↑これは宮崎県えびの市の老舗、明石酒造が手掛ける<明月>ブランドの本格焼酎(芋)の一つだが、「えびの市内で限定販売」ということにしている<プレミアム>だ。えびの市内の業者から取寄せた…
1.8l入りの“パック”で本格焼酎(芋)を取寄せるというのは、1.8l用のサーバーが拙宅に在るからに他ならない…
↓サーバーは、現在の拙宅へ引っ越して日が浅かった頃に「セルフサービスの引っ越し祝い」のように入手したのだったが、その入手の件を下記で纏めている…
>><黒明月> 一升甕=焼酎サーバー
実は、最近は「拙宅の買置き」として日本酒を仕入れる機会が少し多く、本格焼酎(芋)は“何時もの店”で時々頂くというような按配だった…サーバーも「完全に空…」となって少し経っていた…そこで「中身を補充」と考えた…
サーバーの「中身の補充」ということで、何時もは<黒明月>の“パック”を仕入れるのだが…今般は<明月プレミアム>のパックが、何やら「地元の<明月>ファンの熱い要望」で出ているようなので、それを仕入れてみることにしたのだ…
<明月プレミアム>?どういう感じなのか?
↓2015年11月に初めて試した時の経過を纏めてある…
>><明月プレミアム>
<明月ブランド>の明石酒造は、1891(明治24)年に明石仁衛門が焼酎製造を始めたことを以て会社の起こりとしている。125年の伝統を誇る老舗だ…この明石酒造の<明月>というブランドは「人々の心が満月のように、まあるく明るく円満に、そして平和にとの願い」が込められたものとのことで、1950(昭和25)年に初めて登場したという。このブランドだけでも、なかなかの伝統である…
明石酒造が在る宮崎県えびの市は、熊本県、鹿児島県、宮崎県の境を成している山々の麓の平地を主な区域としている。古くから豊かな農地で、戦国期には日向国を地盤とする伊東家と、薩摩・大隅を地盤とする島津家が争う舞台ともなった地域である…
↓戦国期に現在のえびの市の辺りで展開した戦いについて、最近読んだ範囲では下記の作品に少し詳しい描写が在って興味深い…
>>『破天の剣』
島津家が薩摩・大隅を統一し、日向で伊東家と争うような時代…島津家は九州制覇に「あと一歩…」となるのだが、豊臣秀吉の“鎮西入”で挫折する…そういう時代、島津家は長兄の義久以下、義弘、歳久、家久という四兄弟が在って、それぞれに活躍した。
『破天の剣』は四兄弟の末弟、島津家久を主人公としているが、現在のえびの市に相当する地域を差配していた経過が在る次兄の島津義弘が勇戦する場面が作中には在るのだ…作中、島津義弘は伊東勢を見事に退ける…
因みに…この争いに島津家が勝利し、伊東家は北部九州で大きな勢力を持っていて縁戚筋でもあった大友家に支援を請い、大友宗麟が日向侵攻を企てる。この大友宗麟との抗争で、島津家久は先頭に立って戦う…『破天の剣』の面白い部分に入るのだが…
えびの市辺りを舞台にした、少し面白かった時代モノの小説を思い出しながら、早速にこの<明月プレミアム>をストレートで試飲…材料由来の甘味と、酒らしい辛さが絶妙なバランスだ…正しく“明月を愛してくださる方々への「特別な時を刻んだ焼酎を」”とパックの脇に書いてあるとおりだ!!
<明月>ブランド…北海道では一般に流通していないようなのだが…是非、普通にその辺の店で売られて欲しいものだ…それはそれとして、こうした遠い地域の地元ファン向けのモノが拙宅に居ながらに楽しめるというのは…「好い時代」と評して構わないのかもしれない…
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