『特捜部Q―キジ殺し』

↓近所の書店で、表紙の“Q”の文字を視て、「コペンハーゲンのカール・マーク警部補が還って来た!?」と思わず手に取った…

ユッシ・エーズラ・オールソン/特捜部q -キジ殺し-
↑“特捜部Q”のシリーズであることを確かめると、そのままレジへ直行…入手直後から頁を繰り始め、愉しく読了した…

前作では行方不明になっていた女性政治家が、行方不明直後から7年近くも監禁されていたことを探り出して救出に成功した訳だが、それから数ヶ月後の話しである…

半ば追い出されるように、“未解決事件担当”ということになったカール・マーク警部補は、シリアからの移民であるアサドをアシスタントに活動していたが、別荘で少年と少女が惨殺されていた一件の資料に出くわす。

一件は容疑者が自首して、有罪判決が下り、そのまま容疑者は服役していて“未解決事件”という扱いではない。腑に落ちないので関心を持ち始め、色々と調査を始めると、何か「明らかになっていない事」が色々と在りそうである…

そんな頃、“未解決事件担当”に“増員”が在った。若い女性の警察職員、ローセ・クヌスンが配属された。カール・マーク警部補はアサドやローセと共に、別荘の少年と少女の一件を調査し始めるが、何やら上層部から“横槍”が入り始めた…

そうした状況に益々「きな臭いモノ」を感じるカール・マーク警部補は、別荘の一件が多くの“未解決事件”と関連が深い案件であることに思い至るようになっていく…

カール・マーク警部補が対峙することになるのは「酷い連中だな…」という感じの人物達だ…少し陰惨な感じもするのだが、決して暗い訳でもない…隠蔽されてしまっている真実を必死に追うカール・マーク警部補の姿が好い!!

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