『スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子』

↓書店で見掛けて…「女性刑事が活躍する事件モノ…」と直ぐに思い、同時に幾多の作品を読んでいる作者の作品と気付き、入手して読み始めた…

スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子 (講談社文庫) [ 富樫 倫太郎 ]



↑紐解き始めると…ページを繰る手がなかなか停められない…という感じになり、「続き!」が気になってドンドン読み進めてしまい、素早く読了に至った…

警視庁捜査一課の女性捜査員である淵神律子は、連続殺人の容疑者と見受けられる人物と格闘して切り付けられて負傷してしまった際、頬に傷を受けてしまったことから“スカーフェイス”というニックネームを持っている…傷跡が判り悪いような整形という手段は在ったが、「ベガ」と呼び習わされるようになっていた容疑者を逮捕したいという想いを忘れぬため、そういう措置を拒んでいた…

淵神律子は、格闘術や射撃に優れ、自動車の運転も巧い行動派だが、行動を共にする同僚が重い怪我を負ってしまうというジンクスが在った…自身が顔に傷を受けた際には、同僚が深刻な負傷で歩けなくなり、退職してしまったという経過さえ在った…

そんな淵神律子…“特別捜査第三係”に「左遷」されたことを契機に「ベガ」の謎を解くことに挑み始める…

一口に言えばこういうような感じで…「ネタばれ」が迷惑千万な物語なので、これ以上は仔細を綴ることは、寧ろ忌避すべきであろう…

ヒロインの「複雑な造形」が、御本人の目線や、ルームシェアの同居人の目線等で描き込まれ、他方で謎が多い事件の推理が進む…

本作は「“シリーズ”にもなり得る?」という具合で終わっている…或いはこの淵神律子との「再会」も在るかもしれない…

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