
↑この京都の梅小路蒸気機関車庫と、大阪の博物館に在ったモノを「纏めて見せる」ということで、京都の施設を拡充する工事を経て<京都鉄道博物館>が春にオープンした。きっと開館直後には酷く混んだであろうが…少し経っている状況下でもなかなかの人気施設であることが伺えた…
一度、京都の梅小路蒸気機関車庫は訪ねた経過が在ったのだが、「再訪したい…」と思っていた間に、改装工事で休館状態になっていた。そこで<京都鉄道博物館>のオープンを待ち望んでいて、今般は立寄る機会を設けることが叶ったのだ…
蒸気機関車は、前進するのは好いが、後進は酷く苦手なものである…運転台は飽くまでも前進することを主眼に据えられていて、後ろには石炭や水を積んだテンダーが在って見通しも好くない…列車の進行方向を変えるという場面で、余り長く蒸気機関車を後進させるのは都合が悪い。そして安全確保の上でも、余り好ましくないことであろう…そういう訳で“転車台”が在る。丸いテーブル状の台に蒸気機関車を載せ、「台を回転させる」ことで蒸気機関車の向きを変えてしまうのだ。その転車台が作る円の周りに線路を敷設し、蒸気機関車を保管、整備する場で在る車庫を“扇形”に建てる…
こうした「蒸気機関車の時代」の、一地方の拠点となっていたような、規模が大きな扇形車庫と転車台が在る様子が大切に保存されているのが、この梅小路蒸気機関車庫だ。<京都鉄道博物館>ということになってからは、他の展示を収めた建物との連絡通路となっている、少し離れていて、やや高い箇所から全体を視られるデッキが出来た。これが好い!!本当に酷く混んでいるということでもなかったので、そのデッキで梅小路蒸気機関車庫の様子を視て写真を撮っていた…
↓円形の転車台の周囲に放射状に軌道が敷設…この種の施設ならではな感じ…少し近付いて眺めてみた…

この梅小路蒸気機関車庫には、正しく「博物館の展示」という感の静態保存の蒸気機関車が並ぶ他、施設内でのデモンストレーション運転に供される他、各地でイベント列車を牽引している「動く蒸気機関車」も在る。そしてここが、その動態保存の蒸気機関車のメンテナンスの場にもなっている。
正直なところ…<京都鉄道博物館>を訪ねて館内に居た時間の、相当な割合はこの梅小路蒸気機関車庫辺りで過ごしていた感だ…
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