<The Jazz Songs for Nemuro> と <流氷>

根室を訪ねて出くわしたのは…30年を超える活動歴を誇るバンド<EPJO>だった…

<EPJO>とは…「East Point Jazz Orchestra」(イースト・ポイント・ジャズ・オーケストラ)…「東の岬のジャズ楽団」という意味らしい…

↓宿願の「CDデビュー」を果たしたというお話しで…根室でそのCDを入手した!!

The Jazz Songs for Nemuro [ EPJO ]



↑華やかな“ビッグバンド”の演奏!!これが非常に好い!!

このディスクに『流氷』という作品が在る…

↓その『流氷』という作品の出典はこれだ!!

流氷 2 [ 日野元彦カルテット 1 ]



↑1976年2月、日野元彦は自身を含むカルテット(ドラムス、ベース、ギター、サックス)にゲストのサックス奏者を加えたメンバーで根室を訪ね、ライブを催した。その貴重な録音のディスクだ!!

日野元彦は、ライブで新しいオリジナル曲を披露しようと準備をしていて…根室で視た北の海からインスピレーションを受けて『流氷』という題名を付けたのだそうだ…

<EPJO>による『流氷』…ピアノ、ベース、ドラムスに多数の管楽器という、大変に華やかな“ビッグバンド”での演奏だが、蒼い空と海で、吹き抜ける風に揺らめく雪、氷、雲が煌めくような…そういう「郷土の麗しさ」への情愛が滲むような気がする…

<日野元彦カルテット+1>による『流氷』…1976年当時の、未だ現在よりも人口が多かったとは言え、東京などの様子を想えば「ターミナル駅の1日の乗降客数に遠く及ばない」という人口規模の根室に足を運び…そんな小さな街でも、彼らの来訪と演奏を心待ちにしていた多くの音楽ファンに囲まれ、力を尽くして新曲を披露したという…ダイナミックで冷たい海をイメージしていると言いながらも、滾る程に熱い感じがする演奏だ…

この2枚のディスク…最近は「拙宅のヘビーローテーション」になっていて、結構な頻度で聴いている…

根室という街…気鋭のミュージシャンを「呼んでしまった…」という“パワー”を持っていて、そこでの演奏の録音が「レコード化されてしまう…」という“魅力”を有していて、そんな街であるが故に未だに愛好者の音楽活動も盛んであるという、一寸惹かれるものが在る土地だ…

こうやって…根室に縁の作品を聴いてみる頻度が高まっているというのも…「人生初訪問」の“余韻”というものであろうか…

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック