鳥栖駅(佐賀県):813系電車(2013.12.19)

九州各県のJR線で活躍する様々な車輛に乗車したが、九州北部の“福岡都市圏”とでも言えるような地域では、編成が長めな「大都市近郊型」というタイプの電車を多く見掛けた…

↓そうした車輛の中、何となく記憶に残るのがこの813系だ…
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↑快速列車として運用されている事例が目に留まることが多かった。実際、自身でこの車輛に乗車した際も快速列車であった例ばかりだった…

振り返ると…2010年のことだった…下関のビルに設けられた展望室から北九州を望み、「こんなに近いなら…」と下関駅で門司行の列車に乗車してみた…北海道内の長めなトンネル区間―例えば、旭川から深川に向かう途中の区間や、旭川・富良野から帯広方面へ向かう場合の新得駅の手前辺りのような場所…―を思うと「余りに呆気ない…」ような感じで九州に上陸してしまった…関門海峡の海底トンネル区間を含めて7分間程度で上陸してしまったのだ…産れて初めての九州上陸をアッサリと達成した時、既に夜になっていた…「九州に至ってしまった?とりあえず…九州で最も大きな駅であるという博多に辿り着いてみるか?」と予備知識の無いままに、「博多の方角に行く列車は??どれに乗れば善い??」と何本かの列車で移動してみた。門司や小倉と博多との間が、何となく思っていた以上に遠いと感じたことが思い出される。その時に、やや要領を得ずに乗り込んだ列車に使用されていた、「見慣れない…否、視たことがない車輛?JR九州の車輛か?! 」と考えてキョロキョロしながら乗っていたのが、確かこの813系だったと思う…後に関連書籍に当たることになる、所謂“水戸岡デザイン”との邂逅でもあった…

その後、2012年、2013年の旅を通じて随分とJR九州の列車を利用させて頂き、色々な車輛も眼に馴染んだが、813系は「JR九州と出逢った」というような、何となく思い出に残る車輛だ…

この813系は、1994年に初登場して以降、細部の仕様が変更されてはいるが、2009年に至るまで順次増備されてきた経過が在るようだ。

基本的には3輛ユニットで動くようになっていて、一部は運用する区間の事情で2輛で動くようになっていたり、ワンマン運行に対応するようにしていたらしい。が、最近は「2輛ワンマン運行」の区間は増備された817系が活躍しているので、“福岡都市圏”を中心とした長編成の列車で見掛けることが多くなっているようだ…

↓大牟田・鳥栖間―西鉄からJRの乗換えが円滑に出来るということで、敢えて大牟田に出た経過が在った…―で乗車した際、近くの席が空いていたので、内装の写真も撮ってみた…
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↑セミクロスシートというようになっていて、1時間前後、またはそれ以上の乗車でも疲れ難い…シートに使う布地には色々なモノが在るようだが、この車輌では赤地に黒系の模様のモノが選ばれている…

この813系辺りから、例の“水戸岡デザイン”が前面に出ているようで、この車輛の外観にもそれが感じられる。基本的に金属色のボディーだが、JR九州のコーポレートカラーの赤に加えて黒が組み合わさった車体正面の感じは、華やかであると同時に力強い感じがする…

これからも、きっと出くわす都度毎に「全く初めて乗ったJR九州の車輛…」ということを思い出すであろう。加えて、それに様々な機会の様々な状況の思い出がどんどん重なって行くのだと思う…また出会ってみたい813系だ…

ところで…鳥栖駅で撮影した、記憶に残るJR九州の車輌の写真が色々と在るのだが…鳥栖駅は博多・熊本間を南北に結び、肥薩おれんじ鉄道になっている区間を挟んで鹿児島に至る鹿児島本線と、長崎方面へ延びる長崎本線とが交差する場所である関係上、何度か立寄って列車を乗換えた。2013年12月は、「長崎県内と、それ以外の地域を適宜往来」というような様相でもあったのだ…そうした意味で、何となく馴染んだのだが、実は駅前に出たものの強い雨のために、その辺を歩き回ることを断念したというような場面も在った…或いは、「後の日程」を気にして、敢えて駅前に出なかったという場面も在ったが…「鳥栖駅周辺の様子に親しむ」というのも、何となく“積み残し”という気分の事項である…

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