『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) エピソード7 虹の彼方に』

過日「『仁義なき戦い―広島死闘編』という作品が凄い…」等と話題にしていて、そんな記憶も新しい中でレンタルDVDの店の前を通り掛かった。当該作品を思わず探したが…貸出中だった…

「少し残念…」と思いながらレンタル店内を見回すと…「是非、こちらを御覧頂いて…」と擦り寄って来る感じのDVDが…

↓この作品である!!

【新品】【アニメ】機動戦士ガンダムUC 7巻(DVD)



↑“エピソード1”から、この“エピソード7”まで…7本に及んだ『機動戦士ガンダムUC』の最終エピソード!各エピソードを視ていたので、最終話も気になっていた…愉しく拝見した!!

本作は30年以上に及ぶ“ガンダム”の群像の中では「異例?」と思えるのだが、「原案小説が先行して登場し、後を追うようにアニメ作品が順次制作され、発表された」という代物である。通常は…アニメ作品が在って、後から“ノベライズ”が発表されていることが多い。或いは、アニメ作品と無関係な小説というモノも幾分在る…

そのアニメ作品にしても、「好評につき、制作本数を追加…」というような動きも在ったらしい。アニメ作品は、最終的に7本になった…

↓原案の小説に関しては、「読み始めると停まらなくなる…」という按配で、夢中で読了してしまった…
>>ブック/『機動戦士ガンダムUC』
↑薄い文庫本で10冊に及ぶ作品だが、冒頭部の『ユニコーンの日』と最後の『虹の彼方に』が各々“上・下”の体裁なので、エピソードとしては、10本ではなく8本のような感じである。

小説とアニメとは、「異なる特長」を有する表現手段なので、各々の特長を活かした“見せ方”をしている。故に、基礎は同じでありながらも、両者は各々に違った印象を与えてくれる。小説とアニメのエンディングの雰囲気は、かなり違うような気がした。

“エピソード6”の最終盤…

行きがかりで“独自行動”ということになっている連邦軍艦<ネェル・アーガマ>は、紛争の原因となっている「ラプラスの箱」が、スペースコロニー<インダストリアル7>の一部となっている<メガラニカ>に在ると視て行動していた。<ネェル・アーガマ>は<メガラニカ>を目指して航行し、艦に積まれていたモビルスーツ<ユニコーン>も出動した。

これに対し、“ネオジオン”は残る戦力が総力を挙げて「<ネェル・アーガマ>の阻止」を図って襲撃を仕掛ける。他方、連邦軍の宇宙艦<ゼネラル・レビル>からは、“特務機”ことモビルスーツ<バンシィ>が発艦している。更に、連邦軍の宇宙艦隊だが、何やら不自然な動きを見せていた。

<バンシィ>は<ユニコーン>に遭遇し、襲い掛かった…他方、<ネェル・アーガマ>の所属する“ロンド・ベル隊”の指揮官で、自らの旗艦<ラー・カイラム>に在ったブライト・ノア大佐は、連邦軍宇宙艦隊の動きを訝しんでいる…

こういう辺りから“エピソード7”は動き始める…

<バンシィ>と<ユニコーン>がぶつかり合っていて、“ネオジオン”の襲撃を受ける<ネェル・アーガマ>は必死の防戦を続けている。ブライト・ノア大佐は“戦友”であるジャーナリストのカイ・シデンから「連邦軍宇宙艦隊の不自然な動き」に関連すると視られる情報の示唆を受け、<ラー・カイラム>を北米に在る連邦軍施設へ向ける…

<バンシィ>に阻まれ、“ネオジオン”の襲撃を排除出来ずに居た<ネェル・アーガマ>は、負傷からの快復が未だ十分とは言い難いマリーダ・クルスが乗るモビルスーツ<クシャトリア>を出動させ、<バンシィ>に対抗させる。そして<ユニコーン>は<ネェル・アーガマ>の救援に向かうことが出来た…

やがて…<ユニコーン>のバナージは“オードリー”ことミネバ・ザビと合流し、<メガラニカ>に至る。そこで「ラプラスの箱」と呼ばれてきた機密の一部始終を知る。そこに“ネオジオン”の領袖、フル・フロンタルも現れた…

<ユニコーン>のバナージとフル・フロンタルの対決の行方?ブライト・ノア大佐が急遽向かった連邦軍施設で行われようとしていた動きは?「ラプラスの箱」と呼ばれてきた機密はどうなってしまうのか?正しく、このシリーズの“フィナーレ”である…

ところで…最終盤に至って、宿敵フル・フロンタルは、小説版には登場しないメカを駆使する。これがなかなかに面白い代物である…また小説版では“ジオン共和国軍”という勢力も登場するが、アニメ版では登場していない…これは「仔細を描き込む小説」と「仔細を整理するアニメ」との違いの故であろう…

本当に「偶然にも視る機会を設けてしまった…」という按配で作品に出くわしたが…なかなかに夢中になった…レンタルの期間を通して、「何回か繰り返し視る」ということになってしまうであろう…

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