長崎の路面電車:301(2013.12.15)

路面電車に関しては、「かなり年季が入っている…」と見受けられる車輛が未だ現役で活躍している様子を頻繁に見掛ける。そしてそれが面白い…

↓黄色味がやや濃いクリーム色と濃い緑のツートンカラー…長崎では「伝統的」な路面電車の塗装である…
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↑長崎に住んでいたとか、住んでいないにしても訪ねた経過が在れば、このツートンカラーの電車は「長崎だ!」という感じがする光景ではないだろうか?更に…全体を広告塗装というのではなく、広告が何箇所かに貼り付けられている外観も、少し懐かしいような感じがする…

写真の車輛…300型である…初登場は1953(昭和28)年とのことで、既に半世紀経っている…少し1950(昭和25)年に初登場している200型と同じ、全長11m、全幅2.26m、全高3.6mの寸法である。300型は10輛製造されたそうだ…1969(昭和44)年頃から順次ワンマン運行対応に改造が施され、1984(昭和59)年には冷房設置、方向幕の改良等が行われている。

この301…300型の最初の1輛だ…兄弟分の200型の中には、“引退”車輛も出始めているようだが、300型はマダマダ頑張っている…

↓信号で街中に停止している301である…
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↑何か、非常に街並みに溶け込んでいる感じだ…既に「街の景色の一部」のようだ…

この信号停止している301を視た時…何となく気になったのは、スクーターが街に多いということである。ここでも3台がトラックや301と共に信号待ちをしている…

スクーターのナンバープレートだが…通常は“○○市”というような登録場所を示す文字が上段で、下段には“△”と平仮名1文字を先頭に「XX-XX」と4桁の番号が与えられている。長崎では…この4桁の番号の箇所が「xxx-XX」という具合に“5桁”になっていた。きっと、スクーターがポピュラーで、登録台数が多い地域に特有なものなのであろう。以前に鹿児島でも同様の例を視た記憶が在る…坂道も多く、道が狭い個所も在る長崎では、スクーターはなかなかに快適な乗物かもしれない…風を切る冬季は多少寒いかもしれないが…と言うよりも、冬季の積雪が当然で、冬にスクーターが走る様を見慣れないので、上記写真の状況が、何か「エキゾチック…」に思えた…

長崎の路面電車だが、この301のように「半世紀…」の車輛も含め、全ての車輛でIC乗車券も利用可能だ。長崎の路面電車のIC乗車券…敢えて求めはしなかったが…

この301のような「伝統的」な感じの車輛…これからも永く「街の景色の一部」のように、活躍し続けて欲しいと思う…

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