そんなことを事前に一寸調べてみたのは…鹿児島駅前に早朝に向かい、少し歩いて「東の空に聳える桜島」が視たかったからだ…
ホテルでは、近所の提携している食堂で朝食を頂く仕組みになっていたのだが、朝食は「朝5時から可能」ということだった…そこで…5時台に早々と朝食を頂き、停留所の様子を伺った…高見馬場の1系統の停留所に先客が居た…「くるぞ!!」と思っていると、マダマダ静かな街に走行音が聞こえて、オレンジと緑の塗装を施した路面電車が現れた…
乗客は非常に少ない…車内には停留所案内、広告放送、走行音しか聞こえない…未だ暗かったが、「12月の6時台」の夜のようだった状況を思うと、相対的に明るい…
電車が静かな早朝の市街を通り、フォーク状に軌道が敷かれた鹿児島駅前停留所の手前に差し掛かった…話し声が不意に聞こえた…
「こちら“キューゴーマルサン”…」、「“キューゴーマルサン”どうぞ…」というやり取りであった…“キューゴーマルサン”とは?“9503”という、乗っていた電車の番号だ…電車の運転士と交通局の管理部門との間での業務連絡が行われていた。始発電車が鹿児島駅前に至る位置の信号に至り、運転士がその作動状況を目視確認し、異状が無い胸を伝えていた…という状況だったようだ…安全な運行のために、こういう細かい努力が毎日重ねられている訳だ…
やがて電車は鹿児島駅前の、3本の軌道の上に屋根が設えられた辺りに滑り込んだ…
↓到着した頃にはこんな具合であった…
↑夜明け前の薄暗さ…夕刻とは空の趣がやや異なる…特段に上着を引っ掛けるでもなく、半袖Tシャツの上に長袖のワークシャツというような格好でやって来たが、私自身には心地好い位の空気だった…
電車は程無く折り返すのだが、その折り返しの電車を待っている人達の姿が幾分見受けられた…これから、朝の通勤・通学の利用が多い時間帯を迎えることになる…
こうやって“始発”から路面電車に乗るなど、鹿児島滞在中にはあの“1日乗車券”をフル活用した…
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