運行日誌:2016.11.29:気が変わった中…

「風呂上がりの牛乳が酷く美味い」ということを“発見”したのは、一体何処の誰なのか?「当地が発祥である!」と主張して宣伝する町が現れても善さそうだが…そういうのは聞いた記憶が無い…

滞在中の宿には大浴場が在る…到着した昨日は、草臥れて早寝してしまい、指定の利用時間に利用し損なってしまっていて、今早朝に部屋のユニットバスを使用した…正直…狭かった…そして今日は大浴場!正しく“あづましい”というモノ、実に心地好かった。そして、近くのコンビニで500mlパックの牛乳を求めて、ゆっくりと頂いている訳だ…

今日は…<阪急阪神1Dayパス>という一日乗車券を利用してみた…宿で朝食が出るプランだった―大概は“素泊まり”にする…―ので、「折角だから…」と朝食を頂き、宿の直ぐ傍に在る阪神の桜川駅でこれを1200円で求めた訳だ…この種のチケットのようなモノだが、関西の私鉄では改札口辺りの駅員さんが居る場所で「これこれしかじか…」と申し出て、現金払いで求める例が多いように思う。(以前利用出来た方式の、他地域でクーポンを購入して実際に使用するカードに引き換えた<スルッとKANSAI>も、そういう具合に駅の改札辺りで申し出ていた…“特急券窓口”を設けている近鉄の駅では、その窓口で尋ねれば善かったが…他は思い出す場面が「改札口辺りで…」というのばかりだ。)

阪急と阪神とは永く“ライバル”だった。阪神が社名のとおりに大阪と神戸を結ぶ旅客鉄道の営業を始めたのに対し、阪急は「より短い、直線に近い軌道を敷設し、より速く大阪・神戸間を移動することを実現」ということで後から開業した。“阪急”は「阪神急行」の略だという…

阪急も阪神も大阪・神戸間は概ね東西に延びる路線だが、両者は若干南北に離れて並行して敷設されている…故に…“直通”している訳でもない…一部に南北の短い路線を設けて、阪急と阪神の両者が結ばれている場合が在る位なものだ…或いは…神戸三宮以遠の一部は、同じ軌道に両者の列車が交互に走っているような区間も在るが…

結局…何時か「大人気のプロ野球チームの親会社である阪神は有望なので買収!!」と元気よく運動をした投資家が在って、色々と在った末に阪急と阪神で持ち株会社を興して、「同一グループ」ということになった経過が在った…そういう中から、この<阪急阪神1Dayパス>という一日乗車券も登場したのかもしれない…

この<阪急阪神1Dayパス>という一日乗車券を手に、極一部は無関係な路線でICOCAを使ったが、他は阪神や阪急の列車を駆使して動き回った1日を振り返る…

桜川 >> 甲子園 (阪神)
甲子園 >> 今津 (阪神)
(今津駅を起点に、市内をかなり歩き、西宮駅に至った…)
西宮 >> 今津 (阪神)
今津 >> 西宮北口 (阪急)
西宮北口 >> 十三 (阪急)
十三 >> 桂 (阪急)
桂 >> 嵐山 >> 桂 (阪急)
桂 >> 河原町 (阪急)
河原町 >> 梅田 (阪急)
梅田 >> なんば (大阪市地下鉄)
大坂難波 >> 桜川 (阪神)

少し妙な移動かもしれないが…<阪急阪神1Dayパス>という一日乗車券の利用者として、「酷く真面目」に阪神と阪急を利用した…

南北に間隔を開けて東西に並走する両者の路線を結んでいる区間が今津・西宮北口である。僅か3駅…南北に阪急の電車が動いている。一見、「今津も西宮北口も“行き止まり”になっていて高架線」なので、「どうやって車輛がここに入ったのか?!」と、妙なことを考えてしまうような場所だった…

阪急で京都にまで出てしまうと…梅田に向かって、梅田から阪神で尼崎に向かってから桜川に戻るという選択が在ったが…大阪に滞在しているのだから、日没後のなんばにも出たいと、梅田・なんば間だけは大阪市の地下鉄に乗車した…

結局、西宮と京都を訪ねたということになった…

西宮…少し惹かれていて、なかなか訪ねる機会を設けられなかった…今回は善かった!!

西宮は漁業が盛んであった他方、“灘”の一画を占めていて酒の醸造も盛んだった。“灘”は船で大消費地の江戸に酒を送り出して販売したことから、酒の醸造を手掛ける他の地域以上に酒造業が発展したのだが、「主に酒の樽を積む」というように“専業化”した<樽廻船>というモノまで現れた。西宮はこうした船が動く「海運の街」ということにもなって行った…

酒造関係の色々な場所が在る西宮だか、他に“幕末史”の貴重な史跡も在る…砲台跡だ…

幕末期、幕府は「外国船の脅威に備える」として各地に大砲を据える陣地を造営したのだが、西宮にも1863年から1866年に掛けての工事で砲台が築かれた。この砲台…何やら「幕末の“トーチカ”」とでも呼びたくなるような、なかなかに凄い代物だった…ただ…辺りの壁や建物、樹木等の関係で、大きい割には遠くから「あれだ!?」とは見え悪かった…千本以上と伝えられる杭が地面に打ち込まれ、その上に石を積み上げ、漆喰で綺麗に壁面を整えたというモノで、11の砲眼と1つの窓が設けられているという…仰々しいモノだが、結果的に実戦に使用された経過は無かった…

こういう史跡を訪ねて興味深く視た他…定休日だったので建物外観を一寸視た<白鹿>、起こりは<白鹿>の分家だったという<白鷹>と酒造関係の資料館も興味深く拝見出来た。当然…<白鷹>では、カップ酒を求めて確り頂いた…

そして阪神から阪急への乗換で辿り着いた京都…ここは天龍寺の庭園見学を含めた嵐山散策と、祇園界隈を散策することを目的としたが…とにかくも凄まじい人出に閉口…多少の雨も交じり始め、何やら「大阪へ引揚げ!!」ということにしたのだった…

何時も“前夜”に「ここからこう行って…あそこと、そこに寄って…それから…」と思案をして翌日に行動する場合も多いのだが…「早朝に突然に気が変わる」も非常に多い…実は…今日もそうだった…

<阪急阪神1Dayパス>という、「寧ろ“阪急の”とか“阪神の”1日乗車券として扱われる?」と見受けられるようなモノを手にして、何やら両方に跨って動き回ってしまった…こういう変なことを仕出かすのが好きだ…

或いは「急に気が変わる」ことが在るにしても、色々と訪ねる場所を思案するのは愉しい…

※ 写真が夥しい量になって来ている…何れ整理したい…

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