<しゃちブレンド>が非常に美味い…方々で美味い珈琲を供する場所を見出して、そこで珈琲を愉しむということもするのだが、それはそれとして、拙宅で豆を挽いてハンドドリップで淹れて、愛用している<アロママグ>に注いでからゆったりと頂くのも格別だ…珈琲のようなモノは、「各々に美味い」をそれぞれに愉しめば好いという性質のモノだと思っている。
札幌に出て所用を足して、交通事情ということもあるが、日付が変わるような頃に稚内に到着する列車で移動し、拙宅に引揚げて程無く日付が変わったというような中、昨日は何やら一日中「多少の消耗感…」のようなモノから免れ悪かった。そして、夕刻は何となく軽いモノを摘まんで、今時の小学生が宿題に勤しむか、何事かに興じているかであろう時間帯に就寝してしまった…
そして…「深夜の残滓」というような雰囲気の時間帯に何となく起き出してしまった…そういう中で<しゃちブレンド>をゆっくりと淹れた訳である…
最近の様子は「夏の残滓」というのか、「不意に“帰省”している夏」というような気がする。「冷涼」を常とする稚内に在っても、何となく7月や8月の「夏」という範疇に入っている時季以上に「夏??」と感じるような空気感が漂っている気がする…8月に「20℃以下」が続いていたのだったが、9月の現在は「20℃超」という感じだ。そして、何となく空気が湿っている状態でもある…
このところは“台風”というニュースが随分と伝えられていた。あの種のモノは続く時には続く…「冷涼」を常とする稚内に在っても、何となく「当地として」気温が少々高目に思えるのは、その台風の影響なのかもしれない…
そういうことを想っていれば9月9日であった。
「9月9日」というのは、時代モノの小説等には一定程度の頻度で登場するのだが<重陽の節句>ということになっているそうだ…
古来、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日を祝うようにしていたという。3月3日、5月5日、7月7日、9月9日というような日が該当する…
9月9日に関しては<重陽の節句>と称し、平安貴族達は、薬草としても用いられ、延寿の力が在るとされる菊を愛でながら過ごしたという。旧暦では9月9日は現在の10月頃で、菊の花が好い時季でもあった訳だ…
貴族ということではない庶民の間では「9日(くにち)」が転訛して「くんち」となって、秋の収穫を祝う祭りになって行ったのだという。9月9日を由来とするが、現在では10月に<くんち>という祭りを開催している地域も在る。
<重陽の節句>と言ってみても…「だから?」という感も否めないのだが、とりあえず「古くは何やら祝い事をやっていた日」ということを何となく思い出したというだけのことだ…
そんなことを思い出していた間に<しゃちブレンド>のマグカップが空いた…今日は…朝の時間をゆったりと過ごしたい感だ…
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