そうしたモノの幾つかは「何時かはお目に掛かりたい」という気持ちが募って「憧れの」という存在になる場合がある…
↓そんな「憧れの」モノの一つがこれである…
ラフロイグ クオーターカスク 700ml 48度
↑「クォーターカスクは19世紀、馬の運搬用の樽として利用されていた小樽からヒントを得て製品化されました。通常の樽より小さい樽で熟成することで、樽と原酒の接地面が増して熟成が早まるのが特長。従来のバーボン樽で熟成した原酒を、ファーストフィルバーボン樽を解体してつくられたクォーターカスクに入れ替えて熟成しています」と謳われている代物だ…
個性的な味わいで、英国のチャールズ皇太子も愛飲しているという“ラフロイグ”…蒸留所の創設は「1815年」であるという…
「1815年」?日本の元号で言えば「文化12年」である…失脚からの復権を目指したナポレオンが「ワーテルローの戦い」に敗れた年である…日本では杉田玄白の『蘭学事始』が完成していたような時期で、かの伊能忠敬が手掛けた日本地図作成を目指した測量も行われていて、測量チームが動き回っていた… 幕末に江戸幕府の大老となり、“桜田門外の変”で暗殺されてしまった井伊直弼や、幕末の佐賀を指導した鍋島直正、国外では後にドイツ帝国の初代宰相となるオットー・フォン・ビスマルクと言った人物が産れたのが「1815年」だった…
こうして「1815年」を考えると、単に「198年前」と言うよりも凄いような気もするが…“ラフロイグ”はそんな遠い昔からの伝統を受け継いだウィスキーだ!!
待望の“ラフロイグ”のボトルを開けた…「ウィスキー!!」という芳香が…これをロックグラスへ…色合いは“琥珀”というよりも“黄金”である!!
そして口に運んでみる…なるほど「好き嫌いがハッキリ分かれる」というのが判る感じだ…この味…個性的と言えば個性的だが、他方でかなり昔に口にした「これがウィスキーというモノなのか?」等と思いながら呑んでみた代物を思わせるような面もある…その「不思議さ」に引き込まれ、「とりあえず1杯試飲」のつもりが…もう1杯頂いてしまっている…“辛口”とでも言えば善いのか?何とも表現し難い味わいである…
“48度”は、視掛ける機会が多めなウィスキー(40度から43度程度であろうか…)よりも強めだが、それが気にならない…「1815年」以来の伝統を受け継ぎながら、新たな工夫をして出来上がった「自然な強さ」が“48度”なのであろう…
「憧れの」モノが手近に!!少し愉しい気分である!!なかなかに気に入った!!



















