『歌舞伎町ララバイ』

↓愉しく作品を読んだ経過の在る作者による新作と聞き及んだので入手して読んでみた。頁を繰る手が停められなくなった。

歌舞伎町ララバイ



↑休業日に紐解き始め、昼と夕刻に時間を設けて読み、就寝前迄に素早く読了に至った。「続き」が気になって、待ち切れなくなるのだ。

15歳の七瀬という少女が登場する。2019年の或る日、彼女は東京の新宿の歌舞伎町に在った。

七瀬は所謂「トー横キッズ」である。行き場が無く、歌舞伎町にたむろしているティーンエイジャーの1人ということになる。群馬県の小さな町を飛び出して、歌舞伎町に辿り着いたのだという。

この七瀬の日常、そして関りを持って行く様々な人達、そんな中で或る出来事に巻き込まれて行く。

やがて5年の月日が流れた、2024年の歌舞伎町ということになる。

前半は専ら七瀬が視点人物というような感じだが、後半は事案に関わる様々な人達が視点人物になっている。

極若いヒロインの大胆さ、歌舞伎町に蠢く何かと、凄く引き込まれる。何か「続篇」のようなモノも期待してしまうような感じの終末だった。愉しいので御薦めだ。

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