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↑或る程度知られている史上の出来事に関して「本当はこうだった?」と大胆な考証で物語を創る…そういうタイプの作品が在ると思うのだが、本書は正しくそういう内容だ。かの<島原の乱>を取り上げている。これが酷く愉しく、「続き」が気になって、頁を繰る手が簡単に停められなくなってしまった…
タイトルに「島原の乱」と在るが、物語はその20年程も前の時期から起こっている。「大坂の陣」の最中から物語は起こっている。
落城も間近という大坂城…そこで何が起こるか?そしてその後?更に島原の出来事の背後に何が在るのか?
虚実交じって、“虚”たるフィクションでありながら「実?!」と思わせてしまうかのような物語が展開する。「考えてみれば生死不詳?」という人物が「実は生き、その後裔が…」という物語でもある。本当に「秘録」という感の物語となっている。
一寸面白いので広く御薦めしたい!

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