「3月のウォリアーズ」と言えば…「プレイオフ落選確実」という情勢になっているシーズンが多かった…しかし!昨シーズンは久し振りにプレイオフ進出を果たし、1回戦を突破した!今季は…「手が届く!!」という位置に居る!!
今季のウォリアーズ…「主力選手の長期離脱」というような不運から免れているという状態だ…(長いシーズンを闘い抜く中、これは存外に大切なのだが…)今季は“接戦”での「粘り強さ」というようなものと、選手層が厚くなったことを感じる。
今季の「今季のウォリアーズはこれ!」という感の「最も多く見受けられる感の先発」だが…私自身がハッキリ記憶している範囲では、あの「2007年のプレイオフ進出」のチーム―私は「ベイエリアの伝説!!」と勝手に呼んでいるが、第8シードでプレイオフ進出を漸く果たした後、第1シードを撃破してしまった(!!)のだ…コート上では、俳優なら“敵役”が似合いそうな、“強面”と言うのか、厳つい風貌の選手達が多く、何となく面白かった…―や、昨シーズンのチームよりも「強力!!な感じがする…
積極果敢で華麗なシュートで加点する「若きエース」のカリーや、彼と並んで“スプラッシュ・ブラザーズ”(弾ける兄弟達)とも呼ばれるトンプソン…トンプソンは、或いはカリー以上に「勝負強さ」や「勝負への執念」を感じさせてくれるものが在る…
充分な実績を引っ提げてウォリアーズに加わり、“数字”が残るモノも残らないモノも含めて、試合毎に攻守に亘る様々な役目をこなし、その能力を見せつけるイグドーラ…何か「不敵なベテラン」という風情が好い…
私が勝手に「我等の主将」と呼んでいるリーは、ウォリアーズにやって来る前は、「低迷気味なチームに在って個人成績が好く、1人だけオールスターに出てみたりする」というような感じであったようだが…ウォリアーズでは「若いチームの纏め役」的な役目も担っている感で、攻守に亘ってチームを引っ張っている感だ…
「米国流の強靭さと、欧州流の技巧を備えた豪州人」と評されたこともあるボーガット…正しくそんな選手だ!!ウォリアーズ入りした時点では負傷欠場中で、昨シーズンは回復はしたものの、若干の不調で欠場も目立ってしまった…それでも出場した試合では“威力”を発揮していた。「彼が回復すれば…」と期待された中、今季は回復が進み、出場機会も増えて期待に応えている。攻撃に来る相手を執拗に追い、簡単に競り負けない…
このカリー、トンプソン、イグドーラ、リー、ボーガットの5人が登場すると…“30”、“11”、“9”、“10”、“12”という背番号が並ぶ…各国代表が競う国際試合等のルールでは、選手の背番号は「4から15」である。“11”、“9”、“10”、“12”と…何となく国際試合風で、個人的には好きだ…
背番号の件はどうでもいいのだが…ウォリアーズはこのカリー、トンプソン、イグドーラ、リー、ボーガットの5人以外の、ベンチスタートの各選手がなかなかに好い。昨シーズン辺りも、“日替わりヒーロー”的にベンチスタートの各選手が活躍する場面が見受けられたが、今季もそうした場面が見受けられる。“強豪”というイメージのチームでは、先発各選手がベンチに下がっている場面でも「拙くなった…」と感じさせることが無いものである…言い換えると、「思い付いてベンチスタート組を先発させて試合に臨んでも、多分負けない…」という雰囲気になるということだ…ウォリアーズも、そういうイメージに近くなってきたかもしれない…ハッキリ言えば、あの「ベイエリアの伝説!!」と勝手に呼んでいる時期の後、チームが「若い!!」感じになった時期には先発が下がった場面で「拙い?」と見えた場面が比較的多かったような気がしている…そうしたものが大改善されている!!
充分な実績を引っ提げてウォリアーズに加わったのはイグドーラだけではない。オニールが居る。オニールはボーガットが欠場の試合では先発も務めることが在る。このオニールは、“威力”のボーガットに対して、豊かな経験に裏打ちされた“巧さ”を感じさせてくれる。そして、永くプレーヤーとしてのポジションを護り続けている大ベテランらしく、「真摯に力を尽くして試合に臨む」というような感が素晴らしい。そういう辺りから、チームでは「大変に頼れる最上級生」という存在感を示しているのだと思う。少し前に試合の中継を録画で視る機会が在ったが、座っていたオニールの周りに各選手が集まって、オニールが何やら語っているような画だ在った。正しく「先輩の助言」という感だったのであろう…頼もしい大ベテランを擁していても、その魅力が活き悪い状態の場合も在ると思うが、現在のウォリアーズはオニールの魅力が活きていると思う。
時には先発もしている選手と言えば…バーンズを忘れる訳にはいかない。バーンズの先発に関しては…実績が大きく上回るイグドーラの加入で、その座を譲ったという一面も在るのかもしれないが…それでも力が在る選手で、大活躍している。リバウンドをよく取る選手と見受けられる。そして攻撃参加時の“爆発力”が魅力だ。距離が在る、或いは微妙な角度のシュートを狙いに行くというよりも「力強く斬り込んで豪快に決める」というプレーが印象に残る選手である。
「“日替わりヒーロー”的にベンチスタートの各選手が活躍する場面」というのは、何となく好いのだが、そういうような味が在る若い選手…グリーンが居る!“23”を背負っている選手だ。ベンチスタートの選手は、コートに入る前の「一寸嫌な流れ」を切ったり、「好い流れ」を煽ったり、相手ディフェンスに隙を生じさせる動きを見せたり、「1本決める」ようなプレーで“流れ”を引き寄せたりと、様々な役目を担うことになる。グリーンは試合毎にそうした役目を確り果たしてくれていると思う。殊に“ラッキーボーイ”という感の、流れを引き寄せてくれるような存在感が好い。
グリーンが背負う“23”…90年代には「NBAの代名詞」と言っても過言ではない程度の活躍を見せた、あのマイケル・ジョーダンが背負った番号で、現在のNBAの各チームでもよく見掛ける…「ジョーダンへの憧憬」で“23”を希望する選手も多いのだろう…国際ルールで、選手の背番号は「4から15」だが、NBA選手の多くが経験しているNCAA(米国の大学リーグ)のルールでは「4から15」の他に「00と0から3」、「21から25、31から35、41から45、51から55」が使えることになっていた筈だ…NBAでは「任意の1桁または2桁の数字」ということになっているのだが、選手達は学生時代までに慣れ親しんだ番号を選ぶ傾向に在るらしい。故に一桁、20番台、30番台、40番台、50番台でNCAAのルールで使用可能な番号は見掛ける機会が多いものの、NCAAルールに無い番号や60番台から90番台は使用例が少ないようだ…
背番号に話題が飛んでしまったが…NCAAルールで最大数字な背番号である“55”を背負う選手…クロウフォード…オールスター辺りの“デッドライン”で行われたトレードに関わってウォリアーズにやって来た。2010-11シーズンにNBAデビューを果たしているが、ここまでアトランタ、ワシントン、ボストン、ワシントン、ボストンと何度もチームを移って現在に至っている…このクロウフォード…3月11日の対ダラス戦では19得点を叩き出した!なかなかに力が在るところを見せてくれた…
こういうような具合に、先発に加えてベンチスタートの各選手についても「魅力在る選手達」が揃って、“厚み”が出ているのが現在のウォリアーズだ。今季は…“東”に負け越しているチームが目立つ状態であることから、“西”は「8位以内」のプレイオフ進出の競り合いが「より厳しい」感である…順位が近接しているチームとの“直接対決”に関しては、殊に力を注いで「落とさない!!」ようにせねばならないであろうが…残る16試合…何れも大切に闘い抜かなければなるまい…
長いレギュラーシーズン…残すところ1ヶ月間程度になってしまった…
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