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↑2019年に登場した本ということだ。未だ、中の内容が古くなってしまっているという程でもないと思う。
阪神電車に関しては、関西を訪ねた際に利用した経過が何度も在るのだが、最近関西に出た際、阪神尼崎駅傍の宿に連泊して、動く場合は何時も阪神電車を利用していて親しみが増したという出来事が在った。そういう経過を経て出くわした本書で、非常に愉しく読んだのだった。
本書は阪神の各路線の駅を取上げ、駅の経過や近隣の文物等を紹介している。加えて、沿線の歴史というようなことで旧い写真等も交えて様々な挿話が紹介されている。阪神本線、阪神なんば線、武庫川線、神戸高速線と51在るという全駅が取上げられている。「主だった駅」という雰囲気の場所に留まらず「全駅」ということで話題が提供されているということで、本書はなかなかに貴重かもしれない。
所謂「ガイド」という色彩も帯びる本書であるように思うが、「ガイド」とでも言う場合に登場する飲食店や商業施設というような話題は見受けられない。阪神・淡路大震災を含む災害を乗越えたことや、軌道の高架化というような改良等、阪神の列車が行き交う駅の経過と、駅名の由来を含めた駅の在る地域の歴史、場合によって大切にされているような社寺等を含めて、本当に「1日乗車券を手に阪神沿線を随意に動いてみる」というようなことでもする場合の参考書という感じの一冊になっている。
一寸面白い一冊なので、大事に活用したいと思う。

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