“休む”というのは「ゆっくり過ごすこと」に他ならないのだとは思うが…“休暇”となると、考えようによっては「普段以上に精力的」な状態が続くことも無いではない…今日はそういうことに想いが至った…
夕刻、宿に引揚げて少し経ってから、思わず深夜のように寝入ってしまった…そして少し経って眼を醒ました…時間帯としては、宿の大浴場を利用可能な時間帯である…(滞在初日は逃してしまった…)今日も確り利用し、昨日「好い!」と思った「湯上りの牛乳」も確り用意しておいて愉しんだ…
今日は<スルッとKANSAI>を利用したが、その利用状況を…
桜川 >> 大和西大寺 (阪神・近鉄)(直通)
大和西大寺 >> 天理 (近鉄)
天理 >> 大和西大寺 (近鉄)
大和西大寺 >> 奈良 (近鉄)
奈良 >> 桜川 (近鉄・阪神)(直通)
列車の利用状況を纏めると、今日は少な目だ…天理と奈良とを訪ね、訪ねた先で…「一寸、脚が重い…」程度に歩き回っていて、近鉄奈良駅辺りで夕方に差し掛かって日が傾いていた事から「引揚げよう…」ということにした。無理はするものでもない…そして、宿に戻って早速に寝入ってしまい、起き出して大浴場を利用して、またゆっくりしているような訳だ…
天理を訪ねてみたのは…石上神宮(いそのかみじんぐう)を訪ねてみたかったからだ…かなり古い由緒を有する石上神宮…古くから神聖視されていた一面も在る鶏が境内を徘徊していることでも知られる…
この石上神宮だが、近鉄やJRの天理駅辺りから、単純に到達するだけで徒歩約30分だ…ここを「この街は…こんな感じか…」と様子を眺めながら往復した…かなり長い商店街のアーケードが設えられていて、そこが行程の相当な部分を占めるので非常に歩き易かったが…
その天理の商店街では、天理の老舗醸造業者が醸す<稲天>(いなてん)という銘酒に出くわした…趣深い店が設えられていて、そこで売られていた…今般の旅では<保命酒>(鞆の浦)、<五橋>(岩国)、<白鷹>(西宮)と、随所に銘酒が出て来る…
奈良に移動し、「やや遅めなランチ…」という時間帯になっていて、以前にも愉しんだ<大仏バーガー>を確りと頂いた。そこから春日大社を目指した…ここも片道で30分弱を要するかもしれない…やや「脚が重い…」感じも否めない中、時間は殊に気に掛けずにふらりと春日大社を目指したのだった…
春日大社は式年造替(しきねんぞうたい)を終えたところだ。20年に一度、社殿の大規模修繕を行う。その“第60次”というものが昨年から今年だった…この大規模修繕の間、神様には“仮殿”に“遷座”して頂くことになる。そして大規模修繕が完成すると、本来の社殿にまた“遷座”して頂く。これを「式年造替」と呼んでいるのだ…
これに合わせて、<国宝館>なる資料館が整理され、伝統を誇る春日大社が奉納を受けて伝えられている貴重なモノが見られるということだったが…「展示替えのための休館」で見学は叶わなかった…しかし!“特別拝観”ということで、普段は拝観者を容れない辺りまで見学させて頂けた。「20年に一度」というものである…
それにしても「20年に一度」ということにした「社殿の大規模修繕=式年造替」だが、なかなかに興味深い仕組みだ…例えば…駆け出しの職人がこれに初めて関わったとする。20年後は職人集団の核となるような頃だ。そして更に20年後には、職人のキャリアの終盤に差し掛かって、棟梁格で後身を指導する立場になる。そういうのが延々と繰り返され、色々なことが受継がれて来た訳だ…これは“20年”だから好いのであろう。例えば“50年”なら、最初に手掛けた大規模修繕の様々なノウハウが伝え切れずに、何時の間にやら散逸、劣化、やがて廃れてしまったであろう…
そこから興福寺に立寄った…五重塔や南円堂、更に近くの猿沢池辺りを散策した…
天理は「全く静か」だったが…奈良も「春日大社 式年造替」の関連催事が段落したためか、何となく静かだった。勿論、存外な数の来訪者は在ったが、方々で「デパートのバーゲン?」とか「大都市の通勤時間帯の公共交通?」というものを想起させた一昨日や昨日の京都を想うと…どうということもない…
早いもので、明後日には「帰国のフライト」であるが…明日はどうしようか?結論は簡単に出ない…行きたいと思う場所は多いが…実はそれほど多くは廻れないのである…
※ 夥しい量の写真は何れ整理したいが、手持ちのSDカード(8GBのモノ)3枚が溢れているような感じになって来ている…
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