ユジノサハリンスク:消防士のモザイク画(2013.09.09)

ユジノサハリンスクの街を歩くと、「少し昔風な飾り」が施された建物が散見する。そういうものを何となく眺めることが、存外に興味深い…

↓こういうような具合だ…
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↑存外に手が込んでいるモザイク画だ…

これは「火災現場から乳幼児を救い出す消防隊員」という画だ…ここは消防署の建物で、事務所が入っていると見受けられる他、この画の横辺りに車庫も在って、時々職員が車輌や装備を点検したり洗ったりしている様子も視掛ける…

恐らくは消防隊員の士気を上げる意味で、また危険な任務に邁進する消防隊員への地域住民の敬意と感謝を込める意味で、何時の頃かにこうしたモザイク画を飾ったのであろう…何気なく目立つ画なので見入ってしまうのだが、人命救助や危険な火災を収拾するという役目を担う人達の使命感や矜持というものに“国境”や“社会状況”など無関係なのだ、と感慨のようなものも起こる…

ロシアでは、消防関係の仕事は連邦政府系の機関が担っているようだ。

↓サハリンの各都市で活動する消防隊等を纏める部局のウェブサイトだ…
>>ГУ МЧС России по Сахалинской области
↑URLに在る“65”は自動車のナンバープレートにも見受けられる、サハリン州のエリアコードだ…

この消防関係の仕事をする機関はМЧС(エムチェーエス)と呼び習わされている。公式には「Министерство Российской Федерации по делам гражданской обороны, чрезвычайным ситуациям и ликвидации последствий стихийных бедствий 」(ミニスチェルストヴァ ラッシースカイ フェデラーツィー パ ヂェラム グラジュダンスカイ アバローヌィ、チレズヴィチャイヌィム シツアーツィー イ リクヴィダーツィー ポスリェトスチヴィー スチヒーヌィフ ビェトストヴィー)と言う。「ロシア連邦民間防衛非常事態及び自然災害対応担当省」という程の意味―官公署の呼称等に関しては、この種の煩雑なモノが多い…―で、「非常事態省」が定訳のようになっている。ロシア全土に「○○地方局」が在って、その指揮下で現場の部署が活動しているようで、サハリンには「サハリン州局」が設けられているようだ…

この辺りはユジノサハリンスクに滞在する際に通り掛る頻度が高いのだが、何時も見入ってしまう画だ…

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