場合も見受けられるバスケットボールだが…「46点差」という程度の例は珍しいかもしれない…

が、この1994年大会の前後辺りから「米国以外からのNBA参入」が目立つようになり、急速に「各国のレベル向上」も視られるようになった。更に2000年代には、欧州諸国等のリーグも華やかさを増し、「NBAから欧州のリーグへ」という例さえ見受けられるようになっている。

そして2002年…バスケットボール世界選手権が、多少意外な感じもするが、長い歴史で初めて「競技発祥の地」でもある米国で開催された際…NBA選手で組んだ米国代表は第6位に終始してしまった…

こうして、バスケットボールの国際試合は面白さを増しているのである!!開催中のFIBA2010…どうなるのか楽しみだ!!

スロヴェニアがクロアチアを破った!!

8月30日のスロヴェニアVSクロアチアはなかなかの好勝負となった。

> ボックススコア

試合序盤の第1クォータは16対18でクロアチアが僅かにリードし、第2クォータも23対26とクロアチアは一歩先行した。39対44と、クロアチアはリードした状態で折り返した。

が…第3クォータである…スロヴェニアの各選手は凄まじい力を発揮!!26対15として逆転だ!!そのまま第4クォータは26対25と競り合った…試合は91対84でスロヴェニアが勝利だ!!

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この試合のスロヴェニア各選手…スローカルとラコヴィチが各々15得点、ドラギッチが14得点、ナックバーが11得点といった辺りが目立っている。

> グループリーグの成績

これでスロヴェニアは2勝1敗ということになった。

Bグループの他の試合だが…米国VSブラジルは70対68で米国…イランVSチュニジアは71対58でイラン…という結果である…

スロヴェニア…今回も米国に及ばず…

99対77…米国VSスロヴェニアは米国に軍配であった…

> ボックススコア

第1クォータで米国は調子好く攻め、23対11とリードを奪った…

第2クォータは19対17と、スロヴェニアは未だ追い付けない…

第3クォータでも米国は25対18と優位に展開…何か後半の開始数分で“ノックアウト”という感も在った展開である…

第4クォータでの32対31という状態でもスロヴェニアは追い付けず…試合終了である…

米国は前半、後半で各々の滑り出しに抜け出すことで試合を終始優位に展開した…

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スロヴェニアではナックバーの13得点+4リバウンドがやや目立つ…各選手、然程目立つ得点等を出していない…

米国チーム…デュラントの22得点が目立つ…ウォリアーズのカリーは7分間出場で3得点であった…

> グループリーグ成績

スロヴェニアや米国が居るBグループ…米国とブラジルが2勝…スロヴェニアとクロアチアが1勝1敗…イランとチュニジアが2敗…という状況である…スロヴェニアもマダマダ!!!

親善試合:米国チームがギリシアチームを撃破…

8月25日、トルコでのFIBA2010直前になって米国対ギリシアの親善試合がアテネで催された。

ギリシアは欧州ではなかなか評価が高いチームである…このチームは、上位入賞…否!!優勝を企図する米国にとっては“それなりに高い壁”と言える存在だ…

しかし今回の対戦…蓋を開けて見れば終始米国優勢であった…87対59という結果だ…リードの入れ替わりは1回が記録されているのだが、これは試合序盤であろう…ギリシアの最大リードは2点…対して米国は29点なのだから…

> とりあえず米国VSギリシアのボックススコア…

リバウンドが44対22と米国が圧倒的に優勢で、米国はチーム全体で18スティールを記録している。ギリシアは24のターンオーヴァーを喫してしまっているが、チャンスづくりを封じられてしまった型かもしれない…

ウォリアーズのステファン・カリーである。16分29秒間出場、4得点+2スティールという按配だった…本人の“数字”は控え目だが、カリーは米国チームをして「“深さ”、“対応力”、“スピード”」において何処にも負けないと自信を深めているようである…

いよいよFIBA2010の開幕も近い!!

> 参考記事(英語)

スロヴェニアもFIBA2010へ出陣の12名を決定!!

FIBA2010がいよいよ迫っている!!来る土曜日からだ!!

スロヴェニアチームは、親善試合を重ねて調整しながら、本大会出場12名の選考を進めていた。

親善試合の方だが…対セルビア戦、対ギリシア戦では敗れ、対カナダ戦では勝利している…やや苦戦かもしれない…

という中、漸く12名のメンバーが固まった!!

サニ・ベツィロヴィチ Sani Becirovic SG
プリーモス・ブレゼッツ Primoz Brezec C
ハサン・リズヴィッツ Hasan Rizvic C
ゴラン・ドラギッチ Goran Dragic PG
ゴラン・ヤゴドニク Goran Jagodnik SF
ヤカ・クロブカル Jaka Klobucar G
ヤカ・ラコヴィチ Jaka Lakovic PG
ボスチヤン・ナックバー Bostjan Nachbar F
ウーロス・スローカル Uros Slokar PF/C
サモ・ウードリヒ Samo Udrih SG
ガスペル・ヴィドマール Gasper Vidmar C
ミハ・ズパン Miha Zupan PF

という12名である。チームの主将は、ポイントガードのヤカ・ラコヴィチである!!

現在NBAで活躍中で、日本でも多少の知名度が在るのはゴラン・ドラギッチだ。フェニックスに居る…あのスティーヴ・ナッシュのバックアップを務める選手だ…彼は弟もバスケットボール選手で、代表候補になったが、“兄弟代表”は実現しなかった…

NBAでは余り目立っていないが、プリーモス・ブレゼッツも幾つものチームで活躍した経歴を有している…現在では欧州に居るNBA経験者は、“ボキ”ことナックバー、極短い期間のトロント在籍なので記憶されていないかもしれないスローカルが居る…

このチームのウードリヒだが…サクラメントのウードリヒとは同姓の別人である…

FIBA2006の際に札幌で観て記憶している選手は…ラコヴィチ、ナックバー、ブレゼッツ、スローカル、ベツィロヴィチが居る…個人的には彼らに期待したい!!非常によく覚えているラコヴィチは、今回は主将だ!!頑張れ!!

1990年代から国際試合に参加し始めた“新興チーム”ではあるスロヴェニアだが、2009年にポーランドで催された欧州選手権ではベスト4に進出している。欧州では一目置かれるチームになって来ている…このFIBA2010に出場するメンバーは、そうした「チームの歴史」を創ってきたメンバーでもある。更に大きな一歩を踏み出すことを願っている。

> 参考記事(英語)

ウォリアーズのカリーはFIBA2010本番のトルコへ!!

米国チームは13人の選手を擁してFIBA2010の準備をしていたが、この程12名の本番登録メンバーが確定した。

チャウンシー・ビラップス Chauncey Billups (Denver Nuggets)
タイソン・チャンドラー Tyson Chandler (Dallas Mavericks)
ステファン・カリー Stephen Curry (Golden State Warriors)
ケヴィン・デュラント Kevin Durant (Oklahoma City Thunder)
ルディー・ガイ Rudy Gay (Memphis Grizzlies)
エリック・ゴードン Eric Gordon (Los Angeles Clippers)
ダニー・グランジャー Danny Granger (Indiana Pacers)
アンドレ・イグドーラ Andre Iguodala (Philadelphia 76ers)
ケヴィン・ラヴ Kevin Love (Minnesota Timberwolves)
ラマール・オドム Lamar Odom (Los Angeles Lakers)
デリック・ローズ Derrick Rose (Chicago Bulls)
ラッセル・ウェストブルック Russell Westbrook (Oklahoma City Thunder)

以上の12名である。ロンドが出場を見合わせる旨を表明したということで、残りの12名が確定したという…

ウォリアーズのカリー!!出場12名に残った!!

今回の世界選手権に臨む米国チームだが、大会最終日の9月12日を基準に計算すると、24.66歳だという。2006年の時は24.58歳、2002年は26.16歳、1998年は27.83歳、1994年は26.33歳だった。NBA選手を入れず、学生主体で代表を組んだ1990年は20.08歳だったそうだ。

今回のチーム…寧ろ若い…21歳がデュラント、ゴードン、ローズ、ウェストブルックの4名…22歳がカリーとラヴの2名…チームの半数が22歳以下である…因みに最年長はビラップスで33歳だ…

このチームが世界の強豪を相手にどう戦うのか?興味深いが、個人的には、ウォリアーズのカリーの健闘に期待したい…

> 参考記事(英語)

米国チームはウォリアーズのカリーが復帰…

負傷が心配されたウォリアーズのカリーのその後である…アッサリ復帰してくれた!!善かった!!

そしてカリーが参加する米国チーム…スペインのマドリードで親善試合を2戦…

最初は現地8月21日の対リトアニア戦である…

77対61で米国が勝利しているが、第1クォータは15対7と米国は凍える程に得点出来なかった…

カリーも出場した!!3分3秒間登場し、5得点を挙げている…

> 米国VSリトアニア 参考記事(英語)

現地8月22日の対スペイン戦は激しい内容だったかもしれない…

前半は米国が若干優位に展開したのだが、後半はスペインが目覚しい追い上げを見せた。86対85と米国が1点差で勝利した…

この親善試合は「FIBA2010へ向けたテスト」の色合いも在るため、ベンチ入りした選手はとりあえず出す予定だったと見受けられるが、激しい競り合いだったため、米国チームには出ていない選手も見受けられる…

そういう中ながら、カリーは出場した。7分32秒間の出場で、7得点+1アシスト+1スティールを記録している…

> 米国VSスペイン 参考記事(英語)

いよいよ、FIBA2010の開幕まで一週間を切った!!!

“メディア・マニュアル”ほかFIBA2010情報…

いよいよFIBA 2010は一週間後である。

この程、取材陣向けの“メディア・マニュアル”がオンラインで公開され、誰でも入手可能となった!!

> Media Manual

↑124ページに及ぶ、英語と開催地の公用語であるトルコ語が並列に記載されたページが多い、32MBの代物だ…

更に、FIBAが出している写真を見られるページも!!

> FIBAが出している写真が見られるページ

現時点では、FIBA 2010に直接関係在る写真は…

> FIBA 2010のポスター等に利用されている写真…

↑この程度ながら、開幕後は色々なモノが見られることであろう…

楽しみだ!!

>その外、今後の情報提供が行われるFIBAのメディア・サーヴィスのページ…

欧州へ旅立つ米国チームの“13人”…

バスケットボールの国際試合では、ベンチ入りメンバーは12名である。5名が先発し、7名がベンチスタートである。

8月28日からトルコで始まるFIBA2010出場各チームでは、一部で既に“12名”を確定しているのだが、未だ「最終選考中」のチームが目立つ…

米国チームも、そうした「最終選考中」というチームの一つである。

米国チームはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで親善試合を行った。対フランス戦は85対55、対中国戦は98対51と何れも危なげなく勝利している…フランスは、本番での登場が噂されるNBA選手が悉く出場していなかったという話しも在るのだが…また、今回のFIBA2010は、負傷や各々の事情で有名選手の欠場が存外多いという話しも在って、多少気になるのだが…

米国チームは米国内での調整をとりあえず段落し、欧州へ旅立つ。8月17日にスペイン入りして練習を行い、8月21日にリトアニアと、8月22日にスペインとマドリードで対戦する。その後、米国チームはギリシアへ飛び、8月25日にアテネでギリシアと対戦する。リトアニア…スペイン…ギリシア…何れも欧州勢の中ではフランスよりも評価は高い…この3試合の後、いよいよトルコに入ってFIBA2010の本番である…

米国チームは、欧州出発に先駆けて、“13名”の帯同メンバーを発表している。

チャウンシー・ビラップス Chauncey Billups (Denver Nuggets)
タイソン・チャンドラー Tyson Chandler (Dallas Mavericks)
ステファン・カリー Stephen Curry (Golden State Warriors)
ケヴィン・デュラント Kevin Durant (Oklahoma City Thunder)
ルディー・ゲイ Rudy Gay (Memphis Grizzlies)
エリック・ゴードン Eric Gordon (Los Angeles Clippers)
ダニー・グランジャー Danny Granger (Indiana Pacers)
アンドレ・イグドーラ Andre Iguodala (Philadelphia 76ers)
ケヴィン・ラヴ Kevin Love (Minnesota Timberwolves)
ラマール・オドム Lamar Odom (Los Angeles Lakers)
ラジョン・ロンド Rajon Rondo (Boston Celtics)
デリック・ローズ Derrick Rose (Chicago Bulls)
ラッセル・ウェストブルック Russell Westbrook (Oklahoma City Thunder)

という13名である…何れも「NBA各チームの有望若手」という按配である。「評価の高いベテラン」という範疇なのは…ビラップス辺りしか見当たらない…

ウォリアーズファン期待のカリー!!最も若い部類のメンバーで、なかなか注目もされているようだ…旅立ちに先駆け「スペインへ行って巧く行かなくても、チームに残れて良いプレーが出来たとしても、何れにしても今回の“旅”から僕が得るものは大きいと思う」とコメントしている。米国チームと対戦する各チームは、伝統を誇る名門である米国に全力で当ってくる筈だが、カリーも強敵との試合を通じて大きく成長することであろう。

米国チームは、8月28日にクロアチアと対戦する。世界選手権で米国はクロアチアと対戦した経過は無いが、オリンピックでは3回対戦し、3回ともクロアチアを退けている…

8月29日は対スロヴェニア戦である。私が最も注目している試合だが…FIBA2006の際の札幌での対戦は、114対95で米国が勝利した。米国対スロヴェニアの過去の対戦はこれだけである…

8月30日は対ブラジル戦だ。世界選手権でのこの顔合わせ…米国の6勝5敗…最も最近の対戦は1998年であるという…

1日の休養を挟み、米国チームは9月1日にアジア代表のイラン、9月2日にアフリカ代表のチュニジアとそれぞれ対戦する。両チームと米国チームとは、世界選手権では初めて対戦することになる…

名門である米国チームの、世界選手権での過去戦績である…

優勝(金メダル)=3回(1954年、1986年、1994年)
準優勝(銀メダル)=3回(1950年、1959年、1982年)
第3位(銅メダル)=4回 (1974年、1990年、1998年、2006年)


世界選手権の試合での通算勝敗は105勝27敗で、勝率は7割9分5厘ということになる…

こうして観ると…1992年のバルセロナ五輪で“プロ解禁”が在り、次の大きな国際舞台となった1994年の世界選手権ではマダマダ優位に立っていた米国も、各国の有望選手が挙ってNBA入りして各国のレベルが上がった1990年代後半以降は多少苦戦気味かもしれない状況が判る…

というようなことで…とりあえずこの米国チームで“13名”に残ったカリーがどうなるのか?注目したい…

> 参考記事①(英語)

> 参考記事②(英語)

FIBA 2010 の壁紙…

FIBA 2010のサイトに、一寸面白い壁紙を配布しているコーナーを見付けた。

↓トルコの有名な風景に、“大巨人”と化した各国の有名選手が…
Andrei_Kirilenko_1280[1].jpg
↑贔屓のスロヴェニア選手のものが不本意ながら無かったので…「“隣国”の誼」でロシアのアンドレイ・キリレンコのものをここで御紹介させていただいた…

→是非お気に入りを視付けて頂きたい!!

FIBA 2010 の開催が近い!!

今年は、4年毎に催されるバスケットボールの世界選手権の年だ。“FIBA2010”である!!

>> 2010 FIBA World Championship Turkey - powered by fiba.com

バスケットボールの国際競技だが、1992年のバルセロナ五輪で「プロ選手出場」が認められて以降、様子が変わった。

1992年のバルセロナ五輪では、NBAのスター選手が集まった“ドリームチーム”と呼ばれた米国チームが大変な話題となった。以降、世界のプロリーグで最も華やかで大規模なNBA(6ヶ月のレギュラーシーズンという期間も各国のプロリーグとして最長で、その期間に82試合という試合数も最大である…)に各国の有望選手がどんどん参加するようにもなり、各国代表チームと米国チームの実力差も“紙一重”になってきた。1990年代後半には、米国チームも国際競技で「簡単には勝てない」状態にさえなってきている。

という訳で“FIBA2010”に話題を戻す…

今年の大会はトルコで開催される。8月28日から9月12日の期間だ。24チームが参加する。

この間、最初は6チームずつの4グループに分かれて予選を行い、各グループから上位4チームがトーナメントに進んで優勝を争う。前回、日本で開催の“FIBA2006”と方式は同じだ。

登場チームを予選グループ毎に挙げておく。チームの並び順はアルファベット順である。

<グループA>
アンゴラ Angola
アルゼンチン Argentina
オーストラリア Australia
ドイツ Germany
ヨルダン Jordan
セルビア Serbia

<グループB>
ブラジル Brazil
クロアチア Croatia
イラン Iran
チュニジア Tunisia
スロヴェニア Slovenia
米国 USA

<グループC>
中国 China
コートジヴォワール Cote d'Ivoire
ギリシア Greece
ロシア Russia
プエルトリコ Puerto Rico
トルコ Turkey

<グループD>
カナダ Canada
フランス France
レバノン Lebanon
リトアニア Lithuania
ニュージーランド New Zealand
スペイン Spain

以上の24チームがトルコでの本大会に臨む。各チームは目下“親善試合”等で最終調整を行っており、本大会の少し前に12名のベンチ入りメンバーは確定していく…

私が注目するのは…<グループB>である!!

<グループB>には、ウォリアーズの選手も本大会メンバーに残りそうな米国チームが在るが、私にとっては「FIBA2006、札幌の予選ラウンド」の想い出と共に在るスロヴェニアチームがこのグループに在るのが注目の理由である!!

米国チームのウォリアーズ選手に関してである…

ウォリアーズは、来季に向けてセンターやパワーフォワードといったポジションをこなすデイヴィッド・リーを、ニューヨークとのトレードで獲得した。ウォリアーズでは#10のユニフォームを着用することになっている…(このトレードで、ウォリアーズファンが愛した選手達を随分とニューヨークへ送ったのだったが…)

リーは大変に才能溢れる選手で、ニューヨークのチーム成績が然程振るわないにも拘らずオールスターに出場した実力を持っている。今回の米国チームでも先発候補として大いに期待されていた…それどころか、監督はリーをチームの“枢軸”とさえ考えていたらしい…しかし…指を傷めてしまった…この怪我のために、リーはFIBA2010への出場を断念してしまった…(NBAの開幕には何とか間に合ってくれそうな状況だが、未だよく判らない…以前のチームが在ったニューヨークも結構な場所だが、ベイエリアも良い所だ!!活躍を祈りたい!!)

そしてカリー(#30)!!昨年、NBA新人選手としてウォリアーズでデビューした。エリス(2010-11シーズンもウォリアーズを引っ張ってくれるであろう若きエース。#8)やモロー(寧ろ無名だった選手ながら活躍した若手。2010-11シーズンはニュージャージーに移った…)といった選手達と一緒に“三銃士”というような活躍を見せてくれた。「失点した分は得点せよ!!」を地で行くウォリアーズのスタイルの中で、彼は新人離れした巧妙なアシストを見せてくれた…2009-10シーズンのウォリアーズは、「並み居る強豪に只管に挑む若きチーム」という按配で、なかなか勝てなかった…(残念…)それでもカリーはインタビューで「僕達は何としても勝ちたい」と―或いはプロ選手なら“当然”かもしれないが…―いう発言を繰り返していた…その都度「そうだ!!頑張れカリー!!」と応援していたのだが…(2010-11シーズンも応援を続ける!!!)

この何か惹かれる若きカリーだが、FIBA2010に出場するチームのメンバー選考経過の中で残っている!!ここで何とか粘って、トルコの本大会で活躍し、自信を掴んでベイエリアに帰って欲しい!!

そしてスロヴェニアチームである。このチームは、FIBA2006の際には札幌で予選を戦い、さいたまスーパーアリーナのトーナメントに進み、今回の開催国であるトルコのチームに敗れたという経過がある。その因縁のトルコに乗り込んで、一暴れしてもらいたいものだが…

実はこのスロヴェニアチームに注目するのは「FIBA2006、札幌の予選ラウンドの想い出と共に在る」からに他ならない…

米国旅行でウォリアーズに出遭って以来、バスケットボール観戦が大好きになった私は、FIBA2006の予選が「稚内からでも行き易い」、更に「“居候場所”も在る」という、私にとっては実に素晴らしい条件の札幌で開催されることを知り、「何としても観に行く!!」と考えていた。そう思っていると…大会運営を手伝うボランティアを募集していることを知った。そういう型で近くに行って、有名選手を少し近くで視たり、一流の試合の雰囲気に触れるのも愉しいであろうと応募した…選考されたので「“夏休み”について、私には“シード権”が在る!!!」とオフィスで強引に主張して確り休暇を得て、札幌に出掛けた…

その札幌で出会ったのがスロヴェニアチームだった!!あれから4年も経ってしまったのか、と思うと感慨深いのだが、あの札幌での彼らの勇姿は忘れられない…

スロヴェニアは…“東欧”と呼ばれた地域が変化を続けていた1990年代にユーゴスラヴィアから独立した小国である。

“球技の王国”という様相も在って、各競技でなかなか好いチームを送り出していたユーゴスラヴィアの伝統の中、スロヴェニアもなかなか好いバスケットボールの伝統が在る。しかし、“スロヴェニアチーム”としては1990年代に独立して以降の国際大会出場歴のみで、どうしても「新興チーム」という位置になってしまう…オリンピックや世界選手権での優勝や上位入賞という次元の、大きな実績は未だ無い…

札幌で出会ったスロヴェニアチーム…何か「俺達のチームの歴史は、俺達の手で創り上げる」とでもいうような、「清新な気迫」のようなもの、「勝利への渇望」のようなものが溢れ、実に魅力的だった!!

あの時も…同一グループに米国チームが在った…米国チームとの試合は、各選手共、殊更に気合が入っていた…

試合開始直前…会場の隅では、「チームUSA!!」のアナウンスや場内の大歓声―大会の予選各会場は、今ひとつの入場状況だったらしいが、札幌は全国のバスケットボール好きが入場券を奪い合うような状況だったらしい…殊に米国チームが絡む試合は“満員御礼”だった…―と共に華麗に入場した脇で、スロヴェニアチームは円陣を組んでいた…世界選手権の晴れ舞台ということで、本国や大使館から来たスロヴェニアの関係者が愛想好く「君達、存分にやってくれたまえ」というような調子で何か言っている横で、各選手からは漫画『北斗の拳』の拳士のように闘気が立ち上っている。主将の、普段は物静かな“ラショー”ことネステローヴィチが目配せし、「スロヴェニア!!」と各選手は雄叫びを上げる…「チームスロヴェ…」とアナウンスが終わらない間に「伝統の名門、なにするものぞ!!我等が返り討ちにしてくれる!!」とばかりに気合十分でズカズカとコートに進んで行く…この時の様子が忘れられない!!

あの時の対米国戦…第3クォーターまでは「かなり圧されている?」という雰囲気も在ったのだが…第4クォーター開始直前、場内に『アイ・オブ・ザ・タイガー』が流れると、スロヴェニア各選手は何か妙に力が入り始めた。

あの第4クォーター…「最後の反攻」とばかりに、彼らは必死にプレイしていた。欧州屈指のポイントガードとも評されるラコヴィッチは、迎撃戦闘機のように米国のガード陣に纏わりついた…ナックバーは強引に斬り込むばかりではなく、速射砲のような長いシュートを決めていた…ネステローヴィチやブレゼッツは、「敵軍勢の前に立ちはだかる荒武者」のように必死にディフェンスをしていた…しかし…残念ながら敗れてしまったのだった…

開催地がトルコなのもスロヴェニアにとっては“因縁”だが、4年前も対戦している米国と対戦するのも“因縁”である。きっと名勝負になるであろう…

今回は、「スロヴェニアVS米国」が非常に楽しみだ!!順調なら…米国チームではガードのポジションにウォリアーズのカリーが登場する筈だが、彼を迎え撃つのはあのラコヴィッチだ!!

ラコヴィッチ…スロヴェニアチームの練習で、他の選手が黙々とフリースローの練習をやっている横で、一人だけ「ドリブルをしながらシュート」という自身の“動き”を反復確認するような練習をしている選手である…迎撃戦闘機のような動きの良さと、それを活かした巧妙なアシストやシュートを身上とするベテランのラコヴィッチ…カリーにとっては“難敵”であろう…

長くなったが…FIBA2010の話題はこれからも少々取り上げたい…