LIVE IN NEMURO 1977 - Sadao Watanabe Quintet

↓「発売情報」に触れ、思わず発注してしまったディスクである…

ライヴ・イン 根室 1977



↑現在では「大ベテランのサックスプレイヤー」という感じで大きな存在感を示す、かの渡辺貞夫が「気鋭のミュージシャン」という雰囲気であった頃に、小さな街ながらも熱いジャズファンが多いという根室を訪ねて講演した「若かりし日」の熱演を収めたディスク…こんなものが登場したのだ!!

今年の2月、“人生初”ということになった根室訪問の際、根室には30年からの活動歴を誇るジャズのビッグバンドが在ったり、熱いファンが有名ミュージシャン達を迎えた歴史が在ったり、そういう有名ミュージシャンの中には根室の風景にインスパイアされて楽曲に命名をした例も在るなど、「ジャズの街―根室」に親しんだ経過が在った。そうしたことから、この渡辺貞夫の「根室での公演の音源」というモノに、大いに期待した。

その根室から700㎞も離れた稚内の拙宅にディスクが届き、録音された1977年から概ね40年も経った中で、期待に胸を膨らませながらディスクを聴いてみたが…期待を大きく凌駕する素晴らしさだった!!

1977年を挟む時期、渡辺貞夫はかなり意欲的な活動を展開していた。何時も組むメンバーとのキンテットで積極的な公演を展開する他方、国外に飛んで現地ミュージシャンとの録音を行うということも多かったようだ。オーソドックスなジャズに加え、米国西海岸で隆盛になって行ったフュージョンの要素を取り入れたり、ブラジルやアフリカを訪ねた経験にインスパイアされた作品等、渡辺貞夫が紡いだ“音の世界”は実に色彩豊かなモノだった…

この<LIVE IN NEMURO 1977 - Sadao Watanabe Quintet>は、「気鋭のミュージシャン」として当時注目された渡辺貞夫の、色彩豊かな“音の世界”が凝縮されたような1枚だ!!

前半の方は、かなり元気な感じ「ノリノリ!!」という楽曲…途中に少ししんみりとした感じ…また元気な感じになって、メンバーを紹介した後にしっとりとした一曲で閉める…素敵だ!!

素晴らしい作品に出会うことが叶った!!善かった!!

この記事へのコメント