鹿児島の路面電車:鹿児島中央駅前停留所に停車中の「現役最古参」“501”を“ペン画”風、“油彩画”風に…(2014.12.19撮影)

鹿児島を訪ねると、「街を行き交う路面電車」を視て、「またこの街へ…」という“安堵感”と言うのか、縁が深いでもないにも拘らず感じてしまう“懐かしさのようなもの”を覚えることを禁じ得ない。

↓「形状の面白さ」が際立つように、“ペン画”風にしてみたのだが、“501”である。視る都度に「好い形…」と思うのがこの型だ…

↑鹿児島中央駅に向かう際に乗車し、下車後に撮影した画からのモノだ…

2014年12月に鹿児島に立寄った際には、何度かこの“501”を見掛けた…

鹿児島の路面電車では「“超低床”デザインの21世紀型の車輛」、「80年代から90年代に登場している、各地でも見掛ける雰囲気の車輛」、「半世紀程度頑張っているような古参の車輛」が見受けられ、そうした様々な時代の車輛が同じ次元であの“芝生敷き軌道”を行き交っていて、それを眺めるのが愉しい。

“501”は1955年に登場した“500型”に分類される車輛だ…

1955年、鹿児島市交通局では老朽化していた各車を順次新しいモノに替えることを目指していて、そうした中で2ヶ年に亘って計15輛の“500型”を新造した。

1960年代後半になって路面電車のワンマン運行も行われるようになっていた中、1969年に“500型”各車にはワンマン運行対応の改造が施された。その際、正面の外観が後発の“600型”に準じた、現在の「三枚窓」になったそうだ。

1980年代になると、各車には冷房が設置されるようになり、1999年から2001年には「可能な範囲でのバリアフリー対応」ということでステップの改造が施されたという。

2002年になって「“超低床”デザインの21世紀型の車輛」(=1000型)が登場し、“500型”は順次廃車され始めた…

過去の事故で破損して廃車となったモノも在るが、15輛在った同型車の中、現在活躍中なのは5輛である。5輛の中の1輛“512”は、“芝生敷き軌道”のメンテナンスを行う専用車に改造された。現在、乗客を運んでいる“500型”は、この“501”の他に“504”、“507”、“508”が在って、計4輛である。

↓現在、鹿児島の路面電車の“標準塗色”なのは、このオレンジと緑の塗り分けに白線である…

↑この色…なかなかに好いので、色が判る“油彩画”風にしてみた…「昔の国電」に在った“湘南色”を思わせるが…「鹿児島の蒼空!!」にこのオレンジと緑が映える!!

半世紀以上の間、鹿児島の街を走り続けている路面電車“501”である…軌道の様子や、車窓に映る街並みや、街を行き交う人達の様子は変わっていることであろうが…変わらずに走り続けている…これからも活躍を続けて欲しいものだ…

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