12月に旅をした際の写真だが、「あそこは雨で…」と直ぐに思い出すような場所での写真は相対的に少なく、「好天だった…」という場所の写真は相対的に多い…何ら特別なことではないのだが、「あそこは雨だった…」という場所の相対的に少ない写真を眺めていると、“積み残し”という感覚が拡がる…
「好き・嫌い」というモノに関しては、“理由”が在るような無いような感じなのだろうが…結局、“鹿児島”は「好き」な訪問先の一つとなっているのであろう…2011年12月に「行ってしまうぞ!」と鉄路で「稚内から枕崎まで」ということをやらかした復路、鹿児島中央駅で新聞の号外を配っていたあの時が最初で、“かごでん”に乗車してみたかった2012年12月、“でんでん”に乗車してみたかった2013年3月と繰り返して訪ねている…
2013年12月16日は、早朝の暗い長崎を発ち、諫早、島原と移動し、海を越えて熊本に辿り着いた時点で立ち止まろうとしたが…「ここから、どうしようか?」と熊本のフェリー乗場から熊本駅前へ向かう移動のバスで時刻表を眺めた時に視付けたのは、「八代へ出て肥薩おれんじ鉄道に乗車して川内に向かうと、乗換えて夕刻までに鹿児島」ということが出来るという事実だった…頭に浮かぶのは、夕刻なら岩肌が西日に照らし出され、早朝なら朝陽を背景に巨大な影が空に映える、街を見下ろす桜島が見える風景であり、気に入っている石橋記念公園の様子であり、故郷の街と港を見詰める東郷元帥の像であり、西郷隆盛像が在って公会堂の在る辺りの公園の様子であり、何となく賑わっている天文館辺りの様子であり、芝生敷きの軌道を行き交う路面電車だった…
そして鹿児島に着き、途中でネットを駆使して抑えた宿に向かうと…雨模様になった…
↓その鹿児島で、街に出ようと雨の中を歩み始めて、出くわしたのがこの1016である…
↑「雨=水」というような安直な連想だが…水彩画風にしてみると、「雨の黄昏」の情感のようなものが巧く表現出来るような気がした…
鹿児島の1000型は、「今後の主流」になりそうな“超低床”の車輌を、「何とか国産で」ということで開発・製造されたモノだ…年末年始に札幌で出会った“A1201”の“兄”ということになる…或いは全国各地で活躍している「国産“超低床”という兄弟の長兄」とも言えるかもしれない…
この写真…視ていて愉しい反面、「もっと鹿児島の路面電車で動き回りたかった…」という“積み残し”感が拡がる…
今朝の2杯目となる<モカ・エチオピア>を啜りながら…天文館通停留所から商店街に入っていった辺りの、「鹿児島の粋人の密かな愉しみ」的な、或いは「旧き善き日本の喫茶店」という好いムードの老舗カフェの事等を思い出す…2013年12月は行けなかったのだ!!
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