↓下記はそうしたものの一つだ…小倉駅の“新幹線口”(永く寧ろ“北口”と呼ばれていたようだ…)に在る…
私の世代なら、かなり広く親しまれているキャラクターだと思う。かの『銀河鉄道999』の鉄郎とメーテルである。
アニメで彼らが未だ様子を視ていない新しい星の駅に着いた時「○○駅に着いたね…」というような鉄郎の台詞が在るのだが…初めてこれを視た時、「メーテル!!小倉駅に着いたね!!」と未だ視ぬ街への期待を込めた鉄郎の台詞が聞こえたような気がした…
更に…小倉駅を離れる場面でこれを視た時には…「君も出発するんだね…」と鉄郎に声を掛けられたような気がした…
『銀河鉄道999』の世界では、大宇宙の様々な天体を結ぶ航路が“銀河鉄道”と称されていて、宇宙船は列車を模した型で実際に“列車”と呼ばれている。中でも“999”は、昔の日本の急行・特急のような外観である。“列車”の先頭は蒸気機関車の“C62”そのものの形状である…駅から煙を吐いて発進する“999”はどんどん速度を上げ、汽笛を鳴らしながら走り、やがて空に向かって延びる急勾配を駆け上がり、暗い夜空の彼方の宇宙へ飛んで行く…
この『銀河鉄道999』…鉄郎は“永遠の命”というものを手に入れる旅に出ようと999乗車を目論み、メーテルに導かれて乗車する…旅の途上で鉄郎が色々な経験をして、“人生”について、“幸せ”について考えるというようなストーリーだ…
そういう大宇宙の鉄路を旅している「鉄郎とメーテル」が小倉駅で旅人を迎え、また見送っている…「駅前のオブジェ」として、これ程「気が利いている!!」モノも他に例が無いのではないかと思う…
この「鉄郎とメーテル」が小倉駅に在るのは…『銀河鉄道999』の作者である松本零士が、小倉駅の在る北九州市出身であるからだ…
↓「鉄郎とメーテル」のオブジェ…メーテルの方は、顔がアニメや漫画そのものではあるものの、「細身の女性で、こういうような背格好の人…居そうだな…」というバランスでベンチに静かに座っている…鉄郎は?漫画そのものを立体化していて、何となく不思議な感じがする…
「見慣れぬ路の果ての見知らぬ街」へ至るような旅が好きだ…“鉄郎”程に波乱万丈な旅をするでもないのだが…一人で勝手に旅に出るのは善いが…“メーテル”は…居ない…
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