サハリンのテレビ番組から…

サハリンでは、地上波、衛星波、ケーブル等の方式で様々なチャンネルのテレビ放送を視聴可能であるが、多くは“時差”も在るロシア国内他地域の番組をそのまま放映している状況であり、稚内で言う“道内民放”的な感覚でテレビ番組を放映しているのは、実質的にASTV(アーエステーヴェー)のみと言ってしまっても間違いではない状態である。

ASTV(アーエステーヴェー)はユジノサハリンスク市に本社を構えるメディアグループ―グループとして、テレビ局、ラジオ局、テレビ番組・芸能情報紙を保有している―の一翼を担っており、全ロシアネットで配信されるコンテンツも流す他方、自主制作の番組も多く放映している。

そうした状況であるため、ASTV(アーエステーヴェー)はサハリン州内に在って“地元テレビ”としての或る程度強い発信力を有しており、住民の間では放送で取上げられた事物が話題になる事例も少なくない状況であるという。

ASTVの『ナーシ・ヂェーニ』(「私達の一日」という意味)という月曜日から金曜日に放映している情報番組を視てみた…

『ナーシ・ヂェーニ』は、自身が自宅で視ることも在るテレビ番組の範囲で言えば、「NHK北海道が朝にやっている情報番組」に近い雰囲気かもしれない。キャスターが居て、ニュースを読む他、「○○についてのレポートです」と何処かの記者が纏めたビデオが流れ、ビデオには取材や撮影を担当した方の名前が出ていて、他に気象情報が入るような仕立てである。

『ナーシ・ヂェーニ』は上述の「NHK北海道が朝にやっている情報番組」を想わせる仕立てではあるが、ASTVが民放であるため、番組途中にコマーシャル―悉くサハリンで何かを売っている店などのもの、或いは劇場等の催し情報であった―が入ったり、「○○コーナー…このコーナーは○○の提供でお送りします」というのが入るため、やや違う感じではある。

『ナーシ・ヂェーニ』は、日替わりでスタジオに1人のアナウンサーか記者が登場し、番組が始まると関連映像付きのニュースを一つ二つ入れ、後は各種のレポートを紹介し、ビデオが流れる。そして「気象情報…このコーナーは○○の提供でお送りします」というようなものも入るが、“お天気お姉さん”は登場せず、男性の声で「ユジノサハリンスク…最高気温は10℃…曇り時々雨…」というようなナレーションが入り、情報の画面が表示される。「午後7時30分が本放送、午後9時が再放送、翌日午後1時が再々放送」と聞いていたが、本当にそういう具合で、大半のコンテンツが複数回流されていた。

『ナーシ・ヂェーニ』のビデオによるレポートだが、硬軟様々なテーマを幅広く掬いあげている印象であった。記憶に残っただけでも「ユジノサハリンスク近郊の川辺のゴミを始末したい件」、「コルサコフの工場で飲料の新商品製造を始めたこと」、「キャンピングカー人気が高まっていること」、「北部サハリンでの白鳥密猟摘発」、「時差のため早朝の中継であるにも拘わらず、アイスホッケー世界選手権のロシアチームによる対カナダ戦を熱狂的に応援する市民」、「“コムソモール”(共産少年団)の“赤いスカーフタイ”の正しい結び方を御存知ですか、という街頭突撃取材」、「“芸術学校”の少年少女による発表会」、「屋根から下りられなくなった子猫の救出作戦」、「難病の子どもをサンクトペテルブルグの有名な医療機関で苦労して治療した話し」という具合であり、実に幅が広い。

『ナーシ・ヂェーニ』のビデオによるレポートについては、色々な雰囲気のものが在った。長時間のドキュメンタリー作品の抜粋のようなもの、画を流した背後で記者が話していて関係者インタビューが挿入されるもの、レポーターが「御覧下さい」というような調子で画面に登場するもの、街頭インタビューを若干の記者コメントでつないで構成したもの、生々しい事件関係写真を画面上に出しながら記者が説明しているものなどであった。

こういうものも、なかなか興味深い…

→サハリンで撮影したものを含む旅の画…

ピロシキ…

小学生の頃、近所のパン屋へお遣いに行く機会が在ったのだが、“ピロシキ”なるモノが売られていたのを眼に留めたものだった。何か非常に不思議な名前だったのが気になった理由だった…

やがてその“ピロシキ”を頂く機会が生じた…近所のパン屋で売られていたそれは、「挽肉入りの揚げパン」というような代物だった…

それ程、パン屋で買い物をする機会が多い訳でもないが、爾来“ピロシキ”を見掛けると、時々求めたものだった。何処で求めても、大概は「挽肉入りの揚げパン」というようなイメージの代物だった…

その“ピロシキ”…ロシアに起源を有する名前であることを知ったのは、随分と時間を経てからだった。“ピロシキ”とは複数形で、“ピラジョーク”というのが単数形であるということも知った…

本格的に「ロシアのピロシキ」に出くわしたのは…1993年から1994年に掛けてモスクワに滞在した頃だった…

ピロシキとは「挽肉入りの揚げパン」というようなモノだと思っていたが、実はそれは余りにも偏った理解であったことを知った…どうも“ピロシキ”というのは、「粉による生地で具材を包んで揚げたり焼いたりしたモノ全般」というようなニュアンスであることが判ったのだ…

ピロシキとは「粉による生地で具材を包んで揚げたり焼いたりしたモノ全般」というようなニュアンス…方々で売られていたモノや、交流が在った方達にご馳走して頂いたモノなどは、実に様々だった。勝手に“揚げパン”的なイメージを抱いていたのだが、寧ろ「オーブンで焼いたもの」に出くわす機会が多かった。具材は、挽肉のようなものよりも、キャベツ等の野菜を利用する場合の方がやや多いような気がした…

「粉による生地で具材を包んで揚げたり焼いたりしたモノ全般」とピロシキを理解したのだが、それには「モスクワのマクドナルド」での経験とういう要素も在る。マクドナルドには“アップルパイ”というメニューが在る。刻んだリンゴをパイ生地で包んであるものをフライヤーで揚げた代物なのだが、1993年、1994年当時の「モスクワのマクドナルド」では、それを“ピラジョーク”、“ピロシキ”と呼んでいたのだった…(モスクワのマクドナルドも随分御無沙汰なので、最近の様子は知らないが…)

その後…日本国内のロシア料理を扱う店等で、“揚げパン”的なイメージではない、オーブンで焼いたような「よりロシアで出くわす確率が高そうな代物」も頂くことが叶うことを知った…(近年は稚内にもロシア料理店が在り、そういうピロシキを頂くことが出来る!!)

という具合に、やや長々と「私とピロシキ」というようなことを綴ってしまったのだが…実は過日のサハリンで、何となくピロシキに出くわす機会が在り、それが意外に気に入ったので、一寸御紹介してみたかったのだ…

ユジノサハリンスクを訪ねる場合…滞在中に「とりあえず空腹を満たせば…」というような按配で、食事に拘らないのであれば、存外「直ぐに食べられるファーストフード的なものや惣菜」が簡単に手に入るようになっている昨今である…

過日のユジノサハリンスク訪問は、やや変則的な時間に用事を抱えていた他方で、身軽な単独行動であったことから、この「とりあえず手軽に空腹を満たすことが叶う」という状況の恩恵も受けた…(既に“ハンバーガー”は別途御紹介したが…)

という訳で…昨年10月に見付けた、スーパーの“お惣菜コーナー”を今回も利用した…その“お惣菜コーナー”で…見付けてしまったのだ!!ピロシキを!!

その“お惣菜コーナー”…「○グラム=○ルーブル」の“計り売り”形式で、ピロシキと言えども「1個=○ルーブル」ではない…店員さんが、トレーに入れてラップを掛け、“計り売り”の価格バーコードが刷られたシールを貼り付けてくれる。それをレジで精算することになる…

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その“お惣菜コーナー”のピロシキ…宿に持ち帰ってラップを破って頂いてみたが…「くどくない程度の油」が…揚げたモノだった!!

その揚げたピロシキ…具材はキャベツのものと、ポテトのものが在った。

キャベツは刻んだものに薄らと塩味を付けて炒めたようなものだった。

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ポテトの方は、そのまま「意外に美味いポテトサラダ」という具合のマッシュポテトが入っていた。

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立寄ったスーパーでは、奥の方に“お惣菜コーナー”が在って、そこでピロシキを包んでもらってからレジへ向かう途中に、飲み物が並ぶ冷蔵庫が在る…何か「ピロシキを頂きながら飲むもの…」という発想が浮かんで身体が動いてしまう…サハリンへ出掛けると「1.5lの茶色のペットボトルに入った、やや濃い味のビール」というのをつい買い求めてしまう…稚内からのフェリーが到着する港を擁するコルサコフ地区に在る工場の製品らしいが、これがそのピロシキを求めたスーパーにも確り在った!!当然、これも合わせて求めてしまった訳だが…

ビールの方は宿の部屋で冷蔵庫に保存し、滞在中にゆっくり頂いたが、ピロシキは滞在期間中に何度か求めてしまった。最初は“キャベツ”と“ポテト”ということにしたが…結局“ポテト”の方を求める機会が多くなった…

ピロシキ…広く深い!!

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サハリンで頂けるインド料理…

訪ねた土地で、訪ねた土地なりの料理を頂くというのも非常に結構なのだが…全然無関係な料理を頂いてしまうという場合も多々在る…日本国内の街でも、縁が濃い訳でもない外国料理のレストランが幾らでも見付かる訳だが、外国の都市でもその辺の事情は似たようなものだ…

少し長く国外に滞在するようなことが在ると、「和食…」というようなことを考える場合が在るのかもしれないが…私はそれ程そういうことは思い付かない方だと思う…他方で…外国で“インド料理”などという看板を視ると、何となく立寄って「カレーを…」などと思ってしまうことが多い…或いは「香辛料の効いたものを好んで食べている」という傾向を有しているのかもしれないが…

実は…サハリンにもインド料理店が在る。ユジノサハリンスクで店を構えて、意外に年月も経っているらしい…

なかなか訪ねてみる機会が無かったのだが…過日のサハリンでは“身軽”で動き易かったことも在り、更に「歩いていて偶々看板を見付けた…」という偶然も在って、立寄ってみた!!

店内は、インドを想起させるデコレーションが若干見受けられる、一寸落ち着いた雰囲気だった。立寄った際には、何処かの外国から仕事でサハリンに来ているといった風のグループが先客に居たが、然程込み合ってはいない時間帯だった…

↓350ルーブルのランチメニュー…
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間違いない!!インド料理の店で出くわすカレーだ!!思わず笑みが零れてしまう…

これまで、欧州各地で“インド料理”の店に立ち寄り、カレーを頂いたが、概して「辛さはマイルド」なように思う。このユジノサハリンスクの店も、そうした例に漏れなかった…

店の様子を伺うと、インド人のスタッフも居るようだ…それなりに美味で、なかなか満足した…

実を言えば…ここでインドのカレーを頂いた“刺激”のお陰で、帰国して札幌に入った際、札幌で時々寄るサッポロファクトリーに在る店に寄ってしまったりしたのだが…札幌の店の方が、より辛いものが頂ける…

このインド料理店…札幌に在る、私も時々寄らせて頂く店と同じ名前だ…後で聞けば、その札幌の店で開業したが、現在では経営的な繋がりは無くなってしまっているという…ただ、店名はそのままになっているようだ…

ユジノサハリンスクも、近年は「人口18万人の“普通”の都市」という感じになってきているような気がする…こういう“インド料理”というようなものを見掛けると、益々そういう気になる…

Спасибо за покупка.(お買い上げありがとうございます)

昨年11月頃、ユジノサハリンスクで巨大なショッピングセンターが営業を開始した。名付けて“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)である…

場所は、コルサコフ港からユジノサハリンスクへ向かう途中、或いはユジノサハリンスク空港から市街へ接近する辺りの広大な駐車場の脇に在る。数年前から「あの大きな建物は何の工事でしょう?」と妙に目立っていたのだったが、漸く開業に至った!!

昨年11月頃の開業は「準備が整ったテナントから、順次営業を始めた」という状態で、「軌道に乗っていくには、もう少々時間を要する?」という雰囲気だったようだが…最近はその営業開始のテナントがかなり増え、ユジノサハリンスク駅との間に“無料送迎バス”まで運行され始めているのだという…

そんなことを聞いていて関心を寄せていたが、今回のサハリン訪問では、この“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)を訪ねてみる機会を設けることが出来た。

“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)を訪ねてみるのに、無料送迎バスを利用してみることにした…

無料送迎バス…ユジノサハリンスクの鉄道駅前の広場を発着しているという…そこで広場に行ってみたのだが、何処にも目印が無い…そこで…広場を発着するバスの券を売っていた場所で訊ねてみた…

このバスの券を売っていた場所で訊ねたのだが…「反対側…」と実に無愛想な返答だった…無愛想な返答は想定の範囲ではあったが、それにしても様々なバスが発着しているにも拘らず、“停留所”のような目印になるものは、辺りには全然無い…市内の主要な通を通るバスの停留所には、風雨や雪を避ける屋根が半ば標準装備のように備えられるようになっていたが、広場は「初めての人は利用困難??」と思えるような状況だった…

“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)との間を結ぶ送迎バスが発着していたのは、結局、1階が何時の間にか“ハンバーガーショップ”になっていた老舗ホテルの傍だった…その辺りで待っていると、“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)と表示されたバスが近くに現れた。発車予定時刻より多少早く着いたので待機しているということを運転手さんに尋ねて知った…

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この送迎バスは、目的地の“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)に至るまでの通に在るバス停でも乗客を乗せる。途中での下車は原則として認めていない。路線バスと勘違いして乗って来る人も見掛けたが…ユジノサハリンスク都心から“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)までは15分程度だ…運賃は本当に無料である…

“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)…4階までが出入り可能だったが、何階建てなのか判らないような巨大な建物だ…4階の一部は未だ準備中な様子だったが、様々なテナントが既に営業している。「最も賑わう」という訳でもない時間帯だったので、館内は静かだった…様々なテナントが在り、普通に「一寸買って来よう…」と頭に浮かぶようなものは大概揃ってしまう…更にゲームコーナーや“シネコン”も在る…それからATMまで確り在った…

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この“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)…正式には「商業・娯楽センター」と称するらしい…なるほど、ここなら一日中買い物をしたり、種々の娯楽に興じることも叶う…「豊かになっていく社会」を象徴するような存在かもしれない…無料送迎バスも在って、誰でも気軽に訪ねられるのだが、立地は「市街の南郊」というような位置で、「自家用車で訪れる」ことが「半ば前提」のような“郊外大型店舗”という有様だ…駐車場も1,000台やそれ以上も収容可能と見受けられる程に巨大だ…

“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)館内を眺めていて、「何か土産でも…」と思い付いたのだが、ある店で一寸見栄えの良いTシャツを見付けた。オレンジ色の物で、何となく気に入った…

このTシャツは600ルーブル(滞在した時のレートで計算すると1,800円前後…)で、私と似たような体型の男性も多い国だけに、私が好む大きなサイズも在った…2枚求めた。店員さんは若い男性だった。彼はオレンジの袋に買い求めたTシャツを入れてくれたのだが、私に袋を渡しながら言った。「Спасибо за покупка.(お買い上げありがとうございます)」とである!!

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「Спасибо за покупка.(お買い上げありがとうございます)」…これは、失礼ながら「理論的には在り得る表現ながら、耳にすることは稀…否、殆ど期待出来ない表現…」と思っていた。それをTシャツを求めた店の、若い男性店員の口から聞いた。私は多少驚いた…バスの件を訪ねた場所での係員の“無愛想”以外に形容する表現が思い浮かばない対応の後だっただけに、驚きは大きかった…

昨年、ユジノサハリンスク市内の喫茶店を利用した際、「従業員同士の私語をさり気なく止めさせるマネージャー」という様子を見掛けたのだったが…何か「所謂“サービス業”の“マニュアル”が普及しつつある様」というのを、“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)館内で出くわした店員の様子から感じ取った…

何でも揃うという趣の「商業・娯楽センター」の存在自体が「豊かになっている社会の象徴」という感もするのだが、中で働く人々も多少洗練され、“豊かさ”が更に進む感じでもある…

サハリン辺りから旅客が北海道を訪れるなどと言えば…“買い物”に少々の期待も寄せられるかもしれないが…“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)を眺めてみれば、道内の小都市で、「ここ以上の品揃え」は「期待し悪い」ようにも見える程だった…

→“СИТИ МОЛЛ”(シティ・モール)関係の画

→2010年5月の旅(稚内→札幌→サハリン→札幌→稚内)の画

サハリンの家電売場…

ロシアで電化製品を売っている場所に入ったのは…確か輸入品に関して“○○ドル”という値札を付けて販売が行われていたような時代のモスクワで入った位のものだったと思う…以来、立寄った記憶が無い…

5月19日から22日のサハリン滞在中、ホテルの部屋でテレビを観ていた。主に観ていたのは、“地元局”で画面の隅の時刻表示が現地時間であるASTVと、愉しい音楽のビデオクリップが観られるMTVが主体だった。そのASTVで、地元の店のコマーシャルが色々と流れるのだが…中に家電販売店のものが見受けられた…「何でも揃う店」というイメージで、黄色いシャツの制服を着た店員が、客が選んだ商品を運んでいる画が流れるような映像だった…

そのコマーシャルの店に立寄る機会が在った。少なくとも2店舗を確認したが、両方の様子を見た。どちらともそこそこに大きい。日本でも、郊外の一寸大きめな商業施設に、家電販売のチェーン店が少し広めな面積を占めるテナントとして入居している例が在るように思うが、この店は正しくそういうスタイルだった…コマーシャルで見た黄色いシャツの制服を着た店員さんも居た…

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「輸入品に関して“○○ドル”という値札を付けて販売が行われていたような時代」しか知らないので、正直店に入ってやや面食らった…ハッキリ言う!!「稚内の電器店より品揃えが豊富」と言って…否、「日本の人口10万人以下の都市で見受けられる電器店より品揃えが豊富」と言って差し支えないように思った。

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電化製品に関しては、色々なモノを幅広く見ている訳でもないのだが…それでも、まるで見たこともないようなモノが溢れていた…大きな冷蔵庫や洗濯機、“巨大”な感さえ抱くテレビ、使い方どころか何のためのモノなのかさえ判らない台所で使うらしいモノ、様々な種類の珈琲メーカー、小さなラジオに至るまで、何でも在った…

自分でも稚内市内や札幌の店で何となく眺めることが在る、デジカメやパソコンもなかなか豊富な種類が売られていた。デジカメもパソコンも、見たことがある機種も在れば、余り見掛けないものも在った。「余り見掛けない」というのは…例えば“コダックのデジカメ”とか“サムスンのノートパソコン”というような、日本には余り種類が入っていないと思われるもののことだ…

サハリンで売られていたデジカメやパソコン…表示されていた“ルーブル”の価格に「3~4」を乗じると、概ね「日本でもこんな感じか…」という価格である。例えば…“特価品”という具合に「2,990ルーブル」のデジカメが売られていた。コダックの製品だった。見て判る範囲の機能(よく在る3倍ズームの小さなもの)から察すると、1万円から1万3千円程度で、日本でも在りそうな感じのモノだった。またパナソニックやソニーのモノで“1万ルーブル前後”で売られていたようなものは、3万数千円程度で見付かりそうな感じがしたモノだ…

という按配だったが…全般に韓国製、中国製が非常に目立つように見受けられた…

この種の店…或いは「豊かになる地域の象徴」のような感もしないではない…

→2010年5月の旅(稚内→札幌→サハリン→札幌→稚内)の画

サハリンのハンバーガーショップ…

ユジノサハリンスクの鉄道駅辺り…“ヴァグザリナヤ通”という住所の辺りに、“老舗”と言って差し支えないホテルが在る…このホテル1階のレストランの辺り…

↓何時の間にか様子が酷く変わっていた…
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これは“ハンバーガーショップ”だった!!

↓「今シーズンのお奨め」と称するものが、店内に目立つように掲げられている…
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この店…店内で頂くことも出来れば、持ち帰りも出来る…

入口から進んで行くとカウンターが在り、そこで注文をして精算をする…

カウンターで、好みのメニューを注文すると…店員は大きな声でそれを復唱する…後ろで何やらそれを用意する…一通り注文すると精算し、「次の方!!」と同じことが繰り返される…そのうち店が混み出すと、別なレジが開き、他の店員が「こちらへどうぞ!!」と待っている客を促す…

何か…然程洗練された感じでもないのだが…日本でも見掛ける「ややマイナーなチェーン店」とでもいうような趣が…

今回、私はここでハンバーガーを求めてホテルへ持ち帰った…

↓“ドヴォイノイ・ロヤーリ・ブルゲル”…「ダブルロイヤルバーガー」ということであろう…
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↑比較的厚めな2枚のハンバーグとチーズに野菜…意外にヴォリューム感が…1個150ルーブルである…(*私が訪ねていた時、1ルーブル=3円弱だった…)

私がここへ立寄った際、店内の座席はビッシリでもなかったが、「2つ目のレジ」も開く程には賑わっていた…紅い紙袋を抱えて次々に客が出て行ったし、店内で愉しむ人も多かった…どのメニューも割合に「しっかりしたヴォリューム」という感じであった…

この種のサービス…サハリンでも盛んになりつつあるようだ…この店は“フード・コルト”(「フードコート」のことであろう…)と呼ばれる、大型ショッピングセンターの中にも出店していた…

何やら忙しい用事を色々と抱えて出掛ける分には、この種の店はありがたいが…

→サハリンで出くわした食べ物や土産品…

→今般の旅の写真…

CTS - UUS - CTS…空路で訪ねるサハリン…

改めて強調するまでもないが、稚内に住む私にとって、“サハリン”というのは「海路で稚内港から訪ねるべき場所」である。実際これまでの訪問も、殆どが海路によるものである…

今回、「どうしても今の時期に足したい用事」が発生してしまい、「空路で訪ねる」他に選択肢が無かった…「東京都内から茨城県北部か群馬県北部」というような距離の移動のために、「東京・名古屋」に比肩する距離を南下し、そこから飛行機に乗る…「どうしても不満が残る」のである…

今回の「空路によるサハリン訪問」を切っ掛けに、渡航歴を振り返ってみた…これまで2回在った…

1回目…確か1992年…“チャーター機”で「稚内・ユジノサハリンスク」だった。稚内・千歳の航路で登場するジェット機だった。「上昇している…」と思っていると、何時の間にか「降下?!」という具合の、30分程度のフライトで「凄く不思議」であった…因みに…「初めての国外旅行」がこれだったと思う…

2回目…確か1995年…当時は「千歳空港にロシア民間機!?」という事情も在ったらしく、開設されて日が浅かった北海道・サハリンの空路は函館を発着していた…「東京・神戸や姫路」に比肩する距離を、当時は健在だった“夜行急行”と、現在よりやや遅い“特急”の乗り継ぎで移動…「マイクロバス?」というような雰囲気のロシア製プロペラ機で2時間のフライトだった…離陸時、始動したプロペラの間から一瞬炎が…「大丈夫なのか?!」と上空でずうっとエンジンを見守っていたのが思い出される…

という妙な感じの「空路」での渡航歴である…

今回は、新たにオープンして日が浅い新千歳空港の真新しい国際ターミナルでの発着で、稚内・丘珠の航路で活躍しているような、50人乗りのプロペラ機での旅である。

今回の旅…サハリンでは天候に恵まれなかったのだが、往復のフライトは概ね好天で、なかなか楽しめた…天候を司る何かが「バランスを取る」ということをしてくれたのであろう…

どうも今回、サハリン周辺は「雲のカーテンに覆われ」た感じであったが、北海道側は非常に天候が良かった。

以前は、「オホーツク海側に抜けてサハリン」という飛び方だったらしいのだが、最近は変わったようである…

↓散々地図で見ている地形が…港の埠頭の按配は非常に良く判る!!ここは…
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↑稚内港である!!

サハリンとの間を往来する旅客機は、稚内上空を掠めている…「ここで下ろしてくれ!!」と叫びたくなる…

と、ほんの少し複雑な気分になる他方…

↓実に素晴らしい景観も楽しむことが叶う…
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↑上空で、こんなに美しく利尻富士を観たこと…記憶に無い…今回は、往路でも復路でも見ることが出来た!!

→5月19日のフライト…

→5月22日のフライト…

この写真を眺めてみたかったが故に、食事を摂った後、ネットカフェで一寸だけ写真の整理をしていた…

マダマダ、今回の旅は少し続く…

→整理中の、今回の旅の写真…

爽やかな朝…

宿の室内でもやもやとしていても、どうにもならないので戸外に散策に出た。

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昨日程、暑くもない…「半袖Tシャツ+長袖シャツ」という具合で戸外に出たが、丁度良い位だ…

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早朝は未だ静かだ…大通公園の花壇が妙に和む…

牛丼チェーンの店で朝食も済ませた…定食を頂いたのだが、サラダのマヨネーズが飛び出してしまい、シャツに付いてしまうという、ささやかなアクシデントにも見舞われてしまった…そんなこともあるであろう…

→5月19日撮影の札幌…

→今回の旅の写真全般…

“何とか”と“田舎者”は“高い所”が好き?!

長かった一日が終わろうとしている…

「東京都内→茨城県北部か群馬県北部」という距離の移動をしたいものを、「東京都内→愛知県内か岐阜県内」という距離の移動をして飛行機に乗る…という、何とも割り切れない話しが在り、東京・名古屋間に比肩する稚内・札幌間の移動をした…

今朝は酷く早く起き出した…「絶対に寝坊は出来ない!!」という変な緊張感、出先での用事を控えての昂りのようなものが在ったのかもしれない。余りに早く起き出したので、近所を散策した

↓稚内を列車で経って程なく、「かなり久々!!」という按配の「車窓の利尻富士」を楽しんだ…
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蒼い海に白い山が浮かぶ…素晴らしい光景だと思う…以降、道中は悉く晴れていて、札幌まで至った…

→稚内駅や札幌駅の様子…

途中の車窓は、“北”では牧草地が緑になり始める様が見られ、南下に連れて水が張られた水田や畑、作業に勤しむトラクター、木々の緑や桜が見受けられ、何か心弾むものも在った。車中で読む本もバッグに入っていたのだが、車窓に心弾ませていたり、浅く居眠りをしたり、社内販売のアイスクリームを頂くなどしたため、本は読まなかった…

↓札幌駅辺りも街路樹の若々しい緑が眩しかった!!
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今朝は「ウォリアーズ(贔屓のNBAチーム)マークの長袖Tシャツ+名古屋土産の半袖Tシャツ+ジャケット」という出で立ちで出発したが、上着は列車内で脱いだまま、札幌でも着なかった。「ウォリアーズ(贔屓のNBAチーム)マークの長袖Tシャツ+名古屋土産の半袖Tシャツ」で動いたが、若干汗ばんだ…宿に入って、汗を流してから「ウォリアーズマークの半袖Tシャツ」のみに着替えて夕刻の街に出たが、「丁度良い…」按配だった…

↓天候に恵まれると…こういう場所に入りたくなってしまう…
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↑確か、オープンして日が浅かった頃、一度入ってみた記憶が在るのだが…それ以来だ…

↓色々な想いで、眼下の巨大都市・札幌の眺望を愉しんだ…
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↓列車が動く様は、“鉄道模型”の如くである…
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→JRタワーの様子…

↓夕刻になっても、月が目立つ晴れた空が、札幌を覆っていた…
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何か札幌は、温かいを通り越して暑かった…ノースリーブや、素足のミニという女性も結構見掛けたし、男性も半袖や薄いシャツという姿が目に止まった…

↓好天の際には「画になる」ものが多いのだが、この「時計台の鐘が鳴る札幌の…」と言われる“街のシンボル”も例に漏れない…なかなか美しい!!
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→時計台の様子…

↓温かいを通り越して暑いような状況…噴水が妙に良い!!
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→5月18日の札幌…

夕刻の街を歩き…不意に思い付いた…「ビルの上に据えられた奇妙な観覧車…未だ乗ったことがない…」ということを思い出した…

↓ということで乗ってみた…
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↓夜の街に浮かんでいるような、不思議な気分になる…
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→“ノルベサ”ビルの観覧車“ノリア”…

何か…「時にはこういうことも…」という過し方に終始してしまった…

明朝は、普通な時間帯から動き出せば良いのだが…気分が昂揚して早起きになってしまうかもしれない…

→今回の旅の写真全般…