ネベリスクでのコンサート…

ネベリスクを訪ねた際、コンサート鑑賞をする機会が在った…地元の芸術学校の在校生、教職員によるものである。

芸術学校というのは、ロシアの都市で見受けられる、児童・生徒が音楽や舞踊などの活動を行う場である。聞く限りでは、通常の学校での授業等の後に希望者が参加するものであるようだ。その芸術学校では、実技指導を行う教職員も居る。

芸術学校で学んだ児童・生徒の中で、能力やセンスが認められた人達の中から、更にレベルが高い専門の教育機関に進学をする人達も見受けられる。一部はプロの演奏家や声楽家や舞踏家になる。ポピュラー音楽の分野で活躍している人達の中にも、この芸術学校で学んだことが在る人達が存外に多いようだ。また故郷や、紹介された地方の学校で教職員になる人達も居る。

ネベリスクは、ネベリスク市と周辺の町を合わせた“地区”で2万7千人弱(2010年データ)の地区であるというが、ネベリスクとゴルノザボツクでこの芸術学校が設けられている。合計2箇所である…何名程度が芸術学校に学び、教職員をどの位擁しているのか、詳しくは聴いていないのだが、それでも「人口3万未満の街での青少年文化活動」としては、少し驚くような「大きめな規模」の活動のように思う…

今般、ネベリスクの文化センターでこの芸術学校の在校生や教職員によるコンサートが催されたのは、「稚内市・ネベリスク市友好都市40年記念行事」の一環で、概ね45分程度の中身であった。様々な内容のものが披露された…

↓色々な舞踊が披露されたが…この男女一組で行ったものが「画になる!!」と思った…
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↑女性は…会場内に居て、偶々近くで擦違ったが、長身だった…身長が180cm近くは在りそうな感じで…イマドキの若者風に言えば「スタイルやばい…」という按配か…

↓殊に渋かったのが、音楽の先生が演奏するバラライカ…
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↑聞き覚えが在るロシア風のメロディーから、欧米のポップスまで、かなり広い演奏レパートリーを持っているようだった…時にゆったり、時に“速弾き”でなかなかに魅せて、聴かせてくれる…

↓アコーディオン奏者とバラライカ奏者がコンビで演奏!!これが素敵だった!!
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↓このコンサート等の様子が見られるセット…
wakkanai097 - View my 'Nevelsk on Sakhalin, RU (SEP 05, 2012)' set on Flickriver

因みに…これまでに4回の稚内公演を行っているサハリンのバンド<ヴレーミャ・ジャザ>のリーダー、キーボード担当のウラジーミル・キンジーノフさんは、若かった頃にネベリスクの芸術学校で教員をしていたという…ということで、彼はネベリスク時代以来の稚内との縁を非常に大事にして下さっている…

この種のコンサート…何度か拝見しているが…「サハリンの南端部を占めるネベリスク地区」というような、ロシア全土で考えれば“地方の中の地方”という街で、一定水準の文化活動が行われていることに、何時も驚かされる…ロシアは“文化大国”だ…

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