ユジノサハリンスクは前日からの「雨交じり」が続いていて、それがハッキリと「雨の日」という様相になり、やがて「シャーベット状の雪」が多少積もるというような感じになった…
そういう妙な按配だが、ユジノサハリンスク空港での各便の発着に何らの影響も無かった…「ユジノサハリンスク空港・新千歳空港」の便で見覚えが在る<オーロラ航空>のレシプロ機が、順調にウラジオストク空港へ向かった…
雲が多い日のフライト…飛行機が上昇して、雲を突き抜け、明るい空を巡航する訳だが…眼下は真っ白な雲ばかりで、然程面白くはない…そんな状況だったが、定刻よりも随分と早く到着した…
4月の時は「空港ビル内だけを通過することを2回繰り返し、漸くビルの外に出る機会を設けた…」という強い感慨のようなモノが在ったが…今回は「ほんの少しだけ勝手を知ったつもりになっている他所へ…」という按配だ…
空港から駅前へ向かうバス…途中までは順調だったが、アレウツカヤ通辺りから「渋滞」でやや進行が遅くなった…それでも「こんな感じ?」の範囲だ…
夕方の渋滞…これが「ジュウタイ??」という状態の、稚内のような静かな街の住民の目線では「脅威…驚異…」という按配だ…
2回目の利用となった宿に荷物を置いて戸外に出た…空港に飛行機が下りた後…あの<オーロラ航空>のレシプロ機で着いた場合は、駐機場にタラップで下りてからバスでターミナルへ向かうことが必然化してしまうのだが…駐機場で俄かにやや強い雨が降った…「雨なら動き悪い…」と車中で思っていたが、ウラジオストク市内に着けば降雨は気にならなくなり、やや多目の雲の間から「空の蒼」さえ覗いていたのだ…
アレウツカヤ通からスヴェトランスカヤ通に入り、前回覚えたコースでケーブルカーの乗場に向かい、高台に上がった…そして…金角湾に架かる<黄金橋>を眺めた…
「雨上がりの夕空」という感な中での、巨大な橋梁が在る風景…好かった!空の感じ、射し込む光、車輛や街の灯り…こうしたモノが刻々と変わる様を、1時間半程度も粘って、ゆっくりと視た…やや手が冷たくなってしまったが…
そしてスヴェトランスカヤ通までゆっくり下りたが…通には警察官や、黒い制服を身に着けた若い海軍の兵士が沢山居た…若い兵士は、10m弱の間隔で沿道に立っていた…「何事??」と思えば、5月9日(独ソ戦終戦の記念日)に行われるパレードの予行演習だった…車輛の通行を停めて、パレードの際に出て来る車輛の一部が入って、何やらやっていた…ユジノサハリンスクでも昨年視たパターンだ…
そのパレードの予行演習を少し視て、飛行機の座席に在る機内誌に広告を出していた、ペリメニの類を供するレストランが近くなので寄ってみた…<シベリア風>と称する豚肉が入った標準的な感じのペリメニ…<おばあさんの流儀>と称するガーリックが加わったペリメニ…<コンデューム>と称する、「19世紀に流行って、廃れてしまったレシピを、歴史研究家が再現したモノを参照して作った」という「スープ餃子」的なモノ…更に<ポート・アルトゥール>(旅順港)という、何とも言えない名が付けられた黒ビールをゆったりと頂いた…
何か…「いきなり、それなりに満足…」という按配だ…空港から街に到着して、雨が気にならなくなり、「雨上がりの夕空」という按配になったのが非常に好い…
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