作品の情報を聞いて以来、興味を抱き続けていた作品…いよいよ公開となった…
↓札幌で夕刻に少々時間が出来たのでサッポロファクトリーのシネコンを冷やかすと、“メンズデー”というやつで割引になっていたので、「好機!!!」とばかりに観た!!
これはスウェーデンの小説を原案とした映画だ。原案の小説については、なかなか夢中になって読んだ。“3部作”の第1作ということになる。
原案の小説が大人気で、スウェーデンでも映画が創られ、テレビドラマにもなって、そちらもなかなか人気が高いようだ。そのスウェーデン制作の映像も観ている…
「原案の小説を確り読んでから映画化作品を観る」ということをすると…何と言うのか「整理され“過ぎ”」な状態で、“作品世界”が「?」という雰囲気になってしまうことも多い。それはそれなのだが、多少の幻滅は禁じ得なくなってしまう…この映画に関しては、そういうことはない。本当の原案ではスウェーデン語であるべきものが英語になっているというだけで、非常に好い具合に脚本が整理されていると思った。小説で滲んでいた“ニュアンス”が巧く画になっていたようにも感じた。
「好い具合に脚本が整理…」というようなことは、観終わった映画を振り返りながら思ったことで、実際には作中で流れる1年弱という時間を示す美しい映像と、「欧州版“金田一モノ”」という風情の物語に夢中になっていた…映像を彩る音楽もなかなかに素晴らしい!!
調査報道を手掛ける雑誌記者のミカエルが、報道対象とした企業家に名誉毀損で訴えられて敗訴してしまうという状況に陥った際、一族の娘に関する40年間の謎を明かしたいと執念を燃やす老人が彼に調査を依頼する。ミカエルはそれを引き受ける。やがて、老人と彼の弁護士がミカエルを知る際に依頼した警備会社の調査員の存在を知り、その人物を助手として起用しようとする。その助手になる人物が、本作のヒロイン、「ドラゴン・タトゥーの女」ことリスベットである。この映画の主役コンビ…なかなかに好い!!
社交的なミカエルと、人付き合いに不器用なリスベットは、事件の落着後に何となく距離が開くという感じで物語りは幕引きになるのだが…原案の小説はリスベットが負った過酷な運命が明かされる第二部、第三部へ続く…或いはこの映画も?
なかなかに楽しめた作品である!!
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