何とか乗込んだバスで“平戸桟橋”という辺りに着いて、とりあえず「漸く着いた…」とぼんやりしてしまったが…観光案内所が眼に留まった…訪ねてみたかった“オランダ商館”への道順が判る地図を頂いたのだったが…既にピークと見られる時間帯を過ぎたランチタイムであったことから、直ぐ近くで食事が摂れる場所に関して、案内書のお兄さんに尋ねてみた…「何を召し上がりますかね?海のモノ…刺身なんかは?」ということになり、文字どおり眼前に見えていた場所を教えて頂いた…
平戸周辺は、地形の関係で複雑な潮流の海域で、色々な海の幸に恵まれているようだ。観光案内所で教えて頂いた店は、リーズナブルな価格帯で刺身や魚料理が頂ける場所だった…
そこで少し気になるメニューを視付けた…
↓刺身の盛り合わせに合わせて頼んでみた“気になるメニュー”だが…見掛けは特段に奇異ではない…
↑このメニュー…「アゴめし」という…
「アゴめし」??“めし”は米飯のこととして、“アゴ”が判らない…実際、私の少し後にやって来た旅行中と見受けられる人達も「“アゴめし”??」と疑問の声を上げていた…
“アゴ”というのは“トビウオ”のことである。あの大きな胸鰭を広げて、海面近くを滑空するトビウオである…トビウオは、九州や日本海側の一部では“アゴ”の別名で呼ばれるのだそうだ…長崎県内等、九州の北西部辺りでは出汁の材料として“アゴ”が好まれているようだ。夏季が旬で、焼いたり揚げたり、または刺身で頂くらしい…
「アゴめし」は、この“アゴ”の出汁と身を入れた炊込みご飯だった…身の感じはサンマやイワシを想起させるような感じだった…
期せずして、非常に「当地らしい」感じのモノを頂いたのは忘れ難い…
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