往路は空港に着いて戸外に出て、晴天だったので青空を見上げて一息入れ、発車しようとしていた鹿児島中央駅に向かうバスに乗車し、補助椅子全てまで乗客が座る「文字どおりの“満席”」に驚いていたという状況で、空港の中は殆ど視ていない…復路は多少ゆっくりと、土産売場等を冷やかしてみたり、軽食でも頂くというのが悪くないと思った…
日本全国の何処へ行っても、色々と趣向を凝らした土産品が売られている。鹿児島空港も、個性豊かな地域が集まる九州に在って、殊更に個性的なイメージの地域のような気がするが、県内各地域の品物を中心に色々なモノが在って、眺めているだけでも愉しかった…
そうした中、硝子張りのブースで、職人さんが小さな四角の塊を弄っている様子が眼に留まった…菓子の製造実演販売をしているのだと判った…
↓ブースの横で、こんなものが売られていた…ブースで職人さんが製造しているのは“薩摩きんつば”という菓子なのだそうだ…
愛想の好い店員さんが他の客に細かく刻んだ“試食用”を勧め、客はそれを摘んで大きく頷いて、この“薩摩きんつば”を求めていた…
“きんつば”とは「刀の鍔に形状が似ている」ということから起こった呼称らしいが、固めた甘いものに小麦粉の薄皮を貼り付け、それを加熱して型を仕上げるものだ…“甘いもの”?通常は餡なのだが、“薩摩きんつば”は中身が“芋羊羹”である。
中身の芋羊羹は“生モノ”で、“日持ち”は3日間だという…3月23日に作っているモノなので、3月25日までということになる…私は…途中で札幌か旭川で夜を明かして、3月24日に帰宅出来る予定で動いていた…となると、沢山買い込んで方々に配るということも出来ない…が、「薄皮で包んだ芋羊羹」というモノには好奇心を刺激される…
私がそう思いながら様子を伺っていると、愛想の好い店員さんは「どうぞお試しください」と“試食用”を勧めてくれる…私は試した…そして、視掛けたほかの客と同様、大きく頷いて購入してしまった…
“サツマイモ”と一口に言っても、色々な種類が在り、各々に雰囲気の違う味が在る。“薩摩きんつば”の中身は、幾つかの種類のサツマイモを使っていて、とりあえず“3色”在る…材料として砂糖のような甘味料は入っているようだが、そういう感じが薄い…非常に自然な、「サツマイモが元々持っている甘さ」というような感じに仕上がっているのだ…
方々に配るには日持ちがしないので、申し訳ないが配るのは半ば諦め、「自分で愉しむ」ことを“主用途”として求めてしまった…
↓これは新登場らしい…種子島の“安納芋”を使ったものだという…
↑“安納芋”と聞けば、2011年12月にその焼き芋が売られていたのを視付けて、それを頂いて感心してしまったのだったが…なるほど、それを材料にした“薩摩きんつば”も美味かった!!
>>薩摩きんつば - (有)馬場製菓
“日持ち”は3日間だというから、余り沢山買い込んで持ち帰ることもし難いかもしれないが…この“薩摩きんつば”はかなり美味い!!次に鹿児島を訪れることが在れば…“土産”ということではなく、いきなり「滞在中のおやつ」に買い込んでしまうかもしれない…“印象”が鮮烈な間に、この美味かった菓子を御紹介したかった…
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