レストア中の「D51 200」―<京都鉄道博物館>(2016.11.28)

↓梅小路蒸気機関車庫の脇、デッキのようになっている少し高い位置から眺められる場所で、蒸気機関車のレストア作業が進められていた…こういう画を撮るなら、HDR画は非常に好い!
Kyoto Railway Museum on NOV 28, 2016 vol02 (19)
↑こういう状態の蒸気機関車を視られるのは、一寸貴重かもしれない…D51…最も多く製造された型の蒸気機関車だ…サハリンへ輸出された仕様まで存在する程である…

梅小路蒸気機関車庫は、国鉄からJR西日本に継承された。結果、JR西日本は蒸気機関車の動態保存に関して、様々なノウハウを持つことになった訳だ…思えば「1930年代生まれの蒸気機関車」の場合、蒸気機関車が一線を引いた1970年代までの期間に対し、一線を引いて現在に至るまでの期間の方が、何時の間にか長くなってしまっている…

私自身、同年代では少数派なのかもしれないが…「現役最後の頃に貨物列車を牽引していた蒸気機関車」を幼少の頃に視たことが在る。岩見沢市内の踏切だった…聞けば、岩見沢を起点・終点としている室蘭本線が、最後まで蒸気機関車を普通の貨物列車や旅客列車に運用していた区間であるようだ…蒸気や煙が出て、動輪が動いて、長い貨物列車がゆっくり進んでいた様は、「金属の大きな生物が、息を荒げながら蠢いている」様子のようで、「とんでもないモノを視た…」と思ったものだ。あの時の蒸気機関車…多分このD51形だと思う…

この「D51 200」に関しては、今後のJR西日本による「蒸気機関車牽引のイベント列車」の“主力”という具合にして運用して行く計画であると伝えられている。<SLやまぐち>や<SL北びわこ>というような列車に、この「D51 200」が投入される計画らしい…

ところで…私がこのD51を眺めていた時だった…直ぐ脇に居た親子連れの母親が、小さな子どもを相手に「電車をバラバラにしてなおしている」と言っていた…聞くともなく聞こえて、思わず「モーターで動く電車と蒸気機関車を一緒にしないでくれ!!」という言葉が喉元に上って来て、思わず言葉を飲み込んだ…何時の間にやら、鉄道車輛全般、列車全般を“電車”と言うようになっている訳だ…

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