ユジノサハリンスク:№63のバス(2014.01.29)

「○番のバス」とバスを運行系統の番号で呼ぶ…日本国内でもそういう感じになっている場所が見受けられるが、欧州諸国は顕著で、ロシアもその例に漏れない。ユジノサハリンスクもそういう仕組みだ…

稚内辺りでは…バスに関しては“市内線”とか“空港線”というような言い方が前面に出ている感で、サハリン辺りの方が「○番のバス?」とでも問うたなら、やや説明に窮する場面も在る…

ユジノサハリンスク空港と市内…自家用車やタクシー等で移動する以外に、路線バスが在る。空港と市内とを走るバスだが、№3と№63とが在る。私が滞在する宿に近い辺りへ向かうのは№63だ…

便も少なくなって、静かになっていたユジノサハリンスク空港に着き、薄暗い空港前に佇んで辺りを覗った…路線バスらしきモノが見えた…

↓近付くとこんなバスが…
Yuzhno-Sakhalinsk on JAN 29, 2014 (1).jpg
↑広告なのか、誰かの趣味なのか、IDEMITSU等と大書されているので「何の車輌だ?」と思ったが、これは№63の路線バスだ…左側に“63”と掲出してあった…

乗ってみれば…スキーウェアか何かのような防寒服姿だったので、一般の乗客かと思ったが、確り乗務員が乗っていた。料金等を入れる小さなバッグを携行していた…

私が下車するのは<オクチャーブリ>という停留所だ。「行きますよね?」と尋ねると、「行きます。近くなったらお報せします」と言ってくれた。料金を支払おうと尋ねれば「15ルーブル」という話しだった…過去のサハリン訪問で残していた硬貨が在るので、それを利用して支払った…

バスが動き出した…こちらの路線バス…運転士さんが何やらカーラジオを鳴らす…存外にボリュームが大きい…<ダロージナヤ・ラジオ>という局らしい…“ダロージナヤ”?“道路”の形容詞…恐らく「カーラジオのリスナー」を意識しているのであろう…それが流れていた…

車内を見回すと、何やらハングル文字が…韓国製の車輌らしい…韓国は右側通行らしく、サハリンでは韓国製のバスをよく視掛ける…

バスは前方と真中に扉が据えられている。「前方から乗車して、真中から下車」という仕組みのようだ…

始発から乗車したので確り座ることが出来た。窓が結露している…窓を擦って結露を落とすと言う動作を何度もしながら外を覗った。通ったことが在る場所でも、暗い中での眺めは少し様子が違う…

バスは存外に乗降する乗客が多い。何時の間にか立っている人ばかりになった…乗務員は車内を動き回り、乗って来た乗客から料金を集めたり、持っている乗車券を検める等している。利用者が多い停留所では乗務員が「○○!」と停留所名を大きな声で言う…

やがて、過去の訪問で何度と無く歩き回っている、チェーホフ劇場や州政府の分庁舎(嘗ては民間のオフィスビルだった…)が見えて来た…「次か、その次かな?」と思っていると、乗務員が近付いて来て「次ですよ」と伝えてくれた…

ユジノサハリンスク空港から、コムニスチーーチェスキー通のレーニン通と交差する辺りに近い停留所である<オクチャーブリ>まで、30分間程度だった…それでも15ルーブル…こちらの“値頃感”というものなのか?

乗務員に「ありがとう!」と言って下車した…バスはまた、大勢の乗客を乗せて、終点を目掛けて走り出した…

↓ロシア語のモノだが、ユジノサハリンスク市内のバス運行系統を紹介しているウェブサイトも在った…
>>Схемы автобусных маршрутов г. Южно-Сахалинска - BUSYS.RU
↑このサイトに在る、例えば“№63”をクリックすると、今般乗車した経路が判る…

今般は…離陸から着陸まで1時間のフライトに乗るまでで「只管に待ち」で何となく草臥れてしまったが、ユジノサハリンスク空港に着いてからは順調だった…

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