小さな店だったが、忘年会と見受けられる人達のグループが奥の小上がりに何組も居た様子だった。一寸した人気店と見受けられた…“職人”というような風格が漂っていた店主氏が、若いスタッフ達に「X卓…○○に手が着いて数が減り始めたら次の△△を出す…その次は□□にする…」等と、自慢の料理を順次気持ち好く愉しめるような配慮が行き届いている感だった…なかなかに素敵だ!!
↓カウンター席に陣取って、何気なく眼に留まった…
↑日本酒の箱だ…
“九州”と聞けば焼酎を想起するが、日本酒も各地で醸造されている。佐賀は“酒”と言えば寧ろ日本酒なのかもしれない…県内各地に日本酒の酒造蔵が多く在って、それらを巡っているファンも多いらしい…
↓“冬”は熱燗である…
↑何となく「熱燗が合う!!」と思えた酒だった…
銘柄は<鍋島>というそうだ…佐賀は、鍋島家中による領国統治の中心となった政庁と領主の館を兼ねたモノということになる佐賀城の城下町だったのだ…こういう「如何にも“御当地”」な感じの酒が好い…
適当に幾つかの肴を頼んだが、何れもなかなかに好かった…出て来た端からどんどん平らげてしまった…
↓“なんこつ”は「名物」を謳う人気メニューだ…
↑黒酢が掛かっている…程好い酸味と甘味とが、カリカリに焼き上がった“なんこつ”に合っていた…きっと、色々な工夫を重ねて行き着いたメニューなのだと思った。
↓やや驚いたのはこれだった…
↑焼鳥としては定番な感じの“鶏皮”なのだが、「“鶏皮”とはこんなに美味いものか!?」と思い、思わず「もう一つ!!」と追加してしまった…
十分な厚みが在って、厚み部分が良質な脂質なのであろう…丁寧に串に巻いた表面がカリカリに香ばしく、噛んだ時に口に入る皮の裏が柔らかく、トロトロなのだ…秀逸だった…
恐らく、良質の肉がリーズナブルな価格で出回っているような地域故に、こうした「こんなに美味いものか!?」にも出逢えるのであろう…
また何時か、<鍋島>の杯を傾けながら、「こんなに美味いものか!?」と驚かされる場合さえ在る焼鳥を摘んでみたいものだ…
2012年に佐賀を歩き回って愉しかったので、実は2013年にも未だ寄っていなかった場所を訪れてみたいと考えていたが…結局、雨が強くなってきた福岡から追われるように出て、佐賀に夕方近くに着き、翌朝は早朝から吉野ヶ里歴史公園を訪ね、その足で福岡空港へ移動したために佐賀は殆ど歩き回っていない…これも“積み残し”だ…
この記事へのコメント