3月22日の夕べは屋台村で過ごした。然程高くない料金で、何軒も梯子しながら、色々な人と言葉を交わしながら、何やら楽しい時間が過ぎる場所で、スッカリと気に入ってしまった…鹿児島県内には佳い食材も多いのだが、料理の工夫も受け継がれていたり、また飲食業の皆さんも色々と工夫していて、なかなかに好い肴が出る…それらを堪能することとなった…(何れゆっくりと振り返ることになりそうだ…)
3月23日は、空港へ発つまで市内で少々ゆっくりすることにした…鹿児島は結果的に、前日同様の「晴れのち雨」という様相であったのだが、素晴らしい青空の下で動き回った…
朝から嵩張るモノを箱詰めして、自身より一足早く旅立たせた…モノは自身より少々遅れて着く型となるのだが…身軽になったが…北海道に帰国してから着る上着は終始抱える羽目である…
西郷隆盛の銅像を眺めに行った…手前の公園の様子などを視ると、何か「春!!」という雰囲気である…軍服に身を包んだ西郷隆盛は、郷土の春の青空を眩しそうに見詰ている感であった…
その銅像の辺りから鶴丸城の跡地が…堀と石垣が残り、用地は色々に利用されているが、石垣に沿って美しい歩道が整備されている。歩道上に花壇が設えられ、石垣の上には桜が…桜は咲き誇っている感で、「ハッキリ言えば、稚内のエゾヤマザクラがこんなに多く咲き揃っているのはなかなか視られない…」と感心頻りであった…
やがて城の本丸であった場所に設けられた県立資料センター<黎明館>に至った…ここがまた素晴らしい!!
鶴丸城は江戸幕府の時代に入った後に設えられたモノで、「堅固な要塞」というのではなく、文字どおりに「領主の館」で「政庁」を兼ねている代物だったようだ…その場所に、“館”をイメージした資料センターが建っているのだが、周囲は一寸した公園風に整備されている。桜が素晴らしかった!!
↓こういう具合に咲き誇っていた…
大河ドラマで話題になった天璋院(てんしょういん)の像も敷地内に在るのだが、この“御台様”も咲き誇る桜に御満悦であるかのように見えた…
資料センターも確り見学した。鹿児島で銅像になっている西郷隆盛が着用している軍服が展示されていた!!鍔が小さい“薩摩拵え”の日本刀や薩摩焼や奄美諸島の民俗関係のモノなど、なかなかに好かった。鹿児島県の通史を紹介するコーナーに在った、大正期から昭和初期の天文館をイメージしたジオラマも好かった…細かいが…路面電車も走っていた!!
そこから、西南戦争の弾痕が残るという石垣を眺め、鹿児島駅前で路面電車の画を撮っていた…そんなことをしながら、“かごでん”がやって来ることを思い出した…
“かごでん”…鹿児島の路面電車が運行100年ということで、昔の電車を模して造ったモノで、現在は土日と祝日に「観光レトロ電車」ということで運行されている。「平日の貸切」にも使うようになったのだそうだが…
↓なかなかに素敵だ!!
“かごでん”が鹿児島駅前にやって来て、暫く停車するので、乗客が下車して車輌を眺めて記念写真を撮るなどしている…何か見覚えの在る人が居ることに気付いた…3月21日、鹿児島に着いた日に屋台村で知り合った札幌の方が居た…稚内に在勤していた時期も在るという方だが…3月22日にも屋台村で出くわし…また3月23日にも鹿児島駅前の電停で出くわした…互いに愕いた…先方は夕方に一つ用事が在って、3月24日に飛行機を乗り継いで札幌に引き揚げるのだそうだ…
やがて“かごでん”を見送り、天文館辺りで老舗のラーメン店に老舗のカフェと梯子をしていると雲が多くなってきた…そして鹿児島中央駅辺りへ…
鹿児島中央駅では、何やら福岡・釜山の航空路を利用した旅行のキャンペーンということで、賑々しくミュージシャンが登場していた…「韓国のアーティスト」ということだったが、何か<bond>に似たような演奏を聴かせてくれた…女性3人組で、チェロ、ヴァイオリン、キーボードで知られている楽曲を巧みにアレンジしていた…作品のディスクが簡単に入手出来るのか否かは判らないが…
そんなことをしている間に雨が交じるようになり、バスターミナルへ…空港との間のバスは酷く混むイメージだが…混むのは“直行”という運行時間が40分程度の方で、“経由”と呼んでいる停留所が多い方は60分程度の運行時間で、こちらは空いていた…この空いている方でのんびりと空港へ向かった…
以降は鹿児島・東京・札幌と飛行機の乗継だ…東京の羽田空港では、「ターミナルの端から端」という感じで「建物の中」を1km弱も歩いて驚いた…
往路は札幌・東京、東京・鹿児島の双方で「B777-200」に乗った…復路も鹿児島から「B777-200」だったが、東京からは「B777-300」だった…
“200”と“300”…「違いは?」と思っていると、機内誌に説明が…
B777-200=全幅60.9m 全長63.7m 全高18.5m 405席
B777-300=全幅60.9m 全長73.9m 全高18.5m 514席
両者の違いは胴体の長さで、それ故に座席数も違うのである…大型機…見る分にも美しく、乗り心地も悪くないが…何か「3列+3列+3列」なので、「体育館のような場所に椅子を並べて座っている」ような不思議な感じがする…小ぶりな飛行機の方が、「乗物を利用している」という感じがして、個人的には好みだが…結局、大きな輸送力が求められる路線を利用して、それ故に安価な切符も在ったのであろう…
新千歳空港駅で稚内へ引き揚げる段取りをした…“最終”で旭川に出ることも出来たが…慌しい感じになるので止めた…朝から<スーパー宗谷>で引き揚げる…
そんな訳で「休憩所の夜」となった…今回は…かなり深く眠った…眠る前後に多少振り返っていたのがこの記事である…
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