↓友人と話題にした、「札幌でアイスホッケーの国際試合」の際に撮っていた写真が出て来た。2008年4月のことだった。
↑ウクライナのチームのゴールキーパーだ。
対戦する両チームの選手達が交わる競技の場合、ウクライナのチームは黄のユニフォームと蒼のユニフォームとを用意し、両者を適宜使い分けるようだ。この日は蒼だった。
黄と蒼とはウクライナの国旗の色である。写真は国章―現行のモノは、古くからの三叉戟(さんさげき=三又の槍)の紋章を参考にした1918年頃のデザインらしい…1992年から使われているそうだ。―と「Україна」(ウクライナ)とウクライナ語の国名が入った蒼のユニフォームに身を包み、防具を着用してゴールを護るキーパーだ。
「ウクライナを護る」というようなことに通じるような画だ…彼の地で、生命が損なわれるような事態になってしまって気持ちが曇っているのだが…この古い画を一寸掲出したい。
ウクライナの国歌は、1917年のロシア革命後にウクライナが共和国として発足した後に採用された歌が1922年まで使われていたという。パヴェル・チュビンスキーが1862年に作詞し、ミハイル・ヴェルビツキーが1863年に作曲したという。この古い国歌が、1992年から使われるようになったのだという。2003年に歌詞の一部を修正し、正式に「ウクライナの国歌」ということにしたそうだ。
この歌の題が「Ще не вмерла Україна」(多分「シェ ニェ ヴミェルラ ウクライーナ」と読むと思う…)というそうだが、これの意味が「ウクライナは滅びず」ということであると聞いた。
↓そしてこういう歌詞であるそうだ…
ウクライナの栄光も自由も未だ滅びず、
若き兄弟達よ、我らに運命はいまだ微笑むであろう。
我らが敵は、日の前の露の如く亡びるであろう。
兄弟達よ、我らは我らの地を治めるのだ。
何か…現下の情況で思い浮かべたいような詩かもしれないというように感じた。人々が自由で平和に暮らしたいという想いは不滅な筈だ。それを脅かす何事かは打ち払われるべきなのだ。
生命が損なわれるような事態に気持ちが曇る中、古い写真に「護る」というイメージを強く感じ、一寸引っ張り出したのだった。
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