鹿児島の路面電車(2012.12.16)

鹿児島の路面電車は、路上に敷かれた線路の大半、交差点以外の箇所が「芝生敷き」になっていて、「緑の絨毯の上を電車が行き交う」ような感になっている。これが独特な景観を産み出していると思うのだが、昨年初めて出逢って以来、非常にこれが気に入っている。

電車は1回乗車すると160円だが、“1日乗車券”なら朝から晩まで何回乗っても600円である。市内を動き回る場合、この“1日乗車券”はかなり有難い…今回は12月15日夕方に鹿児島入りしたが、“1日乗車券”を売っている鹿児島中央駅の観光案内所が閉まる前に訪ねて、12月16日用に求めておいた。御陰で、12月16日は朝の未だ暗い間から電車の乗って出掛けて暁の桜島を眺め、“観光電車”に乗り、日が落ちた頃に“みなと大通”のイルミネーションを眺めに行くなど、文字どおり「朝から晩まで」電車を活用した。

↓朝の暗い間から、電車は街を走り回っている…
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↓鹿児島駅前に3本の“ホーム”が設えられている。ここに到着すると、暫く停車していて、また各々の行先に向かって行く…
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↑左側が新しめな1000型…右2両は数が多く、様々な塗装が見受けられる9500型…

↓上記の左側、新しめな1000型の車内…
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↑殆どの電車がロングシートである…

↓日が少し高くなると、陽射しに電車のカラフルな色が映える…
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↑緑とオレンジの車体に“ワンマン運行”を示す白線…これが鹿児島の路面電車の“標準的塗装”だという…

↓繁華街・天文館辺りでは、多くの車の真ん中に電車が悠然と走っている…
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↓日がかなり傾いて、また灯りが眩しくなる中でも電車は仕事を続けている…
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電車内では、停留所の案内アナウンスの録音が流れるのだが、これが「やや独特?」と思った。

例えば…「次は“天文館”…“天文館通”です」、「次は“いづろ”…“いづろ通”です」、「次は“市役所”…“市役所前”です」という具合である…「停留所のフルネームを繰り返す」のではなく、「停留所の通称の後にフルネーム」という体裁になっている箇所が存外多いことに気付かされる…

訪ねた先で、電車等の車内アナウンスを聴くのは意外に面白い。そしてそういうのを楽しみにしている面も在るのだが…

例えば京都や大阪等では、「札幌等で耳に馴染んでいる調子」とは「明らかに抑揚が違う」のが判る場合が在る。例えば札幌にも京都にも「地下鉄東西線」というものが在るが、両市内のバスで地下鉄駅の前、またはその傍の停留所に着く前に乗り換えの旨が伝えられるが、両者の「地下鉄東西線」の抑揚は明らかに違う。また、京都や大阪では「○○前」と言う場合の“前”の抑揚が違う。

そういう「違い」に気付くと愉しいのだが、鹿児島の電車では、そうした意味での違いには気付かなかった。上述の、一部停留所の停留所名の伝え方が独特なことに気付いただけだった。

鹿児島の路面電車に乗ると、何時もそれなりに乗客が居て賑わっている感じがする。聞けば、この電車を運行する鹿児島市交通局の電車部門は黒字なのだそうだ。

↓12月16日の鹿児島の画…
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