「集めれば10個は在る筈なのです…」

ユジノサハリンスクの宿泊は、24時間営業のスーパーマーケットの傍に在るホテルを希望し、そこを利用することが多い。ホテルのスタッフの中には、こちらを覚えてくれていて「またお会い出来ました!!」と愛想好く、嬉しそうに挨拶して下さる方まで在る…

そのホテルに着いて、とりあえず件のスーパーマーケットに出掛け、煙草でも仕入れる…

↓こういう具合に寄越された…
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↑視掛けは武骨だが、バラバラにならないように袋に入れてくれた…

<ピョートル・ピェールヴィー>という銘柄のロシアの煙草が在る。かのピョートル大帝の名を冠した煙草は、<ラーク>や<ラッキーストライク>に少し似た感じで気に入っている…

スーパーマーケットではレジに煙草が在って、求める時はレジ係に申し出る。

「<ピョートル・ピェールヴィー>は在るか?」とレジ係に尋ねた。買い物客で多少賑わう時間帯で、レジを打つ係と、客が求めた品物をレジ袋に詰める係と2人体制で仕事をしていた。レジを打つ係の方が「勿論、在りますよ」と応じてくれた。

そして「どれですか?」(Какой?)(カコイ?)と問う。<ピョートル・ピェールヴィー>には“クラシック”、“ミディアム”、“ライト”という具合に幾つか種類が在るが、パッケージの色に因んで“黒”、“蒼”、“赤”というように呼び習わされている。私は“黒”(クラシック)を所望した。

「幾つですか?」(Сколько?)(スコリカ?)と問いが続く。「10個」と応じた。「少々お待ちを…」とレジを打つ係が探し始めるが、レジ袋に物を詰める係に「集めて!」と言い、その係が周辺の別なレジから「<ピョートル・ピェールヴィー>の“黒”」を掻き集めて来る…「1、2、3…」と数える…

8個程集まった…「それで在るだけなら、8個でも構わないが…」と言えば「カートンをばらして各レジに置いていますから、集めれば10個は在る筈なのです」とレジを打つ係は応じる。やがて10個集まった…そして写真のような状態で私は代金を払って持ち帰った訳である…

こういう場合…ロシア(サハリン)の店では「無い…」の一言で希望の買い物が出来ないというようなイメージも在る…が、最近はこういうような“客本位”な対応、フレンドリーな応対の店が眼に留まるようになってきたと思う。大変結構なことだ。

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<ピョートル・ピェールヴィー>の“黒”…これがなかなかに好い!!

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