佐世保から松浦鉄道のディーゼルカーに揺られながら進んだ。車内に貼り出された停車駅案内を時々見ながら、目指すたびら平戸口駅が近付いて来たことに気付く。海が見え隠れする車窓になり、大きな橋を支える背が高い柱が見えた。赤く巨大なモノだった…
海岸部が平坦で、陸側が丘陵状に盛り上がっているような地形はよく在ると思うのだが、たびら平戸口駅はその丘陵状に少し高くなった辺りに在る駅だった。鉄路も、その少し小高くなった辺りに敷かれている感じだ。駅前でキョロキョロと様子を窺ったが、車窓に視た巨大な橋の一部は見えない…
「駅前にバスが現れるでもなく…」と辺りを歩き始めた際、とりあえず平戸大橋の姿が視たかった…海岸部の道路に出て、列車で来た辺りを遡るかのように歩いた。然程広くも無い道路だが、とりあえず車輛の往来が途切れ悪い感じであった…
↓やがて橋の姿が見えた!!鮮やかな朱色に塗られた吊り橋である…
↑「船で渡る」以外に訪ね悪かった平戸を“陸続き”にする大きな橋だ…
この田平と平戸の間の海は「平戸瀬戸」と呼ばれるそうだが、「平戸瀬戸」を横断する橋の総延長は665mで、橋が結んでいる「平戸瀬戸」の上に相当する部分(中央径間)は465.4m在るという。橋桁の下の高さは30mに及ぶという…9階、10階のビルの屋上のような高さで、465.4mも海を横切っている訳だ…
この橋は1966年に長崎県が計画し、1969年に計画が国から建設計画が認可され、1973年に着工し、1977年に開通・供用となったそうだ。既に、開通以来35年以上になる訳だ…
平戸大橋を含む区間は、開通時(1977年)から2010年に「無料開放」となるまでは有料道路だったそうだ…
もう少し元気だったら―この平戸大橋の姿を視ていた時に田平天主堂を示す看板を視て向かい始め、往復7km程度を歩いて、或る程度エネルギーを使ってしまっていた…―橋に備えられた歩道を歩いてみるということもしたかもしれないが…結局、“平戸口桟橋”から“平戸桟橋”までのバスに乗って橋を往復した…橋に差し掛かった辺りで海が見え、大きな柱を始めとする橋の構造物が見え、見る見る間に平戸側の陸地が近付き、何時の間にか平戸の街中に至ってしまった…
↓平戸の“平戸桟橋”から少し歩いた辺りからも、平戸大橋は見える…
↑海と陸との境目に巨大な柱が立てられ、車輛や歩行者が行き交う部分が吊られるという、構造の巨大さが、こちら側から見た場合の方がより強く感じられたような気がした…
こうした巨大な橋梁というようなものは、何処で何度視ても、各々に見応えが在る…平戸大橋…再会することが在れば、今度は朱色が映える青空の下であることを希望する…
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