『クライシス・オブ・アメリカ』

何か「観たような記憶が在る割りに、その記憶が不鮮明な映画を観たい」というようなことを考えた…

↓これを観てみた!!
クライシス・オブ・アメリカ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
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↑或る意味…怖い話しの映画である…

1991年…イラク軍のクウェート侵攻に対し、米軍等が出動した…所謂“湾岸戦争”である…

米軍のある部隊は、敵襲を受けて連絡を絶ってしまったが、意識を失った指揮官に代わって副官だった下士官が指揮を執り、部隊は無事に生還した…

ということが在ってから12年の年月が流れた…指揮官だった男は軍人を続けている…部隊を救った下士官は、実は政治家一家の出で、戦後に勲章も受けて英雄ということになり、下院議員を務めていた。そして、副大統領候補指名のレースに参加してもいた…

指揮官だった男は、ボーイスカウト等が聴講する講演を行っていた。戦時の経験を聴かせていたのだった。その会場に、部下だった男が現れ、講演後に話し掛けてきた。

指揮官だった男は、久し振りの再会をとりあえず喜んだが、部下だった男は奇妙な話しをする。部隊が連絡を絶ってしまった際の記憶が、何か不鮮明であるような気がしてきているのだという。そして、妙な場面の夢を頻繁に視るとも話す。更に、目覚めてからスケッチブックに視た夢のイメージを描くようにしているということで、それを持参した…

指揮官だった男は、そのスケッチブックに驚愕する。実は彼自身も、似たような夢を時々視るのだった…或いは“湾岸戦争症候群”と呼ばれる「戦時の過酷な経験故の不調」とも思われたが、彼自身は夢に見るイメージに関して「あれが現実だった」という、確信めいたものを感じるようになる。

ということで…洗脳、マインドコントロールというような、ややおどろおどろしいサスペンスが展開する…なかなか見応えが在った…

指揮官だった男…主人公を演じるのは、かのデンゼル・ワシントンである。なかなかに色々な役をこなす、素敵な俳優だと思う。

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