鹿児島:<こむらさき>のラーメン(2013.12.17)

日頃は「腹空いた…」を連呼しているような傾向も在るのだが、旅に出ると、食事を摂るという営みがいい加減になってしまう。「気が向くままに動く」というような、休暇の時にはそうした傾向が際立つ…“朝食なし”ということで安価な宿に泊まってみたり、起き出して間もなくに戸外へ出て昼頃まで動き回っているとか、早朝5時頃の始発列車で動き始めてみたりというようなことを連発してしまう…食事は「いよいよ空腹になった時」ということになる…

鹿児島では、早朝から桜島を眺めに出てみたのだったが…雨が強く、全然視られなかった…それを残念に思ったが…それはそれとして、知覧を訪ねてみることにした。バスでの往復…復路は途中から路面電車ということにした。

鹿児島中央駅に戻ると、普通の昼食時間帯は終わっているような感じだった…鹿児島中央駅の駅ビルの地階に入り、食品スーパーを視付けた。知覧で樹に実が成っているのを視て興味を覚えた“桜島小みかん”を探してみると、手頃なモノが在った。

“桜島小みかん”を抱えて宿に引揚げようとしたが…酷く空腹だった…朝、「桜島が見えなかった…」と鹿児島中央駅辺りに戻って、知覧へ向かうバスが出る前にコンビニに入り、“枕崎鰹”なる握り飯を眼に留め、それを頂いたというだけで、他は水、茶、珈琲を頂いただけだった…そして風雨の中、距離にすると存外なものになりそうな程度に歩き回った…空腹を覚えない筈がない状態だ…

鹿児島中央駅の駅ビルの地階は、食品系の店、フードコート、各種飲食店が入居している…何気なく辺りを視て、フードコートの一画を視た。最初に眼に飛び込んだのは“長崎ちゃんぽん”の文字…申し訳ないが、前日に長崎・島原・熊本・八代を経て鹿児島にやって来ていて、長崎で“ちゃんぽん”は頂いた…「もう一捻り…」と思って辺りを伺うと…

↓こういうモノを!!
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↑鹿児島の老舗ラーメン店の支店だ!!

札幌ラーメンのような縮れた麺ではなく、細いうどんのようなスッキリした麺で、豚骨を基調にしたと思われるスープがなかなかに好い…この辺、南九州の味に縁深い福岡在住の友人は「“札幌ラーメン”の“味噌ラーメン”に何処と無く通じる」との感を抱いていると言うが、私も同感である…

鹿児島は「佳い肉が多く出回っている」ような感だが、具材としてチャーシューを刻んだモノが乗っている…この刻んだチャーシュー!!皿に山盛りにして、パクパクと頂きたくなるような感で、凄く美味い。そして、この店ではキャベツを入れているのだが、これがラーメンに凄く合う。

この店は、天文館地区で昭和20年代に起こった店で、永く営業を続けて親しまれている老舗である。その天文館地区の店の方も、2013年3月に寄った記憶が在る…駅ビルが出来た時、恐らく「鹿児島らしい味を供する店を是非!!」ということで、駅ビルを運営する会社との間で相談が在って出店したのだと推測するが…ここで出くわすことが出来て善かった!!

鹿児島中央駅の駅ビルだが、この老舗のラーメン店の他にも、名物のカキ氷“白くま”を供する店等も出店している。存外に好い場所だ…

実は私は“ラーメン党”という訳でもない。寧ろ“○○丼”というようなモノを好む部類だ…が、それでも時には「美味いラーメン」は好い。この時は、風雨の中を歩き回って「多少冷えた…」感じだったことも在り、熱いスープが心地好かったことを思い出す…

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