佐賀:親子丼(2013.12.21)

「全く初めて」ということでもない「2回目以降」の訪問先で、「見覚えの在る場所」に至ると安堵感を覚える。私の場合、街中のような場所を歩き回る際は、気付かない間に看板や信号機や公共施設や商業施設等の「無数の目印」を記憶して、それを頼りに動き回る性分らしく、「見覚えが在る」に安堵する度合いが強いようだ…

そういう安堵感に加えて、「見覚えが在る」モノに関して“好感触”が残っている場合、それと再会したことを喜んでしまう…

↓佐賀駅の傍に在る場所だ…“駅前横丁”と称しているが、正しく佐賀駅の周辺である…
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↑小さなテナントビルというようなモノだと思う。数店の飲食店が入居している。時節柄“忘年会”関係と見受けられる人達の出入りも少し目立った…

2012年に「全く初めて」で佐賀に至った際、ここに立ち寄ったことを思い出した。そして…

↓「思い出の味」を求めてしまった…
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↑親子丼である!!

鹿児島県等、九州の南側ではなかなかにポピュラーなようだが、九州方面では“鶏刺”というものをよく見掛ける。鮮度の高い鶏肉を刺身にして、薬味や調味料と合わせて頂くというものである…

この親子丼は、その“鶏刺”に利用可能であるという鶏肉に、店主氏達の表現を借りると「ミディアムレア」で火を通して仕上げるものである。半ば“鶏刺”の表層近くに火が通っているので、何処となく「鰹のたたき」を想起させる面も在るのだが、食感の素晴らしい鶏肉が柔らかい卵に包まれ、出汁の中に浮かび、それが米飯と非常に合う…

九州というのは肉用家畜の肥育が盛んな土地である。故に鮮度の高い肉類がリーズナブルな価格で出回るのであろう…

親子丼…何も佐賀の名物料理というのでも何でもないと思う。駅の傍の、普通に地元の人が出入りする、店主氏達2人で切り盛りしていると見受けられる小さな居酒屋の当たり前なメニューだが…非常に愛おしい味だ!!

「翌日に福岡から飛行機…」というシチュエーション…或いは「この親子丼」を頂く可能性を求めて、「佐賀に前泊」というのも“在り”かもしれない…

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