諫早から乗車した列車も、途中で擦れ違った列車も、殆どが黄色の塗装が施されたディーゼルカーが使用されていた…「黄色いディーゼルカーの島原鉄道」ということになっているのだろうと思った…
島原で一旦下車し、慌しく武家屋敷を眺め、フェリー乗船を意図してまた島原鉄道の列車、「黄色いディーゼルカー」で南下を始めた…
終点の島原外港駅の手前、南島原駅で掲示物を眼に留めた…
↓こういうものである…
↑或いは典型的な感じさえする「幼稚園の図画」という画なのだが…何か見入ってしまった…
「黄色いディーゼルカー」に笑顔のお友達が沢山乗っているという図である…車輌には、やや不器用ながら、島原鉄道のマスコットと見受けられるキャラクターも描かれている…
この画を描いた子ども達の身近な所を毎日行き交っている「黄色いディーゼルカー」…みんなの笑顔を鉄路の向こうに運んでくれるモノ…そんなイメージが好ましい…
よく掲示を見れば、地域の職場等を見学する幼稚園の催事で、南島原駅が園児達を迎えた経過が在ったらしく、そのお礼という意図で制作された画のようだ。その画を乗客の眼に触れる場所に掲示した訳である。何か、地域の子ども達や、その家族を安全に運ぶ旅客鉄道の原点を想い起こし、乗客に笑顔になってもらおうとでもいうような、関係者の皆さんの強い意志のようなものも感じる…
通勤や通学の乗客で込み合っているような、2輌連結で運行している時間帯に乗車すると、無人駅主体と見受けられる路線なので、乗務している車掌が小走りにホームと車輌の間を動き回りながら、乗降客に対応し、安全確認をして扉を開閉しながら列車を動かしている。が、そういう忙しい時間帯を過ぎると、決して多くはない乗客が1輌だけでワンマン運行の「黄色いディーゼルカー」の乗り、沿線に海も山も見える風光明媚な路線をのんびりと行き交っている…
南島原駅で何となく児童の画が掲示されているのを眼に留めたが…何か「地域密着の地方交通」というものの“原点”を考えさせられた気がした…
帰って来てから然程時間は経っていないが…早くも「黄色いディーゼルカー」との再会を思い描きたくなる…
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