11月に旅行に出た知人が、「また行きたくなる…」と戻って日が浅い段階で口にしていた。「判るが、やや可笑しい…」などと思いながら聞いたが、実は自分でも今、そういう気分で居ることを自覚する。
昨年、東北地方を巡った。あの時は「会津!!」という強い想いが膨らんで、結局会津若松を目指す―列車を乗り継ぎ、通算36時間で稚内・会津若松間を移動した…―ことが前面に出ていて、事前から色々と考えていた。
(※昨年の東北地方を訪ねた折りの写真…)
対して今回は、随分と揺れた…「時には何処かに…」という“何処か行きたい症候群”と呼んでいる症状が酷くなり、あれこれと考えた。訪ねてみたい場所が多過ぎることに思い至らざるを得ない…そして“何処か行きたい症候群”を何とかするために出掛けると意を決したが、それでも未だ計画が煮詰まらなかった…
結局のところ、「“青春18きっぷ”+空路」というプランに落ち着き、出発した。「行ける所まで!!」と東海道と山陽道を突き進んで広島に至り、「復路の一部に500系新幹線…」というオプションまで加えてしまった…
“青春18きっぷ”を利用した箇所で、可能だった駅では改札口で“下車印”を押してもらった。「降り立った!!」という記念である…存外少ない下車印かもしれない…
“青春18きっぷ”を手に旅に出ると、“移動そのもの”が旅の大きな部分を占める面も否定出来ない。が帰って来てみて、撮った写真を少しばかり整理してみると、「意外に普通に観光している…」という様子に驚いた…広島原爆ドーム、大阪城、名古屋城、京都の東寺、六本木ヒルズの展望室…こう言った「メジャーな場所」の写真が確りと在る…
アルバムについては…気に入った写真を厳選して“葉書サイズ”にプリントし、年賀状などを整理する「葉書サイズを収めるクリアホルダー」を用意し、それを利用する…昨日の土曜日、この作業に存外時間を費やした…
(※今回の方々を訪ねた写真)
これだけ動き回れば、「水曜日の夕方に戻り、日曜日で漸く“回復?”という雰囲気になるのも無理からぬこと」という話しになるであろう。実際、旅の際に履いて出た、出る前は新品に近いものだった靴も、何となく年季さえ入ってしまったのだから…
旅から戻り、ぼんやりとしていて、頭の中に色々なことが甦る時に何となく思う。巷には色々な問題も多々在るのだが、とにかくも「平穏な日常の尊さ」のようなものを何となく意識した瞬間が多かったような気がしている…
旅に出る場合、事前に色々と訪問先の文物に関する知識を仕入れて、それから現地を見るという場合も在る。他方、行ってみたことで多少の知識を得て、更に色々と調べてみて“再訪”への想いを膨らませてみる場合も在る…今回は随分と方々に立寄ったが、前者のケースも後者のケースも在る。追ってそうしたものを整理出来ればと思う。
それにしても…今回は訪ねた先々で「今季最高の寒さ」というようなものに出くわした…或いは「寒さを抱えて行ったのか?」と苦笑してしまう…最も驚いたのは「広島の雪」であったが…