<花春 濃醇 純米酒>

“会津の酒”…松平家の治世下に在った江戸時代辺りからの伝統が受継がれていて、南東北屈指の米作りが盛んな県で育まれた酒造好適米も駆使され、山間の佳い水が使われている…剛直なイメージの会津の武士達も嗜んだかもしれない酒の伝統を受継ぐ逸品…そういうイメージの“会津の酒”には、勝手に愛着を抱いている…

↓その“会津の酒”である。創業家が会津で酒造業を起こしたとされる享保年間から数えて、約300年にも及ぶ「永い伝統」を受継ぐ、<花春>の純米酒である!!

濃醇 純米酒1800ml【がんばろう!福島】【東北復興_福島県】



↑このところ…焼酎を頂く機会が増えていて、清酒をじっくりと頂いたのは暫くぶりという具合になった…

一般的に、“日本酒”または“清酒”とは下記のようなモノである…

・醸造酒であること
・米、米麹及び水を原料として発酵させて、こしたもの
・米、米麹、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの
(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が米―麹米を含む。―の重量の百分の五十を超えないものに限る。)
・上記の定義のうちアルコール度数が22度以下のもの

これが「法的定義」ということになる…

この“日本酒”または“清酒”の中、“純米酒”というのは…

・原料に米、米麹、水だけを使った清酒
・精米方法等に工夫を施したモノは“特別純米酒”とも称する

ということになる…厳密には、米や麹米の種類にも制約は在るらしいが…

今般、<花春>の“純米酒”を入手した。

花春酒造のサイトで本品は「会津酒米“まいひめ”を自家精米で丁寧に磨き上げ、低温熟成でじっくりを造り上げた」、或いは「酸度と日本酒度の絶妙なバランスが、濃醇な“中辛口”を実現」と謳われている。

早速にこの<花春 濃醇 純米酒>を試飲した…所謂「冷」…ストレートに一合入る茶碗のような利き猪口に酒を注いで、そのまま頂いてみた…

この酒!「中庸の魅力」とでも表現すれば善いであろうか?花春酒造が謳うとおり、酸味や甘味のバランスが好い。「絶妙なバランス」である。「強過ぎる」味が「出過ぎない」ことで、「非常に心地好く入り込む」という仕上がりになっている。「真っ当過ぎる!?」までに“普通”…そんな表現が思い浮かんだが、「「真っ当に“普通”であること」というのは、実は意外に難しいような気がする。が、この<花春 濃醇 純米酒>はその「意外に難しい」をさり気なく実現している!これが「伝統を受継ぐ」こと故に可能な“技”というものか?そんなことを思いながら、酒器は空になり、更に一升瓶から酒を注いでしまう…

実は…「一升瓶のみの販売」であった<花春 粕取焼酎>を発注した際…「同時発注なら、同一サイズの方が、輸送の扱いがし易い?」というような「余計な考え…」で、この<花春 濃醇 純米酒>も一升瓶を入手したのだったが…「正しい判断」だったと思う!小さい壜なら、あっという間に空いてしまうであろう…

<花春>の名は、桜が咲く時季の、花を愛でる酒席の晴れやかなイメージから起こったもののようだ…当地では花の時季は、未だ少し先だが…<花春 濃醇 純米酒>は、少し晴れやかな気分にしてくれる代物だ…

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