運行日誌(2012.12.23-24)

米国製テレビドラマで視るロサンゼルスやマイアミにでも在りそうな樹木が植えられている様を視て来たためか、見慣れている筈の地元、稚内の様子が何やら「エキゾチック」な感じがする…

小倉のホテルから駅へ向かい、“新幹線口”の「鉄郎とメーテル」を眺めた。「君は、出発するんだね…」と鉄郎の声が聞こえたような気がした…聞けば北九州市には、かの松本零士氏が館長ということになっている“漫画ミュージアム”というものが在るのだそうだ…その宣伝の意味で「鉄郎とメーテル」は小倉駅前に居るのだが、「大宇宙の鉄路を旅する二人」というのは、駅前のオブジェとしては秀逸である!!ベンチに座っているメーテルは、「こういう背格好の女性…居そうだな…」というバランスの像なのだが…鉄郎の方は、やや不思議なバランスであるが…

そして駅で、今回の旅行中3回利用した型になった“九州ネットきっぷ”を受け取り、博多へ向かう列車に…特急<ソニック>の蒼い車輌が登場することに期待したが…佐賀・博多間の<かもめ>で乗車したことの在る白い車輌が登場した…小倉・博多間は大変にポピュラーな路線で、列車はなかなかに混雑していた。

博多に到着して、昼食を共にすることとなっていた友人と連絡を取り、博多駅の筑紫口で落ち合った…先方は車で来ていたので、載せて頂き、昼食後にお茶を飲んで空港に運んで頂いた訳である…

昼食は博多駅から空港に向かう途中辺りに店を構えているラーメン店…「どトンコツ」を謳う、トラディショナルな博多のラーメン…店にはホークスの選手達や関係者の記念品や、芸能人のサイン色紙が一杯だった…博多では一般的らしい“替玉”というものも初めて経験した…スープは、何処と無く「味噌ラーメン」を想起させないでもない…友人が「札幌の流儀の味噌ラーメン」について「存外に好き」らしいのだが、それも頷ける感だ…博多のラーメンは、何か「極細パスタ」のような、微妙に硬めな湯で加減の真っ直ぐな麺だった。思ったより佳い!!評判が好いという「全部のせ」というものを頂いたが、チャーシューや味付き玉子がなかなかに好かった…

空港へ向かう途中、“板付遺跡”という場所に寄ってみた。水田を営んでいた弥生時代の集落跡で、1978年に発見されたものだという。資料館が在ったのだが、何か公民館的に活用されているようで、丁度冬休み始めの催事の真っ最中で、何やら取り込んでいたので中は余り視なかった…こうした考古学系のモノには明るくないのだが、九州にはこの種のモノが多いと聞く…

そして空港で友人と別れた…福岡の空港…博多駅から近かったので驚いた…国際ターミナルに、国内の#1から#3が在る…

或る日の思い付きで入手してあった福岡・札幌の航空券…空港の端末にクレジットカードを入れると券が出て来る仕組みだ…第1ターミナルで試すと、弾かれてしまった…「?」と思っていると、近くの係員が声を掛けてくれた…「どちらへ御出発ですか?札幌ですね?第2ターミナルです」とのこと…第2ターミナルでは何らの問題も無かった…

空港内では、「九州全土の主だった土産」が一通り入手可能な雰囲気のモールが在った…何となく冷やかしていると、「お知らせとお詫び」という放送が聞こえてきた…私が搭乗予定の便…遅れるとのこと…

飛行機はなかなかの混み具合で、遅れた上に外へ出るのに手間取り、「旭川に7時半頃?」という計画は諦めた…

結局8時半を過ぎた頃に旭川駅前のホテルである…「夜の思惑」は破棄して、直ぐに休んでしまった…旭川は氷点下6℃程度だった…

朝…旭川は更に冷え込み、氷点下11℃…そんな中、コンビニで朝食とウィスキーを買い込み、馴染んでいる早朝の列車に乗り込んだ…列車は好天の中を順調に進んだ…

稚内に着けば、雪が非常に多くなっていた…稚内駅からの帰宅を前に…近くの馴染みの店で昼食を摂った…

こうして今回の旅は終わった…

今回の移動を大雑把に纏めると下記のようになる…

稚内(普通列車+特急列車)→新千歳空港(飛行機)→関西空港(普通列車)→大阪・天王寺(地下鉄)→新大阪(新幹線)→熊本(新幹線)→鹿児島中央(普通列車)→宮崎(普通列車)→飫肥(普通列車)→南宮崎(特急列車)→大分(都市間バス)→長崎(普通列車)→佐賀(特急列車)→博多(普通列車)→小倉(普通列車)→下関(ボート)→門司港(普通列車)→小倉(特急列車)→博多(友人の車)→福岡空港(飛行機)→新千歳空港(普通列車+特急列車)→旭川(普通列車)→稚内

「九州7県の県庁所在地+若干+下関」ということで8県に足跡を記したことになる…

想い起こすと、昨年は「福岡に寄りながら枕崎」という展開の旅をして、「福岡と鹿児島の間は何も視ていないじゃないか!?」というような想いが沸き起こった。「稚内・枕崎」について陸路で進んだため、途中で新幹線を使っていても枕崎到達に5日間を要し、結果的に“余裕”が無かった…旅の途上ではそんなことは考えていなかった訳だが…そうした様々な想いが時間を掛けて煮詰まり、今回の行動に及んでしまったのであった…

今回のことに関しても、早速に「あそこはあのようにしておけば?」が幾つか思い浮かばないでもないが…それこそ“後知恵”である…しかし、もし“次”の機会に恵まれるのであれば、そうした“後知恵”も役には立つかもしれない…

実際に福岡で友人に尋ねられたが、「何処が一番好かったか?」というのは大変な難問である…それぞれに好い!!強いて言えば、雨で短めな滞在になってしまった熊本に関しては、城の“御殿”が鮮烈だった他は「やや印象が薄い」と言わざるを得ない…他方、熊本のキャラクターである“くまもん”のグッズが、九州全土の何処へ行っても売っていたのには愕いたが…

九州各県の様々な街に寄ったが、適当に都会で、適当に地方的で、「何となく好いバランス」のように感じられ、何処も各々に居心地は好かった…何れの土地でも、郷土の歴史、産業、伝統への畏敬と矜持、それらから育まれる愛着が感じられることも多く、なかなかに好感を抱いた。

あちらにもこちらにも行きたい性分と“乗り物好き”が混交し、更に史跡やら博物館の類を精力的に歩き回り、終いに草臥れるので、旅に出ても「土地の美味いモノ」には余り拘泥しないようになっている私だが…今回は色々と美味いモノも愉しめたのは大変に幸いである。特筆すべきは…鹿児島の屋台村で頂いた肉料理、長崎の“ちゃんぽん”と“皿うどん”、大分の友人に教えてもらった“とり天”、福岡の友人に紹介してもらった「トラディショナルな博多ラーメン」、更に飫肥の“厚焼玉子”であろう…殆ど全部だったが…

記憶が鮮明な間に、とりあえず「運行日誌」を認めた…何れ膨大な量になっている写真を整理しながら、思い出した事柄も綴っていくようになることであろう…

この記事へのコメント

  • みいまん

    無事帰着、お疲れ様です。私の方はこれから香港経由で夜の移動になります。

     ところで、ニュースを見ていたいら、行かれたかごっまふるさと屋台村にいのししが突っ込んだとか。おどろきました。
    2012年12月24日 20:12
  • DJ Charlie

    みいまんさん、こんばんは!!
    鹿児島の屋台村にイノシシ?それは知らなかった…
    今回の九州7県巡り…なかなかに収穫が在りました!!
    2012年12月24日 21:11

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